2024/12/21 更新

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ホリウチ タカシ
堀内 孝
HORIUCHI Takashi
所属
社会文化科学学域 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 修士(教育心理学) ( 名古屋大学 )

  • 博士(教育心理学) ( 名古屋大学 )

研究キーワード

  • 自己

  • 意識

  • 社会的認知

  • 記憶

  • 社会脳

研究分野

  • 人文・社会 / 実験心理学

  • 人文・社会 / 社会心理学

学歴

  • 名古屋大学    

    - 1997年

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    国名: 日本国

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  • 名古屋大学   Graduate School, Division of Education  

    - 1994年

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  • 京都教育大学   Faculty of Education  

    - 1990年

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経歴

  • 岡山大学

    2021年4月 - 現在

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  • 岡山大学大学院社会文化科学研究科 教授

    2017年 - 2021年

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  • 岡山大学大学院社会文化科学研究科 准教授

    2004年 - 2017年

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  • 東海女子大学常勤 講師

    2000年 - 2004年

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  • 日本学術振興会特別研究員PD

    1998年 - 2000年

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所属学協会

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論文

  • 加齢に係る変化意識尺度10項目短縮版の日本語版開発と信頼性・妥当性の検討 査読

    白石 奈津栄, 堀内 孝, Allyson Brothers

    心理学研究   2024年12月

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  • 自己概念と未来展望の曖昧さの関連――自尊心と自己概念の明確性に着目した検討 査読

    白石 奈津栄, 堀内 孝

    パーソナリティ研究   32 ( 3 )   176 - 178   2024年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本パーソナリティ心理学会  

    DOI: 10.2132/personality.32.3.11

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  • 自己決定理論による外国人技能実習生の職務満足度と疲労感の検討 査読

    閻琳, 堀内孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 (55)   2023年

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  • 多次元未来展望尺度日本語版の開発と信頼性・妥当性の検討 査読

    白石奈津栄, 堀内孝

    パーソナリティ研究   31   159 - 162   2022年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 時間的態度および時間的頻度,時間的志向性が抑うつ傾向に及ぼす影響 査読

    張澤・堀内孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 (54)   2022年

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  • アルバイト活動における基本的心理欲求充足間の関係 : 在日外国人留学生を対象とした検討 査読

    閻 琳, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 50 )   233 - 239   2021年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

    DOI: 10.18926/61342

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    その他リンク: http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/61342

  • 自己決定理論による在日外国人留学生のアルバイト満足感と疲労感の検討 査読

    閻 琳, 堀内 孝

    人間環境学研究   18 ( 2 )   113 - 118   2020年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:人間環境学研究会  

    The present study examined how job satisfaction and exhaustion are affected by motivational regulation and style in the part-time jobs of international students in Japan, based on self-determination theory. A multivariate regression analysis, which included five motivational regulations as independent variables and job satisfaction and exhaustion as dependent variables, was conducted. The results showed that job satisfaction was positively correlated with intrinsic regulation and identified regulation and negatively correlated with introjected regulation. For exhaustion, a negative correlation was shown with intrinsic regulation, and a positive correlation was shown with extrinsic and identified regulation. The results of a cluster analysis based on five motivational regulations revealed four motivational styles. High motivational styles were shown to have the highest job satisfaction, and low intrinsic/high extrinsic styles were shown to have the highest exhaustion.

    DOI: 10.4189/shes.18.113

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  • 在日外国人留学生のアルバイト職務満足感:――自己決定理論に基づく検討―― 査読

    閻 琳, 堀内 孝

    心理学研究   90 ( 2 )   178 - 186   2019年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:公益社団法人 日本心理学会  

    <p>This study was designed to examine factors that improve job satisfaction of international students studying in Japan when doing part-time jobs, based on sub-theories of the Self-Determination Theory (SDT). A hypothetical model based on the organismic integration theory and basic psychological needs theory, which are sub-theories of the SDT, were developed and examined through covariance structure analysis. The main results were as follows: (a) the need for relatedness and the need for competence, which are basic psychological needs, directly improve job satisfaction; (b) autonomous motivation is increased, and higher job satisfaction is obtained by satisfying the three psychological needs; (c) positive effect of the need for relatedness on the need for competence and positive effect of the need for competence on the need for autonomy were observed, suggesting the importance of satisfying the need for relatedness in part-time employment. The psychological processes affecting the job satisfaction of international students studying in Japan when doing part-time jobs is discussed based on the above results.</p>

    DOI: 10.4992/jjpsy.90.18203

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  • 認知された家族の諸側面 : 計量テキスト分析による男女比較 査読

    大西 彩奈, 堀内 孝, Onishi Ayana, Horiuchi Takashi, オオニシ アヤナ, ホリウチ タカシ

    対人社会心理学研究   ( 19 )   8 - 13   2019年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:大阪大学大学院 人間科学研究科 対人社会心理学研究室  

    資料本研究の目的は、青年が家族をどのように認知するのかを明らかにし、認知内容における男女の相違を検討することである。大学生236 名(男性95 名、女性141名)に20 答法を実施して、得られた家族に関する記述に計量テキスト分析を行った。認知内容の構成要素として得られた13 個のコードと男女の回答の関連を探索するために対応分析を行った結果、男子の回答は「本人」、「社会的背景」、「経済力」、「社交」と関連が強いのに対して、女子の回答は「関係性」、「家族」、「身体的特徴」、「日常生活」、「価値観」、「出生」、「コミュニケーション」と関連が強いことが示された。「性格」と「娯楽」に関しては男女差がみられなかった。以上の結果から、男子が社会的に決定される家族の側面をよく認知し、自分自身を意識するのに対して、女子は家族内で決定される家族の側面をよく認知し、家族成員や家族全体を意識することが示唆された。

    DOI: 10.18910/71968

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  • 在日外国人留学生を対象としたアルバイト動機づけ尺度の因子的妥当性に関する検討 査読

    閻 琳, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 44 )   175 - 187   2017年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

    本研究の自的は,自己決定理論に基づいて開発した留学生を対象としたアルバイト動機づけ尺度(閻・堀内, 2017)の因子的妥当性について,確認的因子分析を用いて検討することである。3つの研究において得られた363名分の在日中国人留学生のデータを分析に使用した。自己決定理論に基づく理論的検討および先行研究,探索的因子分析,二次因子分析の結果をもとに, 6つのモデルを想定した。磁認的因子分析を行った結果, 5因子構造を基にした3つのモデルが高い適合度を示し,アルバイト動機づけ尺度が5因子構造を有することが確認された。さらに,5因子情迭のモデルの中でも,内発的調整,統合的調整と同一化的調整からなる「自律的動機づけ」と,取り入れ的調整と外的調整からなる「統制的動機づけ」という2つの高次因子を仮定した高次因子分析モデルが最も高い適合度を示すことが明らかとなった。

    DOI: 10.18926/55499

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    その他リンク: http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/55499

  • 在日外国人留学生を対象としたアルバイト動機づけ尺度の作成 査読

    閻 琳, 堀内 孝

    パーソナリティ研究   26 ( 2 )   99 - 108   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本パーソナリティ心理学会  

