研究者詳細 - 井口　俊博

MISC - 井口　俊博

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井口俊博, 高原政宏, 平岡佐規子

日本消化器病学会雑誌 119 ( 11 ) 992 - 1003 2022年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)日本消化器病学会

近年,高齢潰瘍性大腸炎(UC)患者数が増加しており,特に若年発症して長期経過を追っている高齢UC症例と異なり,高齢になって新規に発症したUCは治療に難渋する症例が少なくない.また年齢だけで高齢者の全身状態を判断することはできず,症例によって脆弱性やリスクが異なるため,注意が必要である.現在使用できる治療薬はいずれも高齢者を対象とした試験を経ず保険収載されており,リアルワールドデータを基に有効性,安全性の判断をせざるを得ない.高齢者特有の併存疾患の管理,ポリファーマシーと相互作用,認知症,身体機能低下,易感染状態などのリスクを考慮し,重篤な状態になる前に常に早期介入を心掛ける必要がある.(著者抄録)

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その他リンク： https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2022&ichushi_jid=J01118&link_issn=&doc_id=20221116250003&doc_link_id=10.11405%2Fnisshoshi.119.992&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11405%2Fnisshoshi.119.992&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_2.gif

手技の解説クローン病におけるダブルバルーン内視鏡下逆行性造影の実際

井口俊博, 川野誠司, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy 64 ( 10 ) 2308 - 2316 2022年10月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本消化器内視鏡学会

クローン病患者の7割以上が小腸病変を有するとされ,小腸病変のモニタリングとその制御は患者のQOLに直結する.従ってクローン病診療では,全小腸を高精度でかつ手軽に,そして低侵襲にモニタリングすることが求められるが,残念ながらすべてを兼ね備えた検査やマーカーは未だ存在しない.ダブルバルーン内視鏡検査は,クローン病小腸病変に対するモニタリング検査の1つとして,また時に内視鏡的拡張術目的に広く使用されている.当科ではダブルバルーン内視鏡検査の際に通常の観察に加えて先端バルーンを拡張させて逆行性造影を行い,それまでは難しかった深部小腸の評価をルーチンで行っている.本稿では,クローン病小腸病変に対するダブルバルーン内視鏡下逆行性造影の手順やコツを解説する.(著者抄録)

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クローン病患者の内視鏡活動性と活動性の変化を予測するバイオマーカーは?

井口俊博, 平岡佐規子, 豊澤惇希, 竹井健介, 青山祐樹, 井川翔子, 竹内桂子, 山崎泰史, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 119 ( 臨増大会 ) A750 - A750 2022年10月

【潰瘍性大腸炎内科診療の新時代】日常診療に有用な潰瘍性大腸炎のバイオマーカー

青山祐樹, 平岡佐規子, 井口俊博, 竹井健介, 井川翔子, 竹内桂子, 高原政宏

医学と薬学 79 ( 11 ) 1461 - 1468 2022年10月

消化管疾患と性差女性IBD患者における月経周期と腹部症状との関わりを探る

井口俊博, 平岡佐規子, 青山祐樹, 竹井健介, 井川翔子, 竹内桂子, 高原政宏, 近藤喜太

日本高齢消化器病学会誌 25 ( 1 ) 144 - 144 2022年7月

【Common diseaseとなった潰瘍性大腸炎の現状と診療のコツ】5-ASA製剤の種類,適応症例と使い方および副作用不耐も含めて

安富絵里子, 井口俊博, 平岡佐規子

臨床消化器内科 37 ( 7 ) 759 - 764 2022年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)日本メディカルセンター

＜文献概要＞5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤は潰瘍性大腸炎(UC)の寛解導入と寛解維持に有効であり,軽症〜中等症のUCに用いる基本薬である.本邦ではサラゾスルファピリジンと3種類のメサラジン製剤を用いることが可能で,それぞれ5-ASAの放出機構,薬物動態に特徴がある.寛解導入効果は標準用量から高用量の5-ASAで有効性が認められており,十分量の投与が必要である.また,寛解維持にはアドヒアランスの遵守が重要である.5-ASAは全身の免疫抑制作用はなく安全性は高いとされるが,副作用もある.とくに,腹部症状の悪化をきたす「5-ASAアレルギー」と呼ばれるものがあり,5-ASA製剤内服開始1〜2週間程度で出現することが多い.近年その増加も指摘されており,注意を要する.

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【潰瘍性大腸炎内科診療の即戦力を身につける!-急増する患者の日常診療に求められる必須アップデート-】基準治療 5-ASA製剤と局所製剤の最適化熟知し使いこなす!

安富絵里子, 井口俊博, 平岡佐規子

消化器内科 4 ( 6 ) 40 - 47 2022年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)医学出版

5-aminosalicylic acid(5-ASA)製剤は軽症から中等症までの潰瘍性大腸炎(UC)の寛解導入・寛解維持の両方に用いることのできる基本薬である。日本ではサラゾスルファピリジンと3種類のメサラジン製剤およびそれらのジェネリック製剤、局所製剤(坐剤・注腸製剤)を使用することができる。5-ASA製剤の最大用量の投与により7割前後の症例で有効性が見込まれる。5-ASA製剤による治療中に再燃をきたした場合はアドヒアランスや用量の確認、局所製剤の追加や5-ASA製剤のローテーションも考慮される。また、5-ASA製剤は安全性の高い薬であるが、気を付けるべき副作用もある。特に、治療開始1〜2週間後に発熱、下痢、腹痛の悪化を呈した場合は5-ASA製剤によるアレルギーを疑う。UCの増悪と鑑別が難しい場合もあるが、疑わしい症例に遭遇した場合は5-ASAアレルギーの可能性を念頭におき、製剤を中止することが必要である。(著者抄録)

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消化管の炎症性疾患における超音波の役割クローン病の活動性評価における経腹超音波検査の有用性

高原政宏, 平岡佐規子, 大森正泰, 竹内佳子, 井口俊博, 大西秀樹, 岡田裕之

超音波医学 49 ( Suppl. ) S243 - S243 2022年4月

dysplasiaを有する大腸鋸歯状病変の診断のポイント

竹井健介, 原田馨太, 岡田裕之, 豊澤惇希, 青山祐樹, 山本峻平, 安富絵里子, 井川翔子, 竹内桂子, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 平岡佐規子, 田中健大

Gastroenterological Endoscopy 64 ( Suppl.1 ) 778 - 778 2022年4月

クローン病患者の内視鏡活動性と活動性の変化を予測するバイオマーカーは?

井口俊博, 平岡佐規子, 豊澤惇希, 竹井健介, 青山祐樹, 井川翔子, 竹内桂子, 山崎泰史, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 119 2022年

dysplasiaを有する大腸鋸歯状病変の診断のポイント

竹井健介, 原田馨太, 岡田裕之, 豊澤惇希, 青山祐樹, 山本峻平, 安富絵里子, 井川翔子, 竹内桂子, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 平岡佐規子, 田中健大

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( Supplement1 ) 2022年

クローン病におけるダブルバルーン内視鏡下逆行性造影の実際

井口俊博, 川野誠司, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( 10 ) 2022年

クローン病の活動性評価における経腹超音波検査の有用性

高原政宏, 平岡佐規子, 大森正泰, 竹内佳子, 井口俊博, 大西秀樹, 岡田裕之

超音波医学 Supplement 49 2022年

【IBDの粘膜治癒を論じる!】粘膜治癒を目指した治療戦略クローン病

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

IBD Research 15 ( 4 ) 239 - 244 2021年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)先端医学社

粘膜治癒という治療目標は、潰瘍性大腸炎においては比較的明快で受け入れられやすい一方で、クローン病では炎症活動性モニタリングが容易ではないため単純明快に論じることはむずかしい。しかし、抗TNFα抗体製剤を含めた生物学的製剤の登場やその他の薬剤のエビデンス集積により今まで以上に炎症を制御できるようになり、またサロゲートマーカー、各種内視鏡・画像検査の習熟により細やかで正確なモニタリングが可能となり、粘膜治癒達成、そしてその維持がより現実的になってきている。モニタリングや治療に関しての課題はまだ残されているが、今後更なる高い次元での粘膜治癒の達成、維持を目指したクローン病診療が期待される。(著者抄録)

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【現場で知りたいIBD診療のすべて比べてわかる!潰瘍性大腸炎とクローン病】(2章)診断 IBDの診断鑑別すべき疾患

井口俊博

jmed mook ( 77 ) 30 - 34 2021年12月

【現場で知りたいIBD診療のすべて比べてわかる!潰瘍性大腸炎とクローン病】(3章)診断・治療における検査法とその使い方 CDにおける小腸検査の種類と使い方

井口俊博

jmed mook ( 77 ) 43 - 46 2021年12月

非典型的な発症を呈した潰瘍性大腸炎合併壊疽性膿皮症の1例

嶋崎岳, 青山祐樹, 井口俊博, 平岡佐規子, 竹井健介, 井川翔子, 山本峻平, 安富絵里子, 大森正泰, 竹内桂子, 山崎泰史, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 116回・127回 78 - 78 2021年11月

腎移植後に発症した巨大な大腸潰瘍の一例

山下航矢, 山崎泰史, 西村慎吾, 荒木元朗, 青山祐樹, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 大森正泰, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 116回・127回 69 - 69 2021年11月

炎症性腸疾患患者における月経に関連する症状の変化および挙児希望に関わる検討

安富絵里子, 平岡佐規子, 青山祐樹, 井川翔子, 山本峻平, 大森正泰, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 川野誠司, 原田馨太, 岡田裕之

日本高齢消化器病学会誌 24 ( 1 ) 195 - 195 2021年7月

診断講座症例から学ぶIBD鑑別診断のコツ(第50回) 5-ASAアレルギー

安富絵里子, 平岡佐規子, 竹井健介, 井川翔子, 岡昌平, 井口俊博, 高原政宏, 岡田裕之

IBD Research 15 ( 2 ) 109 - 114 2021年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)先端医学社

