共同研究・競争的資金等の研究 - 座間味 義人
-
医療ビッグデータ解析、臨床薬理学と細菌学の融合による薬剤耐性細菌感染症に対する新規治療法開発プラットフォームの構築
2021年12月
日本医療研究開発機構(AMED) 日本医療研究開発機構(AMED) 新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)
石澤 啓介, 合田 光寛, 座間味 義人, 港 雄介, 鈴木 仁人
担当区分:研究分担者
-
がん薬物療法の耐性と副作用の双方を解決するハイスループットスクリーニング法の構築
研究課題/領域番号:25K02867 2025年04月 - 2029年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
座間味 義人
配分額:25740000円 ( 直接経費:19800000円 、 間接経費:5940000円 )
-
リアルワールドデータとゲノミクスの統合解析を通じた免疫療法誘発心筋炎の発症予測
研究課題/領域番号:24KK0173 2024年09月 - 2028年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
座間味 義人
配分額:20930000円 ( 直接経費:16100000円 、 間接経費:4830000円 )
-
健康を担うエピゲノムレジリエンスの維持・破綻機構の統合的理解
研究課題/領域番号:24H00678 2024年04月 - 2028年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
上原 孝, 筒井 正人, 座間味 義人, 久保田 翔
配分額:47580000円 ( 直接経費:36600000円 、 間接経費:10980000円 )
-
抗がん剤による心毒性のメカニズム解明と予防戦略
研究課題/領域番号:24K02202 2024年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
諫田 泰成, 細田 洋司, 座間味 義人
配分額:18590000円 ( 直接経費:14300000円 、 間接経費:4290000円 )
-
大規模医療情報とオミクスデータを活用した新たな薬剤性間質性肺疾患予防薬の開発
研究課題/領域番号:24K09927 2024年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
名和 秀起, 田中 健一郎, 石澤 啓介, 座間味 義人
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
-
プリン作動性化学伝達の出力装置を標的とした神経障害性疼痛の発症・慢性化メカニズムの解明と予防基盤の確立
2024年04月
日本医療研究開発機構(AMED) 「慢性の痛み解明研究事業」
宮地孝明、座間味義人、濱野裕章
-
AMR対策におけるDXを活用した新世代教育資材の開発と評価
2024年04月
ファイザー 医学教育プロジェクト助成
村木優一、豕瀬諒、東恩納司、濱野裕章、座間味義人
-
健康寿命延伸のための野菜飲料の開発
2024年04月
公益財団法人京都産業21 中小企業経営改革支援事業補助金 企業グループコース
角井美穂, 佐々木智浩, 角井宏充, 岩崎冴香, 座間味義人, 濱野裕章
-
臨床薬理研究振興財団賞学術奨励賞
2024年01月
臨床薬理研究振興財団
座間味義人
担当区分:研究代表者
-
血漿タンパク質の医薬品応用を目指したAI技術による薬効予測
研究課題/領域番号:23K06233 2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
澤田 隆介, 細野 祥之, 座間味 義人
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
-
医療ビッグデータと疾患モデルを用いた抗がん剤誘発抑うつ障害の予防・治療薬の開発
研究課題/領域番号:23K06255 2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
江角 悟, 北村 佳久, 座間味 義人, 牛尾 聡一郎
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
-
慢性炎症性呼吸器疾患の病態進行と腫瘍化における時空間的分子メカニズム解明と新規治療開発
2023年04月
武田科学振興財団 特定研究助成
遠西大輔、冨田秀太、豊岡伸一、藤原英晃、肥後寿夫、谷岡真樹、柳井広之、宝田剛志、細野祥之、座間味義人、諏澤憲、枝園和彦、諸岡健一
-
がん免疫療法関連心筋炎の治癒をも可能にする データベース解析およびAI技術を融合した創薬研究
2022年09月
武田科学振興財団 武田科学振興財団 薬学系研究助成
座間味 義人
-
医療データサイエンスによる高齢者医療の疾病構造に関する臨床疫学研究
研究課題/領域番号:22K10415 2022年04月 - 2025年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
小山 敏広, 萩谷 英大, 座間味 義人, 樋之津 史郎
配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )
本研究では高齢者医療の向上における問題点に対して,医療ビッグデータの解析基盤と臨床疫学的な統計手法を融合したデータサイエンスにより,高齢者特有の重要疾患の変化を長期時系列分析により解明することを目的としている。これまで高齢者を対象に全国民の医療ビッグデータを活用した研究として、対象となりうる疾患を明らかにしてきた。高齢者で重篤になりえる感染症として、医療関連感染症であるClostridium Dificcile 感染症、市中感染による呼吸器感染症のinfluenza感染症、再興感染症の梅毒を特定した。さらに、高齢者特有の神経疾患として認知症、医療に関連する要因として副作用についても研究の実施が可能であることを明らかにした。
本研究は申請者がこれまでに蓄積してきた医療ビッグデータ解析技術および臨床疫学的な手法と高齢医学分野のこれまでの実績を融合させ、日本における高齢者を対象とした梅毒に関する研究を国際学術誌に掲載した。
