Faculty Profiles - SUGAYA AKIKO

MISC - SUGAYA AKIKO

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中耳炎様所見で発症し内耳窓閉鎖術を施行した外リンパ瘻2例の検討

菅谷明子, 假谷伸, 大道亮太郎, 片岡祐子, 前田幸英, 安藤瑞生

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 ( 4 ) 600 - 600 2024.4

Photon Counting CTが診断に有用であった外傷性耳小骨離断の1例

高橋優花, 檜垣文代, 北山貴裕, 浅野雄大, 大川七子, 槇本怜子, 児島克英, 菅谷明子, 平木隆夫

Japanese Journal of Radiology 42 ( Suppl. ) 45 - 45 2024.2

難聴児へのシームレスな多職種連携支援聴覚障害者への就労支援・就労継続支援と聴覚障害児の就労前支援について Reviewed

菅谷明子

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 ( 1 ) 10 - 15 2024.1

Authorship：Lead author Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

聴覚障害者の就労の問題点として4割近くが転職を経験しており,さらに転職経験者は複数回繰り返していることが報告されている.こうした実態が各種調査で明らかとなっているにもかかわらず,医療サイドからの介入が行われていないのが現状である.令和2年度から3年間にわたり,AMED(日本医療研究開発機構)研究において『聴覚障害者の社会参加を促進するための手法に関する研究』(代表:九州大学耳鼻咽喉・頭頸部外科中川尚志教授)を実施した.この中の研究開発計画の1つである「聴覚障害者の就労支援・就労継続支援」の研究を行い,聴覚障害者の職場環境の調査および整備につなげることを目的に,実際の現場で使用することを想定したチェックリスト(試行版)を作成した.さらに,聴覚障害者と職場の関係者,聴覚障害者の医療や福祉にかかわる職種(耳鼻咽喉科医師,産業医,言語聴覚士,認定補聴器技能士)をオンラインで接続して,多職種連携ウェブ会議を試行的に実施した.本稿は,研究で作成したチェックリストや実施したウェブ会議の概要を紹介するとともに,難聴児・難聴者に対する多職種連携支援や多職種連携教育の必要性についても言及する.(著者抄録)

CiNii Books

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今から始めるこどもから大人への移行支援難聴児のスキル獲得のための多職種連携支援について考える

菅谷明子

小児耳鼻咽喉科 44 ( 2 ) 131 - 131 2023.10

Beckwith-Wiedemann Syndromeに対する舌縮小術後に構音訓練を要した2症例

中川敦子, 妹尾貴矢, 菅谷明子

言語聴覚研究 20 ( 3 ) 267 - 267 2023.9

人工内耳装用児におけるデジタルワイヤレス補聴援助システムの心理的効果

藤原真由美, 問田直美, 矢永美穂, 平岡東佳, 片岡祐子, 菅谷明子, 福田章一郎

Audiology Japan 66 ( 5 ) 377 - 377 2023.9

特異的言語発達障害が併存した中等度難聴児(DLI)の1例 Reviewed

藤吉昭江, 宇野彰, 菅谷明子, 福島邦博

音声言語医学 64 ( 3 ) 182 - 189 2023.7

Language：Japanese Publisher：日本音声言語医学会

中等度難聴があり,音韻障害の合併が疑われた7歳左利き男児についての症例報告である.ことばの遅れからさまざまな施設を受診していたが,難聴も含め確定診断にいたっていなかった.発話の特徴は,文章では子音が省略され母音のみで,単語では子音も表出されるが誤りが浮動的で一貫性が見られなかった.このため,聴覚に関する精密検査に加え,音韻検査を含む言語認知検査,脳SPECT等の画像診断を実施した.その結果中等度難聴と診断され,同時にSLI(specific language impairment:特異的言語発達障害)の特徴が見られたためDLI(disproportionate language impairment)と判断した.本児には難聴に対する介入と同時に音韻的治療を含めた言語指導を行い,その後言語発達は同年齢の平均範囲内に追いついた.難聴の診断も重要であるが,児の症状から言語認知検査を詳細に行い適切な支援をする必要がある症例であったと考えられた.(著者抄録)

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アブミ骨手術に際しワイヤーピストンの固定に工夫を要した外耳・中耳形態異常症例

