Faculty Profiles - NAKADA Eiji

MISC - NAKADA Eiji

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放射線治療を行った転移性脊椎腫瘍のADL予後に関する検討

魚谷弘二, 杉原進介, 中田英二

Journal of Spine Research 9 ( 3 ) 698 - 698 2018.3

「医療現場における患者・家族への意思決定支援-少子高齢化社会の到来を見据えて-」リハビリテーションを行う骨転移患者に対する多職種連携の取り組み

明崎禎輝, 中田英二, 冨永律子, 黒河英彰, 菊内祐人, 濱田麻紀子, 杉原進介

医療 72 ( 3 ) 122 - 125 2018.3

Language：Japanese Publisher：(一社)国立医療学会

骨転移患者は、運動麻痺や病的骨折など骨関連事象(skeletal related events:SREs)が生じた場合、Activities of daily living(ADL)やQuality of life(QOL)が低下する。国立病院機構四国がんセンター(当院)において、脊椎SREs患者は脊椎安定性に応じて、装具装着の有無を考慮し、早期から離床を行っている。骨転移患者の、ADLを維持・改善させるためには、身体機能の維持・改善も必要であるが、さらなるSREsを予防することが求められている。また、患者の意思を尊重するため、多職種でのリスク管理や情報共有を行うことも必要である。このため当院では理学療法士・作業療法士が、リハビリテーション期間中に疼痛が生じた場合、医師への伝達、定期的な疼痛状況の情報共有を実施している。多職種カンファレンスでは、患者の意思、リスク管理、ADLの現状・注意点、今後の方向性などが話し合わせ、情報共有が行われている。これらの取り組みによって、当院では適切なゴール設定と統一されたADL指導に基づいた診療が可能となり、骨転移患者に対するリハビリテーションでは、多職種連携が重要であると考えられた。(著者抄録)

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骨転移登録システム稼働後に発生した最近の対麻痺症例の検討

杉原進介, 魚谷弘二, 中田英二, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 61 ( 春季学会 ) 88 - 88 2018.3

甲状腺機能低下の治療により改善した首下がり症候群の1例

魚谷弘二, 杉原進介, 中田英二

愛媛医学 37 ( 1 ) 37 - 37 2018.3

脊椎転移に対するRT後の骨形成の出現時期の検討

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

日本癌治療学会学術集会抄録集 55回 P46 - 4 2017.10

【転移性脊椎腫瘍に対する最小侵襲脊椎安定術(MISt)】脊椎転移の早期診断・早期治療による麻痺予防とRTの治療成績

中田英二, 杉原進介, 菅原敬文, 尾崎敏文

整形外科最小侵襲手術ジャーナル ( 84 ) 29 - 41 2017.9

Language：Japanese Publisher：(株)全日本病院出版会

麻痺は突然発生するわけではなく、多くの場合何日も前から脊椎転移部に痛みが出現している。麻痺を予防するために、多くの施設で可能な最も基本的で重要な診療法は、脊椎転移部に痛みを認めた場合、脊椎SRE(skeletal related events)の発生も考え、早急に画像検査を行い、痛みの原因と考えられる著しい椎体破壊や脊髄圧迫を認めた場合、早急に治療(RTなど)を行うことである(red flag)。また、医師が連携し、情報を共有し早期診断・早期治療を行えば、さらに麻痺発生数を減らすことができる。当院では、多職種による集学的治療を行うため、骨転移診療システムを考案した。放射線科医の協力で、CTなどで麻痺リスクが高い所見は読影結果に記載され、主治医がより確実で円滑に整形外科に紹介することができた。その結果、システム導入後、経過観察中の骨転移患者の麻痺発生率は82%減少した。また、麻痺のない脊椎SREに対し、RTによる保存的治療を行い、経時的に痛み、脊椎安定性、ADL、QOLの改善が認められた。(著者抄録)

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肺がん骨転移に対するニボルマブの治療効果

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文, 上月稔幸, 原田大二郎, 武智宣佳

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 60 ( 秋季学会 ) 77 - 77 2017.9

後腹膜脂肪肉腫の治療における問題点

杉原進介, 中田英二, 魚谷弘二, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 91 ( 6 ) S1276 - S1276 2017.6

麻痺のない脊椎の骨関連事象(SRE)に対するRTの治療成績

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 91 ( 6 ) S1261 - S1261 2017.6

骨転移ライブカンファレンス骨転移患者におけるSkeletal Related Events発生リスクの評価および伝達療法士からの視点

菊内祐人, 中田英二, 明崎禎輝, 冨永律子, 杉原進介

The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 54 ( 特別号 ) LC - 6 2017.5

