2021/11/27 更新

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イマヅ カツノリ
今津 勝紀
IMAZU Katsunori
所属
文明動態学研究所 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 博士(文学) ( 京都大学 )

  • 文学修士 ( 岡山大学 )

研究キーワード

  • 国家と社会

  • 東アジア史

  • Ancient History of Japan and Asia

  • 日本古代史

  • Ancient Society

研究分野

  • 人文・社会 / 日本史

学歴

  • 京都大学    

    - 1991年

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    国名: 日本国

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  • 京都大学   Graduate School, Division of Letters  

    - 1991年

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  • 岡山大学   Faculty of Letters  

    - 1986年

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    国名: 日本国

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  • 岡山大学   Faculty of Literature  

    - 1986年

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経歴

  • 岡山大学   文明動態学研究所   教授

    2021年11月 - 現在

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  • - 岡山大学社会文化科学研究科 教授

    2013年

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  • - Professor,Graduate School of Humanities and Social Sciences,Okayama University

    2013年

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  • Associate Professor,Comparative Socio-Cultural Sciences,Graduate School of Humanities and Social Sciences,Okayama University

    2007年 - 2013年

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  • 岡山大学社会文化科学研究科比較社会文化学専攻 准教授

    2007年 - 2013年

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  • Associate Professor,Faculty of Letters,Okayama University

    1998年 - 2007年

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  • 岡山大学   Faculty of Letters

    1998年 - 2007年

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  • 樟蔭女子短期大学 助教授

    1995年 - 1998年

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  • Associate Professor

    1995年 - 1998年

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  • Senior Assistant Professor

    1994年 - 1995年

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  • 鳥取女子短期大学 講師

    1994年 - 1995年

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所属学協会

委員歴

  • 岡山市文化財保護審議会   委員  

    2021年1月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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  • 第二次山陽遺跡整備委員会   委員  

    2017年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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  • 国史跡鬼城山整備委員会   委員  

    2014年9月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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  • 津山市史編さん委員   委員  

    2013年5月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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  • 古代学協会編集協力委員   委員  

    2009年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 日畑廃寺確認調査指導委員会   委員  

    2003年7月 - 2005年3月   

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    団体区分:自治体

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  • 哲多町史編集委員会   委員  

    1999年4月 - 2011年3月   

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    団体区分:自治体

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  • 考古学研究会   常任委員  

    1998年4月 - 2013年3月   

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    団体区分:学協会

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  • 加西市史編纂委員会   委員  

    1996年12月 - 2008年3月   

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    団体区分:自治体

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書籍等出版物

  • 戸籍が語る古代の家族

    今津, 勝紀

    吉川弘文館  2019年10月  ( ISBN:9784642058889

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    総ページ数:6, 215p   記述言語:日本語

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  • 日本古代の税制と社会

    今津, 勝紀

    塙書房  2012年7月  ( ISBN:9784827312546

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    総ページ数:viii, 397, 14p   記述言語:日本語

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  • 『日本の歴史』古代・中世編

    西山, 良平, 勝山, 清次編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「古代の社会編成と地域社会」p72-101)

    ミネルヴァ書房  2021年6月  ( ISBN:9784623092192

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    総ページ数:xiii, 386, 17p   記述言語:日本語

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  • コロナの時代の歴史学

    歴史学研究会, 中澤, 達哉, 三枝, 暁子

    績文堂出版  2020年12月  ( ISBN:9784881161364

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    総ページ数:171p   記述言語:日本語

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  • 先史・古代の気候と社会変化

    中塚, 武, 若林, 邦彦, 樋上, 昇

    臨川書店  2020年9月  ( ISBN:9784653045038

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    総ページ数:304, 4p   記述言語:日本語

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  • 日本古代の輸送と道路

    佐々木, 虔一, 武廣, 亮平, 森田, 喜久男

    八木書店古書出版部,八木書店 (発売)  2019年5月  ( ISBN:9784840622240

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    総ページ数:viii, 391p   記述言語:日本語

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  • 播磨国風土記 : はりま1300年の源流をたどる

    播磨学研究所, 今津, 勝紀, 古市, 晃, 亀田, 修一, 埴岡, 真弓, 岸本, 道昭, 森田, 喜久男, 松下, 正和, 中元, 孝迪

    神戸新聞総合出版センター  2016年9月  ( ISBN:9784343009111

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    総ページ数:286p   記述言語:日本語

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  • 制度と実態

    舘野, 和己, 出田, 和久

    吉川弘文館  2016年2月  ( ISBN:9784642017282

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    総ページ数:xiii, 312p   記述言語:日本語

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  • 21世紀の古墳時代像

    一瀬, 和夫, 福永, 伸哉, 北條, 芳隆

    同成社  2014年6月  ( ISBN:9784886216649

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    総ページ数:iii, 212p   記述言語:日本語

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  • 交錯する知 : 衣装・信仰・女性

    武田, 佐知子

    思文閣出版  2014年3月  ( ISBN:9784784217380

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    総ページ数:viii, 671, vp   記述言語:日本語

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  • 日本古代の地域社会と周縁

    鈴木, 靖民

    吉川弘文館  2012年3月  ( ISBN:9784642024914

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    総ページ数:8, 367p   記述言語:日本語

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  • 東アジア出土資料と情報伝達

    藤田, 勝久, 松原, 弘宣

    汲古書院  2011年5月  ( ISBN:9784762928963

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    総ページ数:vi, 384p   記述言語:日本語

