研究者詳細 - 柳井　広之

MISC - 柳井　広之

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口唇に発生したCystadenomaの１例

藤井昌江, 片瀬直樹, 玉村亮, 船越和子, 古谷満寿美, 柳井広之, 長塚仁

日本臨床細胞学会岡山支部会誌 2009年

好酸性変化を伴う濾胞性腫瘍由来と考えられた甲状腺未分化癌の１例

大原信哉, 井上博文, 那須篤子, 森下由美子, 今井みどり, 松岡博美, 藤田勝, 柳井広之, 吉野正

日本臨床細胞学会岡山支部会誌 28 15 - 16 2009年

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山県臨床細胞学会

70歳代女。30年来の甲状腺腫瘤の急速増大を認め、甲状腺亜全摘および頸部リンパ節郭清術を施行し、更に上縦隔や気管前リンパ節転移などの残存腫瘍に対して術後放射線療法を施行した。甲状腺穿刺吸引細胞疹では悪性の甲状腺未分化癌が疑われ、手術標本で腫瘍本体は甲状腺内に限局する滑面充実性、広範壊死、一部出血を伴っていた。病理組織学的には好酸性顆粒状細胞質に富む細胞が索状や濾胞状に増生し、好酸球細胞型濾胞性腫瘍(濾胞癌)から低分化癌相当と思われる成分と、多型性を示し多陵型や紡錘型などの形態を伴う未分化癌成分を認めた。最大割面では、壊死領域が半分以上を占め、次いで未分化癌、濾胞性腫瘍の順であった。濾胞性腫瘍と未分化癌の成分について、両者の境界が比較的明瞭な部分と両成分が混在する部分がみられた。免疫染色では、未分化癌部分はMIB-1標識率高値となり、TTF-1の陰性化とp53発現を示した。頸部リンパ節などの転移成分は未分化癌であった。

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The Bethesda Systemに準拠した子宮頸部細胞診報告−その理論と実践− 理論編

柳井広之

日本臨床細胞学会岡山支部会誌 2009年

日本人胸膜中皮腫におけるP16遺伝子異常の意義遺伝子診断・治療の可能性

小林成行, 豊岡伸一, 柳井広之, 宗淳一, 藤本伸一, 市原周治, 木村賢太郎, 市村浩一, 佐野由文, 岸本卓巳, 伊達洋至

日本癌治療学会誌 43 ( 2 ) 640 - 640 2008年10月

The impact of BAC components and epidermal growth factor receptor (EGFR) gene on the clinical outcomes in small adenocarcinoma of the lung

Naruyuki Kobayashi, Shinichi Toyooka, Kouichi Ichimura, Hiroyuki Yanai, Junichi Soh, Hiroki Otani, Masaru Jida, Hiromasa Yamamoto, Yoshifumi Sano, Katsuyuki Kiura, Hiroshi Date

CANCER RESEARCH 68 ( 9 ) 2008年5月

生食注入下での肺RFA ブタ正常肺での実験

井石龍比古, 平木隆夫, 乗金精一郎, 松井裕輔, 丸中三菜子, 井上大作, 小林桂子, 櫻井淳, 藤原寛康, 黒瀬太一, 郷原英夫, 三村秀文, 金澤右, 柳井広之, 吉野正, 田尻展久

IVR: Interventional Radiology 23 ( 2 ) 209 - 209 2008年4月

唾液腺腺房細胞癌の二症例

今井みどり, 藤田勝, 井上博文, 松岡博美, 森下由美子, 岡崎泰昌, 大森昌子, 柳井広之, 松川昭博, 吉野正

日本臨床細胞学会雑誌 47 ( Suppl.1 ) 183 - 183 2008年3月

気管支腺上皮性乳頭腫の一例

大森昌子, 柳井広之, 荻野哲也, 松川昭博, 吉野正

日本病理学会会誌 97 ( 1 ) 375 - 375 2008年3月

O14-01 腫瘍径20mm以下, stage IAの肺腺癌の予後におけるBAC componentおよびEGFR遺伝子変異の意義(肺癌4,第25回日本呼吸器外科学会総会)

