研究者詳細 - 依光　正則

論文 - 依光　正則

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依光正則

臨床整形外科 53 ( 12 ) 1047 - 1051 2018年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)医学書院

＜文献概要＞近年,脛骨プラトー骨折の整復後に生じる骨欠損に対して,自家骨よりも人工骨のほうが使用される頻度が増えてきた.構造支持としての役割は人工骨のほうが強く,使用量に制限がないことがその要因である.なかでも,リン酸カルシウム類が最も利用されることが多いが,特に骨に置換される特徴を持つβ-TCPはその有用性が高い.これらの人工骨は種々の気孔率を有するものが使用可能であり,これにより強度や成型のしやすさが異なる.自家骨はもはや不要というわけではなく,骨誘導能を持つことから,人工骨と併用することでさらに有効性が増すと考えられる.

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関節軟骨下骨部にfracture voidを伴う橈骨遠位端骨折の1例

久永祐司, 橋詰謙三, 依光正則, 壷内貢, 田中雅人

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 61 ( 4 ) 893 - 894 2018年7月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

症例は85歳女性で、転倒して受傷翌日に受診し、単純X線、CT検査で左橈骨遠位端骨折を認めた。軟骨下骨部へ骨幹端部が陥入し、橈骨長の短縮を認めた。創外固定を施行したが関節軟骨下骨部に縦10mm横25mm奥行き15mmの巨大なfracture voidが生じ、受傷後10日目に観血的手術を施行し、自家骨移植、鋼線固定を施行した。術後4週で創外固定除去、術後6週でK-wireを抜去し、同時に自動・他動手関節可動域訓練を開始した。術後4ヵ月経過時にX線にて骨癒合を確認し、術後1年経過して疼痛・遺残変形・関節症性変化は認めず、手関節可動域制限も認めなかった。

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その他リンク： https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J00831&link_issn=&doc_id=20181112240118&doc_link_id=10.11359%2Fchubu.2018.893&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11359%2Fchubu.2018.893&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_2.gif

上腕骨近位端骨折の治療実態 JOIN Trauma全国外傷模試結果より査読

宇田川和彦, 普久原朝海, 坂なつみ, 岡田寛之, 二村謙太郎, 依光正則, 神田倫秀, 吉田昌弘, 籾井健太, Join Trauma contributors

骨折 40 ( Suppl. ) S181 - S181 2018年7月

下腿遠位1/3両骨短斜骨折、脛骨髄内釘に腓骨プレート併用するか JOIN Trauma全国外傷模試結果より査読

岡田寛之, 普久原朝海, 坂なつみ, 宇田川和彦, 二村謙太郎, 依光正則, 神田倫秀, 吉田昌弘, 籾井健太, JOIN Trauma contributors

骨折 40 ( Suppl. ) S406 - S406 2018年7月

【下肢の手術進入路の手引き】骨折外傷足関節骨折に対するアプローチ

依光正則

Orthopaedics 31 ( 5 ) 37 - 44 2018年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)全日本病院出版会

ピロン骨折は整形外科医にとって、最も治療の難しい外傷の一つである。外傷治療の基本的な考えとして、転位のある関節内骨折に対しては、解剖学的整復が不可欠であり、直視下に整復内固定を行う必要がある。また、足関節周囲の軟部組織は菲薄で脆弱であり、侵襲により容易に痛んでしまう。このため、軟部組織状態の改善の目的に多くの症例で創外固定が施行される。腫脹が軽減し、手術が可能となれば、骨折型や軟部組織の状態に応じた適切なアプローチ方法を選択して治療を行う。足関節周囲は、多くのアプローチ方法が紹介されており、全周性に骨表面を展開することが可能である。そして、骨折のタイプに応じてアプローチの組み合わせを行えば、ほとんどの骨折に対して直視下整復が可能である。以下に代表的な足関節アプローチを紹介する。(著者抄録)

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【決定版!もう苦手とは言わせないまるごと骨折これ1冊】(第4章)下肢の骨折足部の骨折

依光正則

整形外科看護 ( 2018春季増刊 ) 153 - 161 2018年5月

【決定版!もう苦手とは言わせないまるごと骨折これ1冊】(第4章)下肢の骨折足関節の骨折

依光正則

整形外科看護 ( 2018春季増刊 ) 146 - 152 2018年5月

【大腿骨遠位部骨折の治療あなたの疑問、解決します!】手術治療 Hoffa骨折の治療適切に治療できるか?