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  • 律令国家史論集

    栄原, 永遠男, 西山, 良平, 吉川, 真司

    塙書房  2010年2月  ( ISBN:9784827312317

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    総ページ数:viii, 587p   記述言語:日本語

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  • 揺らぎの中の日本文化 : 原像・怪異・日本美術

    新納, 泉, 山口, 和子, 鐸木, 道剛, 秋元, 雄史, 平川, 南, 松木, 武彦, 今津, 勝紀, 新納, 泉, 松岡, 心平, 山本, 秀樹, 田仲, 洋己, 坂部, 恵, 西村, 清和, 岡本, 不二明, 下定, 雅弘, 鈴木, まどか, 宮崎, 法子, 伊藤, 大輔

    岡山大学出版会  2009年3月  ( ISBN:9784904228036

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    総ページ数:337p   記述言語:日本語

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  • 働くこととジェンダー

    倉地, 克直, 沢山, 美果子

    世界思想社  2008年4月  ( ISBN:9784790713227

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    総ページ数:v, 312p   記述言語:日本語

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  • 時空間情報科学を用いた歴史研究の刷新

    新納, 泉, 出村, 和彦, 今津, 勝紀, 佐川, 英治, 永田, 諒一

    岡山大学文学部  2008年3月 

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    総ページ数:67p   記述言語:日本語

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  • 加西市史第1巻 本編1 考古・古代・中世

    加西市  2008年 

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  • 『風土記からみる古代の播磨』

    神戸新聞総合出版センター  2007年 

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  • 『日本古代史地名事典』

    雄山閣  2007年 

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  • 歴史考古学大辞典

    吉川弘文館  2007年 

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  • 古代史の舞台

    上原, 真人, 白石, 太一郎, 吉川, 真司, 吉村, 武彦, 菊池, 俊彦, 鈴木, 靖民, 蓑島, 栄紀, 今泉, 隆雄, 藤沢, 敦, 橋本, 博文, 平野, 卓治, 赤塚, 次郎, 早川, 万年, 松本, 岩雄, 森田, 喜久男, 熊谷, 公男, 今津, 勝紀, 新納, 泉, 小田, 富士雄, 坂上, 康俊, 安里, 進, 山里, 純一

    岩波書店  2006年7月  ( ISBN:4000280619

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    総ページ数:xii, 426p   記述言語:日本語

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  • 『加西市史』第八巻、史料編2、古代・中世・近世Ⅰ

    加西市  2006年 

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  • 平成17年度岡山大学学長裁量経費・地域貢献支援事業費「災害など緊急時における歴史遺産の保全に関する県内自治体等との連携事業」報告書『岡山史料ネット』

    岡山大学  2006年 

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  • 最古の戸籍をデジタルで読む

    今津, 勝紀, 放送大学学園

    放送大学教育振興会,丸善 (発売)  2004年 

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    総ページ数:ビデオカセット1巻 (45分)   記述言語:日本語

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  • 金光町史 本文編

    金光町  2003年 

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  • 『金光町史』史料編

    金光町  2001年 

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  • 『日本史辞典』

    岩波書店  1999年 

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  • 瀬戸内海地域における交流の展開

    松原, 弘宣, 田崎, 博之, 宇垣, 匡雅, 松井, 和幸, 大山, 真充, 定森, 秀夫, 渡部, 明夫, 亀田, 修一, 今津, 勝紀, 中西, 康裕, 西別府, 元日

    名著出版  1995年12月  ( ISBN:4626015174

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    総ページ数:407p, 図版2枚   記述言語:日本語

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MISC

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講演・口頭発表等

  • 日本古代において「生存」を問う―歴史生態学の模索―

    第23回歴史学入門講座・宮城歴史科学研究会大会  2020年9月27日 

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    会議種別:口頭発表(基調)  

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  • シミュレーションによる人口動態と律令制システム

    日本史研究会古代史部会  2016年9月12日 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 古代の家族と女性

    日本史研究会古代史部会  2014年 

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  • 仁和三年の地震と平安京社会

    第28回条里制・古代都市研究会大会  2012年 

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  • 玄賓小論

    第22回中国四国古代史研究会  2011年 

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  • 古代における災害と社会変容―九世紀後半の危機を中心に―

    考古学研究会第57回総会臨時フォーラム  2011年 

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  • 「観音寺遺跡の荷札様木簡について」

    第20回中国・四国古代史研究会  2009年 

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  • 「古代吉備地域の地形復原」

    古代災害史研究会  2008年 

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  • 古代の荷札木簡について

    「東アジアの出土資料と交通論」公開講演  2008年 

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  • 古代の災害と地域社会

    大阪歴史科学協議会大会  2008年 

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  • 「『出雲国風土記』にみえる阿志毘縁道をめぐって」

    2005年島根史学会大会  2006年 

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  • 「天平六年の地震と聖武天皇」

    第22回条里制・古代都市研究会大会  2006年 

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  • 「日本古代史研究とGIS」

    第1回歴史GISセミナー  2005年 

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  • 「シンポジウム 古代集落からみた播磨 -徹底討論!!ムラと役所-」

    播磨考古学研究集会  2005年 

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  • 「人口シミュレーションよりみた古代の社会」

    日本史研究会6月例会  2004年 

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  • 古代地域史研究におけるGIS・シミュレーションの理論と実践