藤田尚晃, 假谷伸, 濱本真一, 橘智靖, 松本淳也, 黒田一範, 假谷彰文, 菅谷明子, 大道亮太郎, 原浩貴

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊161 ) 70 - 70 2023.6

1歳以上7歳未満で発見された難聴児に関する日耳鼻乳幼児委員会全国調査結果

益田慎, 麻生伸, 守本倫子, 樫尾明憲, 神田幸彦, 菅谷明子, 中澤操, 増田佐和子, 小川郁, 中川尚志

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 ( 4 ) 672 - 672 2023.4

高齢の一般住民を対象とした難聴に関する実地調査報告

假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 浜本真一, 安藤瑞生, 原浩貴

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 ( 4 ) 551 - 551 2023.4

高齢の一般住民を対象とした難聴に関する実地調査報告

假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 浜本真一, 安藤瑞生, 原浩貴

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 ( 4 ) 551 - 551 2023.4

難聴児へのシームレスな多職種連携支援聴覚障害者の就労支援・就労継続支援および聴覚障害児の就労前支援について

菅谷明子

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 ( 4 ) 415 - 415 2023.4

人工内耳装用児の術後コミュニケーション状態における術前CTによる前庭水管拡大症の影響の検討

菅谷明子, 假谷伸, 福島邦博, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 安藤瑞生

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 32回 342 - 342 2022.10

Cogan症候群に対して人工内耳植込術を施行した一例

佐藤明日香, 安藤瑞生, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 大道亮太郎

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 32回 271 - 271 2022.10

当院における聴覚情報処理検査(APT)結果のデータ分析

細川夏実, 中川敦子, 田中里実, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 假谷伸

Audiology Japan 65 ( 5 ) 323 - 323 2022.9

当院における聴覚情報処理検査(APT)結果のデータ分析

細川夏実, 中川敦子, 田中里実, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 假谷伸

Audiology Japan 65 ( 5 ) 323 - 323 2022.9

小児難聴と人工聴覚器

假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子

耳鼻咽喉科 2 ( 2 ) 263 - 269 2022.8

脳表ヘモジデリン沈着症による重度感音難聴に対して人工内耳再挿入を行った1例

大道亮太郎, 假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子, 前田幸英, 安藤瑞生

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊159 ) 88 - 88 2022.6

当科を受診したANCA関連血管炎性中耳炎の12例(24耳)の検討

藤澤郁, 片岡祐子, 清水藍子, 大道亮太郎, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸, 安藤瑞生

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊159 ) 73 - 73 2022.6

音韻障害を有する人工内耳装用児の言語発達経過

菅谷明子, 福島邦博, 藤吉昭江, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 安藤瑞生

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 ( 4 ) 767 - 767 2022.4

感音難聴患者における聴力と体平衡の関係の統計的検討

前田幸英, 藤澤郁, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 安藤瑞生

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 ( 4 ) 744 - 744 2022.4

創部感染の制御が可能であった人工内耳植え込み術後の小児の1例

清水藍子, 菅谷明子, 片岡祐子, 檜垣貴哉, 假谷伸, 安藤瑞生

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 1 ( 3 ) 177 - 180 2021.12

Language：Japanese Publisher：日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会

1日2回の生理食塩水洗浄と抗菌薬の保存的加療により、人工内耳植え込み術後の局所感染を制御できた小児の1例(1歳11ヵ月男児)について報告した。本症例で術後創部感染の保存的加療が可能であった要因として、「起炎菌がMRSAなどではなく、MSSAであったこと」「鼓膜所見や起炎菌から、中耳からの感染ではなく、皮膚からの感染であったため」「当院では、人工内耳植え込み術の際、minimum invasive surgeryを行っていること」が考えられた。

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小児、思春期・若年がん患者に対する妊孕性温存療法現状と改善の取り組み

秋定直樹, 牧野琢丸, 門田伸也, 菅谷明子, 片岡祐子, 中塚幹也, 安藤瑞生

耳鼻咽喉科臨床 114 ( 12 ) 957 - 962 2021.12

Language：Japanese Publisher：耳鼻咽喉科臨床学会

当科で化学療法を施行した小児、思春期・若年(CAYA)世代がん患者20例を対象に、妊孕性温存に関する説明の実態調査を行った。その結果、妊孕性低下・消失について説明していた患者は2例のみであり、それぞれ17歳と23歳の未婚若年女性であった。一方、その他の女性5例(30歳台)や男性(13〜38歳)には説明が行われていなかった。また、妊孕性温存ガイドラインが出版された2017年の前後で妊孕性低下・消失について説明を実施した割合には著しい変化はみられず、妊孕性に対する配慮は担当医レベル、診療科レベルでも改善できる余地が十分にあると考えられた。