5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤は軽症から中等症の潰瘍性大腸炎(UC)に対する第一選択薬で基本的には安全な薬剤である。しかしながら、5-ASA製剤の投与に伴いUCの増悪と鑑別がむずかしい下痢・血便の増悪を伴う『5-ASAアレルギー』が起こり得、さらに最近、その頻度も増加傾向にあるとされ注目されている。まず5-ASAアレルギーという病態があることを認識し、経過から5-ASAアレルギーの可能性を疑う場合、5-ASA製剤を中止する『勇気』をもつことが大事である。また、その後の経過が難治になる症例もありうるため、早めに専門医への紹介を考慮すべきである。(著者抄録)

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多発深掘れ潰瘍を呈したメサラジン不耐潰瘍性大腸炎の一例

竹井健介, 井口俊博, 青山祐樹, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 大森正康, 岡昌平, 山崎泰史, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器内視鏡学会中国支部例会 126回 61 - 61 2021年6月

周期的発熱、及び腹痛精査中に診断された正中弓状靱帯圧迫症候群の1例

乃美優孝, 井口俊博, 青山祐樹, 竹井健介, 安富絵里子, 井川翔子, 大森正泰, 岡昌平, 竹内桂子, 山崎泰史, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之, 徳増一樹, 大塚文男, 矢野修也, 菊地覚次, 坂本真樹

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 115回 83 - 83 2021年5月

炎症性腸疾患診療の新たな展開クローン病小腸狭窄病変に対する消化管超音波検査の病変検出能の検討

竹内桂子, 井口俊博, 大森正泰, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 115回 59 - 59 2021年5月

IBD診療における超音波の有用性クローン病小腸狭窄病変に対する経腹壁超音波検査の病変検出率の検討

竹内桂子, 井口俊博, 高原政宏, 大森正泰, 竹井健介, 安富絵里子, 岡昌平, 大西秀樹, 平岡佐規子, 岡田裕之

超音波医学 48 ( Suppl. ) S309 - S309 2021年4月

IBD診療における内視鏡の意義新規バイオマーカーLRG クローン病の日常診療でいかに使うか?

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 63 ( Suppl.1 ) 803 - 803 2021年4月

潰瘍性大腸炎診療におけるバイオマーカーの位置づけを考える新規LRGも含め

安富絵里子, 平岡佐規子, 竹井健介, 井川翔子, 山本峻平, 大森正泰, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 118 ( 臨増総会 ) A360 - A360 2021年3月

【IBD診療のdecision making-専門医の選択】IBDの活動性モニタリング免疫学的便潜血検査を指標とした診療

井口俊博, 安富絵里子, 井川翔子, 岡昌平, 平岡佐規子, 岡田裕之

臨床消化器内科 36 ( 2 ) 180 - 183 2021年1月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)日本メディカルセンター

＜文献概要＞免疫学的便潜血検査(FIT)はヒト赤血球中のヘモグロビンに対する特異的抗体を用いて潜血の有無を精密に検出することが可能であり,本邦では大腸癌検診ツールとして広く普及している.またFITは潰瘍性大腸炎(UC)患者における内視鏡的活動性とよく相関し,とくにUCの治療目標の一つである粘膜治癒の予測に優れている.軽度の再燃でも迅速かつ鋭敏に検出するため,UC患者の治療方針決定において大いに参考となりうる.一方で便検体をモニタリング目的として継続して外来へ持参させるには患者側の理解も必要である.医療者が患者への説明も含めて,FITの長所,短所を十二分に理解して活用することが必要である.

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SAPHO症候群に対しイキセキズマブ投与後に腸炎を発症した1例

森悠記, 倉岡紗樹子, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 大森正泰, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Suppl. ) 319 - 319 2021年1月

十二指腸・大腸腫瘍に対する内視鏡治療の最前線-cold snare polypectomyからunderwater EMR、ESDまで- 10-20mmの大腸腫瘍性病変に対する内視鏡的切除法の切除深度の検討 EMR、underwaterEMR、ESD、hybrid ESD/precutting EMRの比較

大森正泰, 山崎泰史, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Suppl. ) 208 - 208 2021年1月

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン内視鏡下バルーン拡張術の有効性の検討

井口俊博, 井川翔子, 安富絵里子, 岡昌平, 川野誠司, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Suppl. ) 129 - 129 2021年1月

SAPHO症候群に対しイキセキズマブ投与後に腸炎を発症した1例

森悠記, 倉岡紗樹子, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 大森正泰, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Supplement ) 2021年

診断(2)IBDの診断 2.4 鑑別すべき疾患

井口俊博

Jmed Mook ( 77 ) 2021年

10-20mmの大腸腫瘍性病変に対する内視鏡的切除法の切除深度の検討-EMR,underwaterEMR,ESD,hybrid ESD/precutting EMRの比較-

大森正泰, 山崎泰史, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Supplement ) 2021年

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン内視鏡下バルーン拡張術の有効性の検討

井口俊博, 井川翔子, 安富絵里子, 岡昌平, 川野誠司, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Supplement ) 2021年

新規バイオマーカーLRG:クローン病の日常診療でいかに使うか?

井口俊博, 平岡佐規子, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 63 ( Supplement1 ) 2021年

潰瘍性大腸炎診療におけるバイオマーカーの位置づけを考える-新規LRGも含め-

安富絵里子, 平岡佐規子, 竹井健介, 井川翔子, 山本峻平, 大森正泰, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 118 2021年

イキセキズマブ投与後に重症腸炎を発症したSAPHO症候群の1例

倉岡紗樹子, 竹井健介, 井川翔子, 安富絵里子, 山本峻平, 大森正泰, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 114回・125回 74 - 74 2020年11月

潰瘍性大腸炎における経腹超音波検査の有用性

高原政宏, 平岡佐規子, 大森正泰, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 山本峻平, 山崎泰史, 衣笠秀明, 原田馨太, 大西秀爾, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 117 ( 臨増大会 ) A706 - A706 2020年10月

難治性潰瘍性大腸炎患者における寛解導入治療後の便中マーカー推移の解析

平岡佐規子, 山本俊平, 安富絵里子, 大森正泰, 岡昌平, 平井麻美, 山崎康史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 117 ( 臨増大会 ) A779 - A779 2020年10月

【分子標的時代のIBD診療-IBDの寛解導入,寛解維持の実践】IBD治療における寛解導入と寛解維持に関するトピック IBD寛解維持期における便中マーカーによるモニタリング

平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 井口俊博, 高原政宏, 岡田裕之

臨床消化器内科 35 ( 10 ) 1256 - 1262 2020年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)日本メディカルセンター

＜文献概要＞炎症性腸疾患(IBD)診療における治療の選択肢は年々増えており,多くの患者に速やかな寛解導入,長期の寛解維持が望めるようになってきた.しかし,いったん寛解となっても再燃する場合はあり,その場合にはいかに早期に治療介入できるかが,重要となってくる.再燃を早期に発見するためには,臨床症状の確認とともに,粘膜治癒と相関し,かつ,非侵襲性で繰り返し測定可能なバイオマーカーをうまく利用することが重要である.バイオマーカーの有力な候補として,便中マーカーである便中カルプロテクチン,免疫学的便潜血法がある.臨床的寛解であっても継続的にそれら測定値の上昇を認めた場合は,再燃の可能性を考える必要がある.

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3-5mmの大腸微小ポリープに対する拡大観察を併用したCold Forceps Polypectomy

山崎泰史, 原田馨太, 岡田裕之, 山本峻平, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy 62 ( Suppl.1 ) 1315 - 1315 2020年8月

ベルベリンによる慢性腸炎マウスの腸内細菌叢の変化

高原政宏, 高木章乃夫, 平岡佐規子, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 平井麻美, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 117 ( 臨増総会 ) A275 - A275 2020年7月

【皆で診る!IBD:多職種連携と地域医療】患者中心の医療 shared decision making(SDM)とは? メンタルケアも含めて

井口俊博, 平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 高原政宏, 岡田裕之

IBD Research 14 ( 2 ) 82 - 86 2020年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)先端医学社

shared decision making(SDM)は困難な課題に対して医療従事者と患者とのあいだでなされるべき「意思決定の共有」であり、同時に合意形成をおこなうための重要なコミュニケーションツールである。炎症性腸疾患(IBD)は不均一な患者群で構成されているだけでなく、近年、検査や薬剤の開発が進み、診療の選択肢の幅が急激に増加し複雑化しているため、その診療における選択肢は多岐にわたり、SDMの重要性はいっそう増している。SDMを用いて、エビデンスに基づいたデータを患者の希望や価値観に沿った形で提供することで、患者の疾患に対する理解度、満足度は高まり、より良いIBD診療につなげることが可能となる。(著者抄録)

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悪性黒色腫の遅発性転移により小腸重積をきたした1例

林里美, 衣笠秀明, 山本峻平, 大森正泰, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 川野誠司, 原田馨太, 平岡佐規子, 田中健大, 寺石文則, 山崎修, 岡田裕之

日本消化器内視鏡学会中国支部例会 124回 41 - 41 2020年6月

炎症性腸疾患における診断・治療の現状と展望当院における難治性潰瘍性大腸炎に対する経口タクロリムス療法の短期および長期成績

井川翔子, 井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之, 近藤喜太

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 113回 69 - 69 2020年5月

潰瘍性大腸炎における経腹超音波検査の有用性

高原政宏, 平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 竹中龍太, 藤木茂篤, 岡田裕之

日本内科学会雑誌 109 ( Suppl. ) 188 - 188 2020年2月

レーザー内視鏡診療の現状と近未来浸水下での大腸ポリープ境界診断におけるBLI/LCIの有効性を評価するための後ろ向き観察研究

山崎泰史, 原田馨太, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 4 ( Suppl. ) 223 - 223 2020年1月

難治性潰瘍性大腸炎患者における寛解導入治療後の便中マーカー推移の解析

平岡佐規子, 山本俊平, 安富絵里子, 大森正泰, 岡昌平, 平井麻美, 山崎康史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 117 2020年

ベルベリンによる慢性腸炎マウスの腸内細菌叢の変化

高原政宏, 高原政宏, 高木章乃夫, 平岡佐規子, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 平井麻美, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 原田馨太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 117 2020年