    <p>本研究の目的は,自己決定理論に立脚することにより,在日外国人留学生を対象としたアルバイト動機づけ尺度を作成することである。本調査Iでは,予備調査で選定された40項目に対して,在日外国人留学生に回答を求めた。因子分析の結果,アルバイト動機づけ尺度は「内発的調整」「統合的調整」「同一化的調整」「取り入れ的調整」「外的調整」の5つの下位因子から構成されることが示された。また,因子間相関から,理論的に近い動機づけタイプどうしの方が,相関係数が高いことが確認された。さらに,職務満足度尺度との相関係数は,自己決定性の高い動機づけの方が高い値を示した。本調査IIでは,再検査信頼性も一定の水準であることが示された。以上の結果は,本研究で作成した尺度が一定の信頼性と妥当性を有し,職務満足度を予測することを示すものである。</p>

    DOI: 10.2132/personality.26.2.3

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  • 自伝的記憶の想起時間が意識的処理と自動的処理に及ぼす影響 査読

    堀内孝

    人間環境学研究   14 ( 2 )   2016年

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  • 全体的布置処理と意味処理が顔記憶の意味処理優位性効果に及ぼす影響 査読

    堀内孝, 中庭萌

    人間環境学研究   14 ( 2 )   2016年

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  • サバイバル処理と遅延時間が再認記憶の回想成分と熟知性成分に及ぼす影響 査読

    宗接 哲也, 堀内 孝

    心理学研究   86 ( 3 )   269 - 275   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:公益社団法人 日本心理学会  

    The survival processing effect is a robust memory phenomenon of memory whereby encouraging participants to judge words for relevance to a survival situation produces better recall than other processing tasks such as semantic or self-reference tasks (Nairne, Thompson, & Pandeirada, 2007). The present study separated memory performance into recollection and familiarity, and estimated the contribution of these two factors to the survival processing effect as adaptive memory by using a recognition test based on the dual-process signal detection model. This study also examined the long-term persistence of the effect by delay manipulation (immediate, after a week, after five weeks) of the recognition test. Under delayed conditions (after a week and five weeks), survival processing advantage occurred on recollection, but semantic processing had no effect. In contrast, for familiarity, there was no significant difference between survival and semantic processing. These findings suggest that the survival processing effect mainly relies on recollection.

    DOI: 10.4992/jjpsy.86.14314

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2015341846

  • 自己制御と実行機能の関係の検証に係る諸問題:―服部論文へのコメント― 招待 査読

    堀内 孝

    心理学評論   58 ( 1 )   135 - 138   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:心理学評論刊行会  

    DOI: 10.24602/sjpr.58.1_135

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  • 自己概念の明確性および自尊感情が精神的健康状態の変動性に及ぼす影響 査読

    徳永 侑子, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 36 )   265 - 270   2013年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

    DOI: 10.18926/52108

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    その他リンク: http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/52108

  • 邦訳版自己概念の明確性尺度の作成および信頼性・妥当性の検討 査読

    徳永侑子, 堀内孝

    パーソナリティ研究   20 ( 3 )   2012年

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  • 自己の名前と選択的注意:オドボール課題による検討 査読

    塩田 真友子, 畠中 七瀬, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 29 )   (199) - (203)   2010年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

    DOI: 10.18926/20329

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  • 自分の顔と名前に関する処理は特殊なのか?―ストループ課題に基づいた検討― 査読

    塩田 真友子, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   27 ( 1 )   95 - 101   2009年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院文化科学研究科  

    DOI: 10.18926/15052

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  • 認知負荷課題を用いた自伝想起の意識的成分と自動的成分の検討 査読

    堀内孝, 林幹也

    心理学研究   80 ( 5 )   2009年

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  • 自他の顔と名前の認知過程の相似性-プライミング課題による検討- 査読

    塩田真友子, 堀内孝

    心理学研究   79 ( 5 )   2008年

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  • 文章理解における文脈制約が下位目標・上位目標・因果的前提の推論に及ぼす影響 査読

    猪原 敬介, 堀内 孝, 楠見 孝

    認知心理学研究   5 ( 2 )   141 - 152   2008年

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    出版者・発行元:日本認知心理学会  

    本研究では,スクリプトに基づいた文章において生じるオンライン推論について検討した.因果的前提の推論(例:この事故はなぜ起きたのか),上位目標の推論(例:彼はなぜそのようなことを言ったのか),下位目標の推論(例:彼女はどのようにして大金を稼いだのか)という3タイプの推論が取り上げられた.コンストラクショニスト理論(Graesser,Singer,& Trabasso,1994)では,下位目標の推論はオフラインでしか起こらないと予測されている.本研究では,スクリプトに基づいた文章がオンライン推論を促進すると仮定され,参加者に呈示された.本研究で行われた2つの実験では,参加者は8つのストーリーを読み,行を再認項目とする再認課題を受けた.さらに実験2では,実験1の手続きに加えて再認課題への学習意図が操作された.結果は,直前の行が削除される条件において,推論タイプおよび学習意図にかかわらず,読み時間が増加した.さらに,文章中から削除されていた行が再認項目として呈示された際の正棄却時間,虚再認率が読み時間と同様のパターンで増加した.これらの結果は,コンストラクショニスト理論の予測に反し,読み手が因果的前提の推論および上位目標の推論のみならず,下位目標の推論をもオンラインで推論していることを示唆した.

    DOI: 10.5265/jcogpsy.5.141

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  • エピソード記憶と自己-自己関連付け効果をめぐる問題- 招待 査読

    堀内孝

    心理学評論   51 ( 1 )   2008年

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  • IACモデルに基づいた自己顔の認知過程の検討 査読

    塩田 真友子, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 24 )   86 - 80   2007年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

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  • ERPsを用いた自己顔の認知過程の検討 査読

    塩田 真友子, 猪原 敬介, 堀内 孝

    岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要   ( 22 )   88 - 82   2006年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学大学院社会文化科学研究科  

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  • 独立Remember/Know(IRK)手続による自己関連付け効果の検討 査読

    藤田哲也, 堀内孝

    心理学研究   74 ( 6 )   2004年

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  • エピソード検索における回想経験と自他の違いが後続の再生テストに及ぼす影響 査読

    堀内孝

    心理学研究   75 ( 2 )   2004年

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  • 自伝的記憶研究の理論と方法 査読

    佐藤浩一, 槙洋一, 下島裕美, 堀内孝, 越智啓太, 太田信夫

    佐藤浩一・槙洋一・下島裕美・堀内孝・越智啓太・太田信夫(著)   51   2004年

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  • 自己記述課題と自伝想起課題の区分に関する研究:潜在教示における概念駆動テストを使用した検討 査読

    堀内 孝

    心理学研究   73 ( 1 )   82 - 87   2002年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:公益社団法人 日本心理学会  

    Klein and Loftus (1993) claimed that both trait-descriptive and autobiographical information about the self is available in memory, and that each can be addressed independently (the former is in the semantic memory system, the later is in the episodic memory system). In order to examine the validity of their claim, the conceptually-driven test on the implicit instruction was used. In Experiment 1, the self-descriptive task (&ldquo;Does this word describe you?&rdquo;) produced better performance than the semantic task. However, in Experiment 2, there was no difference in performance between the autobiographical task (&ldquo;Can you access a personal experience?&rdquo;) and the semantic task. These results were discussed in terms of a principle of transfer-appropriate processing, and it was interpreted that the difference in the results of the two experiments should support Klein and Loftus's (1993) claim.