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当科で人工内耳再植え込み術を施行した10例の検討

菅谷明子, 假谷伸, 福島邦博, 片岡祐子, 大道亮太郎, 前田幸英, 安藤瑞生

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 31回 217 - 217 2021.10

心因反応による装用困難が疑われた人工内耳埋め込み術後の小児の2症例

假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 菅谷明子, 安藤瑞生

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 31回 401 - 401 2021.10

脳腫瘍治療後の進行性難聴

片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 大道亮太郎, 假谷伸

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 31回 397 - 397 2021.10

思春期から青年期の難聴者が持つ代償・補償スキルと知識に関する一考察

中川敦子, 片岡祐子, 田中里実, 細川夏実, 菅谷明子, 假谷伸

Audiology Japan 64 ( 5 ) 389 - 389 2021.9

デジタルワイヤレス補聴援助システムが軽度・中等度難聴児の心理に及ぼす影響についての検討

藤原真由美, 問田直美, 矢永美穂, 平岡東佳, 申川美晴, 菅谷明子, 福田章一郎

Audiology Japan 64 ( 5 ) 359 - 359 2021.9

聴覚障害をもつ小・中・高校生に対する学校指導パンフレットの作成

片岡祐子, 中川敦子, 菅谷明子, 假谷伸, 安藤瑞生

小児耳鼻咽喉科 42 ( 2 ) 187 - 187 2021.6

人工内耳装用児にみられた極端な言語発達遅滞(disproportionate language impairment:DLI)に対して音韻指導を実施した2例の検討

藤吉昭江, 福島邦博, 伏見久未子, 北野朱里, 菅谷明子

耳鼻と臨床 67 ( 3 ) 136 - 142 2021.5

Language：Japanese Publisher：耳鼻と臨床会

人工内耳装用を行った言語習得期前難聴児で、知的な障害がなく、音に対する反応も良好であるにもかかわらず言語発達の遅れを呈した児(disproportionate language impairment:DLI)に対して、音韻処理過程を考慮した言語指導を実施した2例について報告した。いずれも知的な遅れなく、また人工内耳装用下での聴取閾値も20-30dBSPLで良好な反応を示していたが、言語発達では3歳以上の遅れを呈していた。両症例とも非語の復唱で著しい困難さを呈しており、音韻認識の障害の合併を推定した。種村らの既報をベースにした音韻認識をターゲットにした言語指導を行い、それぞれ指導後の1年間で順調な言語発達ののびがみられた。音韻障害に起因するDLI児に対しては、病態に応じた言語指導が有効である可能性が示された。(著者抄録)

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高度難聴児における読み書き障害が言語発達に与える影響の検討

菅谷明子, 福島邦博, 笠井紀夫, 藤吉昭江, 片岡祐子, 前田幸英, 假谷伸, 安藤瑞生, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 124 ( 4 ) 645 - 645 2021.4

非良聴耳への人工内耳埋込術の妥当性に関する統計学的検討

大道亮太郎, 前田幸英, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 福島邦博, 安藤瑞生, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 124 ( 4 ) 567 - 567 2021.4

新型コロナウイルス感染症対策に伴う聴覚コミュニケーションへの影響

片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 菅谷明子, 假谷伸, 安藤瑞生

日本耳鼻咽喉科学会会報 124 ( 4 ) 613 - 613 2021.4

両側難聴児・者が学校生活で抱える問題に関する調査の検討

片岡祐子, 菅谷明子, 中川敦子, 田中里実, 問田直美, 福島邦博, 前田幸英, 假谷伸

Audiology Japan 64 ( 1 ) 87 - 95 2021.2

Language：Japanese Publisher：(一社)日本聴覚医学会

先天性難聴の早期発見、早期療育、人工内耳手術の低年齢化などに伴い、難聴児の聴取能、言語発達は向上し、近年地域の学校でインクルーシブ教育を受ける者が増加しているが、それに伴う問題も挙げられている。我々は、小学校5年生以上25歳未満のインクルーシブ教育を受けた経験のある両側難聴者89名に、学校生活で抱える問題に関して質問紙での実態把握調査を実施した。対象者の多くは、授業中の支障に加え、グループ学習や雑音下、距離が離れた場所からの聞き取りの支障を抱えており、また英語、音楽、体育をはじめとする教科学習での課題や、友人関係での問題も挙げていた。難聴の程度が重いほど頻度が高い傾向がみられた。個々の学校生活における状況と問題を正確に把握した上で、視覚情報を用いたコミュニケーション、支援員の配属、学習面でのサポート、専門家による心理的負担へのアプローチといった個々に対応した介入の必要性が示唆される。(著者抄録)