依光正則

整形外科Surgical Technique 8 ( 2 ) 175 - 181 2018年4月

骨折予備校生の今

乾貴博, 松井健太郎, 坂なつみ, 河野博隆, 岡田寛之, 二村謙太郎, 上田泰久, 依光正則, 善家雄吉, 普久原朝海, 神田倫秀, 福田誠, 吉田昌弘, 北田真平, 籾井健太, 稲垣直哉, 宇田川和彦

骨折 40 ( 2 ) 574 - 578 2018年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本骨折治療学会

JOIN Traumaは2014年より骨接合術の術前計画に特化した勉強会「骨折予備校」を開催してきた。術前計画は骨接合手術を成功に導く不可欠な要素だが、実際にどれ程行われているか、行われない場合の理由を検証した報告はない。骨折予備校の受講生を対象にしたWebアンケート調査で現状を調査した。147人から回答を得た。外傷を中心に手術する若手整形外科医が回答者の大半であった。受講後も骨接合術の際に術前計画を必ず行うと81人が回答した。そうではない66人のなかで65人(98%)が術前計画は大切であると回答したが、術前計画ができない理由として51人(78%)が"時間がない"を挙げた。ほとんどすべての受講生が術前計画を大切だと考えているにもかかわらず、時間不足を理由に術前計画は必ずしも行われていなかった。骨接合術は整形外科手術の中心的役割であり、術前計画を疎かにしない環境作りが望まれる。(著者抄録)

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Pilon骨折における初期治療法の検討

依光正則, 久永祐司, 保利忠弘, 壷内貢, 橋詰謙三

骨折 40 ( 1 ) 216 - 219 2018年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本骨折治療学会

Pilon骨折は、治療に難渋する外傷であり、その原因として、高頻度に合併する軟部組織の問題が挙げられる。そして、近年ではこの合併症を予防するために段階的手術が標準的に行われるようになってきたが、どのような症例に対して創外固定が必要か、また、同時に腓骨の固定などを行うか、ということについての明確な基準はない。創外固定が標準的となった現在、その適応についてさらに熟考する必要がある。我々の施設での治療経験から、初療時に軟部組織の損傷が軽度と考えられた場合には、創外固定なしでも合併症は認めずに回復する症例が半数に見られた。一方で、より粉砕の強い骨折の場合、最終内固定の際に複数のアプローチが必要となることが少なくない。その場合、初療時に創外固定に加えて、腓骨や後果などの内固定を行っておくことで手術待機期間を短縮できる可能性がある。その際には、最終内固定を念頭に置いてアプローチおよび固定を行うべきである。(著者抄録)

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骨折のバイエルを科学的に創る JOIN Trauma Fracture Meetingの試み

岡田寛之, 松井健太郎, 二村謙太郎, 坂なつみ, 乾貴博, 上田泰久, 依光正則, 善家雄吉, 普久原朝海, 神田倫秀, 福田誠, 吉田昌弘, 北田真平, 籾井健太, 稲垣直哉, 宇田川和彦, 松原全宏, 田中栄, JOIN Trauma

骨折 40 ( 1 ) 243 - 248 2018年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本骨折治療学会

JOIN Traumaは2013年より、骨折治療学会前日に、最新英文論文レビューコース「Fracture Meeting」を開催している。整形外科外傷分野の最新知見を整理し、学会の議論活性化を目指している。アンケート調査で、各医師に足関節、骨盤など各分野の治療経験を自己評価させ、かつ講義の満足度を調べた。治療経験は、卒後5年目以下と比べ6〜10年目は全項目で増えた。11〜15年目になると、脛骨遠位、偽関節、脱臼肘など難治例で経験は増した。クラスタ解析で似た推移をとる分野をグループ化すると、(1)骨盤寛骨臼、(2)足関節、転子部などCommons、(3)偽関節、脱臼肘など難治例の3つに分かれた。講義満足度の高いトピックは、下肢関節内骨折プレートと髄内釘の比較、関節面整復であった。大腿骨転子部、橈骨遠位は、経験が増すと満足度が下がる傾向があった。日本の整形外傷医の経験値上昇の実態、満足度の高い講義内容を調査した。データに基づき、より効果的な教育コンテンツを開発したい。(著者抄録)