潰瘍性大腸炎における経腹超音波検査の有用性

高原政宏, 高原政宏, 平岡佐規子, 大森正泰, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 山本峻平, 山崎泰史, 衣笠秀明, 原田馨太, 大西秀爾, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 117 2020年

3-5mmの大腸微小ポリープに対する拡大観察を併用したCold Forceps Polypectomy

山崎泰史, 原田馨太, 岡田裕之, 山本峻平, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy (Web) 62 ( Supplement1 ) 2020年

浸水下での大腸ポリープ境界診断におけるBLI/LCIの有効性を評価するための後ろ向き観察研究

山崎泰史, 原田馨太, 安富絵里子, 山本峻平, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 4 ( Supplement ) 2020年

【これ一冊でわかる炎症性腸疾患診療のすべて】炎症性腸疾患のバイオマーカー

平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 衣笠秀明, 原田馨太, 近藤喜太, 加藤順, 岡田裕之

消化器外科 42 ( 12 ) 1653 - 1662 2019年11月

直腸顆粒細胞腫(Granular Cell Tumor)の1例

深田悠史, 衣笠秀明, 山本俊平, 平井麻美, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 原田馨太, 平岡佐規子, 田中健大, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 112回・123回 146 - 146 2019年11月

クローン病の内視鏡スコア変化予測には血清Alb値が有用である

井口俊博, 平岡佐規子, 安富絵里子, 平井麻美, 岡昌平, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.2 ) 2181 - 2181 2019年10月

免疫疾患:消化器を症状にする疾患ベルベリンは腸管粘膜CD4+T細胞のAMPKの活性化を介して炎症性サイトカインを制御しマウス慢性腸炎を改善させる

高原政宏, 高木章乃夫, 平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 小池和子, 岡田裕之

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 47回 77 - 77 2019年10月

浸水下での大腸ポリープ境界診断におけるLCI/BLIの有効性を評価するための遡及的研究

山崎泰史, 原田馨太, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.2 ) 2167 - 2167 2019年10月

【IBD類縁疾患を考える】8番染色体異常(trisomy 8)を伴う骨髄異形成症候群(MDS)に合併する腸炎

川野誠司, 平岡佐規子, 井口俊博, 岡田裕之

消化器・肝臓内科 6 ( 2 ) 115 - 120 2019年8月

葛西手術後にも消化管出血を繰り返した先天性胆道閉鎖症術後の一例

石田正也, 川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 濱田健太, 馬場雄己, 榮浩行, 後藤田達洋, 安部真, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 平岡佐規子, 岡田裕之, 河原祥朗, 楳田祐三, 八木孝仁

日本消化器病学会四国支部例会プログラム・抄録集 111回 70 - 70 2019年6月

中毒性巨大結腸症を合併していた重症潰瘍性大腸炎の一例

岡昌平, 高原政宏, 平岡佐規子, 安富絵里子, 井口俊博, 平井麻美, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 原田馨太, 高橋一剛, 近藤喜太, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 87 - 87 2019年5月

苦痛の少ない大腸内視鏡検査を実現するための患者選択の工夫

岡昌平, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 平井麻美, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 衣笠秀明, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.1 ) 876 - 876 2019年5月

潰瘍性大腸炎に合併したMixed Neuroendocrine-Non-Neuroendocrine Neoplasmsの一例

永原崇甫, 衣笠秀明, 岡昌平, 安富絵里子, 平井麻美, 山本俊平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 平岡佐規子, 近藤喜太, 田中健大, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 72 - 72 2019年5月

超拡大内視鏡画像診断における「EC分類」はレクチャーにより初学者にも実行可能となるか

杉原雄策, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 岡昌平, 榮浩行, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.1 ) 871 - 871 2019年5月

全身性エリテマトーデス患者に発症した小腸原発悪性リンパ腫の1例

馬場雄己, 岩室雅也, 川野誠司, 安富絵里子, 岡昌平, 井口俊博, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 87 - 87 2019年5月

インフリキシマブにより臨床的寛解を得たにも関わらず、突然に回腸腸間膜穿通をきたしたクローン病の一例

安富絵里子, 井口俊博, 岡昌平, 平井麻美, 山崎泰史, 衣笠秀明, 高原政宏, 川野誠司, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之, 高橋一剛, 近藤善太, 田中健大

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 86 - 86 2019年5月

中毒性巨大結腸症を合併していた重症潰瘍性大腸炎の一例

岡昌平, 高原政宏, 平岡佐規子, 安富絵里子, 井口俊博, 平井麻美, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 原田馨太, 高橋一剛, 近藤喜太, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 87 - 87 2019年5月

超拡大内視鏡画像診断における「EC分類」はレクチャーにより初学者にも実行可能となるか

杉原雄策, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 岡昌平, 榮浩行, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.1 ) 871 - 871 2019年5月

苦痛の少ない大腸内視鏡検査を実現するための患者選択の工夫

岡昌平, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 平井麻美, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 衣笠秀明, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy 61 ( Suppl.1 ) 876 - 876 2019年5月

インフリキシマブにより臨床的寛解を得たにも関わらず、突然に回腸腸間膜穿通をきたしたクローン病の一例

安富絵里子, 井口俊博, 岡昌平, 平井麻美, 山崎泰史, 衣笠秀明, 高原政宏, 川野誠司, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之, 高橋一剛, 近藤善太, 田中健大

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 86 - 86 2019年5月

潰瘍性大腸炎に合併したMixed Neuroendocrine-Non-Neuroendocrine Neoplasmsの一例

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 72 - 72 2019年5月

大腸ESDにおけるクリッピングは術後経過に寄与しているか

原田馨太, 平井麻美, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 116 ( 臨増総会 ) A362 - A362 2019年3月

炎症性腸疾患診療のリアルワールド〜生物学的製剤に対するクリニカルクエスチョンを解決する抗TNFα抗体製剤ナイーブの難治クローン病治療 IFXとADAはどちらを先行? 多施設共同研究サブ解析より

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之, OKAYAMA GUT STUDY GROUP

日本消化器病学会雑誌 116 ( 臨増総会 ) A117 - A117 2019年3月

重症/難治性潰瘍性大腸炎における当院の手術症例から内科と外科の連携を考える

高原政宏, 平岡佐規子, 井口俊博, 岡昇平, 安富絵里子, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 原田馨太, 近藤喜太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 116 ( 臨増総会 ) A330 - A330 2019年3月

急性消化管GVHDの診断における上部消化管内視鏡検査および大腸内視鏡検査の生検部位の比較検討

杉原雄策, 平岡佐規子, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 小川弘子, 岡田裕之, 大塚文男

日本内科学会雑誌 108 ( Suppl. ) 215 - 215 2019年2月

消化管出血(静脈瘤破裂を除く)の予後不良症例の検討急性消化管GVHDにおいて回腸末端の内視鏡所見は予後・重症度・治療反応性と関連するか?

杉原雄策, 平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 藤井伸治, 田中健大, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 3 ( Suppl. ) 161 - 161 2019年2月

苦痛の少ない大腸内視鏡検査を実現するための患者選択の工夫

岡昌平, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 平井麻美, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 杉原雄策, 高原政宏, 高原政宏, 衣笠秀明, 衣笠秀明, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy (Web) 61 ( Supplement1 ) 2019年

超拡大内視鏡画像診断における「EC分類」はレクチャーにより初学者にも実行可能となるか

杉原雄策, 杉原雄策, 原田馨太, 岡田裕之, 安富絵里子, 岡昌平, 榮浩行, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 高島政宏, 高島政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗

Gastroenterological Endoscopy (Web) 61 ( Supplement1 ) 2019年

浸水下での大腸ポリープ境界診断におけるLCI/BLIの有効性を評価するための遡及的研究

山崎泰史, 原田馨太, 安富絵里子, 岡昌平, 平井麻美, 井口俊博, 衣笠秀明, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 61 ( Supplement2 ) 2019年

クローン病の内視鏡スコア変化予測には血清Alb値が有用である

井口俊博, 平岡佐規子, 安富絵里子, 平井麻美, 岡昌平, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 61 ( Supplement2 ) 2019年

抗TNFα抗体製剤ナイーブの難治クローン病治療:IFXとADAはどちらを先行?多施設共同研究サブ解析より

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之, 井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 116 2019年

大腸ESDにおけるクリッピングは術後経過に寄与しているか

原田馨太, 平井麻美, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 杉原雄策, 衣笠秀明, 衣笠秀明, 高原政宏, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 116 2019年

重症/難治性潰瘍性大腸炎における当院の手術症例から内科と外科の連携を考える

高原政宏, 平岡佐規子, 井口俊博, 岡昇平, 安富絵里子, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 原田馨太, 近藤喜太, 近藤喜太, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 116 2019年

高度狭窄により腸閉塞を発症したクローン病妊婦の一例

岡昌平, 高原政宏, 平岡佐規子, 安富絵里子, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 衣笠秀明, 原田馨太, 近藤喜太, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 110回・121回 115 - 115 2018年12月

緊急内視鏡の現状と課題 On going OGIBに対する緊急ダブルバルーン内視鏡の現状と安全な鎮静法の検討

川野誠司, 岡本雄貴, 馬場雄己, 井口俊博, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 110回・121回 79 - 79 2018年12月

肝移植後も消化管出血を繰り返した先天性胆道閉鎖症の一例

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 110回・121回 157 - 157 2018年12月

適応拡大前後における院内紹介例からみた小腸カプセル内視鏡施行内容の検討院内への啓発活動にむけて

川野誠司, 岩室雅也, 井口俊博, 杉原雄策, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 130 ( 3 ) 155 - 159 2018年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

当院でのカプセル内視鏡(VCE)施行症例のうち、院内紹介症例の特徴をそれ以外の症例と比較した。さらにVCE適応拡大前後におけるVCEの使用目的の推移、特に院内紹介例の推移を比較検討した。適応拡大前(2009年1月から2012年6月:A群)122例と拡大後(2012年7月から2016年2月:B群)292例を対象とした。VCE施行件数は2009年1月の導入以降緩やかに増加していたが、2012年の適応拡大に伴い著明に増加を認めた。原因不明消化管出血(OGIB)症例の頻度は57%から41%へと有意に低下を認める一方、overt OGIBやoccult OGIBは相対的に増加していた。院内紹介例99例の検討では、総数においては循環器内科が最も多く、次いで総合内科、血液内科など各内科系からの紹介症例が大多数を占めていた。適応拡大後に限っては総合内科が最も多くを占めていた。

