研究者詳細 - 藤原　俊義

論文 - 藤原　俊義

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松本聖, 稲田涼, 永坂岳司, 渡邉彩子, 八木朝彦, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

癌と化学療法 42 ( 2 ) 229 - 231 2015年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)癌と化学療法社

われわれは原発不明癌として治療を受けていたが増悪し、開腹手術による確定診断後にmodified FOLFOX6(mFOLFOX6)+panitumumab療法を施行し、部分寛解となり原発巣切除となった症例を経験したので報告する。症例は50歳台、男性。腹部膨満、食思不振を主訴に前医受診。腹水貯留を伴う腹膜結節を認め癌性腹膜炎と診断された。腹水細胞診の結果、消化管由来と診断される腺癌を認めたが、PET-CT検査、上下部消化管内視鏡検査にて原発巣の診断は得られなかった。原発不明癌としてCBDCA+PTX療法、GEM療法にて加療するも腹水増大し、播種結節に伴う腸管閉塞を認め、2013年1月当院を紹介された。腸閉塞解除目的で開腹手術施行。腹腔内は虫垂の壁肥厚および播種による回腸末端付近の閉塞を認めたため、回腸人工肛門造設および播種結節切除を行った。虫垂癌の診断を得て、mFOLFOX6+panitumumab療法を3コース施行し、部分寛解を得た後、再び開腹し、拡大右半結腸切除術にて原発巣および一部播種結節を切除した。現在、原発不明癌に対しては標準的治療レジメンが存在しないばかりか、化学療法によって患者の予後改善を得られるのかも明確ではない。確定診断を得るためにも可能であれば開腹手術を考慮する必要がある。(著者抄録)

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集学的治療にて長期生存を得たKRAS遺伝子変異を伴う再発直腸癌の1例

渡邉彩子, 稲田涼, 永坂岳司, 八木朝彦, 松本聖, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

癌と化学療法 42 ( 2 ) 237 - 239 2015年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)癌と化学療法社

進行・再発大腸癌に対する新規抗癌剤や分子標的薬の登場により多くの患者が生存期間の延長を得られるようになった。しかしさらなる長期生存を得るためには全身化学療法のみではなく、転移巣に対する局所療法も組み合わせる必要がある。とりわけKRAS変異を伴う大腸癌は有効薬剤が限られるため、より集学的な治療が必要となる。今回われわれは、KRAS変異を伴う直腸癌術後肺再発・骨盤内リンパ節再発を来した50代の男性に対して全身化学療法に加え、肺切除、経皮的ラジオ波焼灼術(radiofrequency ablation:RFA)、リンパ節切除といった集学的治療を行うことにより、初回再発時より3年以上、活動性病変のない状態で生存している症例を報告する。(著者抄録)

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その他リンク： https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2015&ichushi_jid=J00296&link_issn=&doc_id=20150219340021&doc_link_id=%2Fab8gtkrc%2F2015%2F004202%2F022%2F0237-0239%26dl%3D0&url=https%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fab8gtkrc%2F2015%2F004202%2F022%2F0237-0239%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif

盲腸癌術後に穿通を伴う小腸再発を認めた１例

渡邉彩子, 稲田涼, 永坂岳司, 八木朝彦, 松本聖, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

日本外科系連合学会誌 40 ( 2 ) 251 - 255 2015年

記述言語：日本語出版者・発行元：日本外科系連合学会

症例は70代男性．2004年12月，当院で盲腸癌に対し回盲部切除術（D3）を施行した（病理：pT3pN0cM0，pStage Ⅱ，Cur A）．その後2007年３月より腸閉塞を繰り返していたが，保存的に加療されていた．2007年12月，発熱と筋性防御を伴う右側腹部痛を認め受診．血液検査にて炎症反応高値であり，腹部CT検査にて後腹膜膿瘍を認めた．小腸穿通に伴う限局性腹膜炎と診断し，緊急手術を施行した．術中所見にて回腸に後腹膜への穿通を伴う腫瘍性病変を認めたため，小腸部分切除および洗浄ドレナージを施行．病理組織診断にて，粘液成分を伴う腺癌細胞を認め盲腸癌の小腸再発と診断された．術後補助化学療法を施行するも，2008年11月後腹膜再発をきたし，以後集学的治療を行うも，初回再発手術より５年11カ月後に原病死となった．今回われわれは頻度の低い，大腸癌の孤立性小腸転移の症例を経験したので，文献的考察を加え報告する．

DOI： 10.4030/jjcs.40.251

CiNii Article

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[False-positive local recurrences on FDG-PET/CT due to postoperative infection - a case report].