    歴史学研究会  2004年 

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  • 「古代の家族と共同体-関口裕子『日本古代家族史の研究』(上・下)によせて-」

    宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所公開講演会  2004年 

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  • 日本古代の村落と地域社会

    第49回考古学研究会総会  2003年 

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  • 雑徭と地域社会

    日本史研究会大会  2002年 

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  • 古代の港湾と国郡制

    古代瀬戸内研究会  2002年 

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  • 「播磨国賀茂郡既多寺大智度論をめぐって」

    第13回中国四国古代史研究会  2001年 

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  • 「キビ・ハリマ・ヤマト」

    古代学協会四国支部大会  2000年 

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  • 「琵琶湖・淀川水系の古代史-交通と漁業-」

    日本学術振興会「未来開拓学術研究推進事業:アジア地域の環境保全」  2000年 

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  • 「キビ・ハリマ・ヤマト」

    兵庫県教育委員会主催「播磨町シンポジウム」  2000年 

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  • 「初期国家論以後-古代国家論のゆくえ-」

    日本史研究会例会  1999年 

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  • 「古代における賀茂をめぐって」

    岡山古代史研究会例会  1999年 

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受賞

  • 第73回岡山県文化賞

    2021年10月   岡山県  

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 時空間情報科学を活用した日本古代地域社会のレジリエンス分析

    研究課題/領域番号:21H00568  2021年04月 - 2025年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    今津 勝紀, 寺村 裕史

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    配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )

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  • 地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成

    研究課題/領域番号:19H05457  2019年04月 - 2024年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別推進研究  特別推進研究

    奥村 弘, 松下 正和, 阿部 浩一, 天野 真志, 日高 真吾, 後藤 真, 佐藤 大介, 白井 哲哉, 佐々木 和子, 今津 勝紀, 矢田 俊文, 胡 光, 三村 昌司, 市澤 哲

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    配分額:411190000円 ( 直接経費:316300000円 、 間接経費:94890000円 )

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  • 時空間情報科学を利用した日本古代人口動態史の研究

    研究課題/領域番号:18K00928  2018年04月 - 2021年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    今津 勝紀

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    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    令和元年度は、①時系列分析について、奈良時代初頭から平安時代前期までの変化を確認し、近年の歴史人口学の研究を再検討し、近世初頭までの変化をたどった。また、空間分析についての検討をすすめた。空間分析に必須の全国規模の相対データを確認し、『和名類聚抄』所収の郷が池邊彌の当初想定したように、平安時代の前期がもっとも適合的であるとの見通しをえた。また『拾芥抄』ほかの田数・出挙稲などの分析も同時に継続している。田数と出挙稲数には相関が認められるが、これらのデータをもとに時系列分析が可能かというと、なかなか難しそうである。最終年度は、これらをもとに報告を行う予定。研究は岡山大学文明動態学研究センターより発信し、令和元年(2019)5月27日に日本地球惑星科学連合 2019年度大会 今津勝紀・中塚武「高解像度気候復原による日本古代の気候変動と国家・社会の変容」(於:幕張メッセ)、2019.7.7令和元年(2019)7月7日に第35回歴史学入門講座にて「日本古代史研究の方法的模索―生存の問題を中心に―」(大阪歴史博物館)、令和元年(2019)9月22日(日)に「災害文化と地域社会―日本古代史研究の新地平―」(三宮研修センター)、令和二年(2020)1年1月25日(土)・26日(日)に「環境・災害史のための古代吉備の空間分析」(神戸大学)を報告した。令和2年2月29日に「新たな人文学の方法と歴史学の可能性」を歴博と岡山大学との連携協力協定締結記念集会で報告予定であったが、コロナ騒動のため集会は中止となった。

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  • 空間解析を通じた日本古代地域社会の研究

    研究課題/領域番号:15K02833  2015年04月 - 2018年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    今津 勝紀

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    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    本研究では、空間シミュレーションの手法を活用して国・郡・里の編成原理を検討した。吉備全体の里の比定を実施し、このうち備前と美作について具体的に検討した。備前国では北部六郡が和銅六年に美作国として分離されるのをはじめとして、東南部で郡の分割・再編が頻繁に行われる。令制当初の赤坂郡が陸路では山陽道を、水路では吉井川を骨格とし、邑久郡は播磨国境までの海岸部分全体を領域とし、天平神護二年に藤野郡が拡大し、延暦七年に吉井川の東西で和気郡が分割される。山陽道についていえば、和気郡に坂長駅家、磐梨郡に珂磨駅家、赤坂郡に高月駅家がおかれ、最終的な決着をみる。これらの領域編成の本質は道にあった。

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  • 災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―

    研究課題/領域番号:26220403  2014年05月 - 2019年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(S)  基盤研究(S)

    奥村 弘, 平川 新, 阿部 浩一, 高橋 修, 白井 哲哉, 久留島 浩, 天野 真志, 三村 昌司, 矢田 俊文, 内田 俊秀, 市澤 哲, 佐々木 和子, 古市 晃, 松下 正和, 今津 勝紀, 胡 光, 町田 哲, 小林 准士, 板垣 貴志, 伊藤 昭弘

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    配分額:112840000円 ( 直接経費:86800000円 、 間接経費:26040000円 )