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前庭蝸牛症状で発症した卵巣癌の症例

清水藍子, 前田幸英, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊155 ) 157 - 157 2020.12

術後創部感染の制御が可能であった人工内耳植え込み術後の小児の1例

清水藍子, 菅谷明子, 片岡祐子, 檜垣貴哉, 假谷伸

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 8 ( 4 ) 357 - 358 2020.12

両側急性中耳炎から内耳炎に波及した成人症例

浦口健介, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 30回 252 - 252 2020.11

ワールデンブルグ症候群小児7例の臨床像の検討

片岡祐子, 假谷伸, 菅谷明子, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 41 ( 2 ) 150 - 150 2020.11

内耳形態異常を伴う小児人工内耳30例の検討

菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 佐藤吏江, 前田幸英, 田中里実, 假谷伸

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 30回 192 - 192 2020.11

人工内耳装用児のピッチおよびプロソディーに関する研究

菅谷明子, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 中川敦子, 田中里実, 細川夏実, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 123 ( 4 ) 1084 - 1084 2020.9

左右差のある両側難聴者におけるBiCROS補聴器装用経験

片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 田中里実, 中川敦子, 假谷伸

Audiology Japan 63 ( 5 ) 323 - 323 2020.9

音響外傷マウス蝸牛における、自然免疫応答の転写制御について

前田幸英, 大道亮太郎, 菅谷明子, 假谷伸

Audiology Japan 63 ( 5 ) 343 - 343 2020.9

当院の感音難聴患者の年齢別聴力像と、補聴器外来での補聴器選択率について

藤澤郁, 前田幸英, 藤本将平, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 123 ( 4 ) 1061 - 1061 2020.9

身体的・精神的・社会的(biopsychosocial)に健やかな子どもの発育を促すための切れ目のない保健・医療体制提供のための研究インクルーシブ教育を受ける思春期の難聴者の抱える問題に関する研究

西崎和則, 片岡祐子, 菅谷明子

身体的・精神的・社会的(biopsychosocial)に健やかな子どもの発育を促すための切れ目のない保健・医療体制提供のための研究令和元年度総括・分担研究報告書(Web) 2020

思春期の一側性難聴児の学校生活における問題の検討

片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 29回 276 - 276 2019.10

顕微鏡と内視鏡の併用下に摘出した錐体部真珠腫の一例

假谷伸, 片岡祐子, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 29回 326 - 326 2019.10

耳鼻咽喉科外来で聴覚情報処理検査をおこなった、加齢性難聴の3例症例提示

前田幸英, 藤本将平, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

Audiology Japan 62 ( 5 ) 464 - 464 2019.10

3次元画像解析システムを利用した中耳手術における顔面神経と外側半規管の解剖学的解析

西崎和則, 假谷伸, 片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 29回 236 - 236 2019.10

超高齢社会の耳鼻咽喉科外来での、感音難聴患者の統計

前田幸英, 藤本将平, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳科学会総会・学術講演会抄録集 29回 273 - 273 2019.10

思春期の難聴者が抱える問題に関するアンケート調査

片岡祐子, 菅谷明子, 中川敦子, 問田直美, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

Audiology Japan 62 ( 5 ) 386 - 386 2019.10

当院での軟骨伝導補聴器フィッティングの検討

田中里実, 中川敦子, 細川夏実, 菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 假谷伸, 原大介, 西崎和則

Audiology Japan 62 ( 5 ) 394 - 394 2019.10

異なる聴力像を示したGjB2遺伝子変異による難聴の双胎児例

菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 前田幸英, 田中里実, 中川敦子, 細川夏実, 問田直美, 大森修平, 西崎和則

Audiology Japan 62 ( 5 ) 426 - 426 2019.10

診断・遺伝カウンセリングに際し他科との連携が重要であったRobin sequence例

片岡祐子, 菅谷明子, 假谷伸, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 40 ( 2 ) 172 - 172 2019.5