Yoshiko Mori, Takeshi Nagasaka, Ryo Inada, Ayako Watanabe, Hiroyuki Kishimoto, Yoshitaka Kondou, Toshiyoshi Fujiwara

Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy 41 ( 12 ) 1599 - 601 2014年11月

記述言語：日本語掲載種別：研究論文（学術雑誌）

Although ¹⁸F-fluorodeoxyglucose-positron emission tomography/computed tomography (FDG-PET/CT) is a powerful tool for detecting the recurrence of colorectal cancer, FDG uptake is not tumor specific. Herein, we report a case of a 65-year- old man who underwent emergency colectomy for perforation of colon cancer. FDG-PET/CT after surgery showed 2 tumors that were difficult to differentiate from peritoneal metastases with invasion to the spleen. Splenectomy was performed, and the histopathology revealed that the tumors in fact were abscesses. This is a clinically thought-provoking case that showed the difficulty of the differential diagnosis between early recurrence after emergent surgery of colorectal cancer and the postoperative changes.

PubMed

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内視鏡外科の低侵襲性を評価する腹臥位胸腔鏡下食道切除術の栄養学的評価の検討

白川靖博, 賀島肇, 前田直見, 田辺俊介, 櫻間教文, 野間和広, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 316 - 316 2014年10月

早期胃癌に対するESD非治癒切除後の追加治療としてのLADGの治療成績の検討

菊地覚次, 堀直人, 桑田和也, 黒田新士, 西崎正彦, 香川俊輔, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 681 - 681 2014年10月

腹腔鏡下胃切除術後の利尿期への早期移行は低侵襲性を反映する

桑田和也, 吉田龍一, 菊池覚次, 黒田新士, 西崎正彦, 香川俊輔, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 674 - 674 2014年10月

腹腔鏡下手術の低侵襲性は胃切除術後の癒着性腸閉塞の低減に寄与する

香川俊輔, 黒田新士, 菊地覚次, 岸本浩行, 桑田和也, 久保田哲史, 堀直人, 渡邉めぐみ, 石田道拡, 浅野博昭, 永坂岳司, 佃和憲, 西崎正彦, 白川靖博, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 674 - 674 2014年10月

高齢者胃癌(75歳以上)に対する腹腔鏡手術の妥当性

黒田新士, 桑田和也, 菊地覚次, 西崎正彦, 香川俊輔, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 632 - 632 2014年10月

ロボット支援胃切除術 Pros and Cons ロボット支援下胃切除術における郭清と体腔内手縫い吻合

西崎正彦, 黒田新士, 菊地覚次, 桑田和也, 香川俊輔, 白川靖博, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 316 - 316 2014年10月

手術の教育法開胸・開腹vs内視鏡下手術教育におけるカダバートレーニングの有用性と可能性

近藤喜太, 信岡大輔, 黒田新士, 前田直見, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 311 - 311 2014年10月

小児先天性食道狭窄症に対する下部食道・噴門側胃切除後漿膜筋層フラップによる噴門形成術(観音開き法)

野田卓男, 尾山貴徳, 谷本光隆, 野間和広, 田邊俊介, 白川靖博, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 458 - 458 2014年10月

高齢者大腸癌に対するD3郭清の短期・長期成績の検討

稲田涼, 永坂岳司, 渡邉彩子, 八木朝彦, 松本聖, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 浅野博昭, 佃和憲, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 640 - 640 2014年10月

Colitic cancer/high grade dysplasiaを合併した潰瘍性大腸炎に対する腹腔鏡下大腸全摘の治療成績の検討

稲田涼, 近藤喜太, 母里淑子, 岸本浩行, 永坂岳司, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 506 - 506 2014年10月

クローン病に対する腹腔鏡下手術の成績開腹手術と比較して

戸嶋俊明, 近藤喜太, 稲田涼, 母里淑子, 岸本浩行, 永坂岳司, 藤原俊義

日本内視鏡外科学会雑誌 19 ( 7 ) 578 - 578 2014年10月

集学的治療にて長期生存を得たKRAS遺伝子変異を伴う再発直腸癌の1例

渡邉彩子, 稲田涼, 永坂岳司, 八木朝彦, 松本聖, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 843 - 843 2014年10月

結腸腸間膜デスモイド線維腫症の1例

八木朝彦, 稲田涼, 永坂岳司, 渡邉彩子, 松本聖, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 859 - 859 2014年10月

進行直腸癌術後再発に対して積極的な集学的治療によって長期生存を得た1例

松本聖, 稲田涼, 永坂岳司, 八木朝彦, 渡邉彩子, 戸嶋俊明, 母里淑子, 近藤喜太, 岸本浩行, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 843 - 843 2014年10月

Miles手術における会陰創のSSIに対するVAC療法の経験

戸嶋俊明, 近藤喜太, 稲田涼, 母里淑子, 岸本浩行, 永坂岳司, 藤原俊義

日本臨床外科学会雑誌 75 ( 増刊 ) 440 - 440 2014年10月

大腸癌の遠隔転移(肝以外)の切除の限界とは大腸癌肺転移に対するCTガイド下経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)の短期・長期成績の検討

稲田涼, 永坂岳司, 母里淑子, 竹原裕子, 竹原清人, 佃和憲, 平木隆夫, 金澤右, 藤原俊義

日本大腸肛門病学会雑誌 67 ( 9 ) 634 - 634 2014年9月

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