    阪神・淡路大震災以降の地域歴史資料学研究の蓄積を踏まえ、東日本大震災及びその後の大規模災害被災地での実践的研究が進展した。この成果を踏まえ、隣接諸科学を含む多様な歴史文化関係の研究者コミュニティの連携により、資料保全の実践的方法論と文化財防災体制構築における新たな展開を生み出した。
    さらに東日本大震災以降の国内外におけるデジタルアーカイブを含めた災害資料の保存・活用と、地域社会の中で災害記憶を継承していく実践的方法論について国際的視点から検討した。その成果を国際会議等で発信し、地域歴史資料学に関する国際連携の基盤を構築した。

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  • 災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―

    研究課題/領域番号:26244038  2014年04月 - 2015年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

    奥村 弘, 今津 勝紀, 伊藤 昭弘, 佐々木 和子, 久留島 浩, 市澤 哲, 矢田 俊文, 高橋 修, 胡 光, 町田 哲, 松下 正和, 白井 哲哉, 阿部 浩一, 小林 准士, 板垣 貴志, 平川 新

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    配分額:10530000円 ( 直接経費:8100000円 、 間接経費:2430000円 )

    本研究は、大災害が継起する日本列島の地域社会において、災害を記憶し、災害に強い「災害文化」形成に対応しうる地域歴史資料学を、従来の成果の上に確立することをめざすものである。
    本年度は、4~5月に科研基盤研究(A)の準備を進め、5月に基盤研究(A)遂行の前提のための報告を歴史学研究会大会特設部会で代表者・分担者が行った。また、その成果を分担者・協力者の間で共有・議論し、新規採択された基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」に引き継いだ。

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  • シミュレーションによる古代家族の復原的研究

    研究課題/領域番号:23652158  2011年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

    今津 勝紀

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    配分額:2080000円 ( 直接経費:1600000円 、 間接経費:480000円 )

    本研究では、大宝二年御野国加毛郡半布里戸籍を定点として、古代の出生時平均余命や死亡率・出生率などを具体的に数値として示し、こうした基礎的条件の下で、婚姻・死別・再婚がどのように発生するのか、血縁関係の連鎖がどのように変化するのかシミュレーションを行った。古代の「家族構成」の流動性をトレースすることで、戸主との繋がりの不明確な戸口が発生するプロセスを具体的に示すとともに、婚姻構造の男女対称性の揺らぎが、婚姻を通じた血縁関係の連鎖にどのように作用するのかを明らかにした。古代の家族については、核の部分の父系による婚姻連鎖と周辺部分の双系制的連鎖の二重構造モデルが有効であることを示した。

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  • 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築

    研究課題/領域番号:21222002  2009年05月 - 2014年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(S)  基盤研究(S)

    奥村 弘, 市沢 哲, 坂江 渉, 佐々木 和子, 平川 新, 矢田 俊文, 今津 勝紀, 小林 准士, 寺内 浩, 足立 裕司, 内田 俊秀, 久留島 浩, 伊藤 明弘, 松下 正和, 添田 仁, 三村 昌司, 多仁 照廣

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    配分額:111150000円 ( 直接経費:85500000円 、 間接経費:25650000円 )

    大規模自然災害と地域社会の急激な構造転換の中で、歴史資料は滅失の危機にある。その保存活用を研究する新たな学として地域歴史資料学の構築をめざした。その成果は、第1に、地域住民もまた保存活用の主体と考え地域歴史資料を次世代につなぐ体系的な研究手法を構築しえたことにある。第2は、それを可能とする具体的な地域歴史資料の保存と修復の方法を組み込んだことである。第3は、科研の中間で起こった東日本大震災での地域歴史資料保存について理念と具体的な方法を提示するとともに、全国的な研究者ネットワークによる支援体制を構築したことである。第4は、地域歴史資料学をグローバルイシューとして国際的に発信したことである。

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  • 造山古墳群を例とするデジタルアーカイブの構築と時空間研究の刷新

    研究課題/領域番号:20242021  2008年 - 2011年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

    新納 泉, 松木 武彦, 今津 勝紀, 野崎 貴博, 光本 順, 澤田 秀実, 岸本 直文, 寺村 裕史

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    配分額:20020000円 ( 直接経費:15400000円 、 間接経費:4620000円 )

    全国第4位の巨大前方後円墳を含む岡山市造山古墳群および総社市作山古墳を対象に、墳丘のデジタル測量や石室・石棺の三次元計測を実施した。また、造山古墳の外周部の発掘調査を実施し、造山古墳に周濠と周堤が伴うことを明らかにした。千足古墳の調査では石障装飾の劣化が判明し、岡山市教育委員会をはじめとする保護のための動きにつながった。墳丘のデジタル測量により、前方後円墳の設計原理についての研究に進展がみられた。

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  • 時空間情報科学を利用した古代災害史の研究

    研究課題/領域番号:19520574  2007年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    今津 勝紀

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    配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )

    日本の古代では、旧暦の夏に必ず飢饉が発生していた。飢饉の発生により疫病も発生するのだが、本研究では、その被害の程度を推定した。具体的に取り上げたのは隠伎国で、貞観八年・九年(866~867)の疫病により、人口が三割から五割減少したと推定される。もっとも、これだけの被害が列島全体を覆うわけではなく、全体を見た場合には、変動の幅は小さくなるのだが、地域社会にとっては、大打撃であることは間違いない。古代社会は決して、牧歌的な農耕社会ではなく、厳しい生存条件のもとで流動性高い過酷な社会であった。

