現在の研究テーマは、19〜20世紀の医学において検査値の判断基準が作られていく過程、およびそのような判断基準に基づいて健康状態の判断が為されていく過程についてです。
その他、19世紀フランスにおける医学への統計の導入過程の歴史、19世紀ドイツの生理学における数量化の歴史、日本における脳死・臓器移植の歴史についても研究しています。
2024/10/31 更新
現在の研究テーマは、19〜20世紀の医学において検査値の判断基準が作られていく過程、およびそのような判断基準に基づいて健康状態の判断が為されていく過程についてです。
その他、19世紀フランスにおける医学への統計の導入過程の歴史、19世紀ドイツの生理学における数量化の歴史、日本における脳死・臓器移植の歴史についても研究しています。
修士(学術) ( 2018年3月 東京大学 )
生命倫理
科学史
臓器移植
脳死
生物学史
科学技術社会論
生権力
統計学史
医学史
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 生物学史
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 医学史
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 科学史
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 科学史・科学哲学研究室 博士課程
2018年4月 - 2024年3月
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 科学史・科学哲学研究室 修士課程
2015年9月 - 2018年3月
東京大学 College of Arts and Sciences Department of Basic Science
2012年4月 - 2015年3月
東京大学 College of Arts and Sciences
2010年4月 - 2012年3月
岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域 助教(特任)
2024年4月 - 現在
広島大学 人間社会科学研究科 研究員
2024年2月 - 2024年3月
広島大学 人間社会科学研究科 教育研究補助職員
2023年6月 - 2024年1月
東京大学教養学部 ティーチングアシスタント(倫理Ⅱ)
2022年10月 - 2024年1月
江戸川大学 基礎・教養教育センター 非常勤講師
2022年4月 - 2024年3月
早稲田大学 現代政治経済研究所 研究補助者
2021年4月 - 2024年1月
日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2018年4月 - 2021年3月
東京大学 College of Arts and Sciences
2016年4月 - 2016年7月
日本科学史学会生物学史分科会
科学技術社会論学会
日本科学史学会
日本科学史学会生物学史分科会 生物学史研究会係
2018年12月 - 現在
団体区分:学協会
人間ドックにおける判断基準の独自性と判定区分の必要性––––数値による健康状態の線引きについての分析 査読
古俣めぐみ
哲学・科学史論叢 26 23 - 52 2024年2月
「正常値normal value」から「基準値reference value」への転換の狙いは何であったのか––––検査値の判断基準をめぐる歴史的分析
古俣めぐみ
科学史・科学哲学 25 4 - 27 2022年4月
日本における「脳死=人の死」規定とその根拠――二つの社会的合意からの分析 査読
古俣めぐみ
哲学・科学史論叢 19 73 - 95 2017年1月
入門 科学技術と社会
標葉隆馬, 見上公一( 担当: 分担執筆 , 範囲: 細胞工学)
ナカニシヤ出版 2024年4月 ( ISBN:9784779517792 )
科学史事典
日本科学史学会( 担当: 分担執筆 , 範囲: 脳と人の死)
丸善出版 2021年5月 ( ISBN:9784621306062 )
[一般報告]2023年度生物学史分科会「夏の学校」 「医学における統計的な正常値normal valueの出現」
古俣めぐみ
生物学史研究 104 42 - 46 2024年10月
2022年度生物学史分科会「夏の学校」 イントロダクション
鶴田想人, 古俣めぐみ
生物学史研究 103 43 - 45 2024年3月
2022年度生物学史分科会「夏の学校」一般報告 「医学における検査値の判断基準の転換——なぜ「正常値normal value」は「基準値reference value」となったのか」
古俣めぐみ
生物学史研究 103 56 - 63 2024年3月
〈書評・紹介〉小宮山陽子『死の定義と〈有機的統合性〉––––IntegrityとIntegrationの歴史的変遷』
古俣めぐみ
科学史研究 62 ( 307 ) 300 - 303 2023年10月
【特集2】2021年度生物学史分科会「夏の学校」 イントロダクション
古俣めぐみ, 中尾暁
生物学史研究 102 41 2023年3月
「脳死三部作」と脳死––––立花隆のレールの外側へ
古俣めぐみ
ユリイカ 53 ( 10 ) 132 - 139 2021年9月
書評「〈いのち〉はいかに理解されるか––––科学的生命観と人生論的生命観」
古俣めぐみ
小松美彦先生退職記念論集 73 - 80 2021年3月
現代の羅針盤としての生物学史
古俣めぐみ
生物学史研究 100 74 - 76 2020年6月
【生物学史研究会報告抄録】「ヘルムホルツの生理学における数量化――筋肉と神経に関する実験に着目して」
古俣めぐみ
生物学史研究 95 92 - 93 2017年6月
〈紹介〉特集「アーカイブズの歴史と科学史」Isis 107 (2016):74–120.
藤本大士, 住田朋久, 平井正人, 伊東真知子, 古俣めぐみ, 升元健太郎
化学史研究 44 ( 1 ) 41 - 43 2017年3月
〈紹介〉特集「概念をつなぐ——科学史・技術史・経済史の結合とグローバル化」Isis 106 (2015):835–874.
