所属
法務学域 教授
職名
教授
外部リンク
コウラ ミホ
小浦 美保
KOURA Miho
学位
-
修士（法学） （ 熊本大学 ）
研究キーワード
-
逮捕
-
違法収集証拠排除法則
-
刑事訴訟法
研究分野
-
人文・社会 / 刑事法学
経歴
-
岡山大学学術研究院法務学域（法務研究科） 教授
2021年1月 - 現在
-
Associate Professor,School of Law(Professional Degree Course),Okayama University
2015年 - 2020年12月
-
岡山大学学術研究院法務学域（法務研究科） 准教授
2015年 - 2020年12月
-
岡山商科大学
2013年 - 2015年
-
Associate Professor
2013年 - 2015年
-
北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学
2009年3月
-
岡山商科大学
2009年 - 2013年
-
Senior Assistant Professor
2009年 - 2013年
論文
-
緊急逮捕手続書の虚偽記載が重大な違法にあたるとされた事例（山形地裁令和４年２月２１日判決）
小浦美保
臨床法務研究 24 1 - 15 2022年12月
-
評釈—最新刑事判例を読む(第13回)勾留請求却下事案[富山地決令2.5.30]
小浦 美保
刑事弁護 ( 109 ) 152 - 156 2022年
-
違法逮捕後の再逮捕―の可否―先行逮捕の違法性の解消について
小浦美保
岡山大学法学会雑誌 71 ( 2 ) 2021年12月
-
警察官が着衣の上から被告人の陰部付近に触り、被告人に行動上においてパンツを脱ぐよう要求し、被告人がこれに応じたのを利用してパンツの中に覚せい剤等がないかを確認した上、これらの事実を殊更に隠し、不正確な事実を令状請求疎明資料に記載するなどの経緯を経て獲得された尿の鑑定書の証拠能力（判批・東京高判令和元年７月１６日判時２４５９号１１０頁）
小浦美保
刑事法ジャーナル 68 187 - 192 2021年5月
-
逮捕の違法と被疑者勾留の可否 ― 逮捕前置主義についての試論
小浦 美保
岡山大學法學會雜誌 70 ( 3 ) 628 - 592 2021年3月
-
現行犯逮捕・準現行犯逮捕における明白性の判断資料
小浦美保
刑事法学と刑事弁護の協働と展望 429 - 445 2020年11月
-
マンションのごみ集積場所に排出されたごみの領置
小浦美保
新・判例解説Watch 26 197 - 200 2020年4月
-
法学のアントレ(第30回)宝探しのあと : 論文を読むよろこび
小浦 美保
法学教室 ( 468 ) 2 - 3 2019年9月
-
違法収集証拠排除論の再考 : 権利保護の観点から (中富公一教授 高橋正徳准教授 吉岡伸一教授 退職記念号)
小浦 美保
岡山大学法学会雑誌 68 ( 3 ) 810 - 789 2019年3月
-
最新判例批評(48)覚せい剤使用の嫌疑による強制採尿令状の請求準備着手から同令状執行までの間、執行確保の目的で動向監視中の被告人を一定の場所に留め置くために逮捕行為に相当する有形力を行使した警察官の措置を違法とし、違法な留め置きの後に得られた尿の鑑定書等の証拠能力を否定した事例[大阪地裁平29.3.24判決] (判例評論(第719号))
小浦 美保
判例時報 ( 2386 ) 172 - 177 2019年1月
-
立証趣旨とその拘束力についての一考察 : 平成17年決定および平成27年決定を手がかりとして
小浦 美保
臨床法務研究 ( 18 ) 1 - 14 2017年3月
-
〔判例セレクト２０１５－２〕〔刑事訴訟法〕１１ 最高裁判所の訴訟終了宣言の決定と不服申立て
小浦 美保
法学教室（別冊付録） ( 426 ) 49 - 49 2016年3月
-
イギリスにおける不公正証拠排除と「抑止」の理論
小浦 美保
岡山商科大学法学論叢 ( 23 ) 1 - 23 2015年
