Faculty Profiles - NAKADA Eiji

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麻痺を認めない脊椎SREsに対する保存的治療

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

整形外科と災害外科 65 ( Suppl.1 ) 89 - 89 2016.5

【転移性脊椎腫瘍の治療戦略】骨転移診療システム脊椎転移による麻痺や廃用症候群予防を目的とした取り組み

中田英二, 杉原進介, 菅原敬文, 尾崎敏文

関節外科 35 ( 4 ) 374 - 387 2016.4

肺がん骨転移の骨関連事象の解析

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 59 ( 2 ) 225 - 226 2016.3

Language：Japanese Publisher：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

非小細胞肺癌骨転移患者181名(腺癌165名、扁平上皮癌14名、大細胞癌2名)を対象として、骨関連事象(SRE)の発生率と危険因子について検討した。SREは84名(46%)で認められた。骨転移判明時では50名60部位でSREが認められ、脊椎34、大腿骨6、上腕骨2、骨盤6、その他12であった。治療経過中は43名47部位でSREが認められ、脊椎22、大腿骨3、上腕骨2、骨盤8、その他12であった。治療経過中のSRE発生の危険因子は単変量解析、多変量解析ともにEGFR変異なしとLDH 300U/L以上であった。EGFR変異あり・LDH 300U/L未満群は1年後、EGFR変異あり・LDH 300U/L以上群とEGFR変異なし・LDH 300U/L未満群は1年以内、EGFR変異なし・LDH 300U/L以上群は2ヵ月以内のSRE発生に注意する必要がある。

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四肢転移性骨腫瘍に対する治療戦略四肢転移性骨腫瘍患者の予後予測について

杉原進介, 中田英二, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 90 ( 3 ) S614 - S614 2016.3

大腸ステントにより術前に同時性多発癌を診断した閉塞性大腸癌の1例

上田博文, 中田英二, 河合功, 天上俊之, 荒木麻利子, 東千尋

日本臨床外科学会雑誌 76 ( 12 ) 3034 - 3037 2015.12

Language：Japanese Publisher：日本臨床外科学会

症例は72歳,女性.腹痛・便秘を主訴として来院.腹部単純CT検査にて下行結腸の腫瘍による腸閉塞症と診断した.入院後,注腸造影・下部消化管内視鏡検査にて下行結腸の全周性2型癌を確認した後,術前の減圧療法目的にて入院3日目に大腸ステントを留置した.そして,減圧効果を確認した後のステント留置8日目に口側腸管の内視鏡検査を行ったところ,盲腸にIIa病変を確認した.従って,ステント留置後16日目に双方の病巣に対して一期的に腹腔鏡補助下に左結腸切除術・回盲部切除術を施行した.大腸ステントは閉塞性大腸癌に対して術前の待機的治療(bridge to surgery:BTS)として普及しているが,今回大腸ステント治療により口側腸管の内視鏡観察が可能となり,その結果,同時性多発癌を発見し一期的に切除しえた症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.(著者抄録)

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骨・軟部肉腫の診断における融合遺伝子の有用性

清水総一郎, 杉原進介, 中田英二, 吉田晶

愛媛医学 34 ( 3 ) 192 - 193 2015.9

初診時に麻痺を認めたホルモン感受性前立腺癌骨転移に対する早期離床の試み

中田英二, 杉原進介

整形外科と災害外科 64 ( 3 ) 578 - 581 2015.9

Language：Japanese Publisher：西日本整形・災害外科学会

当院では,脊椎転移による骨関連事象に対し保存的治療を行う場合,アルゴリズムを作成して安静度を決定し,早期離床させる取り組みを行っている.初診時にSINS(Spine Instability Neoplastic score)を用いて脊椎不安定性を評価し,安定,中等度,不安定に分類し,麻痺を認める場合,安定例は過度の負荷がかかる運動のみを制限した.今回,麻痺を認めたホルモン感受性前立腺癌骨転移に対し,保存的治療(RT,ステロイド投与)を行った2例について検討した.共に初診時のSINSで安定と判断し,特に体動制限せず歩行訓練を行った.RT後1ヵ月で骨形成を認め,さらにSINSは低下した.経過中に痛みや麻痺の増悪は認めず,ADLは経時的に改善し,1ヵ月後は独歩可能であった.ホルモン感受性前立腺癌骨転移は硬化性であることが多く,放射線治療に対する感受性は良好で,初診時にSINSで安定と判断されることが少なくない.従って,脊椎が安定であれば早期離床により廃用症候群を予防し,ADLの改善が得られると考えた.(著者抄録)

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肺がん骨転移の骨関連事象の解析

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 58 ( 秋季学会 ) 149 - 149 2015.9

骨軟部骨軟部腫瘍の診断・バイオマーカー初診時原発不明癌骨転移の原発巣の診断と予後

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

日本癌治療学会誌 50 ( 3 ) 1446 - 1446 2015.9

ケア女性がん患者のQOL 乳癌周術期患者における家事に関するquality of lifeの関連因子

菊内祐人, 中田英二, 明崎禎輝, 冨永律子, 清藤佐知子, 青儀健二郎, 大住省三, 山下夏美, 土井美幸, 杉原進介

日本癌治療学会誌 50 ( 3 ) 2714 - 2714 2015.9

肺がん脊椎転移に対するRT後の骨硬化像の出現時期の検討

中田英二, 杉原進介, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 89 ( 6 ) S1315 - S1315 2015.6