    DOI: 10.4992/jjpsy.73.82

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  • 記憶の自動的利用・意図的利用における自己関連付け効果 査読

    堀内孝, 藤田哲也

    心理学研究   72 ( 2 )   2001年

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  • 現実自己,理想自己,および,社会的自己における自己関連付け効果 査読

    堀内孝

    心理学研究   70 ( 2 )   1999年

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  • 自己認知の多次元性と自己関連付け効果 査読

    堀内孝

    心理学研究   68 ( 6 )   1998年

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  • 自己知識と記銘材料の特質が自己関連付け効果に及ぼす影響 査読

    堀内 孝

    実験社会心理学研究   38 ( 2 )   164 - 171   1998年

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    出版者・発行元:日本グループ・ダイナミックス学会  

    本研究では自己記述課題 (あなたにあてはまりますか?) を用いた自己関連付け効果の生起要因について, 自己知識と記銘材料 (形容詞) の特質という観点から検討を行った。実験1では, 関連付ける自己知識の領域によって自己関連付け効果の生起パタンが異なるか否かについて検討した。その結果, 中心的な領域 (被験者の性格特徴) に記銘語を関連付ける処理を行った場合には自己関連付け効果は得られたが, 周辺的な領域 (被験者の足や目) に関連付けても自己関連付け効果は得られなかった。実験2では, 記銘材料に関して, 自己知識の記述性と熟知度を操作した。その結果, 性格を記述し日常よく使用する記銘語においてのみ自己関連付け効果は得られた。これらの結果は, 自己関連付け効果の生起には, 豊富な自己知識領域に適切な記銘語を関連付けることが必要であることを示唆するものである。

    DOI: 10.2130/jjesp.38.164

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  • 潜在・顕在記憶課題における自己関連付け効果 査読

    藤田哲也, 堀内孝

    心理学研究   69 ( 5 )   1998年

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  • 自己認知の複雑性に関する研究 Linvilleの指標をめぐって 査読

    林文俊, 堀内孝

    心理学研究   67 ( 6 )   1997年

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  • 自己の性格特性に関する判断 自己認知の次元に準拠した処理 査読

    堀内孝

    心理学研究   67 ( 5 )   1996年

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書籍等出版物

  • 認知心理学ハンドブック

    日本認知心理学会

    有斐閣  2013年12月  ( ISBN:9784641184169

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    総ページ数:xi, 425p   記述言語:日本語

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  • パーソナリティ心理学ハンドブック

    二宮, 克美, 浮谷, 秀一, 堀毛, 一也, 安藤, 寿康, 藤田, 主一, 小塩, 真司, 渡邊, 芳之, 日本パーソナリティ心理学会

    福村出版  2013年3月  ( ISBN:9784571240492

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    総ページ数:x, 768p   記述言語:日本語

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  • 自己の心理学を学ぶ人のために

    梶田, 叡一, 溝上, 慎一, 金川, 智惠, 内田, 由紀子, 中間, 玲子, 家島, 明彦, 佐藤, 徳, 堀内, 孝, 小松, 孝至, 板倉, 昭二, 杉村, 和美, 森岡, 正芳, 杉浦, 健

    世界思想社  2012年2月  ( ISBN:9784790715603

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    総ページ数:vii, 270p   記述言語:日本語

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  • ミラーニューロンと「心の理論」

    子安, 増生, 大平, 英樹

    新曜社  2011年7月  ( ISBN:9784788512443

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    総ページ数:vii, 231p   記述言語:日本語

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  • 記憶と日常

    太田, 信夫, 厳島, 行雄, 日本認知心理学会

    北大路書房  2011年6月  ( ISBN:9784762827570

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    総ページ数:viii, 339p, 図版 [2] p   記述言語:日本語

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  • 社会心理学事典

    丸善株式会社  2009年 

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  • 自伝的記憶の心理学

    佐藤, 浩一, 越智, 啓太, 下島, 裕美, 神谷, 俊次, 上原, 泉, 槙, 洋一, 堀内, 孝, 遠藤, 由美, 白井, 利明, 杉浦, 健, 野村, 信成, 野村, 晴夫, 仲, 真紀子, 太田, 信夫

    北大路書房  2008年  ( ISBN:9784762826146

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    総ページ数:xi, 221p   記述言語:日本語

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  • 現代社会心理学(ニューセンチュリーシリーズ)第3巻「認知の社会心理学」

    北樹出版  2004年 

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  • 社会的認知ハンドブック

    山本, 真理子, 外山, みどり, 池上, 知子, 遠藤, 由美, 北村, 英哉, 宮本, 聡介

    北大路書房  2001年10月  ( ISBN:4762822256

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    総ページ数:iv, 323p   記述言語:日本語

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  • 心理学リーディングス : 素朴だけど不思議な日々の出来事と人間心理

    山口, 裕幸

    ナカニシヤ出版  2001年4月  ( ISBN:4888486182

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    総ページ数:vi, 245p   記述言語:日本語

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MISC

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講演・口頭発表等

  • 多次元未来展望(Multidimensional Future Time Perspective : MFTP)尺度日本語版の開発と信頼性・妥当性の検討

    白石奈津栄, 堀内孝

    発達心理学会第33回大会発表論文集  2022年 

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    開催年月日: 2022年

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  • 統制的動機づけはアルバイトの疲労感を予測するか?(2):―在日外国人留学生のアルバイト活動に関する分析―

    閻 琳, 堀内 孝

    岡山心理学会 大会発表論文集  2021年  岡山心理学会事務局

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    開催年月日: 2021年

    記述言語:日本語  

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  • 仕事動機づけスタイルが職務満足感と疲労感に及ぼす影響-外国人技能実習生を対象とした検討-

    閻琳, 堀内孝

    日本心理学会大会発表論文集  2021年 

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    開催年月日: 2021年

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  • 適応記憶 サバイバルと自己関連付け処理の対比

    堀内孝

    日本心理学会大会発表論文集  2021年 

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    開催年月日: 2021年

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  • 時間的態度・時間的頻度・時間的志向性が抑うつ傾向に及ぼす影響

    張澤, 堀内孝

    岡山心理学会第69回大会発表論文集  2021年 

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    開催年月日: 2021年

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  • 仕事動機づけの自己決定性と職務満足感,疲労感との関連―外国人技能実習生を対象とした検討―

    閻琳, 堀内孝

    日本パーソナリティ心理学会 大会発表論文集2021年 

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    開催年月日: 2021年

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  • 自己概念の明確性,自尊心および神経症傾向の関係-縦断データ分析を用いた因果関係の検討-

    堀内孝

    日本心理学会大会発表論文集  2020年 

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    開催年月日: 2020年

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  • 日外国人留学生のアルバイト活動における基本的心理欲求充足間の関係 ——交差遅延効果モデルと同時効果モデルを用いた縦断データの検討——

    閻琳, 堀内孝

    日本心理学会 大会発表論文集  2020年 

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    開催年月日: 2020年

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  • 動機づけスタイルが職務満足感に及ぼす影響

    闫 琳, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2019年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2019年

    記述言語:日本語  

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  • 日本語版3因子レベンソンサイコパシー尺度の作成

    杉浦 光海, 杉浦 義典, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2019年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2019年

