2024/12/25 更新

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ミヤモト コウジ
宮本 浩治
MIYAMOTO Kouji
所属
教育学域 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 修士(教育学) ( 2001年3月   広島大学 )

研究キーワード

  • 教科教育 国語教育 学力・評価論 授業論 学校におけるカリキュラム改善

研究分野

  • 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学

所属学協会

  • 日本協同教育学会

    2017年

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  • 日本教師教育学会

    2015年

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  • 日本教育実践学会

    2013年

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  • 全国大学国語教育学会

    2001年

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  • 日本教科教育学会

    2001年

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  • 中国四国教育学会

    1999年

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  • 広島大学国語教育学会

    1997年

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論文

  • 「目指す生徒像」を意識した組織的な授業改善 ~「自ら学び、思いや考えを伝え合う力」を育む国語科指導を軸として~

    岡田 奈未, 宮本 浩治, 池田 匡史, 槇野 滋子

    岡山大学教師教育開発センター紀要   14   265 - 279   2024年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学教師教育開発センター  

    本研究の目的は、「目指す生徒像」を意識した学校の組織改善の具体を報告し、そのあり方を提言することにある。いつの時代においても、授業改善は教師に求められることである。教師は、よりよい授業をしたいと願うものの、本質的に授業はおもしろくないものとして、子どもたちには認識されているのが現状である。本研究では、共有ビジョンである「目指す生徒像」を軸とした協働的な授業改善の取り組みを報告する。そして、「目指す生徒像」を教職員が一丸となって作り、解釈、実践、検討していく営みの中で、生徒の実態や授業の問題点を明確に認識し、同じ視点での授業の改善や学校の組織力の向上につながる可能性を見出すこととする。さらに、こうした取り組みを進めていく中で、教師一人ひとりのメンタル・モデルにどのようにアプローチしていくのかということの視座も明らかにしていくこととする。

    DOI: 10.18926/cted/66786

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  • 教職大学院教科教育領域における教育実践力の向上と実戦研究の推進の架橋-学部新卒院生によるリフレクションを促す場の構想- 招待 査読

    池田匡史, 石橋一昴, 詫間千晴, 服部裕一郎, 岡崎正和, 宮本浩治, 山田秀和, 川崎弘作

    日本教育大学協会研究年報   42   141 - 152   2024年3月

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  • 学習の足場としての「めあて」に関する研究-「言語活動の充実」を通じた資質・能力の育成- 査読

    難波優太朗, 宮本浩治

    教育実践学研究   25 ( 1 )   27 - 38   2023年9月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語  

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  • 学校を基盤としたカリキュラム開発を担う教師の役割と力量形成についての実践的研究 ―実践的リーダーとなる教師の主体から―

    稲本 多加志, 宮本 浩治

    岡山大学教師教育開発センター紀要   13   115 - 128   2023年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学教師教育開発センター  

    本研究の目的は,学校を基盤としたカリキュラム開発を担う教師に求められる役割と,その力量形成過程の詳細を検討することにある。具体的には,「目指す子ども像」を軸にした授業づくりを通じて,自身の実践を捉え直して意識を変容させた授業者と,そのためにイニシアチブを発揮した教師の自己主体との関連性を明らかにするために,岡山大学教育学部附属小学校の取り組みを対象として事例研究を展開した。検討を通じて明らかになったことは,カリキュラム開発を推進する教師に内在する自己を形成するタイプの存在である。「目指す子ども像」の実現に向けた資質・能力を育てるための授業改善を図る主体,自身が関わる教師の成長を促す視点も内包した主体が,実践を協同して解釈し位置付け直す共有の場において顕在化されることで,学校全体を通じた組織的な取り組みとしてカリキュラム開発を行うことができる可能性が見出された。

    DOI: 10.18926/cted/65068

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  • 学校を基盤としたカリキュラム開発の具体的展開 -「目指す子ども像」の解釈を通じた国語学習の組織的展開-

    稲本 多加志, 宮本 浩治

    岡山大学教師教育開発センター紀要   12   317 - 327   2022年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岡山大学教師教育開発センター  

    本研究の目的は,学校カリキュラムの開発において,「目指す子ども像」の共有と,その姿の実現に向けた取り組みの具体的な展開,実践の詳細を検討することにある。具体的には,カリキュラム開発に携わるリーダーシップと意思決定のあり方,そしてそれが機能した(機能しつつある)開発の過程についての事例として,岡山大学教育学部附属小学校国語部の取り組みを検討した。検討を通じて明らかになったことは,「目指す子ども像」をもとに授業自体を解釈し直し,授業の意味を探ることを通じて,授業者自身にも「目指す子ども像」を具現化した授業がイメージできるようになり,学校全体を通じた組織的な取り組みとなる可能性があるということである。さらに,こうした取り組みを行う中で,実践的リーダーは,解釈のモデルを示したり,やりとりをする中で別の解釈を引き出したりすることや,解釈自体を修正したりすることが重要となることが明らかになった。

    DOI: 10.18926/cted/63316