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  • 地理情報システムを用いた歴史的地域景観復元のための技術的検討

    研究課題/領域番号:19900111  2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 

    新納 泉, 久野 修義, 今津 勝紀

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    1 古代の土地利用の状況がわかる「額田寺伽藍並条里図」と、中世の「備中国賀陽郡服部郷図」の現地比定がすでに完了しているため、古代から中世にかけての土地利用の変化および条里制の変化について集中的に検討を実施した。
    2 当該地域における現在の用水の体系を詳細に検討することと、地理情報システムを用いた河川流路の復元などを通じて、古代から中世にかけて灌漑システムに飛躍的な発達があることを確認できた。また、条里制の実施にあたっても、そうした灌漑システムの発達に即した形で運用の変化が生じていることを明らかにした。
    3 服部郷図の新しい現地比定にもとづいて、既存の発掘調査の成果について再検討を行った。また、郷図を理解する上で重要な意味をもつ総社市御所遺跡の発掘調査成果について、詳細な時期の検討などを行った。
    4 地理情報システムを利用した空間復元について、古代戸籍の残る「美濃国賀茂郡半布里」や二つの絵図の地域について解析を行い、イギリスのヨーク地域との比較も実施した。同一縮尺における地形の対比や、イギリス中世のドゥームズデイブックによる集落分布と比較し、歴史的景観の著しい違いを示した。
    5 絵図などに示された比較的狭い範囲の地形について解析しシミュレーションを実施するには、現状の数値地図のデータでは不十分であることがわかってきたので、フリーの地理情報システムソフトウェアであるGRASSを用いてデータの補間を行うことを試み、一定の成果が得られた。しかし、こうした目的にはより詳細な数値標高データが必要であることが明らかになった。
    6 研究成果について、『地理情報システムを用いた歴史的地域景観復元のための技術的検討』と題した報告書を刊行した。ここには、これまでに開発を行ってきた、GISmapやDrawGrid、ShadeViewのプログラムのマニュアルも含まれている。

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  • 空間情報科学を用いた吉備中枢地域の考古学的研究

    研究課題/領域番号:17320123  2005年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    新納 泉, 松木 武彦, 今津 勝紀

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    配分額:11840000円 ( 直接経費:11000000円 、 間接経費:840000円 )

    1 岡山市造山古墳(墳長350m)の測量調査を実施し完了させた。測量は、平板測量とデジタル測量の両者を実施した。これは、戦後研究者の手で実施された古墳の測量のなかで最大のものとなる。
    2 新しく墳丘測量を実施したことにより、墳丘のなかで破壊を受けた部分と元の形を残す部分の峻別が可能となり、造山古墳の詳細な形態を明らかにすることができた。しかし、古墳の正確な裾の位置や周濠の有無は依然として不明であり、今後の発掘調査がのぞまれる。
    3 GPSおよびトータルステーションを用いた古墳の測量方法と、地理情報システムを用いた解析および画像化の方法について詳細な検討を行い、その方法をほぼ確立することができた。
    4 航空写真の撮影や周辺の標高計測などを実施し、航空写真・衛星写真・地図・発掘調査データなどを統合した、空間情報科学的な総合研究を実施するための資料を収集した。
    5 造山古墳の石棺の三次元計測を実施し、三次元計測の問題点と可能性を検討した。計測機の誤差や適性などを明らかにすることができたので、今後本格的に三次元計測を実施することが可能となった。
    6 造山古墳の墳頂部および周辺のレーダー探査と電気探査を実施した。
    7 新しく作成した造山古墳の測量図をもとに、古墳の築造規格を検討し、造山古墳の系譜や年代的位置づけを論じた。類似規模の「履中陵古墳」よりやや時代が下ることが推定され、造山古墳が列島第1位の規模を誇った時期があったという見解には否定的な見解が得られた。
    7 造山古墳の測量結果とそれにかかわる問題点をまとめた『岡山市造山古墳測量調査概報』を刊行した。

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  • 地理情報システムを用いた歴史的地域景観復元のための技術的検討

    研究課題/領域番号:15068209  2003年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特定領域研究  特定領域研究

    新納 泉, 久野 修義, 今津 勝紀

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    配分額:14800000円 ( 直接経費:14800000円 )

    (1)「備中国賀陽郡服部郷図」の現地比定を進め、二つの角度を異にする条里体系がひとつの整合的な条里の図に合成されたものであることを明らかにした。これによって、従来、現地比定に問題を残していた栢寺廃寺跡の位置も矛盾がなくなり、土豪「稲吉」の本拠地も現在の窪木集落であることがほぼ明らかになった。また、「服部郷図」の西寄りに空白の区画が存在することの意味についても、二つの条里体系を合成する際に生じた空白であることがわかった。
    (2)上記の新しい成果が得られたため、結果を「『備中国賀陽郡服部郷図』の再検討」という報告書にまとめ刊行した。
    (3)一部になお課題が残るものの、「服部郷図」の現地比定がほぼ終了し、本研究課題の目的である歴史的地域景観を復元するための、古代の定点となる「額田寺伽藍並条里図」と中世の定点となる「服部郷図」が揃ったことで、来年度の地理情報システムを用いた開発のプロセスや景観の復元を行うための基礎的データが整備されたことになる。
    (4)条里を復元するために画像上に自由に方眼を描く機能を、昨年度に開発したDrawGridのプログラムに付加した。これにより、条里の検討がさらに容易になった。
    (5)すでに開発しているGISmapのプログラムに、NASAが提供しているSRTMのDVD版に対応する機能や、国土地理院の5mメッシュDEMに対応する機能を付加した。
    (6)地形等の三次元データを画像化し自由に影をつけて形を観察するプログラムを開発した。