カタカナ書字困難に対する介入を行った軽度難聴児の1例

菅谷明子, 福島邦博, 片岡祐子, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 122 ( 4 ) 678 - 678 2019.4

爆発事故が原因と考えられた急性内耳障害例

片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 122 ( 4 ) 630 - 630 2019.4

難治性聴覚障害に関する調査研究当科で経験したWFS1遺伝子変異による若年発症型両側性感音難聴の2家系例

西崎和則, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子

難治性聴覚障害に関する調査研究平成30年度総括・分担研究報告書(Web) 2019

Clinical Evaluation of 1,000-Hz Tympanometry for the Diagnosis of Exudative Otitis Media in Japanese Infants

片岡祐子, 前田幸英, 藤澤郁, 菅谷明子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 122 ( 7 ) 2019

身体的・精神的・社会的(biopsychosocial)に健やかな子どもの発育を促すための切れ目のない保健・医療体制提供のための研究「遅発性難聴の早期発見」「思春期の難聴児が抱える問題の検証」に関する研究

西崎和則, 片岡祐子, 菅谷明子

身体的・精神的・社会的(biopsychosocial)に健やかな子どもの発育を促すための切れ目のない保健・医療体制提供のための研究平成30年度総括・分担研究報告書(Web) 2019

急性音響性難聴マウス蝸牛におけるケモカイン遺伝子群の発現

前田幸英, 假谷伸, 大道亮太郎, 菅谷明子, 西崎和則

Otology Japan 28 ( 4 ) 365 - 365 2018.9

経口的に切開排膿をし得た魚骨異物摘出後に生じた咽後膿瘍の1例

小山貴久, 假谷伸, 野田実里, 檜垣貴哉, 菅谷明子, 片岡祐子, 岡野光博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 6 ( 3 ) 83 - 83 2018.9

MRSA中耳炎罹患後に人工内耳埋込み術を施行した2例

菅谷明子, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 小山貴久, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 6 ( 3 ) 73 - 73 2018.9

乳幼児期に発見された両側遅発性難聴例の検討

片岡祐子, 菅谷明子, 問田直美, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

Audiology Japan 61 ( 5 ) 420 - 420 2018.9

小児における人工内耳術後のマッピング開始時期の検討

菅谷明子, 假谷伸, 福島邦博, 片岡祐子, 前田幸英, 佐藤吏江, 西崎和則

Audiology Japan 61 ( 5 ) 402 - 402 2018.9

特発性髄液耳漏の1例

藤本将平, 片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英, 仮谷伸, 西崎和則

Otology Japan 28 ( 4 ) 525 - 525 2018.9

視覚情報優位を呈し就学機関の決定に難渋した中等度難聴の1例

片岡祐子, 菅谷明子, 假谷伸, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 39 ( 2 ) 112 - 112 2018.6

術後聴力の改善を認めたMalleus barの1症例

野田実里, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 121 ( 4 ) 614 - 614 2018.4

新生児聴覚スクリーニングでパスした後に発見された難聴児の検討

片岡祐子, 菅谷明子, 茂原暁子, 福島邦博, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 121 ( 4 ) 596 - 596 2018.4

日本人高齢難聴者における、純音聴力閾値と語音明瞭度との統計

前田幸英, 菅谷明子, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 121 ( 4 ) 526 - 526 2018.4

次世代シークエンサーを併用した難聴の遺伝学的検査が有用であった小児難聴の3例

菅谷明子, 菅谷明子, 片岡祐子, 片岡祐子, 峠和美, 假谷伸, 前田幸英, 大道亮太郎, 佐藤吏江, 西崎和則

日本遺伝カウンセリング学会誌 39 ( 3 ) 2018

The Cost-Effectiveness of Newborn Hearing Screening

片岡祐子, 菅谷明子, 福島邦博, 前田幸英, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 121 ( 10 ) 2018

急性音響外傷マウスにおける炎症関連遺伝子の関与

前田幸英, 假谷伸, 大道亮太郎, 菅谷明子, 西崎和則

Otology Japan 27 ( 4 ) 540 - 540 2017.10

蝸牛型耳硬化症にて人工内耳埋め込み術を施行した3例

内藤智之, 假谷伸, 片岡祐子, 浦口健介, 牧原靖一郎, 大道亮太郎, 菅谷明子, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 27 ( 4 ) 367 - 367 2017.10