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炎症性腸疾患における内視鏡的重症度分類とその意義クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン内視鏡下逆行性造影とmSES-CDの手術予測能についての検討

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 115 ( 臨増大会 ) A507 - A507 2018年10月

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.2 ) 1927 - 1927 2018年10月

CAPの今後の課題、高齢者や妊娠患者などの特殊症例に対するCAPの有効性と安全性安全性の高いCAP療法をいかに使うか岡山大学病院の試み

井口俊博, 平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 高原政宏, 岡田裕之

日本アフェレシス学会雑誌 37 ( Suppl. ) 61 - 61 2018年10月

大腸ESD後創部に対する浸水下クリップ縫縮法単施設実施可能性試験

山崎泰史, 原田馨太, 岡昌平, 高嶋志保, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.2 ) 2074 - 2074 2018年10月

食道アカラシアバルーン拡張術およびHeller-Dor手術施行後の下部食道運動異常に対しPOEM(peroral endoscopic myotomy)が著効した1例

杉原雄策, 原田馨太, 加藤諒, 山内健司, 高嶋志保, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 眞部紀明, 大塚文男, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 130 ( 2 ) 67 - 71 2018年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

症例は80歳代男性で、約60年前に嚥下障害を発症し、食道アカラシアと診断されていた。約15年前に症状が悪化し、食道アカラシアバルーン拡張術を2回施行された。一旦は症状が改善したが、5年前に再度悪化をきたし、Heller-Dor手術を施行された。症状は改善していたが、1年前より嚥下障害と嘔吐が出現した。アカラシアバルーン拡張術およびHeller-Dor手術を施行後、新たに発生した下部食道の運動異常と、それに伴う逆流が、症状再発の原因と診断し、経口内視鏡下筋層切開術(POEM)を施行した。下部食道の運動異常は消失し、バリウムの逆流も認めなかった。経過は良好で、術後4病日に退院となった。現在まで、症状の悪化や再発はきたしていない。

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【一歩先を行くクローン病診療】女性特有のイベントへの対応

平岡佐規子, 安富絵里子, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 川野誠司, 近藤喜太, 岡田裕之

消化器・肝臓内科 4 ( 2 ) 113 - 119 2018年8月

On going OGIBに対する安全な緊急ダブルバルーン内視鏡止血術成功への取り組み

川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 榮浩行, 安部真, 後藤田達洋, 河野吉泰, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 686 - 686 2018年4月

血漿中interleukin-1 receptor antagonistは潰瘍性大腸炎の内視鏡的活動性の予測に有用である

高嶋志保, 平岡佐規子, 井口俊博, 半井明日香, 稲葉知己, 吉岡正雄, 竹本浩二, 松枝和宏, 高原政宏, 原田馨太, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 801 - 801 2018年4月

急性消化管GVHDの診断における上部消化管内視鏡検査と大腸内視鏡検査の比較

杉原雄策, 平岡佐規子, 加藤諒, 高嶋志保, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 原田馨太, 藤井伸治, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 772 - 772 2018年4月

粘膜治癒を達成した潰瘍性大腸炎患者において血小板数は再燃予測マーカーとなる

半井明日香, 平岡佐規子, 高嶋志保, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 加藤順, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 801 - 801 2018年4月

クローン病の抗TNFα抗体治療の長期予後インフリキシマブ先行例とアダリムマブ先行例を比較する多施設共同研究

井口俊博, 平岡佐規子, 高橋索真, 高木慎二郎, 豊川達也, 竹本浩二, 宮池次郎, 藤本剛, 東玲治, 森藤由記, 名和徹, 井上雅文, 喜多雅英, 鈴木誠祐, 岡田裕之, OKAYAMA GUT STUDY GROUP

日本消化器病学会雑誌 115 ( 臨増総会 ) A317 - A317 2018年3月

食道アカラシアの診断と治療戦略 Peroral Endoscopic Myotomy(POEM、経口内視鏡的筋層切開術)の当院導入経緯と治療成績の検討

杉原雄策, 加藤諒, 山内健司, 原田馨太, 高嶋志保, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 河原祥朗, 眞部紀明, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 2 ( Suppl. ) 136 - 136 2018年2月

パテンシーカプセルが回腸に長期滞留したクローン病の1例

岩室雅也, 高嶋志保, 井口俊博, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 近藤喜太, 田中健大, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 115 ( 2 ) 203 - 210 2018年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)日本消化器病学会

40歳男性。21歳時にクローン病と診断され加療中。イレウス症状を繰り返すため当院紹介。CT検査では回腸狭窄および同部位に高吸収の人工物を認めた。ダブルバルーン内視鏡検査では回腸に多発狭窄を認め、小腸部分切除を施行したところ、狭窄部の近位側に異物を認めた。抽出した異物の解析により、30ヵ月前に嚥下したパテンシーカプセルの非溶解性コーティング膜の滞留と診断した。(著者抄録)

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大腸ESD後創部に対する浸水下クリップ縫縮法-単施設実施可能性試験-

山崎泰史, 原田馨太, 岡昌平, 高嶋志保, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement2 ) 2018年

血漿中interleukin-1 receptor antagonistは潰瘍性大腸炎の内視鏡的活動性の予測に有用である

高嶋志保, 平岡佐規子, 井口俊博, 半井明日香, 稲葉知己, 吉岡正雄, 竹本浩二, 松枝和宏, 高原政宏, 原田馨太, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement1 ) 2018年

On going OGIBに対する安全な緊急ダブルバルーン内視鏡止血術成功への取り組み

川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 榮浩行, 安部真, 後藤田達洋, 河野吉泰, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement1 ) 2018年

粘膜治癒を達成した潰瘍性大腸炎患者において血小板数は再燃予測マーカーとなる

半井明日香, 平岡佐規子, 高嶋志保, 岡昌平, 山崎泰史, 井口俊博, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 加藤順, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement1 ) 2018年

クローン病の抗TNFα抗体治療の長期予後インフリキシマブ先行例とアダリムマブ先行例を比較する多施設共同研究

井口俊博, 井口俊博, 平岡佐規子, 平岡佐規子, 高橋索真, 高橋索真, 高木慎二郎, 豊川達也, 竹本浩二, 宮池次郎, 藤本剛, 東玲治, 森藤由記, 名和徹, 井上雅文, 喜多雅英, 鈴木誠祐, 岡田裕之, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 115 2018年

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン内視鏡下逆行性造影とmSES-CDの手術予測能についての検討

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement2 ) 2018年

急性消化管GVHDの診断における上部消化管内視鏡検査と大腸内視鏡検査の比較

杉原雄策, 平岡佐規子, 加藤諒, 高嶋志保, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 原田馨太, 藤井伸治, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement1 ) 2018年

【IBDの病勢をいかに判断するか?】新しいバイオマーカーによる病勢評価の妥当性と問題点

平岡佐規子, 高嶋志保, 井口俊博, 半井明日香, 高原政宏, 加藤順, 岡田裕之

IBD Research 11 ( 3 ) 154 - 161 2017年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)先端医学社

炎症性腸疾患(IBD)のバイオマーカーとして、欧米で広く使われている便中カルプロテクチンが保険収載された。便中カルプロテクチンは腸管に浸潤した炎症細胞に由来し、潰瘍性大腸炎(UC)・クローン病(CD)の両疾患で内視鏡的活動性と相関を認め、治療効果判定・再燃予測に応用可能と考えられる。免疫学的便潜血検査(FIT)との比較では、UCの粘膜治癒の検出にはFITのほうがすぐれているが、CDにおける小腸病変との関連などはカルプロテクチンのほうがすぐれている。便中マーカーはある一時点の絶対値を重視するのではなく、患者の経過中にくり返し測定し、病勢の推移を推定する指標として使うべきである。(著者抄録)

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大腸内視鏡を用いた急性GVHDの診断における「回腸末端の絨毛の萎縮」の臨床的意義後方視的多施設共同研究

杉原雄策, 平岡佐規子, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 森藤由紀, 高橋索真, 桑木健志, 原田馨太, 藤井伸治, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.2 ) 2238 - 2238 2017年9月

大腸・小腸疾患に対する診断の進歩ラテックス凝集法を用いた新規便中カルプロテクチン測定法における潰瘍性大腸炎患者の粘膜治癒検出能の検討

平岡佐規子, 井口俊博, 半井明日香, 高嶋志保, 山崎泰史, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 関泰宏, 渡辺勝紀, 岡田裕之

日本大腸肛門病学会雑誌 70 ( 抄録号 ) A68 - A68 2017年9月

術前精査でSM癌と診断した大腸腫瘍の行く末

原田馨太, 赤穂宗一郎, 榮浩行, 高嶋志保, 井口俊博, 竹井大介, 杉原雄策, 高原政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.2 ) 2174 - 2174 2017年9月

当院での潰瘍性大腸炎患者における上部消化管病変の検討

加藤諒, 岩室雅也, 平岡佐規子, 高嶋志保, 半井明日香, 井口俊博, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.2 ) 2237 - 2237 2017年9月

POEM(Per-Oral Endoscopic Myotomy)を施行した食道アカラシアの1例

杉原雄策, 原田馨太, 加藤諒, 山内健司, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 田辺俊介, 野間和宏, 白川靖博, 眞部紀明, 井上晴洋, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 129 ( 2 ) 115 - 121 2017年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

39歳男。食事摂取後の嚥下困難を主訴に近医受診し、上部消化管内視鏡検査で食道アカラシアと診断され、精査加療目的に当院紹介となった。食道X線造影検査(バリウム50ml内服)で食道内に5分間以上のバリウム停滞を認め、異常蠕動を認めた。高解像度食道内圧検査(嚥下試験)で下部食道の収縮圧は24mmHgであり、胃食道接合部の弛緩は認めなかった。これらの所見から、食道アカラシアのシカゴ分類type Iと診断し、POEMを施行した。翌日の食道X線造影検査でバリウムは速やかに胃内へ流入することが確認され、その後の経過も良好で、術後4日目に退院となり、1年後の現在まで症状の再燃は認めていない。