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労災による四肢外傷の治療と予防対策下肢外傷患者の機能回復を目指した治療戦略

依光正則, 壷内貢

日本職業・災害医学会会誌 65 ( 臨増 ) 別98 - 別98 2017年11月

【脆弱性骨折治療の最前線】クリニカルクエスチョン脆弱性骨折の適切な手術時期は?

依光正則

Loco Cure 3 ( 4 ) 360 - 362 2017年11月

整形外科医の骨折治療教育はどう変わっていけばよいのか? 若手にコミットする教育活動 JOIN Traumaの取り組み

松井健太郎, 上田泰久, 普久原朝海, 坂なつみ, 乾貴博, 稲垣直哉, 岡田寛之, 宇田川和彦, 二村謙太郎, 神田倫秀, 福田誠, 吉田昌弘, 北田真平, 依光正則, 善家雄吉, 竹内直英, 籾井健太

骨折 39 ( Suppl. ) S18 - S18 2017年7月

PREEによるRA肘関節機能評価の有用性

橋詰謙三, 壺内貢, 山内太郎, 依光正則, 皆川寛, 町田芙美, 日下雄介, 保利忠宏, 久永祐司, 青山美奈絵, 西田圭一郎

岡山医学会雑誌 129 ( 1 ) 65 - 65 2017年4月

Pilon骨折に対するアプローチの選択と治療成績

依光正則, 保利忠宏, 青山美奈絵, 壷内貢, 橋詰謙三, 原田良昭

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 59 ( 5 ) 1025 - 1026 2016年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)中部日本整形外科災害外科学会

2012年〜2015年の間に手術加療を行った脛骨pilon骨折14例(男性9例、女性5例、平均年齢52.3歳)14肢を対象に治療を成功させるための適切なアプローチの選択を検討した。その結果、治療での手術アプローチ選択は骨折線の方向、粉砕の程度と位置によって内側と前方のアプローチを選択する必要があった。拡大前外側アプローチは合併症が多く、特に注意を要するアプローチであった。一方、前方アプローチは安全な広範な展開が可能であった。

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【膝関節周囲の骨折脛骨近位部骨折の手術治療】[応用編] 脛骨外側プラトー骨折後外側アプローチの応用

依光正則

整形外科Surgical Technique 6 ( 3 ) 291 - 297 2016年6月

当院における下肢TJA患者の周術期腎機能変化の検討

日下雄介, 篠田潤子, 壺内貢, 山内太郎, 依光正則, 三宅由晃, 町田芙美, 池田吉宏, 保利忠宏, 原田良昭

岡山医学会雑誌 128 ( 1 ) 75 - 75 2016年4月

脛骨関節面前壁の損傷を伴わない後外側プラトー骨折の治療経験

依光正則, 町田芙美, 青山美奈絵, 久永祐司, 保利忠宏, 壷内貢

骨折 38 ( 2 ) 433 - 436 2016年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本骨折治療学会

近年、後外側プラトー骨折に対するアプローチに対する関心が高まっている。その中でも特に外側前壁の骨折を伴わない症例は、アプローチにおいて陥凹した関節面の視認性を向上させるための工夫が必要である。また、本骨折は内側プラトー骨折の合併も多く、転位を認める場合にはよりアプローチに対する工夫が必要である。当院で治療を行った7例では、前外側・後内側・側方(腓骨骨切り)の3つのアプローチを用いて治療を行っていた。3群を比較した結果、短期的には臨床成績には差を認めていなかったが、関節面の整復位の獲得においては、最も視認性のよい側方アプローチが優れているという結果が得られた。(著者抄録)

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脛骨遠位骨幹部骨折に対する髄内釘治療後の矯正不良の検討

依光正則, 町田芙美, 青山美奈絵, 壷内貢, 原田良昭

中部日本整形外科災害外科学会雑誌 58 ( 4 ) 823 - 824 2015年

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