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  • GISを利用した古代地震の復原に関する基礎的研究

    研究課題/領域番号:15652040  2003年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 萌芽研究  萌芽研究

    今津 勝紀, 隈元 崇

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    配分額:2600000円 ( 直接経費:2600000円 )

    本年度は最終年度につき、当初の計画通り、地震動の復原を行った。
    (1)天平六年に活動した地震を地震調査研究推進本部地震調査委員会の評価により生駒断層帯と考えた。松田(1975)の式(log(L)=0.6M-2.9)に活断層の長さ38kmを代入しマグニチュード7.46を得た。マグニチュード7.5の規模の地震であった。
    (2)最大加速度と最大水平速度をもとめ、距離減衰と地盤増幅率を考慮して、1kmメッシュ単位に揺れを計算し計測震度に直した。計算結果は、シェープファイルにて出力してGISソフトに取り込み、関連資料の空間情報をあわせて表示し、解釈を試みた。
    (3)天平6年地震の直前に聖武天皇は難波に行幸しており、竜田道を利用して平城宮に戻るが、その際、竹原井頓宮に宿泊している。竹原井頓宮はこの時期に一度廃絶し、更地に直されて作り直されていることから、地震による被害があった可能性が高い。高井田廃寺(鳥坂寺)にも地震の被害が出ていた可能性が考えられる。
    (4)天平六年の聖武一切経は発願理由が特徴的で、奈良朝の写経が特定の個人の供養などを念頭に置いているのに対して、「全身延命・安民存業」を目的としており、特定の個人の供養を念頭においたものではなく、衆生を対象としたものであった。天平六年・七年と地震などの災異に対して、大般若経の転読や大赦を実施しているが、天平六年の一切経の発願も地震を前提としたものであった可能性が高い。
    (5)研究の成果は、『朝日新聞』(2006年3月2日)にて紹介され、2006年3月4日に今津勝紀・隈元崇の連名で第22回条里制・古代都市研究会大会「天平六年の地震と聖武天皇」(於:奈良文化財研究所)にて発表した(『条里制・古代都市研究』に掲載予定)。

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  • 国家的港湾都市域としての西摂地域形成過程の研究

    研究課題/領域番号:14310158  2002年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    鈴木 正幸, 高橋 昌明, 藤田 裕嗣, 奥村 弘, 市澤 哲, 今津 勝紀, 藤田 明良, 岩城 卓二

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    配分額:11600000円 ( 直接経費:11600000円 )

    1.本年度は最終年度として、西摂をめぐる港湾都市域の支配のありようを国家論の視角から深め、地域全体の社会編成のあり方を総括した。とくに瀬戸内海交通と当該期の王権・国家・幕府支配との関連に注意をはらい、総括を進めた。古代では東播・西摂地域のミヤケ・津・水門から、中世では福原やその港湾後背地から、近世・近現代では兵庫津から神戸港への変遷から、ミナト機能の展開や近隣農村・居留地との関連に注目し、古代以来の西摂地域の持つ国家的港湾都市域のネットワークのあり方を解明した。
    2.阪神・淡路大震災被災地域を中心として行った史料調査の成果をデータベース化し、被災史料を活用した取り組みについてのモデルケースを提言することができた。また、大震災自体の記録化のあり方についても、震災資料の記録方法・記憶の継承法・活用の観点から総括した。
    3.研究分担者により継続的に行ってきた被災地における歴史資料の保全活動を通じて明らかとなった、地域社会における被災歴史資料保全のあり方や、地域社会の歴史像再構成に関する方法論について検討するシンポジウムを開催した。
    以上のような作業をふまえて、当該地域の歴史文化の全体的特質について、実証的・理論的な総括を行い、また当該地域における被災歴史資料についてのデータベース化をはかった。それにより、地域社会の歴史像の再構成に関わる研究と、当該社会における地域遺産についての研究との総合化を図った。

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  • 中山間地における地域形成とその歴史的特性に関する総合研究

    研究課題/領域番号:14310160  2002年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    竹永 三男, 伊藤 康宏, 喜多村 正, 相良 英輔, 川久保 篤志, 今津 勝紀, 小林 准士, 坂山 高朗

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    配分額:9500000円 ( 直接経費:9500000円 )