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家族性大腸腺腫症術後20年後に小腸癌を発症した1例

杉原雄策, 川野誠司, 原田馨太, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 平岡佐規子, 母里淑子, 岸本浩行, 永坂岳司, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 129 ( 2 ) 111 - 114 2017年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

58歳男。20年前に予防的大腸亜全摘出術を受け、その後近医で経過観察されていた。今回、腹痛・嘔吐が突然出現し、腸閉塞を疑われ、当院に紹介された。大腸内視鏡検査の所見は残存直腸に5mm以下の腺腫性ポリープが数個残存するのみであった。経口ダブルバルーン小腸内視鏡検査でトライツ靱帯付近に全周性の狭窄を伴う隆起性病変を認めた。隆起表面は正常粘膜に覆われ、一部に発赤調の病変を認めた。上皮性腫瘍を疑い同部位から生検を施行したところ、病理診断はadenocarcinoma(Group5)であった。家族性大腸腺腫症に合併した小腸癌と診断し、腹腔鏡下小腸部分切除+周囲リンパ節郭清術を施行した。術後29日目のCTで肺転移を認め、52日目からFOLFOX+BV療法を開始し、140日目に肺転移巣に対して経皮的ラジオ波焼灼療法を施行した。現在、化学療法を継続中で、Performance Statusは0のままで推移している。

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Two Electrosurgical Endo-Knives for Endoscopic Submucosal Dissection of Colorectal Superficial Neoplasms: A Prospective Randomised Study

Yuusaku Sugihara, Keita Harada, Yoshiro Kawahara, Daisuke Takei, Shiho Takashima, Toshihiro Inokuchi, Asuka Nakarai, Masahiro Takahara, Kenji Kuwaki, Sakiko Hiraoka, Hiroyuki Okada

GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 85 ( 5 ) AB389 - AB389 2017年5月

Mucosectom2とSB knife Jr.の大腸の粘膜下層剥離術における前向き無作為比較試験

杉原雄策, 原田馨太, 河原祥朗, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 桑木健志, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.1 ) 944 - 944 2017年4月

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン小腸内視鏡逆行性造影の有用性の検討

岡崎倫子, 井口俊博, 平岡佐規子, 竹井大介, 高嶋志保, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.1 ) 1093 - 1093 2017年4月

FECAL IMMUNOCHEMICAL TEST AND FECAL CALPROTECTIN SHOW DIFFERENT PROFILES IN DISEASE MONITORING FOR ULCERATIVE COLITIS

Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Toshihiro Inokuchi, Asuka Nakarai, Masahiro Takahara, Daisuke Takei, Yuusaku Sugihara, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Jun Kato

GASTROENTEROLOGY 152 ( 5 ) S770 - S770 2017年4月

【腸炎まるわかり】腸管Behcet病と単純性潰瘍

平岡佐規子, 井口俊博, 川野誠司, 原田馨太, 岡田裕之

消化器内視鏡 29 ( 1 ) 55 - 59 2017年1月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)東京医学社

腸管Behcet病および単純性潰瘍は、内視鏡像は酷似しているが、前者はBehcet徴候を有する全身性疾患で、後者は腸管に限局した疾患である。基本的には別の疾患と考えられるが、鑑別が難しい場合もある。両疾患の定型病変は回盲部の円形または類円形の深掘れ潰瘍である。その特徴的な形態から診断は容易なこともあるが、特に単純性潰瘍は他疾患との鑑別も必要である。(著者抄録)

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ラテックス凝集法を用いた新規便中カルプロテクチン測定法における潰瘍性大腸炎患者の粘膜治癒検出能の検討

平野佐規子, 井口俊博, 半井明日香, 高嶋志保, 山崎泰史, 杉原雄策, 高原政宏, 原田馨太, 関泰宏, 渡辺勝紀, 岡田裕之

日本大腸肛門病学会雑誌(Web) 70 2017年

当院での潰瘍性大腸炎患者における上部消化管病変の検討

加藤諒, 岩室雅也, 平岡佐規子, 高嶋志保, 半井明日香, 井口俊博, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement2 ) 2017年

術前精査でSM癌と診断した大腸腫瘍の行く末

原田馨太, 赤穂宗一郎, 榮浩行, 高嶋志保, 井口俊博, 竹井大介, 杉原雄策, 高原政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗, 岡田裕之, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement2 ) 2017年

大腸内視鏡を用いた急性GVHDの診断における「回腸末端の絨毛の萎縮」の臨床的意義-後方視的多施設共同研究-

杉原雄策, 平岡佐規子, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 森藤由紀, 高橋索真, 桑木健志, 原田馨太, 藤井伸治, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement2 ) 2017年

Mucosectom2とSB knife Jr.の大腸の粘膜下層剥離術における前向き無作為比較試験

杉原雄策, 原田馨太, 河原祥朗, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 高原政宏, 桑木健志, 平岡佐規子, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement1 ) 2017年

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン小腸内視鏡逆行性造影の有用性の検討

岡崎倫子, 井口俊博, 平岡佐規子, 竹井大介, 高嶋志保, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement1 ) 2017年

適応拡大前後の院内紹介例からみた小腸カプセル内視鏡啓蒙の必要性

川野誠司, 井口俊博, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 58 ( Suppl.2 ) 1947 - 1947 2016年10月

粘膜治癒を目指したIBDの治療戦略潰瘍性大腸炎治療で粘膜治癒の達成には免疫学的便潜血持続陰性が指標になる

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 113 ( 臨増大会 ) A504 - A504 2016年9月

増大傾向を示し術前診断が困難であった虫垂子宮内膜症の1例

加藤諒, 杉原雄策, 原田馨太, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 半井明日香, 高原政宏, 平岡佐規子, 田中健大, 岡田裕之

消化器の臨床 19 ( 3 ) 258 - 262 2016年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)ヴァンメディカル

49歳、女性。大腸内視鏡検査で虫垂開口部に増大する粘膜下腫瘍様隆起を指摘され、外科的切除を施行、虫垂子宮内膜症と診断した。術前診断に難渋した虫垂子宮内膜症を経験したので、文献的考察を含めて報告する。(著者抄録)

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【IBD治療のcritical point-私ならこうする】潰瘍性大腸炎ステロイド依存性の見極めと治療方針チオプリン製剤による寛解維持療法

井口俊博, 平岡佐規子, 高嶋志保, 半井明日香, 高原政宏, 岡田裕之

臨床消化器内科 31 ( 6 ) 655 - 659 2016年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)日本メディカルセンター

チオプリン製剤は潰瘍性大腸炎においてステロイド依存例に対するステロイド減量効果,および寛解維持効果を有する貴重な薬剤である.活性体である6-TGN(6-thioguanine nucleotide)に変換され安定して薬効を発揮するまでに時間が必要であり,しばしば副作用を伴うことから使用に当たり習熟が不可欠である.しかし投与開始後から慎重にモニタリングを行うことで対応可能であり,その有効性,利便性,医療経済の観点から抗TNFα抗体製剤に優先してチオプリン製剤を活用すべきである.(著者抄録)

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Terminal Ileum Imaging With Colonoscopy Is Marker for Evaluation of Acute Graft-Versus-Host Disease Severity After Allogeneic Bone Marrow Transplantation

Yuusaku Sugihara, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Toshihiro Inokuchi, Asuka Nakarai, Masahiro Takahara, Kenji Kuwaki, Keita Harada, Nobuharu Fujii, Takehiro Tanaka, Hiroyuki Okada

GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 83 ( 5 ) AB325 - AB325 2016年5月

Metachronous Neoplasia and Local Recurrence After Colorectal ESD

Daisuke Takei, Keita Harada, Shiho Takashima, Toshihiro Inokuchi, Yuusaku Sugihara, Asuka Nakarai, Masahiro Takahara, Sakiko Hiraoka, Hiroyuki Okada

GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 83 ( 5 ) AB409 - AB409 2016年5月

Fecal Immunochemical Test Versus Fecal Calprotectin for Prediction of Mucosal Healing in Crohn's Disease

Toshihiro Inokuchi, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Asuka Nakarai, Yuusaku Sugihara, Masahiro Takahara, Keita Harada, Seiji Kawano, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S991 - S991 2016年4月

Consecutive Measurements by Fecal Immunochemical Test in Quiescent Ulcerative Colitis Patients Can Detect Subclinical Relapse

Sakiko Hiraoka, Jun Kato, Asuka Nakarai, Shiho Takashima, Toshihiro Inokuchi, Daisuke Takei, Yuusaku Sugihara, Masahiro Takahara, Keita Harada, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S213 - S213 2016年4月

Fecal Immunochemical Test Versus Fecal Calprotectin for the Predictive Ability of the Prognosis of Ulcerative Colitis

Asuka Nakarai, Sakiko Hiraoka, Jun Kato, Toshihiro Inokuchi, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Yuusaku Sugihara, Masahiro Takahara, Keita Harada, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S444 - S444 2016年4月

IBDモニタリングツールをいかに使いこなすか? CD診療における免疫学的便潜血検査の使い方便中カルプロテクチンとの対比から

井口俊博, 平岡佐規子, 加藤順

日本消化器病学会雑誌 113 ( 臨増総会 ) A78 - A78 2016年3月

EMR手技のスキルアップを目指してスネア先端を用いたprecutting EMRのススメ

原田馨太, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 半井明日香, 杉原雄策, 高原政宏, 平岡佐規子, 河原祥朗, 岡田裕之

日本大腸検査学会雑誌 32 ( 2 ) 127 - 127 2016年3月

Overt on going OGIBに対する緊急小腸内視鏡施行例の検討

川野誠司, 井口俊博, 河野吉泰, 三浦公, 神崎洋光, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化管学会総会学術集会プログラム・抄録集 12th 2016年

