Faculty Profiles - YAMAGUCHI Sonoe

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山本裕子, 嶋田明, 山口そのえ, 小田慈

日本小児血液・がん学会雑誌 57 ( 1 ) 7 - 14 2020.6

Language：Japanese Publisher：(一社)日本小児血液・がん学会

【目的】本研究の目的は,小児慢性特定疾患治療研究事業から助成を受けている小児がん家族の経済状況を把握し,経済支援への満足感を示すことである.【方法】助成を受けている小児がん家族197名に,無記名自記式質問紙調査を実施した.調査内容は基本属性,医療費助成制度,経済支援への満足感,経済負担への困難・不安で構成した.経済支援への満足に関連する因子を評価するためにロジスティック回帰分析を用いた.【結果】母親および父親,計107名のうち約70%は入院時の食費や外来通院時の交通費など医療費以外の費用に経済負担を抱えながらも公的な経済支援へ満足していた.さらに,情報伝達時の医療者の姿勢が消極的と比較し,積極的な方が家族の満足度が有意に高かった(OR,10.3;95%CI,2.5-42.3).一方,家族は晩期合併症や民間保険への加入が難しいことに加え,経済支援終了後の経済負担を心配していた.全国平均より子どもの数が多く,収入が少ない岡山県は,経済支援終了後はより経済負担が多くなることが予想される.【結論】小児がん家族の経済支援への満足感を高めるためには,情報伝達時の医療者の積極的な姿勢が重要であった.また,経済支援は地域特性や社会状況を反映させた内容にしていく必要性が示唆された.(著者抄録)

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妊孕性に影響を及ぼす化学療法を受ける思春期・若年成人(AYA)世代の患者へ対する看護支援についての調査

渦原由衣, 山口そのえ, 荻野智美, 丸山雅道, 近藤照美, 重光史恵, 山本晴香, 石井俊樹

日本小児血液・がん学会雑誌 56 ( 4 ) 386 - 386 2019.10

退院前から始める小児がん患者とその家族への継続支援

竹本浩子, 山口そのえ, 萬永洋子, 大木眞由, 藤井陽子, 新延友紀, 黒坂裕子, 丸山雅道, 嶋田明

日本小児血液・がん学会雑誌 54 ( 4 ) 426 - 426 2017.10

小児がんの子どもをもつ家族の経済的問題の現状

山本裕子, 山口そのえ, 小田慈, 嶋田明

日本小児血液・がん学会雑誌 54 ( 4 ) 424 - 424 2017.10

ICTを活用した学習・交流支援が闘病中の小児がん患者に与える影響母親のインタビュー調査より

三好祐也, 山口そのえ

日本小児血液・がん学会雑誌 54 ( 4 ) 434 - 434 2017.10

小児がん患児の前籍校への復学に関する現状と課題保護者への質問紙調査の結果より

新延友紀, 岡田綾, 辻仁美, 廣田未奈, 重光史恵, 黒坂裕子, 竹本浩子, 石田玲, 山口そのえ, 丸山雅道, 嶋田明

日本小児血液・がん学会雑誌 54 ( 4 ) 433 - 433 2017.10

小児がん患者の復学をスムーズにする要因の検討院内学級に通級したことのある子どもの体験より

山口そのえ, 嶋田明, 山本裕子, 小田慈

小児がん看護 12 ( 1 ) 25 - 30 2017.9

Language：Japanese Publisher：日本小児がん看護学会編集委員会

【目的】小児がん治療は長期入院から早期に外来での治療へと変化し、身体的にも精神的にも不安が大きく、退院後もすぐに復学ができないなど問題が複雑化している。復学支援の示唆を得るため、院内学級に通級したことのある小児がん患者本人の体験から退院後の復学をスムーズにする要因を検討する。【方法】院内学級に通級したことのある小児がん患者・経験者を対象に質問紙調査を行った。【結果】t検定の結果、院内学級での体験の状況と復学との関連は明らかにならなかったが、入院中に原籍校の担任や友達からの連絡があったと感じている患児のほうが退院後の学校生活で体調を気にしてくれたと感じており、また、退院後の復学までの期間が短く、スムーズな復学との関連があることが明らかになった。【考察】入院中に院内学級に転校したとしても、スムーズな復学のために、小児がん患者にとって原籍校とのつながりは、重要であることが明らかになった。医療者は入院中から退院後の子どもの学校生活を考え、原籍校とのつながりが保てるよう、支援する必要がある。(著者抄録)

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ICTを活用した双方向Web学習・交流支援が小児がん患児に与える影響

三好祐也, 山口そのえ

日本小児血液・がん学会雑誌 53 ( 4 ) 449 - 449 2016.11