-
イギリスにおける不公正証拠排除と「重大かつ実質的な違法」の基準 : 上訴裁判所の初期の事例について
小浦 美保
岡山商科大学法学論叢 ( 22 ) 1 - 22 2014年
-
飲酒運転事例と証拠排除 : イギリスの道路交通に関する法と証拠排除の検討 (鯰越溢弘教授退職記念 味岡申宰教授退職記念)
小浦 美保
法政理論 45 ( 4 ) 162 - 183 2013年3月
-
イギリスにおける証拠排除と手続法違反
小浦 美保
岡山商科大学法学論叢 ( 20 ) 1 - 25 2012年
-
イギリスの警察および刑事証拠法七八条による証拠排除--とくに、わなや詐術を用いて収集された証拠について
小浦 美保
岡山商科大学法学論叢 ( 19 ) 31 - 55 2011年
-
警察官作成のメモ・備忘録の開示
小浦 美保
岡山商科大学法学論叢 ( 18 ) 71 - 85 2010年
-
市民による裁判と報道の影響(2・完)イギリスの法廷侮辱を素材として
小浦 美保
北大法学論集 59 ( 6 ) 3356 - 3317 2009年
-
市民による裁判と報道の影響(1)イギリスの法廷侮辱を素材として
小浦 美保
北大法学論集 59 ( 5 ) 2716 - 2658 2009年
共同研究・競争的資金等の研究
-
違法収集証拠排除の限界点に関する比較法的研究
研究課題/領域番号：17K13633 2017年04月 - 2020年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
小浦 美保
配分額：1170000円 （ 直接経費：900000円 、 間接経費：270000円 ）
本研究では、適正手続の保障や権利保護といった観点から違法収集証拠排除法則を改めて捉え直すことで、証拠排除の要件を整理した。
すなわち、最高裁昭和５３年判決のいう「令状主義の精神を没却するような重大な違法」とは、利益衡量の要素をいれない、違法ないし権利侵害の実質が明らかとなるものでなければならず（絶対的評価）、裁判においては、違法の程度まで含めて、違法の宣言をしつつ、証拠排除の要件の一つを示すことになる。そして、「将来における違法な捜査の抑制の見地からして相当でないと認められる」とは、証拠排除に関わる利益を衡量し、証拠の排除を判断していくための基準とみることになる（相対的評価）。
担当授業科目
-
リーガルライティング演習 （2023年度） ３・４学期 - 水3
-
刑事法応用演習 （2023年度） 前期 - 火3
-
刑事法総合演習 （2023年度） 前期 - 火3
-
刑事訴訟法 （2023年度） 後期 - 月3,木1
-
刑事訴訟法演習 （2023年度） 前期 - 水2
-
刑事訴訟法演習 （2023年度） 前期 - 水3
-
刑事訴訟法（法曹） （2023年度） ３・４学期 - 月5～6,木1～2
-
刑事法総合演習 （2022年度） 後期 - 木2
-
刑事訴訟法 （2022年度） 後期 - 火1,金3
-
刑事訴訟法演習 （2022年度） 前期 - 水2
-
刑事訴訟法演習 （2022年度） 前期 - 水3
-
刑事訴訟法（法曹） （2022年度） ３・４学期 - 火1～2,金5～6
-
模擬裁判・エクスターンシップ （2022年度） 特別 - 金4,金5
-
刑事法総合演習 （2021年度） 後期 - 金2
-
刑事訴訟法 （2021年度） 後期 - 月3,木1
-
刑事訴訟法演習 （2021年度） 前期 - 水2
-
刑事訴訟法演習 （2021年度） 前期 - 水3
-
刑事訴訟法（法曹） （2021年度） ３・４学期 - 月5～6,木1～2
-
刑事訴訟法（法曹） （2021年度） ３・４学期 - 月5～6,木1～2
-
リーガルライティング演習ＶＩＩ （2020年度） 第３学期 - 水3,水4
-
刑事法総合演習 （2020年度） 後期 - 木2
-
刑事訴訟法 （2020年度） 後期 - 火1,金3
-
刑事訴訟法演習 （2020年度） 前期 - 水2