クローン病小腸狭窄病変に対する小腸内視鏡下バルーン拡張術の有効性の検討

井口俊博, 川野誠司, 平岡佐規子, 高嶋志保, 河野吉泰, 竹井大介, 半井明日香, 杉原雄策, 原田馨太, 岡田裕之, 岡田裕之

日本消化管学会総会学術集会プログラム・抄録集 12th 2016年

Terminal ileum imaging with colonoscopy to evaluate acute graft-versus-host disease severity after allogeneic bone marrow transplantation

Yuusaku Sugihara, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Inokuchi Toshihiro, Asuka Nakarai, Masahiro Takahara, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Nobuharu Fujii

JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY AND HEPATOLOGY 30 172 - 172 2015年12月

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が施行された大腸T1(SM)癌の治療成績と予後の検討

榮浩行, 原田馨太, 浦岡俊夫, 高嶋志保, 井口俊博, 竹井大介, 杉原雄策, 半井明日香, 高原政宏, 小林沙代, 高橋索真, 齊藤俊介, 堀井城一朗, 東玲治, 平岡佐規子, 岡田裕之, 山本和秀

Gastroenterological Endoscopy 57 ( Suppl.1 ) 804 - 804 2015年4月

直腸肛門部腫瘍の術後吻合部狭窄に対する、内視鏡的新規治療RIC法応用の試み

原田馨太, 岡田裕之, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 半井明日香, 杉原雄策, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 河原祥朗, 近藤喜太, 山本和秀

Gastroenterological Endoscopy 57 ( Suppl.1 ) 927 - 927 2015年4月

Fecal Immunochemical Test Versus Fecal Calprotectin for Prediction of Mucosal Healing in Crohn's Disease

Toshihiro Inokuchi, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Asuka Nakarai, Yuusaku Sugihara, Seiji Kawano, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 148 ( 4 ) S451 - S451 2015年4月

Evaluation of Mucosal Healing in Ulcerative Colitis by Fecal Calprotectin Versus Fecal Immunochemical Test

Shiho Takashima, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Asuka Nakarai, Daisuke Takei, Toshihiro Inokuchi, Yuusaku Sugihara, Masahiro Takahara, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 148 ( 4 ) S207 - S207 2015年4月

Tacrolimus Therapy for Outpatients With Refractory Ulcerative Colitis

Sakiko Hiraoka, Toshihiro Inokuchi, Daisuke Takei, Asuka Nakarai, Yuusaku Sugihara, Yuki Morito, Sakuma Takahashi, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto, Jun Kato

GASTROENTEROLOGY 148 ( 4 ) S870 - S871 2015年4月

潰瘍性大腸炎患者における大腸腫瘍性病変の内視鏡治療当院の現況

原田馨太, 平岡佐規子, 高嶋志保, 竹井大介, 井口俊博, 半井明日香, 杉原雄策, 高原政宏, 衣笠秀明, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 112 ( 臨増総会 ) A496 - A496 2015年3月

CD長期罹患例を検討し、抗TNFα抗体治療の不要なCD症例を探る

井口俊博, 平岡佐規子, 加藤順, 竹井大介, 半井明日香, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 111 ( 臨増大会 ) A881 - A881 2014年9月

炎症性腸疾患における内科・外科の接点腸管切除後のCD患者が再手術となるリスク因子の検討適切な術後治療へ向けて

井口俊博, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 111 ( 臨増大会 ) A536 - A536 2014年9月

IBDにおける粘膜治癒の判定基準とその臨床的意義潰瘍性大腸炎の予後はMayo Endoscopic subscore(MES)0とMES1で異なり、両者は血小板数で鑑別可能である

半井明日香, 井口俊博, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy 56 ( Suppl.1 ) 866 - 866 2014年4月

当院におけるパテンシーカプセルの使用経験

森藤由記, 川野誠司, 平岡佐規子, 井口俊博, 竹井大介, 半井明日香, 高橋索真, 秋田光洋, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

Gastroenterological Endoscopy 56 ( Suppl.1 ) 1167 - 1167 2014年4月

当院における消化管神経内分泌腫瘍(NET)の治療成績

筑木隆雄, 岡田裕之, 山本和秀, 河原祥朗, 那須淳一郎, 平岡佐規子, 原田馨太, 松原稔, 喜多雅英, 堀圭介, 秋田光洋, 高橋索真, 神崎洋光, 井口俊博, 三浦公, 河野吉泰, 半井明日香, 森藤由記, 竹井大介

Gastroenterological Endoscopy 56 ( Suppl.1 ) 1339 - 1339 2014年4月

Ras/ERK系と大腸粘膜治癒 Ras/ERK系の阻害因子Spred-2の解析を通じて

高橋索真, 平岡佐規子, 伏見聡一郎, 伊藤利洋, 板倉淳哉, 木村亮二朗, 楊旭, 篠倉美理, 中川裕貴, 住居優一, 竹井大介, 井口俊博, 半井明日香, 森藤由記, 秋田光洋, 原田馨太, 岡田裕之, 松川昭博, 山本和秀

消化器と免疫 ( 50 ) 66 - 68 2014年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：日本消化器免疫学会

【目的】Ras/ERK系を抑制するSpred-2のIBDへの関与を検討する。【方法】Spred-2 KOマウスおよびWTマウスにDSS腸炎を誘導し、症状変化・組織像・大腸粘膜の細胞増殖を評価した。【結果】Spred-2 KOマウスではWTマウスより腸炎の症状が軽く、腸管上皮の再生が速やかであった。また、腸管上皮中のBrdU陽性細胞の比率が有意に高かった。【結論】Spred-2はIBDにおける粘膜治癒を抑制している可能性がある。(著者抄録)

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【小腸粘膜傷害の診断と治療の最前線】小腸粘膜傷害の診断に対する小腸内視鏡の有用性と限界

川野誠司, 岡田裕之, 井口俊博, 秋田光洋, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 那須淳一郎, 河原祥朗, 山本和秀

消化管の臨床 19 17 - 21 2014年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：うず潮フォーラム事務局

小腸粘膜傷害を認めた非腫瘍性疾患のうち、慢性疾患を中心に内視鏡像から(1)縦走潰瘍、(2)小病変(びらん、アフタ)、(3)輪状潰瘍に分類し、小腸内視鏡の有用性と限界について検討した。クローン病とNSAIDs起因性小腸粘膜傷害は、(1)〜(3)すべての像を呈する場合があり、常に鑑別診断として念頭に置いておく必要がある。一方で、輪状潰瘍を呈する疾患では確定診断不能な症例を経験した。今後、このような症例を重ねて検討を追加していくと同時に、各疾患の病態や治療についてもさらなる検討を必要とすると考えられた。(著者抄録)

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免疫学的便潜血定量法による潰瘍性大腸炎の粘膜治癒評価

半井明日香, 加藤順, 平岡佐規子, 栗山宗彰, 井口俊博, 竹井大介, 森藤由記, 秋田光洋, 高橋索真, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

岡山医学会雑誌 125 ( 3 ) 221 - 223 2013年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

大腸内視鏡検査と免疫学的便潜血定量法(FIT)をほぼ同時に行った潰瘍性大腸炎(UC)患者152人(男性77人、女性75人、年齢中央値31歳)を対象に、便中ヘモグロビン(Hb)濃度と内視鏡所見を比較し、FITによる粘膜治癒評価の有用性について検討した。病型は全大腸炎型98、左側結腸炎型31、直腸炎型23であった。便中Hb濃度と大腸粘膜所見のMayo endoscopic scoreとの間に有意な相関を認め(Spearman順位相関係数=0.549)、FIT陰性例(Hb濃度<100ng/ml)はscore 0で92%、score 1で47%、score 2で13%、score 3で12%を占め、scoreが小さいほど陰性例の割合が有意に多かった。FIT陰性例の粘膜治癒予測能はscore 0で感度0.92、特異度0.71、正診率0.74、score 0、1で各々0.60、0.87、0.72であり、FIT陽性例(Hb濃度≧100ng/ml)ではscore 2、3で各々0.87、0.60、0.72であった。FITはUCにおける粘膜状態を良く反映し、特にFIT陰性は粘膜治癒と強く相関した。

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Long-Term Follow-up of Ulcerative Colitis Patients Treated by the Strategy Based on Cytomegalovirus Antigen Status

Toshihiro Inokuchi, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Hideyuki Suzuki, Tomoko Hirakawa, Mitsuhiro Akita, Sakuma Takahashi, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 144 ( 5 ) S229 - S229 2013年5月

Predictive Factors for Mucosal Healing in Crohn's Disease Patients With Unelevated Serum CRP Levels

Asuka Nakarai, Sakiko Hiraoka, Jun Kato, Toshihiro Inokuchi, Mitsuhiro Akita, Tomoko Hirakawa, Keisuke Hori, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 144 ( 5 ) S776 - S776 2013年5月

Prediction of Dose of Tacrolimus Required for Remission Induction of Ulcerative Colitis Patients

Sakiko Hiraoka, Jun Kato, Toshihiro Inokuchi, Asuka Nakarai, Tomoko Hirakawa, Mitsuhiro Akita, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 144 ( 5 ) S407 - S407 2013年5月

CRPの上昇がみられないクローン病患者における粘膜治癒の指標

半井明日香, 平岡佐規子, 加藤順, 井口俊博, 平川智子, 高橋索真, 秋田光洋, 堀圭介, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

Gastroenterological Endoscopy 55 ( Suppl.1 ) 1043 - 1043 2013年4月

内視鏡検査にて診断された小腸原発悪性リンパ腫の検討

川野誠司, 岡田裕之, 井口俊博, 秋田光洋, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 那須淳一郎, 河原祥朗, 吉野正, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 110 ( 臨増総会 ) A263 - A263 2013年2月

サイトメガロウイルス抗原陽性及び陰性UC症例の内科的治療法と長期手術率

井口俊博, 平岡佐規子, 加藤順, 半井明日香, 鈴木英之, 秋田光洋, 高橋索真, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 110 ( 臨増総会 ) A202 - A202 2013年2月

大腸ESDにおける穿孔例の検討

原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之, 井口俊博, 半井明日香, 平川智子, 秋田光洋, 喜多雅英, 松原稔, 川野誠司, 那須淳一郎, 河原祥朗, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 110 ( 臨増総会 ) A290 - A290 2013年2月