小林成行, 佐野由文, 豊岡伸一, 市村浩一, 柳井広之, 宗淳一, 大谷弘樹, 治田賢, 山根正修, 大藤剛宏

日本呼吸器外科学会雑誌 22 ( 3 ) 432 - 432 2008年

卵巣小細胞癌(高カルシウム血症型) 卵巣小型円形細胞腫瘍の鑑別招待

柳井広之, 吉野正

病理と臨床 26 302 - 303 2008年

IMMUNOHISTOCHEMICAL ANALYSES OF PTPN6 (SHP1) ON LANGERHANS CELL HISTIOCYTOSIS

Ichiro Murakami, Takashi Oka, Hiaki Sato, Yuta Kitamura, Toshiaki Morito, Katsuyoshi Takata, Yoko Shinno, Masayuki Takano, Kana Washio, Xingang Huang, Maiko Tamura, Naoko Ohnishi, Koichi Ichimura, Yasuharu Sato, Hiroyuki Yanai, Nobuya Ohara, Eisaku Kondo, Kiyoshi Takahashi, Takehiro Tanaka, Jean Gogusev, Francis Jaubert, Akira Morimoto, Shinsaku Imashuku, Tadaatsu Akagi, Tadashi Yoshino

Proceedings of XXIV Annual Meeting of the Histiocyte Society 2008年

超音波内視鏡下戦死吸引細胞診が有用であった膵内分泌腫瘍の二例

井上博文, 藤田勝, 松岡博美, 今井みどり, 森下由美子, 市村浩一, 大森昌子, 大原伸哉, 柳井広之, 松川昭博

日本臨床細胞学会雑誌 47 512 2008年

新医師臨床研修制度におけるCPC研修の実態病理担当責任者および臨床研修担当責任者を対象にした日本病理学会中国四国支部アンケート調査

立山義朗, 万代光一, 安達博信, 亀井敏昭, 柳井広之, 西村理恵子, 羽場礼次, 村上知之, 谷山清己

病理と臨床 26 91 - 97 2008年

腹水中に腫瘍細胞を認めた乳腺小葉癌の1例

藤田勝, 松岡博美, 井上博文, 今井みどり, 森下由美子, 大森昌子, 市村浩一, 柳井広之, 大原信哉, 松川昭博

日本臨床細胞学会岡山支部会誌 27 36 - 37 2008年

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山県臨床細胞学会

70歳女。5年前に右乳癌にて乳房切除を施行され化学療法を続けてきたが、CEAの上昇とともに結腸の多発通過障害が出現したため開腹手術を行った。腹膜・大網に播種結節を認め、貯留腹水の細胞診では核異型が軽度で散在性ないし小集塊状の腫瘍細胞が散見された。一部の腫瘍細胞では細胞質の突出像や相互封入像を認め、PAS反応は細胞質にびまん性陽性を認めた。大網生検組織でも均一な小型の異型細胞が疎な結合を示して浸潤性に増殖し、原発巣に類似する組織所見を認めた。PAS反応では腫瘍細胞の胞体にびまん性陽性を認め、免疫染色ではエストロゲン受容体陽性、プロゲステロン受容体・HER2・Eカドヘリン陰性であり、乳癌invasive lobular carcinoma転移と診断した。

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乳腺血管肉腫の1例

松岡博美, 井上博文, 今井みどり, 藤田勝, 森下由美子, 大森昌子, 市村浩一, 柳井広之, 大原信哉, 松川昭博

日本臨床細胞学会岡山支部会誌 27 34 - 35 2008年

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山県臨床細胞学会

32歳女。主訴は左乳房のしこりであった。腫瘤は20cm大で、針生検にて血管系腫瘍が疑われた。右乳房にも超音波・MRIで左腫瘍と類似した腫瘤影があり、左皮下乳腺全摘+右乳腺部分切除術を施行した。摘出材料は出血を伴った充実性腫瘤で、HE標本ではクロマチン増量と核異型を有する短紡錘形細胞が毛細血管類似の管腔を形成し、浸潤性増殖していた。捺印細胞標本では赤血球を背景に単在〜集塊状に類円形細胞と紡錘形細胞が混在する腫瘍細胞を認め、いずれも切れ込みを有する核や核の抱きこみ像を多数認めた。細胞質内にはhaloを伴う赤血球様物質を容れた腫瘍細胞やベルリン青陽性ヘモジデリン顆粒を貪食した細胞を認め、免疫染色ではCD31・CD34が類円形細胞・紡錘形細胞ともに陽性で、MIB1陽性率は40%であり、血管肉腫と診断した。

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Trisomy 21に合併した胸腔内desmoid tumor

柳井広之, 吉野正

小児がん 45 ( 2 ) 178 - 178 2008年