古俣めぐみ, 坂本邦暢, 住田朋久, 藤本大士, 中尾暁
化学史研究 44 ( 1 ) 39 - 41 2017年3月
【小特集1】2015年度生物学史分科会「夏の学校」 「日本における脳死・臓器移植の拡大過程の検討ーー特に法改定についてインタビュー調査から迫る」
古俣めぐみ
生物学史研究 94 52 - 54 2016年8月
〈紹介〉特集「人文学史と科学史」Isis 106 (2015):337–390.
古俣めぐみ, 片岡雅知, 住田朋久, 平井正人
化学史研究 43 ( 1 ) 50 - 51 2016年3月
日本の医学における「正常値」の登場と「健常」な身体
古俣めぐみ
2024年度生物学史分科会「夏の学校」 2024年9月6日
健康を数量化する––––医学における検査値の出現と展開
古俣めぐみ
南開大学日本研究院・岡山大学ヘルスシステム統合科学研究科 第四回共同研究会 2024年6月4日
化学的分析の医学的診断への導入における数量化
古俣めぐみ
日本科学史学会 第71回年会 2024年5月26日
医学における統計的な正常値normal valueの出現
古俣めぐみ
2023年度生物学史分科会「夏の学校」 2023年8月25日
人間ドックにおける検査値の判断基準および判定区分の変遷
古俣めぐみ
日本科学史学会 第70回年会 2023年5月28日
日本の医学における「正常値」から「基準値」への転換の過程
古俣めぐみ
第26回科学史西日本研究大会 2022年12月17日
ELSI/RRI emphasized frames for biotechnology in the Japanese coverage: a comparative analysis between genetic modification, regenerative medicine, and brainscience
Kohei Takeda, Megumi Komata, Kanako Takae, Mikihito Tanaka, Ryuma Shineha
Social Studies of Science Annual Meeting 2022年12月7日
新聞記事からみたバイオテクノロジーに関するELSI/RRIフレーム:遺伝子組換え、再生医療、脳科学の比較
武田浩平, 古俣めぐみ, 高江可奈子, 田中幹人, 標葉隆馬
2022年度 科学技術社会論学会年次学術大会 2022年11月27日
What were the ‘Normal Values’?: Numerical Standards in Medicine in Japan around 1970
Megumi Komata
16th Research Showcase 2022年11月17日
メディア分析による生命科学に関するELSI/RRIフレーム:遺伝子組換え、再生医療、脳科学の比較から
武田浩平, 古俣めぐみ, 高江可奈子, 田中幹人, 標葉隆馬
科学社会学会 2022年(第11回)年次大会 2022年9月18日
医学における検査値の判断基準の転換––––なぜ「正常値normal value」は「基準値reference value」となったのか
古俣めぐみ
2022年度生物学史分科会「夏の学校」 2022年8月26日
日本の初期の総合健診における検査値の判断基準
古俣めぐみ
日本科学史学会 第69回年会 2022年5月28日
Media analyses for newspapers regarding genetic modification, regenerative medicine, and neuroscience
Kohei Takeda, Megumi Komata, Kanako Takae, Mikihito Tanaka, Ryuma Shineha
International Workshop on Molecular Robotics: Toward Chemical AI 2022年3月14日
19世紀における医学への確率・統計適用の試み:ジュール・ガヴァレに着目して
古俣めぐみ
日本科学史学会 第66回年会 2019年5月25日
ヘルムホルツの生理学における数量化――筋肉と神経に関する実験に着目して
古俣めぐみ
生物学史研究会 2017年4月8日
The Genesis of the 2009 Revision of the Organ Transplant Law in Japan: An Investigation through Five Interviews
KOMATA Megumi
Keio Young Scholars' Workshop on the History of Medicine, Disease, and the Body 2016年9月21日
日本における脳死・臓器移植の拡大過程の検討ーー特に法改定についてインタビュー調査から迫る
古俣めぐみ
2015年度生物学史分科会「夏の学校」 2015年9月26日
特に優れた業績による返還免除(半額免除)
2018年5月 日本学生支援機構大学院第一種奨学金
古俣めぐみ
広域科学専攻奨励賞
2018年3月 東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻
古俣めぐみ
年齢による検査値のカテゴリー分けと正常/異常の判断との関係に関する歴史的検討
研究課題/領域番号:24K22428 2024年07月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
古俣めぐみ
医学における統計的正常/異常概念の出現と制度化――生権力論の観点から
2018年04月 - 2021年03月
日本学術振興会 特別研究員奨励費
古俣めぐみ
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
湘北短期大学「家族援助論」にゲストスピーカーとして参加
ヘルスシステム統合科学専門英語 (2024年度) 後期 - その他
ヘルスシステム統合科学特別研究 (2024年度) 通年 - その他
2024年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
役割:企画立案・運営等
塩野麻子、岡本隣、古俣めぐみ 2024年9月6日 - 2024年9月7日
2022年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
役割:企画立案・運営等
鶴田想人、古俣めぐみ 2022年8月26日
2021年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等
古俣めぐみ、中尾暁 2021年9月25日