共同研究・競争的資金等の研究 - 生方 史数
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熱帯里山ガバナンスをめぐるステークホルダー間にみる利害関係とその背景
研究課題/領域番号:20401012 2008年 - 2011年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
市川 昌広, 井上 真, 島上 宗子, 阿部 健一, 嶋村 鉄也, 生方 史数
担当区分:連携研究者
配分額:15990000円 ( 直接経費:12300000円 、 間接経費:3690000円 )
熱帯雨林の劣化・減少が進む中、その保全の核として先住民が長年暮らしに利用してきた熱帯里山に着目し、ガバナンスの鍵となるステークホルダーの利害関係について、インドネシアおよびマレーシアの3つの主研究サイトにおいて調査した。その結果、各研究サイトの調査結果より、熱帯里山のガバナンスについては、熱帯里山の「内」の内発的意向を基盤とした「外」とのつながりの構築が重要になってくること、およびその際の鍵として、「内」の有する知識、知恵などの「知」と外の「知」との融合による高度化を指摘した。
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研究課題/領域番号:20710188 2008年 - 2010年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
生方 史数
担当区分:研究代表者
配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )
本研究の目的は、東南アジアにおける様々な事例から、資源を巡る対立と協調に関連する政治的なプロセスを明らかにすることである。現地調査や事例サーベイなどを行った結果、(1)国家主体の「従来型」資源管理制度が、「住民参加型」や「市場志向・グローバル型」の制度を取り込む形で変容しつつあること、(2)このような変容が、様々な経路を辿りつつも、全体としては上からの論理を強化しつつあること、(3)インフォーマルな制度的基盤を有する「強くしなやかな社会」が、上からの論理に対抗したり、制度をうまく使いこなしたりする可能性を持つことが明らかになった。
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タイ農村における共有地管理制度の進化プロセスに関する研究
2006年04月 - 2007年03月
財務省財務総合政策研究所研究部 開発経済学派遣制度
生方 史数
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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東南アジア大陸部における住民による天然資源管理の確立過程
2003年04月 - 2006年03月
日本学術振興会 特別研究員奨励費
生方 史数
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金