共同研究・競争的資金等の研究 - 上村 弘子
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研究課題/領域番号:17K12566 2017年04月 - 2020年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
松枝 睦美, 三村 由香里, 上村 弘子
配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )
学校管理下における危機管理を目的とした研修として図上シミュレーショントレーニングは有効な方法であった。参加者が導入で目標と課題を理解し,デブリーフィングを行うプロセスは内省がすすむため,危機管理意識の向上にも役立つ。ただし,危機管理体制が実働可能なものとなるためには,①技術の提供,②グループワーク, ワークショップ,③図上シミュレーショントレーニング, ④実践シミュレーショントレーニングのステップがある。以上の結果をふまえ,テキストと評価票を作成した。
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研究課題/領域番号:15K04209 2015年04月 - 2018年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
廣原 紀恵, 岡田 加奈子, 佐藤 伸子, 三村 由香里, 山田 玲子, 河田 史宝, 竹鼻 ゆかり, 松枝 睦美, 上村 弘子, 中下 富子, 葛西 敦子, 福田 博美, 秋月 百合
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
養護教諭1種免許が取得できる大学の免許法上「看護学(臨床実習及び救急処置を含む。)」として開講される科目名から【看護に関する基礎知識】【学校看護の知識・技術】等の4領域に分類され、開講科目は教育背景により異なる。教育系養成大学のシラバスから検討すると【学校基礎看護】【養護実践への展開方法】【救急処置】の3つの内容が展開され、養護実践のための学修内容構成は「子どもの健康課題を捉える」「学校生活への適応を図り、発達支援のための活動と子どもの力を高める」などに集約された。更に、教授される看護技術は、「環境調整技術」や「症状・生体機能管理技術」「感染予防技術」等13学習項目42の看護技術が提案される。
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研究課題/領域番号:26381259 2014年04月 - 2017年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
鎌塚 優子, 朝倉 隆司, 小林 央美, 岡田 加奈子, 河田 史宝, 池添 志乃, 竹鼻 ゆかり, 鹿野 裕美, 上村 弘子, 中下 富子, 齋藤 千景, 西岡 かおり, 三森 寧子, 矢野 潔子, 齊藤 理砂子
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
本研究は養護教諭の専門性を支える「養護学」の学問体系の基盤となる理論を抽出することである。文献調査及び養護学に精通する専門家の講話及び講話を基に養護学構築のために必要な要素について議論を行い、それらの内容を講話集としてまとめた。また、養護教諭養成大学の教員へのインタビュー調査を実施し、文献調査等の結果と合わせこれらの知見を基に養護教諭養成の教育で使用する「教科書の試案」を考案した。さらに「教科書の試案」を使用して教えるためのチューターブックを作成した。
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求められる資質能力を踏まえた養護教諭の修士レベル化モデル・教育プログラム開発
研究課題/領域番号:25590258 2013年04月 - 2016年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
岡田 加奈子, 三村 由香里, 竹鼻 ゆかり, 中下 富子, 工藤 宣子, 鎌塚 優子, 松枝 睦美, 上村 弘子, 齊藤 理砂子, 高柳 佐土美, 黒子 彩子, 荷見 さつき
配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )
本研究では「ワークステージにおける領域別行動目標」の開発、並びに養護教諭の資質能力を達成するための代表的な研修プログラムについては、モデル研修プログラムの開発・評価を行うことを目的とした。その結果、研修プログラムにおけるワークステージの段階、時期、名称、や行動目標、並びに養護教諭に求められる資質能力の視点とその領域について【最終案】の開発、提案を行った。また、フィジカルアセスメントやケースメソッド等の代表的なプロ グラムについては、モデル研修プログラムを開発し、ワークステージ別の効果が明らかとなった。
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トリアージエビデンスによる学校救急処置教育・研修プログラムの構築
研究課題/領域番号:24593439 2012年04月 - 2015年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
松枝 睦美, 三村 由香里, 上村 弘子, 高橋 香代
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
現職研修プログラムは,観察,事例展開の2段階で演習を実施し,その後の助言が救急処置における実践力と自信の獲得に重要であった。現職研修プログラムは,個の実践力を中心とした内容が基本であった。つぎに,養成教育の教職演習で,学生の経験や模擬事例を用いて,エマルゴトレーニングシステムを用いた演習を実施した。その結果,自己の経験の客観的評価が可能となった。模擬事例による重症例の実践が可能であることなど疑似体験が実践力に影響し,校内連携の視点までもつことができた。以上から,現職,養成教育において,それぞれのニーズに即した判断と対応力の獲得につながるプログラムを構築でき,本研究の成果を得ることができた。
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研究課題/領域番号:21830073 2009年 - 2010年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
上村 弘子
配分額:2392000円 ( 直接経費:1840000円 、 間接経費:552000円 )
ニジェール共和国における児童の基本的保健行動の定着過程とその要因を検討した.教員への意識調査によって,基本的保健行動定着のための保健指導が推進されている現状があった.研修経験のある教員は,知識・理解から行動・習慣につなぐプロセスを意図した保健指導を実施しており,児童の基本的保健行動の定着を図っていた.児童へのインタビュー調査から,基本的保健行動は,手洗い行動は習慣としておおむね定着していた.便所使用については,便所の所有は,便所の使用行動とは関連が見られなかった