共同研究・競争的資金等の研究 - 阪口 政清
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特発性肺線維症治療薬の国際展開に向けた研究開発
研究課題/領域番号:JPMJSF2406 2024年12月 - 2026年10月
国立研究開発法人 科学技術振興機構 令和 6 年度 大学発新産業創出基金事業ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム
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ホーミングペプチド搭載型次世代抗膵がんペプチド医薬の技術開発
研究課題/領域番号:24am0521004s0301 2024年09月 - 2029年03月
日本医療医療開発機構 スマートバイオ創薬等研究支援事業
担当区分:研究分担者
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がん免疫サイクルを活性化する高機能化REICタンパク質製剤の実用化
2024年06月 - 2025年02月
岡山県 特別電源所在県科学技術振推進事業
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膵がん治療の革新に向けた新規DDS応用標的分子の解析と治療戦略への展開
研究課題/領域番号:24K02331 2024年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
近藤 英作, 阪口 政清, 立花 太郎
配分額:18460000円 ( 直接経費:14200000円 、 間接経費:4260000円 )
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膵癌転移における核膜タンパク質の新たな機能を解明する
研究課題/領域番号:24K10298 2024年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
山内 明, 町支 臣成, 岡本 秀一郎, 片瀬 直樹, 阪口 政清
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
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急性腎障害AKI の創薬ターゲット創出研究
研究課題/領域番号:23ak0101204h0001 2024年04月 - 2027年03月
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 創薬基盤推進研究事業
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がん免疫サイクルを活性化する高機能化REICタンパク質製剤の実用化
2023年06月 - 2024年02月
岡山県 特別電源所在県科学技術振興事業 受託研究
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原発巣の腫瘍縮小および転移抑制効果を示す膵がん治療薬の開発
研究課題/領域番号:23K06717 2023年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
木下 理恵, 阪口 政清
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
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S100A8/A9-向転移とHRG-抗転移の細胞間・分子間クロストークの解明
研究課題/領域番号:23H02748 2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
阪口 政清, 山本 健一, 近藤 英作, 豊岡 伸一, 木下 理恵, 西堀 正洋, 山内 明, 友信 奈保子, 村田 等
配分額:18720000円 ( 直接経費:14400000円 、 間接経費:4320000円 )
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S100A8/A9-向転移とHRG-抗転移の細胞間・分子間クロストークの解明
研究課題/領域番号:23K27439 2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
阪口 政清, 山本 健一, 近藤 英作, 豊岡 伸一, 木下 理恵, 西堀 正洋, 山内 明, 友信 奈保子, 村田 等
配分額:18720000円 ( 直接経費:14400000円 、 間接経費:4320000円 )
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学会開催(日本組織培養学会第95回大会)
2022年12月 - 2023年11月
財団法人岡山医学振興会 地域社会との連携事業の助成
配分額:150000円
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ヒト炎症性疾患治療を目指したS100A8/A9抗体の研究開発
2022年08月 - 2024年03月
ノーベルファーマ株式会社 共同研究
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がん免疫サイクルの観点からみたAd-REICと分泌REICタンパク質の分子機構の解明と新規創薬
2022年06月 - 2023年02月
岡山県 特別電源所在県科学技術振興事業 受託研究
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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マトリセルラータンパク質阻害によるがん微小環境の破壊と抗腫瘍効果の検討
研究課題/領域番号:23K24421 2022年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
豊岡 伸一, 冨田 秀太, 枝園 和彦, 山本 寛斉, 岡崎 幹生, 阪口 政清, 冨樫 庸介, 諏澤 憲