    記述言語:日本語  

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  • 顔の再認記憶における未来思考方略

    堀内 孝

    日本認知心理学会発表論文集  2018年  日本認知心理学会

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    開催年月日: 2018年

    記述言語:日本語  

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  • エピソード的未来思考が顔の再認記憶に及ぼす効果

    堀内 孝

    日本認知心理学会発表論文集  2017年  日本認知心理学会

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    開催年月日: 2017年

    記述言語:日本語  

    本研究の目的は、堀内(2016)に引き続いて、エピソード的未来思考が顔の再認記憶に及ぼす効果について検討することである。実験参加者は女性36名であり、実験室で個別に実施された。実験は処理水準理論に準拠して計画され、意味処理課題(顔写真の女性が活動的な性格か否かを判断)と形態処理課題(顔写真の女性の目が大きいか否かを判断)に加えて、新たに未来思考課題(顔写真の女性と友達になった場合、うまくお付き合いできそうか否かを判断)が設定された。各条件のAプライム値に関して分析した結果、意味処理優位性効果が確認された。これは本実験が適切に実施されたことを示す傍証の一つである。本研究の主眼である未来思考課題の記憶成績(Aプライム)であるが、意味処理課題と同程度であり、形態処理課題よりは有意に高いことが明らかとなった。以上の結果に関して、エピソード的未来思考の符号化処理という観点から議論された。

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  • 解離性体験を有する者の自伝的記憶 —記憶の意識的成分と自動的成分に関する分析—

    堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2014年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2014年

    記述言語:日本語  

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  • 自己概念の明確性および自我同一性の諸次元はどのように精神的健康を予測するか?

    徳永 侑子, 畠中 香織, 山本 恵美子, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2013年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2013年

    記述言語:日本語  

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  • サバイバル処理と遅延時間が再認成績に及ぼす影響--記憶の回想成分と熟知性成分に関する分析--

    宗接 哲也, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2013年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2013年

    記述言語:日本語  

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  • PF-058 描画法による大学生の幸せイメージに関する検討 : 幸せの共通性と時間的変化の観点から(臨床,ポスター発表)

    加野 由紀子, 堀内 孝, 東條 光彦

    日本教育心理学会総会発表論文集  2012年  一般社団法人 日本教育心理学会

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    開催年月日: 2012年

    記述言語:日本語  

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  • 自己概念の明確性が精神的健康状態の変動性に及ぼす影響

    徳永 侑子, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2012年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2012年

    記述言語:日本語  

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  • 自己概念の明確性尺度邦訳版の作成および妥当性・信頼性の検討(2):─増分妥当性の検討─

    徳永 侑子, 堀内 孝

    日本心理学会大会発表論文集  2011年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2011年

    記述言語:日本語  

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  • 意味飽和を用いた離人の検討

    堀内 孝, 金山 範明

    日本心理学会大会発表論文集  2011年  公益社団法人 日本心理学会

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    開催年月日: 2011年

    記述言語:日本語  

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  • P1-31 現実自己および可能自己の明確性が自尊感情に及ぼす影響(ポスター発表(1))

    徳永 侑子, 堀内 孝

    日本パーソナリティ心理学会発表論文集  2011年  日本パーソナリティ心理学会

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    開催年月日: 2011年

    記述言語:日本語  

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  • 認知と感情,そしてパーソナリティ(経常的研究交流委員会企画シンポジウム(1))

    堀内 孝, 村 裕樹, 青林 唯, 杉森 伸吉

    日本パーソナリティ心理学会発表論文集  2009年  日本パーソナリティ心理学会

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    開催年月日: 2009年

    記述言語:日本語  

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  • 学習場面に認知・記憶研究はいかに貢献できるか? : 理論と実践

    藤田 哲也, 堀内 孝, 市川 伸一, 仲真 紀子, 楠見 孝, 北尾 倫彦, 高橋 雅延

    日本教育心理学会総会発表論文集  2001年7月20日  日本教育心理学会

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    開催年月日: 2001年7月20日

    記述言語:日本語  

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  • L6017 生成効果における認知操作説の検討

    堀内 孝

    日本教育心理学会総会発表論文集  1995年  一般社団法人 日本教育心理学会

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    開催年月日: 1995年

    記述言語:日本語  

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  • 学習6073 自己関連づけ効果の生起メカニズムに関する研究 : 自己関連づけ処理と自己の認知次元に準拠した多次元意味処理の記憶成績の比較

    堀内 孝

    日本教育心理学会総会発表論文集  1994年  一般社団法人 日本教育心理学会

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    開催年月日: 1994年

    記述言語:日本語  

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  • 視覚性ワーキングメモリ課題における 個別的処理方略の効果:現実世界の物体を対象として

    丹治真琴, 堀内孝

    第21回日本ワーキングメモリ学会大会  2024年12月 

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  • 日本語版Dark Future Scaleの信頼性・妥当性の検討

    張澤, 堀内孝

    岡山心理学会第72回大会  2024年11月 

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  • 加齢に係る変化意識,生涯学習,身体活動,日常生活基本動作の関係 ―交差遅延効果モデルによる検討―

    白石奈津栄, 山本康裕, 中川威, 堀内孝

    日本心理学会第88回大会論文集  2024年9月 

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  • 高齢者の加齢に係る変化意識 (AARC) と身体活動量の関連

    白石奈津栄, 山本康裕, 中川威, 堀内孝

    老年社会科学  2024年6月 

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  • 加齢に係る変化意識 (AARC) と老いの最適化としての生涯学習

    白石奈津栄, 山本 康裕, 中川威, 堀内 孝

    日本発達心理学会第34回大会  2024年3月 

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  • 未来展望の曖昧さと気分の関連における制御焦点の調整効果

    白石奈津江, 堀内孝

    岡山心理学会第71回大会発表論文集  2023年12月 

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  • 未来展望と就職動機づけとの関連―交差遅延効果モデルを用いた縦断データの検討―

    閻琳・張澤, 白石奈津栄, 李媚祺, 鈴木千晴, 堀内孝

    岡山心理学会第71回大会発表論文集  2023年12月 

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  • バランスのとれた時間的展望を示すクラスターは存在するのか

    張澤, 白石奈津栄, 堀内孝

    岡山心理学会第71回大会発表論文集  2023年12月 

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  • 自己制御傾向と動機づけ,学業満足との関連

    閻琳, 堀内孝

    日本パーソナリティ心理学会第32回大会発表論文集  2023年9月 

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  • 自尊心と自己概念の明確性,未来展望が就活動機に及ぼす影響

    閻琳, 白石奈津栄, 張澤, 堀内孝

    日本心理学会第34回大会発表論文集  2023年9月 

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  • ZTPIに基づくバランスのとれた時間的展望得点に関する検討

    張澤, 白石奈津栄, 堀内孝

    日本心理学会第34回大会発表論文集  2023年9月 

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  • 加齢に係る変化の意識の類型化

    白石奈津江, 堀内孝

    日本心理学会第34回大会発表論文集  2023年9月 

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  • 加齢に係る変化の意識尺度10項目短縮版(AARC-10 SF)の日本語版開発と信頼性・妥当性の検討

    白石奈津江, 堀内孝

    発達心理学会第34回大会発表論文集  2023年 

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  • 年齢と自尊心,自己概念の明確性が未来展望に及ぼす影響

    白石奈津栄, 堀内孝

    日本心理学会第85回大会発表論文集  2022年 

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  • コミュニケーションメディアと自己開示の深さが自己開示量に与える影響

    石垣亜由美, 張澤, 白石奈津栄, 堀内孝

    岡山心理学会第70回大会発表論文集  2022年 

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  • 基本色と基本図形の調和関係―SD法による検討―

    周宇暉, 堀内孝

    岡山心理学会第69回大会発表論文集  2021年 

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  • 基本的心理欲求と動機づけの自己決定性が職務満足感に及ぼす影響

