Faculty Profiles - OZAKI Toshifumi

TKA再置換術や初回TKAにおける脛骨近位部の高度骨欠損に対し、MBT revision trayとmetaphyseal sleeveを併用して治療を行った6例7膝を対象とした。術前と最終観察時の膝関節可動域、Knee Society score、インプラントの弛み・沈下の有無・感染などの術後合併症を調査した。骨欠損の原因は再置換術3例3膝(弛み2例2膝、感染1例1膝)、良性骨腫瘍2例2膝、高度内反変形1例2膝であった。術後平均経過観察期間は41ヵ月であった。その結果、膝関節可動域は伸展が術前平均-11°から最終調査時-1.4°に、屈曲が術前平均105°から最終調査時112°に改善した。Knee Society scoreもknee scoreが術前35点から96点に、function scoreが術前33点から82点に改善した。最終調査時にインプラントの弛み、沈下、感染などの術後合併症を認めなかった。高度な脛骨近位骨欠損に対し本システムを用いた治療は有用と考えられた。

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岡山大学病院における運動器慢性痛患者に対する復職支援の取り組み

鉄永倫子, 鉄永智紀, 西田圭一郎, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 93 ( 3 ) S1259 - S1259 2019.3

LLIFと後方矯正固定術で治療を行った腰椎変性後側彎症の矯正程度による検討

三澤治夫, 瀧川朋亨, 塩崎泰之, 宇川諒, 村岡聡介, 辻寛謙, 尾崎敏文

Journal of Spine Research 10 ( 3 ) 349 - 349 2019.3

グローイングロッド法による脊柱側彎症の治療成績

瀧川朋亨, 三澤治夫, 塩崎泰之, 宇川諒, 村岡聡介, 辻寛謙, 尾崎敏文

Journal of Spine Research 10 ( 3 ) 317 - 317 2019.3

脊柱変形手術におけるMEP波形低下症例の検討

宇川諒, 瀧川朋亨, 村岡聡介, 辻寛謙, 塩崎泰之, 三澤治夫, 尾崎敏文

Journal of Spine Research 10 ( 3 ) 209 - 209 2019.3

新規多糖誘導体リン酸化プルランフィルムとBMP-2の併用はラット脊椎固定モデルにおいて骨癒合を促進する

宇川諒, 塩崎泰之, 村岡聡介, 池田吉宏, 辻寛謙, 吉田晶, 吉原久美子, 瀧川朋亨, 三澤治夫, 尾崎敏文, 松川昭博

Journal of Spine Research 10 ( 3 ) 683 - 683 2019.3

仰臥位と術中側臥位における腎臓と大腰筋の位置変化術中CT(O-arm)を用いた比較検討

高尾真一郎, 瀧川朋亨, 三澤治夫, 塩崎泰之, 宇川諒, 村岡聡介, 辻寛謙, 尾崎敏文

Journal of Spine Research 10 ( 3 ) 625 - 625 2019.3

下腿延長後の医原性短縮に対して腓骨延長を行った1例

三喜知明, 遠藤裕介, 尾崎敏文, 赤澤啓史, 皆川寛

日本創外固定・骨延長学会雑誌 30 31 - 36 2019.3

Language：Japanese Publisher：日本創外固定・骨延長学会

医原性短縮に対して腓骨単独の骨延長を行った。症例は男児で9歳時の身長は90cmであり脚延長術を希望され当科を紹介受診した。Ilizarov創外固定器を用いて両下腿脚延長術を行った。転院し経過中に左腓骨遠位部のワイヤーがカットアウトしていたが発見されず4.5cmの脚延長を行った。抜釘後に左腓骨短縮により左足関節外反変形の進行と歩行時の足関節痛が出現した。Ilizarov創外固定器を用いて腓骨単独延長術を施行した。術後1週より1日1mmで延長し16mmの延長を行い、術後10週時点で抜釘を行った。術後15ヵ月時点では、尖足は改善し短距離の独歩は可能となっていた。本症例は腓骨ワイヤーのカットアウトを発見できず骨延長を行ったため腓骨の相対的短縮による外反足、脛腓間の離開、尖足を来した。本症例は体格が非常に小さい症例であり、脛腓骨間固定のワイヤーのカットアウトに十分に注意する必要があった。(著者抄録)

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指節骨用創外固定器を用いて治療した化膿性DIP関節炎・骨髄炎の2例

斎藤太一, 島村安則, 出宮光二, 望月雄介, 清野正普, 雑賀建多, 野田知之, 尾崎敏文

日本創外固定・骨延長学会雑誌 30 212 - 212 2019.3

下腿遠位部開放骨折に対しMATILDA法(Multidirectional Ankle Traction using Ilizarov external fixator with Long rod and Distraction Arthroplasty)を用いて治療した1例

望月雄介, 雑賀建多, 出宮光二, 大橋秀基, 清野正普, 齋藤太一, 尾崎敏文, 野田知之

日本創外固定・骨延長学会雑誌 30 79 - 83 2019.3

Language：Japanese Publisher：日本創外固定・骨延長学会

Ilizarov創外固定に代表されるリング型創外固定器は、脆弱性骨折でも強固な固定を行うことができ、軟部組織に対する侵襲を最小限にできる利点がある。Ilizarov創外固定にdistraction arthroplastyを併用するMATILDA法は、早期荷重を可能とする強固な固定と関節温存を目的とする治療法である。症例は70歳男性、1.5mの高さから転落し受傷した。右下腿遠位部開放骨折を認めたが、軟部組織損傷が強くMATILDA法を選択した。術後は荷重を許可したがフットリングの前足部ワイヤー刺入部の痛みのために十分な荷重はできなかった。術後6ヵ月で骨癒合し、7ヵ月で創外固定器を抜去、術後9ヵ月でゆっくりと独歩可能となった。MATILDA法は軟部組織侵襲が最小限であり、今回の軟部組織損傷を合併した下腿遠位部骨折に対して有用であった。今後、前足部ワイヤー刺入部痛を和らげ、創外固定装着中の全荷重歩行を可能にする補装具を工夫する必要がある。(著者抄録)

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内反型変形性足関節症に対する鏡視下足関節固定術外側関節溝の骨棘切除による効果に着目して

雑賀建多, 大橋秀基, 堀田昌宏, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 62 ( 春季学会 ) 74 - 74 2019.3

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