    1.石見地方の研究
    第一に、対象地域である島根県瑞穂町(現・邑南町)について、喜多村正は、市本地区の村組織と宗教・民俗事象の調査を、竹永三男は、田中梅治文書め写貫撮影・整理を、川久保篤志と伊藤康宏は産業資料を、今津勝紀は古代道路の復元を、小林居士・岸本覚は近世文書を、相良英輔はたたら製鉄・木炭製造関係史料を担当し、現地調査と資史料の撮影・整理を行った。
    第二に、以上をもとに、瑞穂町を中心とした地域の、村落組織と宗教慣行、地域交通路の歴史的原型としての古代の道の復元、地域の振興とその記録に努めた地域指導者の思想と活動の特色、農業・農村構造の歴史的特質、和牛飼育経営を中心とした地域産業の特色とその影響などを解明した。
    2.鳥取県日野地方の研究
    第一に、2000年の地震による被災史料の整理・分析を、尾立和則・山蕗良治・小林堆土・岸本覚を中心に関係地域住民の地域史研究組織と協力し継続して進めるとともに、過疎化の実態、企業誘致、飼牛経営など地域の人口動態と地域産業の関連調査を進めた。
    第二に、被災史料の保全活動を地域住民ととともに継続して進める体制を確立するとともに、地域産業と人口動態の関連を明らかにした。
    3.研究成果の発表
    以上の研究成果は、各研究分担者が個別に発表するとともに、11編の論文・報告・資料目録から成る研究成果報告書として刊行した。

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  • シミュレーションによる人口変動と集落形成過程の研究

    研究課題/領域番号:14651074  2002年 - 2004年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 萌芽研究  萌芽研究

    新納 泉, 今津 勝紀, 松本 直子

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    配分額:2200000円 ( 直接経費:2200000円 )

    1 日本の古代戸籍にもとづく人口変動シミュレーションのための数値的な裏付けがほぼ確定し、標準モデルを提示することができた。これは、古代の人口研究の定点となるものと思われる。
    2 古代社会は、著しい多産多死型社会であることがいっそう明らかになった。
    3 古代戸籍の検討から、高年齢の夫婦ほど年齢差が大きいという事実が明らかになり、これは再婚が頻繁に行われていたことによると推定された。死別と再婚の繰り返しが、古代社会の婚姻を不安定なものに見せていると考えられ、これは古代の婚姻に関する通説的な理解と異なるものである。
    4 類人猿の「人口」ピラミッドと古代戸籍の人口ピラミッドとは、共通の富士山型を示しており、その差はそれほど著しく大きいものではないことが明らかになった。従って、旧石器時代から古墳時代の間の人口ピラミッドも、おのずから一定の範囲におさまるものとなり、そうした社会について一定の蓋然性をもって生死のパターンや平均寿命を論じることが可能となった。
    5 他の集団や村落との間に婚姻関係を結ぶ外婚制などのシステムについて、それが個々の集団や村落における人口変動の調節機能を果たしていることを、シミュレーションから推定した。
    6 縄文時代後期後半から弥生時代前期にかけての九州の遺跡データベースを作成した。これによって、弥生化に関する人口変動シミュレーションの実施が可能となり、渡来人の役割や遺伝情報の拡散について検討できるようになった。

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  • パコソンの利用による画像解析を通じた荷札木簡作成過程の研究

    研究課題/領域番号:08710234  1996年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 奨励研究(A)  奨励研究(A)

    今津 勝紀

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    配分額:1000000円 ( 直接経費:1000000円 )

    本研究では、まず公表されている木簡の画像をスキャナによりデジタル処理を試みた(平城宮木簡、伊場遺跡出土木簡など)。この画像形式は、アドビ社のフォトショップ形式とした。また、以前に撮影しておいた奈良国立文化財研究所の公表写真をコダック社のフォトCD形式で入力し、アドビ社のフォトショップで解析処理をした。画像は、パーソナルコンピュータで処理できる最高解像度に設定し、色調補正・フィルター処理などを行った上で、エンボス・トレースなどの処理を加える事で、木簡の固有の字形を際立たせる事にある程度成功した。これらの画像は、デジタル化されているため、特定の文字のみを切り取り、他の木簡の画像と重ねあわせることにより、筆跡鑑定などに有効である事を確認した。ただし、より精密な画像を得るためには、巨大なファイナルサイズが必要となり、メインメモリ80MB程度の現状のパーソナルコンピュータでも処理能力が不足することが判明した。新たな画像形式の開発が必須であろう。以上の方法を用いて、本研究に関わる日本古代史上の問題について検討を加えた。その結果、賦役令調皆随近条の規定する「国郡里戸主姓名年月日」の記載は、国から年月日までを一度に記載せず、里名・戸主名のみ空けておき、荷札木簡を最終的に整える段階で、里(郷)名や戸主名を書き加える事例の存在することが確認できた。この知見は、たとえば、平城宮などから大量に出土した伊豆国からの堅魚の貢納を示す荷札にみられる郷単位での書風の相違が、必ずしも、その木簡が郷段階で作成されたことを反映するのではなく、郡段階で作成された場合にも生まれ得ることを示す。