骨肉腫との鑑別を要した術後局所軟部再発大腿骨骨巨細胞腫病的骨折の1例

杉原進介, 中田英二, 尾崎敏文

日本整形外科学会雑誌 89 ( 6 ) S1346 - S1346 2015.6

大腸がん恥骨転移に対し恥骨全切除を行い長期生存が得られた1例

中田英二, 杉原進介

愛媛医学 34 ( 2 ) 142 - 142 2015.6

がん診療多職種連携における共通ADL・生活機能評価尺度の検討

杉原進介, 中田英二

The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 52 ( Suppl. ) S304 - S304 2015.5

理学療法士による呼吸リハビリテーションの術前外来1回指導効果の検討

末久弘, 中田英二, 杉原進介, 岩田織江, 崎田秀範, 冨永律子, 重見篤史, 河本宏昭, 上野剛, 澤田茂樹, 山下素弘

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 25 ( 1 ) 114 - 117 2015.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会

当院では2012年7月から、理学療法士による呼吸器外科手術症例に対する呼吸リハビリテーション(以下、呼吸リハ)を術前後に行っている。肺炎や無気肺の術後呼吸器合併症が軽減できたかどうかを検討した。2010年9月〜2011年6月の介入なし群と2012年7月〜2013年4月の介入あり群を比較した。2011年7月〜2012年6月の術後のみ介入の時期は除いた。介入なし群202例、介入あり群205例。男女比、年齢、喫煙歴や呼吸器疾患に偏りはなかった。原疾患や術式も偏りはなかった。術後合併症は、介入なし群29例(14.4%)、介入あり群31例(15.1%)でほぼ同等であった。そのうち肺炎や無気肺は介入なし群7例、介入あり群6例で両群に有意な差は認められなかった。開胸術症例に絞って検討すると、肺炎・無気肺患者の割合は増加していたが、両群間に有意差は認めなかった。理学療法士による呼吸リハの介入では、肺炎や無気肺の術後呼吸器合併症は軽減できていなかった。今後、開胸術等のハイリスク患者に対してより積極的な介入を導入する方針である。(著者抄録)

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左恥骨骨腫瘍

中田英二, 杉原進介

中国・四国整形外科学会雑誌 27 ( 1 ) 224 - 224 2015.4

去勢抵抗性前立腺癌骨転移に対する取り組み

中田英二, 杉原進介

愛媛医学 34 ( 1 ) 77 - 77 2015.3

脳転移摘除後に肺転移の自然退縮を認めた腎細胞癌の1例

渡邉雄一, 中村寿, 山下素弘, 中田英二, 守都敏晃

泌尿器外科 28 ( 1 ) 119 - 123 2015.1

Language：Japanese Publisher：医学図書出版(株)

64歳、男性。左腎細胞癌術後、両肺転移出現。9ヵ月間のcytokine療法でも転移は増大。cytokine中止1ヵ月後に脳転移判明。QOL改善のため摘除。体調改善後、肺転移摘除目的に他院呼吸器外科紹介。手術前のCTで両側とも縮小あり。縮小が軽度の左側のみ摘除。その後CTで右肺転移消失を確認。ただし、以後も再発あり、最終的に脳転移にて死亡された。摘出標本にはrhabdoid featuresを認めた。腎細胞癌の自然退縮は多くが転移病変で原発巣治療後にみられるが今回は脳転移術後に認めた。(著者抄録)

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骨転移による脊椎SRE(skeletal related event)の保存的治療におけるアルゴリズムの作成

重見篤史, 中田英二, 杉原進介, 菊内祐人, 藤田智彦

理学療法えひめ 28 40 - 41 2015.1

Language：Japanese Publisher：(公社)愛媛県理学療法士会

骨転移による脊椎SRE(skeletal related event)に対する保存療法について、当院ではアルゴリズムを作成し安静度を決定し、脊椎が安定と判断した症例に対しては早期離床を行っている。今回、麻痺を認めない下位胸椎、腰椎(Th10-L5)の脊椎SREに対し保存的治療(6ヵ月間)を行った27例(男性13名、女性14名、平均年齢67歳)のADL(Barthel Index)、QOL(EORTC QOL-C30のうちglobal status scoreについて評価)について報告した。初診時に整形外科医がCTでSINS(Spine Instability Neoplastic Score)を用いて脊椎不安定性を評価し、安定、中等度、不安定に分類し、安定例では過度の負荷がかかる運動のみを制限し、中等度例や不安定例では椎体レベルに応じて装具を装着し離床させる。アルゴリズムを用いて早期離床させることで痛みが増悪することなくADLの向上を認めた。QOLについては向上したものの50程度であり、癌の治療や進行により患者の満足度は低かった。

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腫瘍用人工関節腫瘍用人工関節置換後深部感染の検討

杉原進介, 中田英二

日本人工関節学会誌 44 725 - 726 2014.12

Language：Japanese Publisher：(一社)日本人工関節学会

腫瘍用人工関節置換後深部感染について検討した。悪性骨腫瘍(骨転移を含む)に対し、腫瘍切除後腫瘍用人工関節で置換し、術後深部感染を認めた3例と他院にて置換術施行後10年で慢性感染を認めた1例を対象とした。術後10年で人工関節の緩みと感染を認めた症例(晩期感染)以外は、術後1ヵ月以内での感染発生で術中感染と考えられた(早期感染)。早期感染例のうち、化学療法開始の必要性があった上腕骨骨肉腫と乳癌骨転移症例は、培養確定後可及的速やかに抜去後抗菌剤含有骨セメントによる充填術施行し、CRP正常化と感染症状の鎮静化が得られた。骨肉腫症例では、CRP正常化の後化学療法を再開した。晩期感染症例は、緩み発生後約1年経過しており、慢性感染と考えた。初回手術後CRP正常化まで9.3ヵ月を要した。

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