Faculty Profiles - HAGIYA Hideharu

MISC - HAGIYA Hideharu

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アジスロマイシン静注薬の使用実態調査および希釈溶解液量減量の影響に関する検討

春木祐人, 萩谷英大, 春木麻衣, 杉山哲大, 川上恭弘, 近藤祥代

日本医療薬学会年会講演要旨集 24th 2014

腰痛・歩行困難・下腿浮腫の診断に難渋した症例から

寺坂友博, 木村耕介, 萩谷英大

日本病院総合診療医学会雑誌 5 ( 2 ) 10 - 13 2013.12

Language：Japanese Publisher：日本病院総合診療医学会

浮腫・腰痛・歩行困難という複数の主訴で来院した高齢男性例から、興味深い病態診断に至った症例を紹介する。病歴の聴取では、極端な偏食という生活歴が特徴的であった。本例の浮腫は熱感・発赤を伴った両下腿浮腫であったがPETや生検でも血管炎の存在を認めず、MRIで両下腿静脈内に血栓を検出した。凝固線溶系の精査から、プロトロンビン時間の延長とプロテインCの低下を認めた。低栄養を背景に、ビタミンKの低下とさらにビタミンK依存性のプロテインC低下により凝固線溶系に異常をきたし、深部静脈血栓症を発症したと考えられた。同時に四肢末端の知覚異常を認めたが脊髄画像所見に異常なく、ビタミンB12欠乏によるニューロパチーと考えられた。さらに、骨代謝関連検査では低カルシウム・低リン血症と副甲状腺ホルモンの上昇を認め、血中ビタミンD3低値と骨粗鬆症の存在から、ビタミンD欠乏による骨軟化症に関連する腰痛症と考えられた。メコバラミンとアルファカルシドールの投与にて、四肢知覚異常の軽快と骨代謝異常の改善を認めたが、静脈血栓に対してはワーファリン開始にて下腿発赤は消失したものの浮腫は残存し、静脈還流障害の影響が示唆された。総合的に病態を考慮すると、過度の偏食による種々のビタミン・栄養素の低下を惹起し、本例の多彩な主訴を呈したものと考えられた。(著者抄録)

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診断に苦慮した発熱と左後頸部痛の1例

木村耕介, 花山宜久, 寺坂友博, 萩谷英大, 菊田温恵, 椎名真理, 佐藤明香, 早稲田公一, 筑木隆雄, 村上和敏, 小川弘子, 三好智子, 近藤英生, 片岡仁美, 草野展周, 大塚文男

日本病院総合診療医学会雑誌 5 ( 2 ) 115 - 116 2013.12

Cardiobacterium valvarumによる感染性心内膜炎の1例

筧彩佳, 能勢資子, 藤森巧, 飯尾耕治, 渡部俊幸, 後神克徳, 萩谷英大, 苔口進, 岡田健, 草野展周

日本臨床微生物学雑誌 23 ( 4 ) 257 - 257 2013.12

薬剤性Fanconi症候群に続発した低リン血症性骨軟化症の2例

寺坂友博, 萩谷英大, 木村耕介, 早稲田公一, 花山宜久, 近藤英生, 稲垣兼一, 森永裕士, 杉山斉, 大塚文男

日本内分泌学会雑誌 89 ( 3 ) 929 - 929 2013.12

外頸静脈を首座に発症したLemierre症候群

萩谷英大, 寺坂友博, 木村耕介, 佐藤明香, 椎名真里, 金森達也, 小比賀美香子, 三好智子, 片岡仁美, 早稲田公一, 筑木隆雄, 花山宜久, 村上和敏, 小川弘子, 近藤英生, 草野展周, 大塚文男

