現在の研究テーマは、19〜20世紀の医学において検査値の判断基準が作られていく過程、およびそのような判断基準に基づいて健康状態の判断が為されていく過程についてです。
その他、19世紀フランスにおける医学への統計の導入過程の歴史、19世紀ドイツの生理学における数量化の歴史、日本における脳死・臓器移植の歴史についても研究しています。
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Updated on 2024/12/13
現在の研究テーマは、19〜20世紀の医学において検査値の判断基準が作られていく過程、およびそのような判断基準に基づいて健康状態の判断が為されていく過程についてです。
その他、19世紀フランスにおける医学への統計の導入過程の歴史、19世紀ドイツの生理学における数量化の歴史、日本における脳死・臓器移植の歴史についても研究しています。
M.A.(The University of Tokyo) ( 2018.3 The University of Tokyo )
生命倫理
科学史
臓器移植
脳死
生物学史
科学技術社会論
生権力
統計学史
医学史
Humanities & Social Sciences / Sociology of science, history of science and technology / 生物学史
Humanities & Social Sciences / Sociology of science, history of science and technology / 医学史
Humanities & Social Sciences / Sociology of science, history of science and technology / 科学史
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 科学史・科学哲学研究室 博士課程
2018.4 - 2024.3
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 科学史・科学哲学研究室 修士課程
2015.9 - 2018.3
The University of Tokyo
2012.4 - 2015.3
The University of Tokyo
2010.4 - 2012.3
Okayama University Graduate School of Interdisciplinary Science and Engineering in Health Systems Assistant professor
2024.4
Hiroshima University 人間社会科学研究科 Researcher
2024.2 - 2024.3
Hiroshima University 人間社会科学研究科
2023.6 - 2024.1
東京大学教養学部 ティーチングアシスタント(倫理Ⅱ)
2022.10 - 2024.1
Edogawa University Center for Liberal Arts and Basic Education (CLABE)
2022.4 - 2024.3
Waseda University Institute for Research in Contemporary Political and Economic Affairs
2021.4 - 2024.1
Japan Society for Promotion of Science 特別研究員(DC1)
2018.4 - 2021.3
The University of Tokyo College of Arts and Sciences
2016.4 - 2016.7
日本科学史学会生物学史分科会
科学技術社会論学会
THE HISTORY OF SCIENCE SOCIETY OF JAPAN
日本科学史学会生物学史分科会 生物学史研究会係
2018.12
Committee type:Academic society
Uniqueness of Criteria and Necessity of Judgement Categories in Ningen Dock: Analysis of the Lines on the States of Health Based on Numerical Values Reviewed
Megumi KOMATA
26 23 - 52 2024.2
「正常値normal value」から「基準値reference value」への転換の狙いは何であったのか––––検査値の判断基準をめぐる歴史的分析
古俣めぐみ
科学史・科学哲学 25 4 - 27 2022.4
Brain Death as Death and Its Rationale in Japan : Analyzing Two Kinds of the Social Consensus Reviewed
19 73 - 95 2017.1
入門 科学技術と社会
標葉隆馬, 見上公一( Role: Contributor , 細胞工学)
ナカニシヤ出版 2024.4 ( ISBN:9784779517792 )
科学史事典
日本科学史学会( Role: Contributor , 脳と人の死)
丸善出版 2021.5 ( ISBN:9784621306062 )
[一般報告]2023年度生物学史分科会「夏の学校」 「医学における統計的な正常値normal valueの出現」
古俣めぐみ
生物学史研究 104 42 - 46 2024.10
2022年度生物学史分科会「夏の学校」 イントロダクション
鶴田想人, 古俣めぐみ
生物学史研究 103 43 - 45 2024.3
2022年度生物学史分科会「夏の学校」一般報告 「医学における検査値の判断基準の転換——なぜ「正常値normal value」は「基準値reference value」となったのか」
古俣めぐみ
生物学史研究 103 56 - 63 2024.3
〈書評・紹介〉小宮山陽子『死の定義と〈有機的統合性〉––––IntegrityとIntegrationの歴史的変遷』
古俣めぐみ
科学史研究 62 ( 307 ) 300 - 303 2023.10
【特集2】2021年度生物学史分科会「夏の学校」 イントロダクション
古俣めぐみ, 中尾暁
生物学史研究 102 41 2023.3
「脳死三部作」と脳死––––立花隆のレールの外側へ
古俣めぐみ
ユリイカ 53 ( 10 ) 132 - 139 2021.9
書評「〈いのち〉はいかに理解されるか––––科学的生命観と人生論的生命観」
古俣めぐみ
小松美彦先生退職記念論集 73 - 80 2021.3
現代の羅針盤としての生物学史
古俣めぐみ
生物学史研究 100 74 - 76 2020.6
【生物学史研究会報告抄録】「ヘルムホルツの生理学における数量化――筋肉と神経に関する実験に着目して」
古俣めぐみ
生物学史研究 95 92 - 93 2017.6
〈紹介〉特集「アーカイブズの歴史と科学史」Isis 107 (2016):74–120.
藤本大士, 住田朋久, 平井正人, 伊東真知子, 古俣めぐみ, 升元健太郎
化学史研究 44 ( 1 ) 41 - 43 2017.3
〈紹介〉特集「概念をつなぐ——科学史・技術史・経済史の結合とグローバル化」Isis 106 (2015):835–874.