    閻琳, 堀内孝

    日本パーソナリティ心理学会 大会発表論文集  2018年 

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  • 自己概念の明確性が性格検査の再検査信頼性に及ぼす影響―Big Five尺度短縮版を用いた検討

    堀内 孝

    パーソナリティ心理学会 大会発表論文集  2018年 

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  • アルバイト動機づけ尺度の因子的妥当性に関する検討―在日中国人留学生を対象に―

    閻琳, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2017年 

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  • Development of a scale to measure sustaining motivation for part-time employment of international students in Japan

    The 31st International Congress of Psychology.  2016年 

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  • 人間関係の発展可能性に関する推論が未知顔の記憶に及ぼす影響 ―意味処理優位性効果に準拠した検討―

    堀内孝

    パーソナリティ心理学会 大会発表論文集  2016年 

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  • 大学生の対人場面と自己呈示スタイルとの関連性の検証

    陳膮菁, 徳永侑子, 堀内孝

    岡山心理学会第大会発表論文集  2014年 

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  • 描画法による高齢者の幸せイメージに関する研究

    藤田益伸, 神埼永, 徳永侑子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2014年 

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  • Clear self or positive self?: Unique effects of self-concept clarity and self-esteem on mental health

    Tokunaga, Y, Horiuchi, T

    2014年 

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  • 就職活動における自己情報収集行動の機能

    徳永侑子, 谷口純代, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2014年 

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  • ポジティブな自己開示が被開示者に与える影響

    岸本実幸, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2013年 

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  • 作動記憶の言語機能と自己知識の関連

    村野瑞穂, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2013年 

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  • 自己概念の明確性と自己認識欲求の関連

    谷口純代, 徳永侑子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2013年 

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  • 自己概念の明確性と自己認識欲求との関連

    村野瑞穂, 谷口純代, 古川耕平

    岡山心理学会大会発表論文集  2012年 

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  • 解離傾向とワーキングメモリの中央実行系機能の関連

    間野陽子, 堀内孝

    第10回ワーキングメモリ学会  2012年 

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  • 仮想的有能感を高める要因―敵意と社会的望ましさに着日して一

    岸本実幸, 高木未貴, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2012年 

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  • 自己概念の明確性尺度邦訳版の作成および妥当性・信頼性の検討(2) ─増分妥当性の検討─

    日本心理学会第75回大会  2011年 

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  • 現実自己および可能自己の明確性が自尊感情に及ぼす影響

    日本パーソナリティ心理学会第20回大会  2011年 

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  • 意味飽和現象を用いた離人の検討

    日本心理学会第75回大会  2011年 

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  • 自己名前の認知プロセスの特殊性に関する検討

    日本認知心理学会第9回大会  2011年 

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  • 可能自己の明確性が適応に及ぼす影響

    日本社会心理学会第52回大会  2011年 

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  • 自己概念の明確性尺度邦訳版の作成および妥当性・信頼性の検討

    日本社会心理学会第51回大会  2010年 

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  • LSAに基づく単語間類似性と意味プライミング効果の関係

    日本認知心理学会第9回大会  2010年 

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  • 実行力尺度作成の試み(1)

    岡山心理学会第58回大会  2010年 

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  • 自己概念の明確性と自我健康の関連

    徳永侑子, 堀内孝

    岡山心理学会第57回大会発表論文集  2009年 

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  • 打率に影響を及ぼす心理的要因の検討―高校野球部員において―

    松林愛子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2008年 

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  • 顔と名前に対する反応時間に判断対象人物の親近性が及ぼす影響

    日本認知心理学会第6回大会  2008年 

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  • 自伝想起における記憶の意識的・自動的成分が離人感と抑うつに及ぼす影響

    日本心理学会第72回大会  2008年 

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  • 主観的幸福感の認知的複雑性に関する研究

    日本社会心理学会第49回大会  2008年 

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  • プライミング課題を用いた自己の名前と他者の名前の認知プロセスの比較

    日本心理学会第72回大会  2008年 

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  • An event related potentials study of aytibiographical memory retrieval

    The 7th Tsukuba International Conference  2008年 

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  • 自己の顔と名前の処理の効率性―認知負荷課題による検討―

    塩田真友子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2008年 

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  • オープナー・スキル尺度の作成と妥当性検討2―確証的因子分析,友人 関係および被開示度との関係―

    日本社会心理学会第49回大会  2008年 

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  • 自己向上心尺度作成の試み

    池谷昌哲, 岡林良, 田邉久美子, 畠中七瀬, 塩田真友子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2008年 

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  • オープナー・スキル尺度の作成と妥当性検討

    日本社会心理学会第48回大会  2007年 

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  • 文章理解における下位目標の推論に及ぼす文脈の影響(2)

    日本認知心理学会第5回大会  2007年 

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  • 想起時間の長短が自伝想起における意識性と自動性に及ぼす影響(2)―時間的切迫性による検討―

    日本認知心理学会第5回大会  2007年 

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  • 対人不安の心理的パス経路の検討

    塩田真友子, 堀内孝

    岡山心理学会大会発表論文集  2007年 

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  • 日本人における幸福感とは何か―包括的幸福感と領域別幸福感の関連について―

    日本社会心理学会第48会大会  2007年 

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  • 文章理解における下位目標の推論に及ぼす文脈の影響(1)

    日本心理学会第71回大会  2007年 

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  • 想起時間の長短が自伝想起における意識性と自動性に及ぼす影響(1)―想起の途中打ち切りによる検討―

    日本心理学会第71回大会  2007年 

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  • プライミング課題を用いた自己顔と他者顔の認知プロセスの比較

    日本社会心理学会第48回大会  2007年 

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  • 自伝想起の意識的成分と自動的成分―認知負荷を用いた検討―

    日本心理学会第70回大会  2006年 

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  • SOAの長短が意味的プライミング効果とN400に及ぼす影響

    日本認知心理学会第4回大会  2006年 

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  • 自己顔と他者顔の処理プロセスにおける相違

    日本認知心理学会第4回大会  2006年 

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  • IACモデルに準拠した自己顔の認知過程に関する検討

    日本心理学会第70回大会  2006年 

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  • ERPを用いた自己知識の多面性に関する検討

    日本心理学会第69回大会  2005年 

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  • ワークショップ「基礎研究と教育実践の関わり―学習活動調査,教科学習,E-Learning」

    日本心理学会第69回大会  2005年 

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  • 自伝的記憶の新旧度が検索プロセスに及ぼす影響

    日本認知心理学会第3回大会  2005年 

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  • The multidimensional property of the self: An event related potential Study.

    The 6th Tsukuba International Conference  2005年 

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  • ワークショップ「記憶が崩れる時―記憶障害と自己―」

    日本心理学会第69回大会  2005年 

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  • Event related potential for personality relevant information

    The 5th Tsukuba International Conference  2004年 

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  • 閾上・閾下呈示におけるフォールスメモリの検討

    日本認知心理学会第2回大会  2004年 

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  • 自己認知と他者認知の相違―ERPを使用した検討―

    日本心理学会第68回大会  2004年 

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  • Self-reference effect and meta-attitude as self-knowledge.