また、高齢者が受療中に経験した副作用に関連する死亡率についても長期的なデータをもとに死亡率が増加していることを明らかにし、現在、国際学術誌に投稿中である。副作用に関連した研究として、すでに日本を含めた欧米各国における主要先進国から同様のデータを収集している。次年度以降には、分析に着手することができるよう準備が進んでいる。
再興感染症としての結核や認知症についても、日本人以外の国際的データを対象にした研究について過去20年間の死亡者数等のデータを分析することにより、各国において多様な現状があることを明らかにした。。
このように本年度の研究実績は、当初予定した研究計画に沿って滞りなく進行しており、先行して次年度の研究の準備も進めた。次年度以降も日本国内の高齢者医療と先進各国の高齢者医療の分析をもとに国際社会にも貢献するための研究成果を発信していく予定である。 -
リアルワールドデータの統合解析で拓くがん免疫薬物療法の致死的有害事象回避法の構築
研究課題/領域番号:22K06724 2022年04月 - 2025年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
岡田 直人, 石澤 啓介, 座間味 義人
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
-
ハイブリッド創薬手法によるがん免疫療法関連心筋炎における治療標的遺伝 子の探索と新規治療薬の提案
2021年09月
持田記念医学薬学振興財団 研究助成金
座間味 義人
担当区分:研究代表者
-
データマイニングと疾患モデルによる感染症と大動脈疾患の包括的な連関解明
研究課題/領域番号:21H02646 2021年04月 - 2024年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
石澤 啓介, 石澤 有紀, 座間味 義人, 合田 光寛, 八木 健太, 相澤 風花, 濱野 裕章
配分額:17420000円 ( 直接経費:13400000円 、 間接経費:4020000円 )
本研究では、人工知能 (AI) システム・医療ビッグデータ・基礎生命科学データベースを統合的に解析する「多層的データマイニングアプローチ」に基礎薬理学的手法を融合し、感染症と大動脈疾患の包括的な連関解明、さらには予防戦略の確立を目的とする。そのなかでも致死率が高く緊急性を要する大動脈解離や大動脈瘤に着目し、感染症の罹患歴や抗菌薬による治療に起因する大動脈疾患発症について疫学的な評価を行い、治療・予防に繋がる病態解明を目指す。前年度、感染症や抗菌薬の投与が大動脈解離・瘤発症のリスク因子となり得るかを明らかにするため、まず、医薬品副作用自発報告データベースであるFAERSおよびJADERを用いて、各種抗菌薬などの投与によって、大動脈疾患発症が増加するか否かについて解析した。本年度はこれらに加えて、より大規模なデータベースであるWHOに集積されるVigiBaseを用いた解析に着手した。そこで抗菌薬の種類によって大動脈疾患の報告リスクに差があることを見出し、特定の抗菌薬でそのリスクが高いことが示唆された。さらに診療報酬情報データベースであるJMDCデータベースでは、呼吸器感染症、尿路感染症のそれぞれに関して、感染症の罹患および抗菌薬の使用による大動脈疾患発症に対する影響を解析している。
また基礎薬理実験を並行して実施している。培養ヒト血管内皮細胞・血管平滑筋細胞において、抗菌薬による細胞障害マーカーの発現変動に及ぼす影響について検討を進めている。フルオロキノロン系抗菌薬では、いずれの細胞に対しても細胞障害をきたす可能性が見出された。そこで大動脈解離易発症モデルマウスを作成し、フルオロキノロン系抗菌薬の投与が発症率に影響を及ぼすか否か検討している。 -
リアルワールドデータ・基礎研究融合による化学療法誘発末梢神経障害に対する新規薬物療法の開発
研究課題/領域番号:21lm0203009j0005 2021年04月 - 2022年03月
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 橋渡し研究戦略的推進プログラム シーズA
相澤風花,八木健太, 石澤啓介, 座間味義人, 石澤有紀, 濱野裕章, 合田光寛
-
シナジー効果探索手法の構築と医療情報データベースへの適用
研究課題/領域番号:20H05798 2020年10月 - 2023年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) 学術変革領域研究(B)
座間味 義人, 中馬 真幸, 石澤 有紀, 石澤 啓介, 小山 敏広, 谷岡 広樹
配分額:41600000円 ( 直接経費:32000000円 、 間接経費:9600000円 )
本研究では、ヒトにおける疾患の多様性・複雑性を内包した医療ビッグデータを用いることで、ヒトに対する安全性が担保された既存承認薬の中から革新的なシナジー効果をもたらす医薬品の組み合わせを発見することを目的として、以下の項目を実施した。
① 3種類の医療情報データベースを用いた多層的データマイニングにより、薬剤シナジーを生み出す医薬品の組み合わせを新規的に発見する手法を構築する。米国FDAが管理するFAERS、およびWHOが管理するVigi-Baseの二つの国際的な副作用自発報告データベースを用いて、医薬品の組み合わせごとに単剤使用症例と併用症例の二群に分け、病態発現に与えるオッズ比が有意に低い医薬品の組み合わせを、治療効果の示唆された薬剤シナジーとして抽出を行った。
② ①で見出した薬剤の組み合わせについて、遺伝子などの分子標的の側面から妥当性を評価することで、見出した薬剤の組み合わせの確度を高める。薬剤シナジーを発現する医薬品の組み合わせに関して、AI企業が提供する「CascadeEye」を使用して標的遺伝子を探索し、GEOやLINCSといった遺伝子発現データベースを用いて標的遺伝子に作用する薬剤を見い出した。
③ 確立した手法を用いて新たな薬効を示す既存承認薬の組み合わせを探索し、実験的検証を行うことで手法の有用性を確認する。評価系として、ノックアウトマウスを用いた病態モデルの作成に成功し、①および②で見出された薬剤の投与を実施している。
④ 新たに見出した薬剤シナジーに関して、AI班と連携し、医薬品ごとの標的分子をAIで予測することにより作用機序を解明する。薬剤シナジーに関連するパスウェイ・遺伝子発現情報をAI班へフィードバックし、疾患と薬剤のインタラクトームを作成している。この手法によって、予測した薬剤と疾患のシナジー連関を予測する。