Faculty Profiles - NAKADA Eiji

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骨転移による脊椎SRE(skeletal related event)の保存的治療の治療成績

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中国・四国整形外科学会雑誌 25 ( 3 ) 507 - 507 2013.10

患肢を温存しえた悪性骨腫瘍切除後の人工膝関節の深部感染の1例

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 56 ( 秋季学会 ) 156 - 156 2013.9

脳転移患者に対するリハビリの有用性

藤田智彦, 中田英二, 青木裕美, 岩田織江, 菊内祐人, 冨永律子, 重見篤史, 杉原進介

脳科学とリハビリテーション 13 74 - 74 2013.8

四肢長管骨病的骨折に対する治療成績

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中国・四国整形外科学会雑誌 24 ( 2 ) 259 - 263 2012.9

Language：Japanese Publisher：中国・四国整形外科学会

著者らが経験した四肢長管骨骨転移の病的骨折34例36肢(男性11例、女性23で、平均年齢62歳)の治療成績について検討した。治療方法は手術が30肢(上腕骨5例、大腿骨23例、脛骨2例)、保存的治療が6肢(上腕骨1例、大腿骨5例)であった。その結果、大腿骨骨折の手術例はほぼ全例で骨折前のPSに改善していた。一方、大腿骨頸部骨折例では保存的治療例でも骨折前のPSが2以下であった。尚、55歳以下の症例で全身状態が改善し、ある程度の生存期間がある症場合、骨折前と同等のPSに改善していた。

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骨転移登録システムの有用性と問題点

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 55 ( 5 ) 975 - 976 2012.9

Language：Japanese Publisher：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

著者らの施設では加療中の乳癌骨転移患者197名を対象とした骨転移対策システムを作成し、2009年10月より稼動した。今回、当システムの有用性と問題点、ならびにSRE発生のリスクファクターについて検討した。その結果、1)システム稼動後、SREは44例(25%)に発生した。四肢骨SREは12例15肢に認められ、大腿骨13肢中9肢にRTが施行されたが7肢で骨折を生じ、うち4肢に対して人工骨頭置換術が施行された。2)脊椎SREは38例に認められ、開始初期に十分な検査が行えなかった1例に麻痺が認められたが、他の症例は重篤なSREの発生以前に放射線治療を施行できた。また、無症状だが脊柱管内に腫瘍が浸潤して麻痺リスクが高いと判断した11例に予防的RTが施行された。これらの症例ではRT後脊柱管内に浸潤した腫瘍は消失、再発はなかった。3)単変量解析でSREのリスクファクターとして有意な因子はSREの既往・骨転移数・ALP・LDH・CA15-3・CEA値であった。一方、多変量解析で有意な因子は脊椎転移数・CEA値であった。4)脊椎転移数とCEAを用いた乳癌骨転移後のSRE発生率予測ではCEA値が4≦で脊椎転移数20以上の群はSRE発生リスクが高いことが判明した。

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画像上骨腫瘍との鑑別が困難であった骨関節炎症性疾患

杉原進介, 中田英二, 相原忠彦

日本臨床整形外科学会雑誌 35 ( 3 ) 49 - 54 2010.12

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臨床整形外科学会

骨腫瘍を疑われ紹介となり、精査後に炎症性疾患と最終診断した症例について報告した。転移性骨腫瘍疑い、あるいは原発性骨腫瘍疑いで紹介となった5例で、最終診断はSAPHO症候群3例、Tietze症候群1例、関節リウマチ(RA)1例であった。最終的に胸骨単発病変2例、第5頸椎病変を主体とする多発骨病変1例がSAPHO症候群と診断された。Tietze症候群の症例は右前胸壁痛があり、MRIで右第5肋軟骨を中心とした腫瘤を認めたため、骨腫瘍の疑いで紹介となった。生検では炎症所見を認め、非ステロイド性消炎鎮痛剤投与で疼痛は消失した。左第5中足骨骨腫瘍疑いの症例は、最終的にRAと診断した。最終診断のために生検を2例で行ったが、画像検査のみでは確定診断に至らない症例もあるため、確実なインフォームドコンセントを実施し、治療方針を決定することが重要であった。