進行期大腸がん患者における栄養状態とActivities of daily livingの関係

明崎禎輝, 重見篤史, 中田英二, 冨永律子, 黒河英彰, 菊内祐人, 杉原進介

保健医療学雑誌 8 ( 1 ) 6 - 10 2017.4

Language：Japanese Publisher：保健医療学学会

本研究では,進行期大腸がん患者における栄養状態とActivities of daily livingとの関係について検討した.進行期大腸がん患者25例(男性9例,女性16例)とした.調査項目として,栄養状態(Alb,Geriatric Nutritional Risk Index),Activities of daily living(Barthel index)を検討した.Geriatric Nutritional Risk Indexでは重度栄養リスク13名,中等度栄養リスク11名,軽度栄養リスク2名であり,Albが3.5g/dl以下の症例は22例であった.Alb,GeriatricNutritional Risk Indexはトイレ動作,入浴動作,歩行動作,階段昇降動作,更衣動作に有意な関連を認めた.(著者抄録)

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大腿骨近位部病的骨折の治療成績

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 60 ( 春季学会 ) 198 - 198 2017.4

続発性下肢リンパ浮腫患者に対する入院での複合的治療効果

冨永律子, 明崎禎輝, 菊内祐人, 重見篤史, 黒河英彰, 中田英二, 杉原進介, 河村進

日本フットケア学会雑誌 15 ( 1 ) 12 - 15 2017.3

Language：Japanese Publisher：(一社)日本フットケア学会

本研究の目的は、続発性下肢リンパ浮腫患者を対象とし、監視下複合的治療による治療効果を検討した。本研究の対象は、外来で複合的治療を指導したが、外来では治療困難な重度および急性増悪する続発性リンパ浮腫患者であり、入院によって集中排液治療を行った下肢リンパ浮腫患者9名、11肢(両側2例、右2例、左5例)である。入院中の介入方法は、スキンケア、用手的リンパドレナージ、圧迫療法(バンデージ)、圧迫下の運動療法による複合的治療が行われた。治療効果の判定は、治療開始から1、2週における下肢周径(膝上20cm、膝上10cm、膝蓋骨上縁、膝下10cm、足関節、足背)を計測した。結果、有害事象を生じた症例は認めなかった。周径は、膝上10cm、膝下10cmで開始時と1週目・2週目、足背では開始時と1週目に有意差を認めた(p<0.05)。これらのことから、本研究で用いた介入方法は、外来で治療困難な重度および急性増悪する続発性リンパ浮腫患者に対して、浮腫軽減に一定の効果を示す方法として有用であることが示唆された。(著者抄録)

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大腿骨頸部病的骨折に骨幹部の骨欠損を伴った3例

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 60 ( 1 ) 67 - 68 2017.1

Language：Japanese Publisher：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

症例1:73歳男。肺癌骨転移に対し化学療法が行われ、その後左股痛が出現した。画像検査にて左大腿骨頸部に骨欠損と骨折線、更に骨幹部に骨転移による骨皮質の欠損を認めた。骨頭のみを切除し、病的骨折のリスクを考慮してロングステム(デルタ-LOCK)を用いて人工骨頭置換術を行った。骨幹部の骨転移には術後RTを行った。術後痛みは消失し、補助具なしで歩行可能であり、術後5ヵ月で骨欠損部に骨形成を認めた。症例2:73歳女。乳がん多発転移に対し化学療法が行われ、その後右股痛が出現した。画像検査にて右大腿骨近位部と骨幹部に骨皮質の欠損を認め、デルタ-LOCKを用いて再建を行った。術後痛みは消失し、ほぼ補助具なしで歩行可能であった。症例3:65歳男。肺癌に対し化学療法が行われ、その後右股痛が出現し、画像検査にて右大腿骨頸部の病的骨折、骨幹部に骨皮質の欠損を認めた。骨頭を切除し、ステム先端が骨幹部の骨欠損部を十分に超えるタイプの人工骨頭を用いて再建を行った。骨幹部の転移巣には術後RTを行った。術後痛みは消失し、補助具なしで歩行可能であり、ニボルマブを投与され、術後4ヵ月で骨欠損部に骨形成を認めた。

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医療現場における患者・家族への意思決定支援少子高齢化社会の到来を見据えてリハビリテーションを行う骨転移患者に対する多職種連携の取り組み

明崎禎輝, 中田英二, 菊内祐介, 杉原進介

国立病院総合医学会講演抄録集 70回 S35 - 3 2016.11