    28th International Congress of Psychology.  2004年 

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  • ワークショップ「自伝的記憶の理論と方法-研究の現場から」

    日本心理学会第67回大会  2003年 

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  • Autobiographical encoding and self-reference effect

    The 4th Tsukuba International Conference  2003年 

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  • 自伝想起課題を使用した場合の自己関連付け効果に及ぼすテスト時の想起意図の役割

    日本心理学会第67回大会  2003年 

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  • エピソード検索における回想経験と自他の違いが記憶に及ぼす影響

    日本グループ・ダイナミックス学会第50回大会  2003年 

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  • ワークショップ「自己,他者,内側前頭前野」

    企画者, 佐藤徳, 野村理朗, 話題提供者, 堀内孝, 野村理朗, 指定討論者, 大平英樹, 子安増生

    日本心理学会 大会発表論文集  2003年 

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  • プライミングに着目した再検査効果の生起メカニズムに関する研究

    日本教育心理学会第44回総会  2003年 

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  • Intentional use of memory in autobiographical task and self-reference effect

    The Psychonomic Society 44th Annual Meeting  2003年 

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  • 性格と対人行動―性格は本当に存在するのか?―

    東海女子大学『人間関係学部』開設記念 特別公開講座 第2回講演  2002年 

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  • 自伝想起の検索水準が自己関連付け効果に及ぼす影響2 ―自伝的記憶の記憶痕跡の古さに着目した検討―

    日本教育心理学会第44回総会発表論文集  2002年 

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  • 自伝想起の検索水準が自己関連付け効果に及ぼす影響1 ―記憶の検索における意識性と自動性に着目した検討―

    日本心理学会第66回大会  2002年 

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  • Self-referential mental activity: An event-related functional magnetic resonance imaging study.

    The 3rd Tsukuba International Conference  2002年 

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  • Differences between self referent encoding and other encodings: An event-related fMRI study.

    NeuroImage. 8th International Conference on Functional Mapping of Human Brain, 308.  2002年 

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  • Distinguishment between self-descriptiveness judgment task and autobiographical retrieval task: Evidence from the conceptually driven test.

    Horiuchi, T

    International Conference on Memory  2001年 

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  • 小講演「自己と記憶―自己関連付け効果に関する検討―」

    発表者, 堀内孝, 司会者, 川口潤

    日本心理学会 大会発表論文集  2001年 

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  • 自己関連付け課題とアクセスする自己知識に関する研究(1)―過去自己を使用した検討―

    堀内 孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  2001年 

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  • 自己関連付け課題とアクセスする自己知識に関する検討(2)

    堀内 孝

    JCOM (Japanese Conference on Memory) 発表抄録集  2001年 

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  • 検索時における虚偽記憶の生成要因の検討

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  2001年 

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  • 自主シンポジウム「学習場面に,認知・記憶研究はどのように貢献できるか? -理論と実践-」

    企画者, 藤田哲也, 司会者, 堀内孝, 話題提供者, 市川伸一, 仲真紀子, 楠見孝, 指定討論者, 北尾倫彦, 高橋雅延

    日本教育心理学会 大会発表論文集  2001年 

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  • Self-reference and like-dislike processing in memory for traits.

    Horiuchi, T

    The Psychonomic Society 41st Annual Meeting  2000年 

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  • 自己関連付け処理は意味水準の処理とは異なるのか?

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  2000年 

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  • 自己関連付け効果における意識的想起の役割Ⅳ-IRKを用いた検討-

    堀内孝, 藤田哲也

    日本基礎心理学会 大会発表論文集  2000年 

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  • 自己関連付け課題とアクセスする自己知識に関する検討

    堀内 孝

    第4回JCOM (Japanese Conference on Memory)  2000年 

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  • 潜在型概念駆動テストにおける処理水準効果―過程分離手続による意識的処理と自動的処理の評価―

    堀内 孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  2000年 

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  • 自己関連付け処理は意味水準の処理とは異なるのか?

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  1999年 

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  • 評価処理は自己関連付け効果の生起要因か?-課題促進パラダイムを用いた検討-

    堀内 孝

    日本基礎心理学会 大会発表論文集  1999年 

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  • 自己関連付け効果における評価処理説の検討

    堀内 孝

    第3回JCOM (Japanese Conference on Memory) 発表抄録集  1999年 

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  • 評価処理は自己関連付け効果の生起要因か?

    堀内 孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1999年 

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  • 自己関連付け効果における意識的想起の役割-テスト時の注意分割による検討-

    藤田哲也, 堀内孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1999年 

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  • 自己関連付け処理の組み合わせによる記憶促進効果

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  1998年 

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  • 評価処理は自己関連付け効果の生起要因か?

    堀内 孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1998年 

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  • 自己関連付け効果における意識的想起の役割-潜在記憶課題と顕在記憶課題の比較-

    堀内 孝・藤田哲也

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1997年 

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  • ラウンドテーブル・ディスカッション「記憶と自己」

    企画者, 太田信夫, 多鹿秀継, 話題提供者, 堀内孝, 宮本聡介, 筒井美加

    日本心理学会 大会発表論文集  1997年 

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  • 自己関連付け効果における意識的想起の役割-過程分離手続きを用いた検討-

    藤田哲也, 堀内孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1997年 

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  • 自己関連付け効果をめぐる問題

    堀内 孝

    第1回JCOM (Japanese Conference on Memory) 発表抄録集  1997年 

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  • 自己関連付け処理のタイプと自己関連付け効果

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  1997年 

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  • 自己の認知構造と自己関連づけ効果

    堀内 孝

    日本教育心理学会 大会発表論文集  1996年 

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  • シンポジウム「記憶・学習における自己の役割」

    企画者, 豊田弘司, 話題提供者, 豊田弘司, 高橋雅延, 堀内孝, 指定討論者, 齊藤智, 阪教育

    日本教育心理学会第38回総会発表論文集  1996年 

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  • 非言語情報の潜在記憶 (3)-和音の反復プライミングに及ぼす効果-

    川口潤, 菱村豊, 小針弘之, 堀内孝, 山田裕子

    日本心理学会 大会発表論文集  1996年 

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  • 自己関連づけ効果に影響を及ぼす記銘材料の特性

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  1996年 

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  • 自己関連づけ処理に介在する自己の認知次元に準拠した多次元意味処理-課題促進パラダイムによる検討-

    堀内 孝

    日本心理学会 大会発表論文集  1994年 

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  • 自己認知のあり方が自己肯定感に及ぼす影響―自己認知の下位領域に着目した検討―

    富尾知世, 堀内孝, 東條光彦

    第4回アジア認知行動療法会議学術総会 

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受賞

  • 大会発表奨励賞

    2024年11月   岡山心理学会  

    張澤, 堀内孝

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  • 大会発表奨励賞

    2023年12月   岡山心理学会  

    白石奈津栄・堀内孝

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  • 大会発表奨励賞

    2021年12月   岡山心理学会  

    張澤・堀内孝

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  • 大会発表奨励賞

    2020年12月   岡山心理学会  

    閻琳・堀内孝

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  • 大会発表奨励賞

    2018年   岡山心理学会  

    閻琳・堀内孝

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  • 優秀発表賞

    2014年   岡山心理学会  

    徳永侑子・谷口純代・堀内孝

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  • 優秀発表賞

    2013年   岡山心理学会  

    谷口純代・徳永侑子・堀内孝

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  • 日本心理学会奨励研究賞

    2000年  

    堀内孝

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    受賞国:日本国

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 主観的老いの指標間の関係とその測定内容に関する検討

    研究課題/領域番号:24K06502  2024年04月 - 2027年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    堀内 孝

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    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