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軟骨肉腫肺転移の自然消退の1例

中田英二, 杉原進介

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 53 ( 2 ) 397 - 398 2010.3

Language：Japanese Publisher：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

59歳男。8ヵ月間続く左大腿部痛があり、近医Xpで左大腿骨骨腫瘍を指摘され、精査加療目的で当院紹介された。CTで左大腿骨転子部は菲薄・膨隆し、骨破壊と骨外腫瘤を認め、MRIではT1強調像で低信号、T2強調像で高信号の腫瘤を認めた。生検を行ったところ、軟骨基質内に中等度の異型細胞がみられ、軟骨肉腫grade 2と診断した。広範切除後、制御型人工股関節置換術を行ったが、術後11ヵ月に両肺に多発性結節が出現し、肺転移と診断した。両肺に多発していたため手術不適応とされ、特に治療は行わず経過観察を行った。次第に数・サイズとも増大したが、肺転移出現後7ヵ月に一部縮小傾向を認め、他の医療機関受診や治療は受けておらず、また他の疾患罹患もなかったことから、肺転移巣の自然消退と考えた。その後も一部の転移巣は消失・縮小し、増大した転移巣はなかったが、自然消退開始後8ヵ月に再度転位巣の増大を認め、CTガイド下針生検で軟骨基質およびその内部に異型細胞がみられ、軟骨肉腫の肺転移と診断した。現在も経過観察を行っているが、増大傾向を認めている。

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大腿骨頸部骨折の術後評価

阿部光伸, 黒住健人, 西山武, 中田英二, 大森貴夫

骨折 31 ( 4 ) 870 - 872 2009.12

Language：Japanese Publisher：(一社)日本骨折治療学会

60歳以上の大腿骨頸部骨折69例71肢を対象として、アンケートを郵送してQOLの評価を行った。評価法としては、日本語版EuroQolの5項目表と換算表で健康関連QOL(HRQOL)を数値化した。また、VASを用いて受傷前と現在の健康状態を評価した。アンケート回収率は59.4%で、全ての項目に正確に記載がなされていた27例について検討を行った。なお、27例中4例は死去されていた。HRQOLスコアを評価したところ、術前平均0.877が0.457に低下していた。術前と現在のHRQOLスコアを比較し低下率を計算した結果、47%のHRQOLスコアの低下を認めた。死去された4例を除いた生存群23例では、術前平均HRQOLスコア0.897が術後0.537へと低下し、平均低下率は38%であった。同様に比較した母集団27例のVASは、術前平均82.11mmが術後平均48.52mmへと低下し、平均低下率37%であった。視覚評価票では全例で低下を認めた。

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頸椎椎弓根スクリュー固定術の固定性と矯正力前方固定術との比較

時岡孝光, 菊地剛, 阿部光伸, 西山武, 中田英二, 大森貴夫

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 52 ( 5 ) 1245 - 1246 2009.9

Language：Japanese Publisher：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

当科で2005〜2008年に頸椎椎弓根スクリュー固定術(以下PS)を行った40例の成績を調査し、前方固定術を行った8例の成績と比較することにより、PSの有用性と問題点について検討した。その結果、PSは多椎間固定を要する症例において優れた矯正と強固な固定が得られ有用と考えられた。問題点として「スクリューの逸脱」が挙げられ、次のような症例ではPSは禁忌として他の方法を選択すべきと思われた。1)椎弓根の直径が4mm未満。2)皮質骨のみの椎弓根。3)骨折のある椎弓根。