日本病院総合診療医学会雑誌 5 ( 2 ) 102 - 102 2013.12

岡山大学病院におけるESBL産生大腸菌の分離状況および薬剤感受性動向

飯尾耕治, 能勢資子, 藤森巧, 筧彩佳, 渡部俊幸, 後神克徳, 萩谷英大, 岡田健, 草野展周

日本臨床微生物学雑誌 23 ( 4 ) 285 - 285 2013.12

CLINICAL EVALUATION OF SIXTEEN CASES OF EMPHYSEMATOUS CHOLECYSTITIS

小畠千晶, 萩谷英大

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 65 - 71 2013.9

PCR ribotypingによる当院由来Clostridium difficile株の遺伝学的型別解析

萩谷英大, 村瀬智子, 國米由美

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 15 - 20 2013.9

Language：Japanese Publisher：(一財)津山慈風会津山中央病院

Clostridium difficile infection(CDI)患者が発生すると、隔離のための病床確保や高濃度次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒方法など、病院経営・患者管理において様々な問題が生じる。院内感染対策上、重要な疾患であり、CDIに関する十分な理解が全ての医療従事者に求められる。今回、当院の流行現状を把握するべく10株のC.difficleに対して、毒素遺伝子検出によるtoxin A、toxin Bおよびbinary toxin産生性の検討、PCR ribotypingによる遺伝学的型別解析を行った。toxin A陰性toxin B陽性binary toxin陰性の1株を除き、残り9株がtoxin A陽性toxin B陽性binary toxin陰性であった。遺伝学的型別解析の結果、ribotype smzが4例、ribotype 002が3例、ribotype 014が1例、ribotype trfが1例であった。ribotype 027株(BI/NAP1/027)およびribotype 078株は分離されなかった。本解析により、当院では本邦の医療機関から頻繁に分離されるribotype smz株とribotype 002株が主要菌株となっている可能性が高いことが示唆された。同一病棟からの同一ribotype株の検出は認められず、大きな水平伝播の存在は確認されなかったが、今後も接触感染対策を継続しながら、CDI患者の発生抑制に努める必要がある。(著者抄録)

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NECROTIZING SOFT TISSUE INFECTION: CURRENT TREATMENT AND FUTURE PROSPECTS

萩谷英大, 黒江泰利, 野島宏悦, 大谷晋吉, 杉山淳一, 内藤宏道, 川西進, 萩岡信吾, 森本直樹

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 21 - 32 2013.9

SIGNIFICANCE OF PNEUMOCOCCAL VACCINATION IN THE ELDERLY AND INSTITUTIONAL COMMITMENT IN THE INTRODUCTION OF PUBLIC VACCINATION PROGRAM IN TSUYAMA-SHI: THE VOICE OF THE CLINIC REACHING THE ADMINISTRATION

萩谷英大, 國米由美, 村瀬智子, 牧美都, 春木佑人, 森本直樹

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 33 - 42 2013.9

CHARACTERISTICS OF EXTENDED-SPECTRUM β-LACTAMASE-PRODUCING ESCHERICHIA COLI BACTEREMIA: AN EVALUATION OF RISK FACTORS

林貴大, 萩谷英大

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 59 - 64 2013.9

CLINICAL EVALUATION OF 16 SPORADIC CASES OF LEGIONELLA PNEUMONIA

香山尚美, 萩谷英大, 萩谷英大

津山中央病院医学雑誌 27 ( 1 ) 43 - 58 2013.9

Aortic Valve-sparing Operation for Chronic Dissecting Aneurysm of the Sinus of Valsalva Associated with Redissection in a Young Woman Who Experienced Out-of-hospital Cardiac Arrest