古俣めぐみ, 坂本邦暢, 住田朋久, 藤本大士, 中尾暁
化学史研究 44 ( 1 ) 39 - 41 2017.3
Why Brain Death and Organ Transplantation have been Spreading in Japan?
94 52 - 54 2016.8
〈紹介〉特集「人文学史と科学史」Isis 106 (2015):337–390.
古俣めぐみ, 片岡雅知, 住田朋久, 平井正人
化学史研究 43 ( 1 ) 50 - 51 2016.3
日本の医学における「正常値」の登場と「健常」な身体
古俣めぐみ
2024年度生物学史分科会「夏の学校」 2024.9.6
健康を数量化する––––医学における検査値の出現と展開
古俣めぐみ
南開大学日本研究院・岡山大学ヘルスシステム統合科学研究科 第四回共同研究会 2024.6.4
Quantification in the Introduction of Chemical Analysis into Medical Diagnosis
Megumi Komata
2024.5.26
医学における統計的な正常値normal valueの出現
古俣めぐみ
2023年度生物学史分科会「夏の学校」 2023.8.25
人間ドックにおける検査値の判断基準および判定区分の変遷
古俣めぐみ
日本科学史学会 第70回年会 2023.5.28
日本の医学における「正常値」から「基準値」への転換の過程
古俣めぐみ
第26回科学史西日本研究大会 2022.12.17
ELSI/RRI emphasized frames for biotechnology in the Japanese coverage: a comparative analysis between genetic modification, regenerative medicine, and brainscience
Kohei Takeda, Megumi Komata, Kanako Takae, Mikihito Tanaka, Ryuma Shineha
Social Studies of Science Annual Meeting 2022.12.7
新聞記事からみたバイオテクノロジーに関するELSI/RRIフレーム:遺伝子組換え、再生医療、脳科学の比較
武田浩平, 古俣めぐみ, 高江可奈子, 田中幹人, 標葉隆馬
2022年度 科学技術社会論学会年次学術大会 2022.11.27
What were the ‘Normal Values’?: Numerical Standards in Medicine in Japan around 1970
Megumi Komata
16th Research Showcase 2022.11.17
メディア分析による生命科学に関するELSI/RRIフレーム:遺伝子組換え、再生医療、脳科学の比較から
武田浩平, 古俣めぐみ, 高江可奈子, 田中幹人, 標葉隆馬
科学社会学会 2022年(第11回)年次大会 2022.9.18
医学における検査値の判断基準の転換––––なぜ「正常値normal value」は「基準値reference value」となったのか
古俣めぐみ
2022年度生物学史分科会「夏の学校」 2022.8.26
Criteria for Judging Laboratory Test Values in the Early Period of Comprehensive Health Examinations in Japan
2022.5.28
Media analyses for newspapers regarding genetic modification, regenerative medicine, and neuroscience
Kohei Takeda, Megumi Komata, Kanako Takae, Mikihito Tanaka, Ryuma Shineha
International Workshop on Molecular Robotics: Toward Chemical AI 2022.3.14
19世紀における医学への確率・統計適用の試み:ジュール・ガヴァレに着目して
古俣めぐみ
日本科学史学会 第66回年会 2019.5.25
ヘルムホルツの生理学における数量化――筋肉と神経に関する実験に着目して
古俣めぐみ
生物学史研究会 2017.4.8
The Genesis of the 2009 Revision of the Organ Transplant Law in Japan: An Investigation through Five Interviews
KOMATA Megumi
Keio Young Scholars' Workshop on the History of Medicine, Disease, and the Body 2016.9.21
日本における脳死・臓器移植の拡大過程の検討ーー特に法改定についてインタビュー調査から迫る
古俣めぐみ
2015年度生物学史分科会「夏の学校」 2015.9.26
特に優れた業績による返還免除(半額免除)
2018.5 日本学生支援機構大学院第一種奨学金
古俣めぐみ
広域科学専攻奨励賞
2018.3 東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻
古俣めぐみ
年齢による検査値のカテゴリー分けと正常/異常の判断との関係に関する歴史的検討
Grant number:24K22428 2024.07 - 2026.03
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
古俣めぐみ
Authorship:Principal investigator
Grant amount:\2210000 ( Direct expense: \1700000 、 Indirect expense:\510000 )
医学における統計的正常/異常概念の出現と制度化――生権力論の観点から
2018.04 - 2021.03
日本学術振興会 特別研究員奨励費
古俣めぐみ
Authorship:Principal investigator Grant type:Competitive
湘北短期大学「家族援助論」にゲストスピーカーとして参加
Technical English for Interdisciplinary Medical Sciences and Engineering (2024academic year) Late - その他
Research Works for Interdisciplinary Medical Sciences and Engineering (2024academic year) Year-round - その他
2024年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
Role(s):Planning, management, etc.
塩野麻子、岡本隣、古俣めぐみ 2024.9.6 - 2024.9.7
2022年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
Role(s):Planning, management, etc.
鶴田想人、古俣めぐみ 2022.8.26
2021年度日本科学史学会生物学史分科会「夏の学校」
Role(s):Planning, management, etc., Panel moderator, session chair, etc.
古俣めぐみ、中尾暁 2021.9.25