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外傷を契機に神経症状を呈した軸椎歯突起奇形の1例

井上智雄, 時岡孝光, 阿部光伸, 土井英之, 西山武, 中田英二, 大森貴夫, 黒住健人, 福田昇司

中国・四国整形外科学会雑誌 21 ( 2 ) 416 - 416 2009.9

膝窩嚢腫に対する関節鏡視下手術

中田英二, 大森貴夫, 黒住健人, 時岡孝光, 福田昇司, 土井英之, 西山武, 阿部光伸

中国・四国整形外科学会雑誌 21 ( 2 ) 414 - 414 2009.9

鏡視下腱板修復術におけるラーニングカーブの検討

福田昇司, 西山武, 阿部光伸, 土井英之, 大森貴夫, 中田英二, 黒住健人, 時岡孝光

中国・四国整形外科学会雑誌 21 ( 2 ) 413 - 413 2009.9

E‐PASS scoring systemを用いた転移性骨腫瘍の術前リスク予測

中田英二, 大森貴夫, 黒住健人, 時岡孝光, 福田昇司, 菊地剛, 西山武, 阿部光伸

中国・四国整形外科学会雑誌 21 ( 2 ) 419 - 419 2009.9

腰椎破裂骨折に対する後方固定後の椎体リモデリング

阿部光伸, 時岡孝光, 土井英之, 西山武, 中田英二, 大森貴夫, 黒住健人, 福田昇司

中国・四国整形外科学会雑誌 21 ( 2 ) 416 - 416 2009.9

Myoepithelioma of the hand : A case report

NAKATA Eiji

52 ( 4 ) 959 - 960 2009.7

大腿骨転移性骨腫瘍の手術療法の検討

中田英二, 大森貴男, 黒住健人, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 83 ( 6 ) S948 - S948 2009.6

Short term results of arthroscopic patellar stabilization for acute patellar dislocation

OHMORI Takao

52 ( 3 ) 615 - 616 2009.5

多発外傷における骨折治療の検討多発外傷における骨折治療アルゴリズムの有効性

大森貴夫, 黒住健人, 中田英二, 西山武, 阿部光伸

骨折 31 ( 2 ) 428 - 431 2009.5

Language：Japanese Publisher：(一社)日本骨折治療学会

多発外傷に対し骨折治療のアルゴリズムを用いて治療を行うことの有用性を検討した。対象は四肢・骨盤骨折を含んだ多発外傷で、骨折の手術的加療が必要であった30症例(平均年齢58.4歳)とした。1)Injury Severity Scoreは平均33.8で、全身状態が安定している症例は8例、ボーダーライン症例17例、不安定症例5例であった。2)早期骨接合のearly total careは安定とボーダーライン症例を合わせて11例に施行された。低侵襲の一時的な創外固定のdamage control orthopaedics(DCO)はボーダーライン、不安定例を合わせて7例に施行され、待機手術は12例であった。3)DCOを行った症例の根治手術までの期間は平均11.4日、待機手術症例の手術までの期間は平均5.2日であった。4)術後合併症は術後呼吸困難を認めた1例のみで術後感染症を合併した症例はなかった。

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中高齢者の半月板損傷に対する鏡視下半月板切除術の治療成績

大森貴夫, 福田昇司, 阿部光伸, 中田英二, 黒住健人, 時岡孝光

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 52 ( 春季学会 ) 101 - 101 2009.3

大腿骨遠位部骨折に対してMIPO法を用いてロッキングプレート固定を行った治療成績の検討骨癒合不全例について

大森貴夫, 黒住健人, 中田英二, 土井英之, 阿部光伸

骨折 30 ( 3 ) 529 - 533 2008.10

Language：Japanese Publisher：(一社)日本骨折治療学会

大腿骨遠位部骨折10例(男性2例、女性8例、平均年齢71歳)に対しMIPO法を用いたロッキングプレート固定を行い、その治療成績について検討した。骨折型はAO分類でA1:5例、A3:2例、C2:3例で、経過観察期間は平均37.6週であった。その結果、1)平均FAは術直後81.6°、最終調査時83°で、多少の内反は進行するものの、5°以上内反が進行する症例はみられなかった。2)関節可動域は屈曲平均101°で、Neerの評価基準では優5例、良3例、可1例、不可1例であった。3)内側の粉砕・骨欠損が強い2例で骨癒合不全が認められたが、欠損部への骨移植・内側プレート固定を追加することで最終的に骨癒合が得られた。

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