Ras/Raf/ERKの抑制因子Spred-2は、マウス炎症性腸疾患モデルにおいて、腸管再生抑制に関与している

高橋索真, 平岡佐規子, 井口俊博, 半井明日香, 平川智子, 秋田光洋, 原田馨太, 岡田裕之, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 110 ( 臨増総会 ) A224 - A224 2013年2月

十二指腸乳頭部腺扁平上皮癌の1例

水野憲治, 三宅孝佳, 吉田一博, 山田隆年, 井口俊博, 柘野浩史

消化器外科 35 ( 3 ) 375 - 381 2012年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)へるす出版

57歳女。眩暈、意識消失発作で救急搬送され、上部消化管内視鏡にて十二指腸乳頭部に潰瘍性病変を認め、乳頭部腫瘍が疑われたため出血に対し内視鏡的止血を行った。腹部CTでは、膵頭部から十二指腸壁にかけて占居性病変を認め、右肝動脈は上腸間膜動脈より腫瘍の浸潤を受けていた。腹部MRI(MRCP)で肝内外胆管に拡張を認め、下部胆管の内腔に胆管閉塞を認めた。内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)では、乳頭開口部からの腹側膵管に次いでSantorini管経由で造影剤排泄が確認され、下部胆管の狭窄部より肝側胆管の著明な拡張を認めた。細胞診でClass V adenocarcinomaと診断され、十二指腸乳頭部腺扁平上皮癌と診断した。腫瘍からの出血が持続したため、輸血で全身状態を維持し、緊急に亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した。切除標本は、5.0×5.0cmの潰瘍腫瘤型病変を認めた。右肝は梗塞様変化を認めたが肝膿瘍を形成することなく自然軽快し、術後36日に退院した。術後43日から補助療法としてTS-1を開始したが、4クール時点で高度副作用のため中止した。術後2年を経て無再発で生存中である。

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S状結腸癌による消化管狭窄に対してThrough-The-Scope(TTS)法を用いて大腸ステント留置術を施行した1例

久保田桂子, 今川敦, 岡崎倫子, 安齋泰子, 吉田泰成, 井口俊博, 八木覚, 宮武宏和, 守屋昭男, 幡英典, 中津守人, 安東正晴, 久保雅俊

三豊総合病院雑誌 32 80 - 84 2011年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：三豊総合病院

70歳代男。4年前にS状結腸癌で左半結腸切除術および術後補助化学療法を受け、1年前に腹膜播種で化学療法を施行したが、局所の再発・増大が認められた。化学療法を再開したが心筋梗塞、心不全発症のため継続困難となり、外来で対症療法の方針となった。腹部膨満感を主訴に救急外来を受診し、S状結腸での局所再発による腸閉塞が認められた。下部消化管内視鏡では肛門より20cmにほぼ全周性の2型進行大腸癌を認め、スコープは通過不可能であった。絶食補液で症状は改善せず、経肛門的にイレウス管を挿入・留置したが翌日自然脱落した。このため第25病日に狭窄部に対してThrough-The-Scope法を用いて金属ステント(WallFlexTM、十二指腸用ステントuncovered type)を留置した。留置後は疼痛の訴えもなくイレウス症状は改善し、食事開始後も増悪はなかった。全身状態悪化のため緩和ケア病棟入院となり、留置後78日に死亡したが、食事は74日目まで摂取可能であった。

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食道・胃ESDにおけるBIS/TCIシステムを用いたプロポフォール鎮静プロポフォール投与量及び偶発症発生リスクの検討

井口俊博, 今川敦, 久保田桂子, 吉田泰成, 宮武宏和, 幡英典, 守屋昭男, 中津守人, 安東正晴

Gastroenterological Endoscopy 53 ( Suppl.2 ) 2636 - 2636 2011年9月

高齢者における上部消化管検査でのミントオイル散布法のメリットとデメリット

今川敦, 幡英典, 中津守人, 吉田泰成, 久保田桂子, 井口俊博, 八木覚, 宮武宏和, 守屋昭男, 神野秀基, 安齋泰子, 安東正晴

Gastroenterological Endoscopy 53 ( Suppl.2 ) 2803 - 2803 2011年9月

当院での胃癌の内視鏡診断における偽陰性例の検討

中津守人, 久保田桂子, 井口俊博, 遠藤日登美, 神野秀基, 幡英典, 今川敦, 安東正晴, 広畑衛

人間ドック 26 ( 2 ) 431 - 431 2011年7月

内視鏡検査におけるジアゼパムによる鎮静と鎮痙剤としてミントオイル散布法の検討(非高齢者vs.高齢者での比較)

今川敦, 幡英典, 中津守人, 岡崎倫子, 吉田泰成, 久保田桂子, 井口俊博, 宮武宏和, 八木覚, 安東正晴

Gastroenterological Endoscopy 53 ( Suppl.1 ) 830 - 830 2011年3月

出血性胃十二指腸潰瘍におけるソフト凝固法の有用性

布上朋和, 竹中龍太, 下村泰之, 吉野杏奈, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩二, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.2 ) 2418 - 2418 2010年9月

ESD後局所再発に対する追加治療の検討

竹中龍太, 河原祥朗, 今川敦, 下村泰之, 吉野杏奈, 布上朋和, 関博之, 井口俊博, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩二, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.2 ) 2430 - 2430 2010年9月

30個の病変を認めた多発直腸カルチノイドの1例

布上朋和, 竹本浩二, 後藤田達洋, 下村泰之, 吉野杏奈, 河野吉泰, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

津山中央病院医学雑誌 24 ( 1 ) 47 - 52 2010年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)津山慈風会津山中央病院

症例は67歳、男性。残便感のため下部消化管内視鏡検査を施行したところ、直腸(Rb)に30個の径4〜10mm大の黄色調の粘膜下腫瘍を認めた。超音波内視鏡検査にて第2〜3層内に境界明瞭な低エコー腫瘤として認められ、カルチノイドと診断した。腹部造影CTでは明らかな他臓器・リンパ節転移は認めなかったため、内視鏡的粘膜切除術による切除を試みた。しかし、複数個近接している病変もあり完全切除できない可能性があるため、肛門に近い2病変のみの切除とし、残りは外科的切除を選択した。肛門縁から約3cmの範囲には内視鏡的に病変を認めず、他院にて腹腔鏡下内肛門括約筋切除術施行となった。病理組織学的所見では直腸Rbを中心に28個のカルチノイドを認め、いずれも固有筋層への浸潤は確認されなかった。しかし、直腸傍リンパ節・下腸間膜幹リンパ節・結腸傍リンパ節に転移を認めた。多発直腸カルチノイドは比較的稀であり、本邦において10個以上多発した症例の報告はこれまでに11例にすぎない。多発例はリンパ節転移の可能性が単発例より高くなることが指摘されており、治療においては注意が必要である。今回我々は30個の病変を認め、リンパ節転移を伴った多発直腸カルチノイドの1例を経験したので、若干の文献的考察を加えて報告する。(著者抄録)

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細胆管細胞癌の3例

森廣俊昭, 三好健司, 布上朋和, 関博之, 井口俊博, 窪田淳一, 竹本浩二, 竹中龍太, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

津山中央病院医学雑誌 24 ( 1 ) 53 - 61 2010年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)津山慈風会津山中央病院

症例1:77歳男性。C型慢性肝炎にて加療中、CT動脈相で早期濃染を呈する腫瘤を認め、肝細胞癌が疑われたが、以前に悪性リンパ腫の既往あることから肝生検を施行したところ細胆管細胞癌と診断された。肝拡大内側区域切除術が施行された。術後20ヵ月経過した現在も再発を認めない。症例2:62歳男性。アルコール性肝硬変と糖尿病にて加療中、腹部超音波検査にて辺縁不整で境界やや不明瞭な低エコー腫瘤を指摘された。画像所見にて肝血管腫と考えられたが、経過観察中に腫瘍増大傾向を認めたため、肝生検したところ細胆管細胞癌と診断された。肝S8亜区域切除術が施行されたが、術後の肝不全のため死亡した。症例3:54歳男性。B型肝炎ウイルスキャリア、糖尿病にて加療中にCTで肝に腫瘤影を指摘された。造影CTにて動脈相で辺縁部に淡い早期濃染が見られ、後期相で腫瘍内部が淡く染まることから転移性肝癌もしくは胆管細胞癌が疑われ、肝生検を施行し細胆管細胞癌と診断された。CT-APにて広範囲な門脈腫瘍塞栓を指摘され、手術適応にはなく、化学療法を施行するも診断から4ヵ月後に死亡した。3例の症例はいずれも免疫染色によりCK7、19陽性であることから胆管系細胞であると判断し、EMAで腔側の膜が陽性であることから細胆管細胞癌と診断した。興味深い症例を経験したので報告する。(著者抄録)

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未分化型早期胃癌に対するESDの治療成績

関博之, 竹中龍太, 下村泰之, 吉野杏奈, 布上朋和, 井口俊博, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩二, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.2 ) 2434 - 2434 2010年9月

当院における肝膿瘍97症例の検討

中原健太, 三好健司, 布上朋和, 関博之, 井口俊博, 窪田淳一, 竹本浩二, 竹中龍太, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

津山中央病院医学雑誌 24 ( 1 ) 3 - 9 2010年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)津山慈風会津山中央病院

肝膿瘍は比較的稀な疾患であるが、治療の遅滞等で致命的となりうる。その成因や病態は多様であり、有効な治療を行うためには個々の患者において正確な臨床像の把握が必要となる。今回、2000年1月から2008年10月までの間に当院にて経験した肝膿瘍97症例(うちアメーバ性肝膿瘍3例)を対象とし、その臨床像、細菌性とアメーバ性の比較、特発性肝膿瘍のうち消化管内視鏡検査施行例について検討を行った。肝膿瘍患者は発熱、炎症反応の上昇はほぼ必発であるが、腹部症状や肝機能障害を伴わない症例もあり、早期診断を困難にしている一因と考えられた。診断には造影CTが有用と考えられた。一方、アメーバ性肝膿瘍は若年者に多く、消化器症状を高頻度に合併する傾向がある。細菌性肝膿瘍との鑑別は困難であるが、血清アメーバ抗体は有用であると思われる。また、特発性肝膿瘍は高頻度に消化管病変を合併しうる。機序としては、消化管粘膜異常がある場合、bacterial translocationが起こりやすく、経門脈的に細菌が移行し、肝膿瘍を作ることが考えられる。特発性肝膿瘍に対しては積極的に消化管悪性腫瘍の合併を疑い、内視鏡検査を施行すべきと考えられた。(著者抄録)