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  • 解離における自伝的記憶の認知特性

    研究課題/領域番号:23530900  2011年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    堀内 孝

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    配分額:1690000円 ( 直接経費:1300000円 、 間接経費:390000円 )

    本研究の目的は,解離性体験者の自伝的記憶の構造的特徴を,自己-記憶システムの観点から検討することである。相関分析の結果,解離性体験は自己明確性とは負の相関を,ネガティブ領域の自己複雑性とは正の相関をそれぞれ示した。しかしながら,重回帰分析の結果,解離性体験に有意に影響を与えるのは自己明確性のみであることが明らかなった。以上の結果は,解離性体験者の自伝的記憶は主にエピソード記憶の統合度の低さに特徴づけられることを示唆している。

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  • 自伝想起における意識的成分と自動的成分が精神的健康に与える影響-解離性障害に関する検討-

    2009年04月 - 2010年03月

    財団法人ウエスコ学術振興財団  学術研究費助成金 

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    担当区分:研究代表者 

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  • 作動記憶の言語機能と自己意識の関係に関する研究

    2008年04月 - 2009年03月

    山陽放送学術文化財団  学術研究助成金 

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    担当区分:研究代表者 

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  • 自伝的記憶の想起における意識的処理と自動的処理-R反応とK反応の特性比較-

    研究課題/領域番号:18530559  2006年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    堀内 孝

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    配分額:1910000円 ( 直接経費:1700000円 、 間接経費:210000円 )

    本研究では,「自伝想起の生成・再認モデル(堀内,2004a)」における再認プロセスを精緻化するために,自伝想起の意識的成分と自動的成分の性質の相違に関して実験的な検証が行われた。
    実験1,2では,想起時間を操作した検討が行われた。実験1では,実験参加者にはあらかじめ想起時間(2秒,6秒)を告知した上で自伝的記憶を想起させた。実験2では想起時間を告げず,想起開始から2秒あるいは6秒で強制的に打ち切った。いずれの実験においても,意識的成分は6秒条件と比較して2秒条件の方が少なかったが,自動的成分では有意な差が認められなかった。この結果は,自動的成分は意識的成分と比較して,想起開始後の早い段階から惹起し,2秒後には十分に機能していることを示している。実験3では想起する自伝的記憶の新旧の違いを操作した検討が行われた。大学3年生を実験参加者として,想起する自伝的記憶が古い条件(中学の3年間)と新しい条件(大学の3年間)における意識的成分と自動的成分を比較した結果,いずれの成分に関しても古い条件の方が新しい条件よりも少なかった。一般的に自動的成分は時間耐性があるが,6年もの歳月が経過するとさすがに減少すると考えられる。実験4では事象関連電位を使用した検討が行われた。Czにおける1600msから2000msの平均電位を比較した結果,"思い出せる(Remember)"判断の方が"わかるだけ(Know)"判断よりも有意に高かった。1600ms以降の両判断の波形の違いは,意識的成分と自動的成分の生起速度の違いを反映しているものと解釈された。
    これらの実験結果は,自伝想起の意識的成分と自動的成分が基本的に異なる特性を有しており,独立したプロセスであることを示すものである。本研究の知見にもとづき「自伝想起の生成・再認モデル2008」が提唱され,その応用可能性と評価に関する議論が行われた。

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  • 核磁気共鳴機能画像法(fMRI)を用いた自己知識の多次元性・多面性に関する研究

    研究課題/領域番号:15700223  2003年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    堀内 孝

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    配分額:2900000円 ( 直接経費:2900000円 )

    本研究の目的は,自己知識の多次元性・多面性について脳機能の観点から検討を行うことである。この目的を達成するために平成17年度は以下の実験を行った(実験番号は前年度からの通番号)。
    実験5:前年度のERPを使用した実験4では,500-700msの後期成分において,Fz,Cz,Pzのいずれの部位に関しても,現実自己条件,社会的自己条件>理想自己条件という結果が得られた。この結果は,理想自己に関する処理は,現実自己や社会的自己に関する処理と活性化のパタンが異なることを示しており,その理由として,理想自己に関する判断は感情成分を多く喚起することが考えられる.H16年は,実験4の成果を踏まえ,空間分解能に優れる核磁気共鳴機能画像法(fMRI)を使用し,現実自己と理想自己の活性化パタンの違いに焦点を当てた実験を行った。具体的な実験デザインは,判断の種類からなる1要因3水準実験参加者内計画(現実自己条件,理想自己条件,意味条件)で,各条件には性格特性形容語30語ずつが実験参加者間でカウンターバランスを行ったうえで割り当てられた。各試行に対してfMRIデータを取得し,SPM2を使用した分析を行った。意味条件をベースラインとし,現実自己条件および理想自己条件の活性化量を評価したところ,差分"現実自己-意味処理"と差分"理想自己-意味処理"の間に活性化部位の明確な違いは認められなかった。
    理想自己条件では,性格特性形容語が"理想の自分"にあてはまるか否かの判断を求められるが,理想自己は本来個性記述的であり,個人感情に密着したものである。それ故,本研究が使用した課題では現実自己との部位間の違いが特定できるほどの感情成分が活性化しなかった可能性が示唆される。

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  • 自己関連付け効果の生起メカニズム(自伝想起の検索水準に着目した検討)

    研究課題/領域番号:13710043  2001年 - 2002年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    堀内 孝

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    配分額:2200000円 ( 直接経費:2200000円 )

    本研究の目的は,自伝想起課題を用いた自己関連付け効果の生起メカニズムを明らかにすることであり,この目的を達するためにH14年度は2つの実験を行った.
    一般的な自伝想起課題には,手がかり刺激から連想される行動を生成する処理と,生成された行動が各被験者の保持する自伝的記憶に適合するかを検索・再認する処理が包含されている.実験4では生成段階の処理として,行為生成(語から行為を連想させる)課題を設定し,自伝想起課題や意味課題の記憶成績と比較検討した.その結果,行為生成課題の再生成績は,自伝想起課題より低く,意味課題と同程度であった.この結果は,自伝想起課題を用いた自己関連付け効果は,行為生成以降の処理,すなわち,生成された行為を検索・再認する段階の処理によって生じる符号化に依存していることを示しており,平成13年度に行った実験1〜3の結果と一致するものである.
    さらに,実験5では事象関連電位(ERP)を指標とし,自伝想起課題と意味課題の活性化部位を比較したところ,Fz, Cz, Pzなど全体的に自伝想起課題より意味課題のほうが,振幅が大きかった.振幅の大きさがある測定部位の活動量の指標であるとするならば,自己関連付け効果の存在を考慮すると,自伝想起課題のほうが意味課題よりも振幅が大きいことが予想される.予測に反する結果が得られた原因としては,2秒以内に自伝的記憶の有無を判断することが求められたため,自伝想起における生成や再認がうまくできず,自伝的記憶の有無をメタ水準で判断していたことが指摘される.この問題は,ブロックデザインのfMRIを適用することによって解消されると考えられる.
    平成13年度に行った実験3は「心理学研究」に投稿し,審査を受けているところである.現在,実験1,2,4をまとめて投稿する準備を進めている.また,日本心理学会などの内外の多くの学会で成果の発表を行った.