松本三明, 久保陽司, 劔持礼子, 山澤隆彦, 岡岳文, 岩崎淳, 森本直樹, 萩岡信吾, 杉山淳一, 萩谷英大

胸部外科 66 ( 9 ) 799 - 802 2013.8

Surgical Treatment of Traumatic Aortic Rupture

山澤隆彦, 松本三明, 久保陽司, 剣持礼子, 森本直樹, 萩岡信吾, 杉山淳一, 萩谷英大, 中井幹三

胸部外科 66 ( 7 ) 537 - 540 2013.7

A case of panperitonitis due to perforation of pyometra

萩谷英大, 小古山学, 赤堀洋一郎, 河原義文, 内藤宏道, 萩岡信吾, 森本直樹

日本救急医学会雑誌 24 ( 7 ) 431 - 436 2013.7

津山中央病院におけるダプトマイシンの使用実態調査

春木祐人, 萩谷英大

感染症学雑誌 87 ( 臨増 ) 346 - 346 2013.5

救急救命士における麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘帯状疱疹のワクチン接種の重要性

萩谷英大, 國米由美, 黒江泰利, 野島宏悦, 大谷晋吉, 杉山淳一, 内藤宏道, 川西進, 萩岡信吾, 森本直樹

日本臨床救急医学会雑誌 16 ( 2 ) 114 - 116 2013.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臨床救急医学会

救急医療の最前線で患者対応にあたる救急隊員はさまざまな病原微生物に暴露する可能性が高い。当院に関連する救急救命士116名を対象に、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘帯状疱疹における防御抗体の保有状況を調査した。前3疾患については約3〜5割の者がワクチン接種対象となり、4疾患すべてで非対象となった隊員は22.4%(26名/116名)に過ぎなかった。成人初感染例では重篤な脳炎、肺炎の合併率が高いこと、麻疹、風疹の現在の国内流行状況、救急隊員から搬送患者への感染の可能性などを考慮し、病院内の医療従事者同様に救急隊員も積極的なワクチン接種の対象と考え、そのための体制整備が急務である。(著者抄録)

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悪性症候群に合併した重症偽膜性腸炎の一例

萩谷英大, 杉山淳一, 村瀬智子, 内藤宏道, 萩岡信吾, 森本直樹

日本集中治療医学会雑誌 20 ( 2 ) 281 - 282 2013.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本集中治療医学会

症例は統合失調症・双極性障害を有する40歳女性で、近医精神科入院中に発熱、筋硬直、発汗を認め、悪性症候群・感染症疑いにてダントロレン、セフトリアキソンを投与されるも改善せず、意識障害、血圧低下が出現し、当院救命救急センター搬送となった。精査の結果、悪性症候群と重症偽腹膜性腸炎を併発したClostridium difficile infection(CDI)と診断した。重症偽腹膜性腸炎は保存的加療とし、悪性症候群に対して経口バンコマイシン、メトロニダゾール投与を開始した。更に血清グロブリン低値に対し免疫グロブリン製剤を投与、DICに対しトロンボモジュリン投与、敗血症性心筋障害に対しドブタミンを投与した。その後全身状態は改善傾向にあったが、搬送15日目に偽膜性腸炎に伴う二次性の直腸腟瘻を発症した。意識障害が遷延したため手術などの積極的治療は行わず、現行治療を継続したが全身状態悪化のため同日死亡した。

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肝硬変患者に発症したextended spectrum β-lactamase産生大腸菌による大腿部の壊死性軟部組織感染症

萩谷英大, 村瀬智子, 岡原修司, 岡田大輔, 杉山淳一, 内藤宏道, 萩岡信吾, 森本直樹

日本集中治療医学会雑誌 20 ( 2 ) 247 - 252 2013.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本集中治療医学会

アルコール性肝硬変をもつ78歳男性。搬送2日前に左大腿部を虫に刺され、同部位の紫斑と意識障害のため救急搬送となった。左大腿部の紫斑は拡大傾向であったが、搬送直後と4時間後のCTでは外科的介入の適応にはないと判断された。しかしその後も紫斑、ショック状態が悪化したため搬送9時間後に3度目のCTを施行したところ、筋膜から筋層内にかけて著明らガス所見を認めたため局所のdebridementを施行し、術後も集学的治療を継続したが、搬送から約28時間後に死亡した。血液培養、術中浸出液からCTX-M-8 like遺伝子を有するextended spectrum β-lactamase(ESBL)産生大腸菌を検出したため、ESBL産生大腸菌による左大腿部の壊死性軟部組織感染症と診断した。致死的疾患である壊死性軟部組織感染症の起炎菌として、ESBL産生菌のような高度薬剤耐性菌もありうることに注意する必要がある。(著者抄録)

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