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当院での胃ろうトラブル2症例

河野吉泰, 平良明彦, 後藤田達洋, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 竹本浩二, 竹中龍太, 柘野浩史, 藤木茂篤

静脈経腸栄養 25 ( 4 ) 984 - 984 2010年7月

若年発症の食道胃接合部悪性黒色腫の一例

窪田淳一, 吉野杏奈, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 三好健司, 竹本浩二, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.1 ) 1080 - 1080 2010年4月

大腸Dieulafoy潰瘍の4例

関博之, 竹本浩二, 布上朋和, 井口俊博, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 茂木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.1 ) 1032 - 1032 2010年4月

下血を契機にダブルバルーン小腸内視鏡で診断しえた胸腺癌からの転移性小腸腫瘍の1例

朝戸俊行, 竹本浩二, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.1 ) 954 - 954 2010年4月

当院におけるS状結腸軸捻転症に対する緊急内視鏡検査の有用性についての検討

竹本浩二, 吉野杏奈, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.1 ) 1032 - 1032 2010年4月

ダブルバルーン小腸内視鏡にて診断・治療した空腸pyogenic granulomaの一例

井口俊博, 竹本浩二, 布上朋和, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 52 ( Suppl.1 ) 953 - 953 2010年4月

非閉塞性腸間膜虚血症(NOMI)9例の検討

吉野杏奈, 竹本浩二, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

日本消化器病学会雑誌 107 ( 臨増総会 ) A291 - A291 2010年3月

当施設における自己免疫性膵炎の臨床的経過の検討

中島傑, 柘野浩史, 布上朋和, 井口俊博, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩二, 竹中龍太, 平良明彦, 藤木茂篤

日本消化器病学会雑誌 107 ( 臨増総会 ) A286 - A286 2010年3月

内視鏡上はDieulafoy潰瘍の形態を呈した空腸AVMの1例

吉野杏奈, 竹本浩二, 川野誠司, 井口俊博, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

消化管の臨床 15 91 - 94 2010年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：うず潮フォーラム事務局

症例は18歳、男性。3歳の頃に黒色便がみられたが、自然に軽快したために経過観察となった。2008年10月3日より黒色便、ふらつきを認めたために近医受診した。血液検査上Hb5.3g/dLと著明な貧血を認めたために当院紹介受診となった。上部消化管出血を疑い、同日に緊急上部消化管内視鏡検査を施行したが、出血源は認めなかった。翌日に経口的ダブルバルーン小腸内視鏡検査(double balloon endoscopy:DBE)を施行したところ、Treitz靱帯より約30cmの上部空腸に拍動性の出血を有する露出血管を認め、Dieulafoy潰瘍と診断し、クリップにて止血術を施行した。止血術後は再出血を来すことなく推移している。その後に行った腹部血管造影では、上腸間膜動脈の空腸枝にAVシャントを介して門脈系に還流する拡張した血管を認め、arteriovenous malformation(AVM)と診断した。今回我々は、内視鏡上はDieulafoy潰瘍の形態を呈した空腸AVMからの出血と診断した1例を経験したので報告する。(著者抄録)

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プロテインC低下に伴う上腸間膜静脈血栓症をきたした1例

井口俊博, 竹本浩二, 布上朋和, 関博之, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤, 黒川浩典

津山中央病院医学雑誌 23 ( 1 ) 35 - 41 2009年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)津山慈風会津山中央病院

症例は37歳、男性。2008年3月27日より臍上部痛を認め、上部消化管内視鏡検査等で精査するも腹痛の原因は分からず、その後腹痛が増強し、炎症反応上昇を認めたため、腹部造影CT検査を施行した。上腸間膜静脈血栓症を認め、4月7日精査加療目的にて当科入院となった。腹部造影CT上、上腸間膜静脈、門脈は完全に血栓化しており、上腸間膜動脈よりウロキナーゼ6万単位/日持続動注を開始した。また、ヘパリン1.5万単位/日点滴開始した。その後、ワーファリン内服による保存的治療にて症状及び炎症反応は速やかに改善し、外科的治療を要さなかった。現在はワーファリン5mg/日内服による抗凝固療法を継続中であり、フォローアップの腹部造影CTでは、側副血行路の発達と腸管及び肝血流の改善を認めた。プロテインC欠乏症に伴う上腸間膜静脈血栓症の本邦報告例は少なく、本症例のように抗凝固療法にて保存的に加療し得た報告は稀である。今回、我々は貴重な症例を経験したため、若干の文献的考察を加え報告する。(著者抄録)

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胃ESD後の人工胃潰瘍治癒に対する前向き比較検討 PPI 8週vs.PPI 4週後レバミピド4週vs.PPI 1週+レバミピド8週投与の比較

今川敦, 藤木茂篤, 赤穂宗一郎, 関博之, 井口俊博, 友田健, 窪田淳一, 竹本浩二, 柘野浩史, 平良明彦, 竹中龍太

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.2 ) 2191 - 2191 2009年9月

ステロイドが著効した腸管ベーチェット病の4例

関博之, 竹本浩二, 井口俊博, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.2 ) 2216 - 2216 2009年9月

インフリキシマブの投与にて効果がなく、ステロイドの投与にて著明な改善を認めた腸管Behcet病の一例

関博之, 竹本浩二, 布上朋和, 井口俊博, 窪田淳一, 三好健司, 竹中龍太, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

津山中央病院医学雑誌 23 ( 1 ) 43 - 48 2009年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一財)津山慈風会津山中央病院

症例は28歳の男性。前医で完全型Behcet病と診断されていた。今回、腹痛の精査目的に当院紹介となり、精査の結果、腸管Behcet病と診断した。前医で眼病変、皮膚病変に対してシクロスポリンとインフリキシマブの投与が行われており、入院後はシクロスポリンの増量とインフリキシマブの投与間隔の短縮で治療を行ったが、腸管病変は増悪する一方であった。そのため、シクロスポリンからステロイドの投与に変更し治療したところ、速やかに腸管病変の著明な改善を認めた。以後、ステロイドは漸減していったが、現在も腸管病変の再燃なく経過良好である。今回我々は、シクロスポリンとインフリキシマブの投与では改善せず、ステロイドの投与にて著明な改善を認めた腸管Behcet病の1例を経験したため、若干の文献的考察を加え報告する。(著者抄録)

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十二指腸カルチノイド6例の検討

井口俊博, 竹本浩二, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.2 ) 2220 - 2220 2009年9月

ステロイドの投与にて著明な改善をきたし小腸内視鏡で経過を観察し得た腸管Behcet病の一例

関博之, 竹本浩二, 井口俊博, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.1 ) 920 - 920 2009年4月

高齢者総胆管結石に対する低侵襲的内視鏡治療内視鏡的十二指腸乳頭切開術(EST)と長期間内視鏡的胆道ステント留置法(EBD)

柘野浩史, 関博之, 井口俊博, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩二, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.1 ) 884 - 884 2009年4月

ダブルバルーン小腸内視鏡にて止血し得た空腸Dieulafoy潰瘍の1例

竹本浩二, 川野誠司, 吉野杏奈, 井口俊博, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.1 ) 878 - 878 2009年4月

CDDP、5-FUでの化学放射線療法後の遺残に対してweeklyパクリタキセル療法にてCRとなり、長期生存を認めたstage IVa頸部食道癌の一例

井口俊博, 平良明彦, 内藤洋一郎, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 竹本浩司, 今川敦, 谷口英明, 柘野浩史, 藤木茂篤

日本消化器病学会雑誌 106 ( 臨増総会 ) A480 - A480 2009年3月

当院における肝膿瘍症例の臨床的検討

中原健太, 三好健司, 関博之, 井口俊博, 友田健, 窪田淳一, 竹本浩二, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

日本消化器病学会雑誌 106 ( 臨増総会 ) A275 - A275 2009年3月

MRCPで描出され内視鏡的に治療し得た胆道内回虫迷入症の一例

藤井雅邦, 井口俊博, 山本久美子, 水野修, 能勢聡一郎

岡山済生会総合病院雑誌 40 40 - 44 2008年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山済生会総合病院

50代女。腹痛を主訴に近医受診し、腹部CTで肝内胆管の軽度拡張を認められ、当院に紹介された。腹部超音波検査の縦断像で総胆管内部に2本の平行する線状高エコー像を認め、横断像で円形高エコー像を認めた。MRCP検査で乳頭部から左肝管内に続く索状陰影を認め、肝内胆管に軽度拡張を認めた。これらの所見から胆道内回虫迷入症を疑い、診断治療目的で内視鏡的胆管造影を施行した。造影所見はMRCPと同様に左肝管から乳頭部にかけて索状の透亮像が認められ、胆道内回虫迷入症と考えた。内視鏡的乳頭切開術を施行し、バルーンカテーテルで胆管内を掻破したところ、回虫の一部が乳頭部に認められたが、すぐに総胆管内へ迷入し、摘出することができなかったため、翌日再度施行した。15mmのバルーンカテーテルで左肝管からゆっくり掻破し、回虫の約2/3が乳頭外に出たところを3脚で把持し、そのままスコープごと引き出すことにより回虫を摘出できた。回虫の大きさは全長18cm、太さ3mmであった。回虫摘出後は症状が速やかに改善し、その後再燃することはなかった。

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形質細胞浸潤を主体とした直腸ポリープの1例

吉岡正雄, 井口俊博, 塩出純二, 足立千紘, 竹井大介, 雛元紀和, 竹内康人, 村上尚子, 山本久美子, 藤井雅邦, 伊藤守, 石山修平, 藤原明子, 大家昌源, 糸島達也

Gastroenterological Endoscopy 50 ( Suppl.2 ) 2348 - 2348 2008年9月

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