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担当授業科目

  • 人文学講義(日本史) (2021年度) 3・4学期  - 水1~2

  • 実践演習(地域歴史遺産) (2021年度) 特別  - その他

  • 実践演習(日本史) (2021年度) 1・2学期  - 木3~4

  • 実践演習(日本史) (2021年度) 3・4学期  - 木3~4

  • 日本古代史演習 (2021年度) 前期  - 火3

  • 日本古代史演習2 (2021年度) 前期  - 火3

  • 日本古代史2 (2021年度) 後期  - 火3

  • 日本古代社会文化論 (2021年度) 特別  - その他

  • 日本古代社会文化論演習1 (2021年度) 特別  - その他

  • 日本古代社会文化論演習2 (2021年度) 特別  - その他

  • 日本史を見る眼 (2021年度) 第1学期  - 火1~2

  • 日本史を見る眼 (2021年度) 第2学期  - 木1~2

  • 課題演習(日本史) (2021年度) 1・2学期  - 金1~2

  • 課題演習(日本史) (2021年度) 3・4学期  - 金5~6

  • 課題演習(日本史) (2021年度) 3・4学期  - 金1~2

  • 課題演習(日本史) (2021年度) 1・2学期  - 金5~6

  • 人文学の論点 (2020年度) 第4学期  - 火4

  • 人文学入門演習(歴史学・考古学) (2020年度) 第3学期  - 水2

  • 人文学概説(日本史1a) (2020年度) 第1学期  - 月1,月2

  • 基礎演習1(人間社会文化専攻) (2020年度) 前期  - その他

  • 基礎演習2(人間社会文化専攻) (2020年度) 後期  - その他

  • 実践演習(地域歴史遺産) (2020年度) 1~3学期  - その他

  • 実践演習(日本史a) (2020年度) 第1学期  - 木3,木4

  • 実践演習(日本史a) (2020年度) 第3学期  - 木3,木4

  • 実践演習(日本史b) (2020年度) 第2学期  - 木3,木4

  • 実践演習(日本史b) (2020年度) 第4学期  - 木3,木4

  • 日本古代史演習 (2020年度) 前期  - 火3

  • 日本古代史演習1 (2020年度) 前期  - 火3

  • 日本古代史1 (2020年度) 後期  - 火3

  • 日本古代社会文化論 (2020年度) 特別  - その他

  • 日本古代社会文化論演習1 (2020年度) 特別  - その他

  • 日本古代社会文化論演習2 (2020年度) 特別  - その他

  • 日本史を見る眼 (2020年度) 第1学期  - 火1,火2

  • 特別演習1(人間社会文化専攻) (2020年度) 前期  - その他

  • 特別演習2(人間社会文化専攻) (2020年度) 後期  - その他

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第1学期  - 金1,金2

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第3学期  - 金1,金2

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第2学期  - 金5,金6

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第2学期  - 金1,金2

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第1学期  - 金5,金6

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第3学期  - 金5,金6

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第4学期  - 金5,金6

  • 課題演習(日本史) (2020年度) 第4学期  - 金1,金2

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社会貢献活動

  • 「資料の防災・被災資料の救出-予防から実践へ、岡山史料ネットの経験-」

    役割:講師

    富山県公文書館  令和3年度 富山県歴史資料保存利用機関連絡協議会(富史料協) 実務担当者研修会  2021年11月18日

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    種別:講演会

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  • 「古墳時代の大きな転換―婚姻のあり方からみた人々の生活―」

    役割:講師

    NPO法人フィールドミュージアムトーク史遊会ほか  世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の魅力を味わう市民講座  2021年10月16日

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    種別:講演会

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  • 「吉備古代史の諸問題」

    役割:講師

    玉野商工会議所  たまの未来塾  2021年8月10日

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    種別:講演会

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  • 「西日本豪雨における岡山史料ネットの対応」

    役割:講師

    岡山県文化財等救済ネットワーク  令和2年度岡山県文化財等救済ネットワーク研修会  2020年11月11日

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    種別:講演会

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  • 「キビとヤマトおよびイズモ―初期倭王権の形成過程―」

    役割:講師

    主催 県立博物館を誘致する会 共催 総社市・総社商工会議所  吉備路再発見講演会  2020年11月8日

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    種別:講演会

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  • 「資料の防災・被災資料の救出-体制づくりと現状-」

    役割:講師

    福井県文書館  令和元年度福井県文書館資料保存研修会「資料の防災・被災資料の救出」  2020年10月14日

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    種別:講演会

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学術貢献活動

  • 「日本史研究と地域史研究のはざま ―生存の「関係・空間」の歴史学―」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    岡山大学文明動態学研究所  2021年7月

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    種別:学会・研究会等 

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  • 「日本古代の疫病と地域社会」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    岡山大学文明動態学研究所  2021年4月14日

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 「日本古代において「生存」を問う―歴史生態学の模索―」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    第23回歴史学入門講座・宮城歴史科学研究会大会  2020年9月27日

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 「新たな人文学の方法と歴史学の可能性」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    岡山大学社会文化科学研究科文明動態学研究センター・特別推進研究(H31 ~ H35)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(代表 神戸大学教授奥村 弘)B・C 班  2020年7月4日

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    種別:学会・研究会等 

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  • 「環境・災害史のための古代吉備の空間分析」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    岡山大学文明動態学研究センター・特別推進研究(H31~H35)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」  2020年1月25日

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    種別:学会・研究会等 

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  • 「予防ネットから実践型ネットへ-岡山史料ネットの経験-」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    名古屋大学大学院人文学研究科/人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」  2019年12月22日

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    種別:文化財保護 

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  • 「古代地域史研究の新地平」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    岡山大学文明動態学研究センター・特別推進研究(H31~H35)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」  2019年9月22日

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    種別:学会・研究会等 

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  • 「日本古代史研究の方法的模索-生存の問題を中心に-」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    歴史学入門講座実行委員会  2019年7月7日

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    種別:学会・研究会等 

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  • 「高解像度気候復原による日本古代の気候変動と国家・社会の変容」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    日本地球惑星科学連合 2019年度大会  2019年5月27日

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 「西日本豪雨における被災史料救済の現状と課題」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    東北大学災害科学国際研究所  2019年3月16日

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    種別:学会・研究会等 

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