配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )
がん微小環境は、がん細胞と周囲の組織や免疫細胞を含む様々な細胞・非細胞成分から構成される。がん細胞と微小環境は相互に影響し、正常組織とは異なるがんの進展に必要な異常な環境を構築するのみならず、従来の抗腫瘍薬剤への抵抗性にも関与している。がん微小環境を構成する因子のうち、がん関連線維芽細胞(CAF, cancer associatedfibroblast) は、がんの進展に重要な役割を果たしているが、これまでがん微小環境に関する研究を進める中で、マトリセルラータンパク質がCAFで高発現している知見を得た。本研究は、がん微小環境においてCAFの由来・成熟に対するマトリセルラー蛋白質の役割を解明し、マトリセルラータンパク質阻害によるがん微小環境を標的とする肺がんに対する新しい治療戦略の創出を目的としている。
2022年度は、肺がん手術臨床検体から得られた肺がん・正常肺組織のペアサンプルを用いてシングルセルRNAシークエンスを実施した。血管内皮細胞や周皮細胞が、内皮間葉移行(EndMT) をおこし分化転換したCAFを同定すべく、得られた発現データセットを用いて線維芽細胞と血管内皮/周皮細胞の特徴を持つクラスターを探索し、我々が着目しているマトリセルラー蛋白との相関、特異的に活性化しているシグネチャーの検討を行っている。
さらに、非小細胞肺がん細胞株とCAFを用いて、CAFが肺がん細胞の表現型に与える影響について検討をin vitroで共培養および馴化培地モデルなどを用いて検証した。その結果、CAFの共培養およびCAF由来のCMの刺激により、肺がん細胞細胞の増殖能、遊走・浸潤能、薬物治療抵抗性のいずれも亢進することを明らかにした。 -
乾癬、アトピー性皮膚炎におけるMCAMの意義探求とその制御製剤による病態制御
研究課題/領域番号:22K08405 2022年04月 - 2025年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
山本 健一, 木下 理恵, 阪口 政清
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
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軸索変性誘導分子SARM1の活性・分解制御によるパーキンソン病治療法の開発
研究課題/領域番号:22K06884 2022年04月 - 2025年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
村田 等, 阪口 政清
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
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生物製剤産生のコスト軽減に貢献する第3世代超効率遺伝子発現技術の創出
2022年04月 - 2023年03月
公益財団法人長瀬科学技術振興財団 研究助成金 研究助成
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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がん免疫サイクルの観点からみたAb-REICと分泌REICタンパク質の分子機構の解明と新規創薬
2021年06月 - 2022年02月
岡山県 特別電源所在県科学技術振興事業
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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シグナルコンダクターSpred2によるがんの分子・細胞基盤解明と治療への応用
研究課題/領域番号:21H02988 2021年04月 - 2024年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
松川 昭博, 伊藤 嘉浩, 吉村 禎造, 宮武 秀行, 阪口 政清
配分額:17420000円 ( 直接経費:13400000円 、 間接経費:4020000円 )
1)がんの増殖・転移・幹細胞性獲得におけるSpred2の役割解明
肝がん細胞株(HepG2, HepG3, HLE)のSpred2をノックダウンすると細胞増殖能はいずれも増加した。最もSpred2発現の多いHepG2細胞からCRISPR-Cas9法でSpred2を消去した細胞を作製し、がん細胞特性を確認した。その結果、がん細胞増殖能・浸潤能は増加し、細胞形態は紡錘形に変化、上皮間葉移行と幹細胞性は増強した。これらの変化は、Spred2の過剰発現で逆転した。Spred2発現は非がん部に比較してがん部で低く(データベース上、および自験例の検討)、Spred2高発現肝がん患者では低発現患者に比べ有意に予後は高かった(データベース解析)。以上より、Spred2は、ERK経路を抑制し、がん細胞のEMTや幹細胞性を負に制御することを明らかにした(現在、論文投稿中)。
2)ヒトがん組織におけるSpred2の発現
275の尿路上皮腫瘍の検討結果から、Spred2 mRNA発現は高異型度非浸潤性乳頭状尿路上皮癌 (HGPUC)で最も高く、上皮内癌 (CIS)と浸潤性尿路上皮癌 (IUC)で低下し、Spred2タンパク発現はHGPUCで高く、CISとIUCではHGPUCに比べて減少していることを見いだした。HGPUCでSpred2膜発現を示すものはSpred2膜陰性のものと比べ、ERK活性化レベルとKi67 indexが有意に低かった。以上より、Spred2は非浸潤性膀胱癌の進展を調節する鍵であるものと考えられた(PLoS One. 2021 Nov 24;16(11):e0254289)。
3)Spred2のがん治療への応用
SPR-domainのみのSpred2に加え、さらなる短鎖Spred2プラスミドを6種類作製した。これらを用いて、全長Spred2との活性比較を行っている。 -
国産高麗人参及びその含有成分によるがん抑制作用の効果検証
2021年02月 - 2022年02月
株式会社カイタックトレーディング 共同研究
担当区分:研究代表者