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  • 自己関連付け効果における意識的想起の役割に関する研究

    研究課題/領域番号:98J03185  1999年 - 2000年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費

    堀内 孝

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    配分額:1600000円 ( 直接経費:1600000円 )

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担当授業科目

  • 人文学の論点 (2024年度) 第2学期  - 火3~4

  • 人文学講義(心理学) (2024年度) 1・2学期  - 水3~4

  • 基礎演習1(人間社会文化専攻) (2024年度) 前期  - その他

  • 実践演習(心理学実験a) (2024年度) 第4学期  - 月1~3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法) (2024年度) 1・2学期  - 月1~3

  • 実践演習(社会心理学統計) (2024年度) 1・2学期  - 木1~2

  • 心理学演習1 (2024年度) 前期  - 火4

  • 心理学演習2 (2024年度) 後期  - 火4

  • 心理学演習3 (2024年度) 夏季集中  - その他

  • 心理学2 (2024年度) 前期  - 水1

  • 特別演習1(人間社会文化専攻) (2024年度) 前期  - その他

  • 社会心理学1 (2024年度) 第3学期  - 月5~6

  • 社会的認知論 (2024年度) 前期  - その他

  • 社会的認知論演習1 (2024年度) 前期  - その他

  • 社会的認知論演習2 (2024年度) 前期  - その他

  • 課題演習(社会心理学) (2024年度) 1・2学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2024年度) 3・4学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2024年度) 3・4学期  - 火3~4

  • 人文学の基礎 (2023年度) 1・2学期  - 水2

  • 人文学の基礎A (2023年度) 1・2学期  - 水2

  • 人文学入門演習(心理学) (2023年度) 第3学期  - 水1~2

  • 人文学講義(心理学) (2023年度) 1・2学期  - 水3~4

  • 基礎演習1(人間社会文化専攻) (2023年度) 前期  - その他

  • 基礎演習2(人間社会文化専攻) (2023年度) 後期  - その他

  • 実践演習(心理学実験a) (2023年度) 第4学期  - 月1~3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法) (2023年度) 1・2学期  - 月1~3

  • 心理学演習1 (2023年度) 前期  - 月4

  • 心理学演習1 (2023年度) 後期  - 月4

  • 心理学演習2 (2023年度) 前期  - 火1

  • 心理学演習2 (2023年度) 後期  - 火1

  • 心理学1 (2023年度) 前期  - 火2

  • 社会的認知論 (2023年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習1 (2023年度) 前期  - その他

  • 社会的認知論演習2 (2023年度) 後期  - その他

  • 認知心理学1 (2023年度) 第3学期  - 月5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2023年度) 1・2学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2023年度) 3・4学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2023年度) 3・4学期  - 火3~4

  • 人文学講義(心理学) (2022年度) 1・2学期  - 水3~4

  • 実践演習(心理学実験a) (2022年度) 第4学期  - 月1~3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法) (2022年度) 1・2学期  - 月1~3

  • 実践演習(社会心理学統計) (2022年度) 夏季集中  - その他

  • 心理学演習1 (2022年度) 前期  - 月4

  • 心理学演習1 (2022年度) 後期  - 月4

  • 心理学演習2 (2022年度) 後期  - 月5

  • 心理学2 (2022年度) 前期  - 月5

  • 特別演習1(人間社会文化専攻) (2022年度) 前期  - その他

  • 特別演習2(人間社会文化専攻) (2022年度) 後期  - その他

  • 社会心理学1 (2022年度) 第3学期  - 月5~6

  • 社会的認知論 (2022年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習1 (2022年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習2 (2022年度) 特別  - その他

  • 課題演習(社会心理学) (2022年度) 1・2学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2022年度) 3・4学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2022年度) 3・4学期  - 火3~4

  • 人文学入門演習(心理学) (2021年度) 第3学期  - 水1

  • 人文学講義(心理学) (2021年度) 1・2学期  - 水3~4

  • 基礎演習1(人間社会文化専攻) (2021年度) 前期  - その他

  • 実践演習(心理学実験a) (2021年度) 第4学期  - 月1~3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法) (2021年度) 1・2学期  - 月1~3

  • 心理学演習1 (2021年度) 前期  - 火1

  • 心理学演習1 (2021年度) 後期  - 月4

  • 社会心理学特論 (2021年度) 後期  - 火1

  • 社会的認知論 (2021年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習1 (2021年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習2 (2021年度) 特別  - その他

  • 認知心理学1 (2021年度) 第3学期  - 月5~6

  • 認知心理学2 (2021年度) 第4学期  - 月5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2021年度) 1・2学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2021年度) 3・4学期  - 火5~6

  • 課題演習(社会心理学) (2021年度) 3・4学期  - 火3~4

  • 人文学の基礎A (2020年度) 1・2学期  - 水1

  • 人文学講義(心理学a) (2020年度) 第1学期  - 水3,水4

  • 人文学講義(心理学b) (2020年度) 第2学期  - 水3,水4

  • 実践演習(心理学実験a) (2020年度) 第4学期  - 月1,月2,月3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法a) (2020年度) 第1学期  - 月1,月2,月3

  • 実践演習(心理学質問紙調査法b) (2020年度) 第2学期  - 月1,月2,月3

  • 心理学演習 (2020年度) 前期  - 火4

  • 心理学演習 (2020年度) 後期  - 火4

  • 心理学演習1 (2020年度) 前期  - 火4

  • 心理学演習1 (2020年度) 後期  - 火4

  • 社会心理学特論 (2020年度) 後期  - その他

  • 社会心理学1 (2020年度) 第3学期  - 月3,月4

  • 社会的認知論 (2020年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習1 (2020年度) 特別  - その他

  • 社会的認知論演習2 (2020年度) 特別  - その他

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第1学期  - 火5,火6

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第4学期  - 火5,火6

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第4学期  - 火3,火4

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第3学期  - 火5,火6

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第3学期  - 火3,火4

  • 課題演習(心理学) (2020年度) 第2学期  - 火5,火6

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社会貢献活動

  • 真庭市立中央図書館・放送大学公開講座

    役割:講師

    2024年10月

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  • 放送大学・岡山県立図書館連携講座

    役割:講師

    2024年5月

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  • 放送大学客員教授

    役割:講師

    放送大学岡山学習センター  2023年4月 - 現在

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  • 瀬戸公民館連携講座

    役割:講師

    2023年

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  • 倉敷市立中央図書館*放送大学岡山学習センター連携講座

    役割:講師

    2023年

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  • 津山市立図書館・放送大学岡山学習センター連携講座

    役割:講師

    2022年

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  • 旭東公民館・放送大学岡山学習センター連携講座

    役割:講師

    2022年

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  • あわくら会館・放送大学岡山学習センター連携講座

    役割:講師

    2022年

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  • 放送大学・岡山県立図書館連携講座

    役割:講師

    2018年

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  • 放送大学客員教授

    役割:講師

    放送大学岡山学習センター  2017年4月 - 2022年3月

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  • 放送大学岡山学習センター公開講座

    役割:講師

    2017年

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学術貢献活動

  • 岡山心理学会副理事長

    役割:企画立案・運営等

    岡山心理学会  2018年 - 現在

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  • 岡山心理学会第61回大会準備委員(大会長)

    役割:企画立案・運営等

    岡山大学  2013年

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  • 日本認知心理学会第10回大会準備委員(副大会長)

    役割:企画立案・運営等

    岡山大学  2012年

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  • 岡山心理学会理事

    役割:企画立案・運営等

    岡山心理学会  2011年 - 現在

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  • 日本教育心理学会第48回総会準備委員

    役割:企画立案・運営等

    岡山大学  2006年

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