新生児聴覚スクリーニング開始後の学齢期の人工内耳装用児における言語発達

菅谷明子, 福島邦博, 佐藤吏江, 假谷伸, 前田幸英, 片岡祐子, 大道亮太郎, 西崎和則

Otology Japan 27 ( 4 ) 654 - 654 2017.10

MRI検査後に人工内耳インプラント磁石の反転を来した2症例

片岡祐子, 内藤智之, 假谷伸, 菅谷明子, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 120 ( 5 ) 727 - 732 2017.5

Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

近年の人工内耳は、1.5Tまでの磁場であればインプラント磁石を取り出すことなくMRI検査を行うことができる。ただ疼痛や皮膚発赤、減磁や脱磁、磁石の変位などの合併症が起こり得る。今回われわれはMRI後に人工内耳インプラントの磁石の反転を来した2症例を経験した。2例とも磁石は180度反転してシリコンフランジ内に格納されており、1例は極性を逆にした体外磁石を特注し、もう1例はインプラント磁石の入れ替え手術を行った。人工内耳は適応の拡大、高齢化などに伴い、今後も装用者は増加すると見込まれる。医療者として、人工内耳患者がMRIを受ける上での留意点、合併症が生じた場合の検査、対応などを認識する必要がある。(著者抄録)

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デキサメタゾン投与後の蝸牛遺伝子発現パターンの経時的・動態的検討

前田幸英, 大道亮太郎, 菅谷明子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 120 ( 4 ) 589 - 589 2017.4

複数の遺伝子ヴァリアントを有する難聴者における遺伝カウンセリング経験

片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸, 大道亮太郎, 福島邦博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 120 ( 2 ) 2017

【知っているようで知らない人工内耳Q&A】術後の問題点とトラブル人工内耳が感染を起こした場合、どのように対処しますか?

菅谷明子

JOHNS 32 ( 12 ) 1771 - 1773 2016.12

Retrospective chart review among 50 consecutive cases of bilateral pediatric cochlear implants

長安吏江, 菅谷明子, 假谷伸, 福島邦博, 福島邦博, 片岡祐子, 前田幸英, 大道亮太郎, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 37 ( 1 ) 2016

Middle Ear Infection Caused by Shewanella putrefaciens after Sea Bathing: A Case Report

藤本将平, 片岡祐子, 假谷伸, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 4 ( 1 ) 2016

A Survey on the Participation of Children with Cochlear Implants in Sports

片岡祐子, 菅谷明子, 假谷伸, 大道亮太郎, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 26 ( 3 ) 2016

人工内耳装用者のスポーツ時における問題に関するアンケート調査

片岡祐子, 菅谷明子, 前田幸英, 假谷伸, 大道亮太郎, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 25 ( 4 ) 673 - 673 2015.9

顔面神経麻痺、感音難聴を呈した髄膜癌腫症の2例

大道亮太郎, 前田幸英, 假谷伸, 片岡祐子, 菅谷明子, 西崎和則

Otology Japan 25 ( 4 ) 730 - 730 2015.9

人工内耳装用者のピッチ弁別およびプロソディーによる感情理解に関する研究

菅谷明子, 福島邦博, 長安吏江, 假谷伸, 前田幸英, 片岡祐子, 大道亮太郎, 西崎和則

Otology Japan 25 ( 4 ) 671 - 671 2015.9

成人期になり診断したAuditory Processing Disorderの1症例

中希久子, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 西崎和則

Otology Japan 25 ( 4 ) 459 - 459 2015.9

蝸牛におけるステロイド作用機序 Charcot-Marie-Tooth neuropathy関連蛋白、Myelin protein zeroの制御

前田幸英, 假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子, 西崎和則

Otology Japan 25 ( 4 ) 618 - 618 2015.9

脳表ヘモジデリン沈着症に伴う進行性高度感音難聴に対し人工内耳埋め込み術を行い良好な経過を得た1例

大道亮太郎, 假谷伸, 菅谷明子, 片岡祐子, 前田幸英, 西崎和則

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊142 ) 106 - 106 2015.6

複数の遺伝子変異を有する難聴者における遺伝カウンセリングの経験

片岡祐子, 菅谷明子, 長安吏江, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

日本遺伝カウンセリング学会誌 36 ( 2 ) 78 - 78 2015.5

人工内耳埋め込み術を施行したWaardenburg症候群の2例

大道亮太郎, 菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 假谷伸, 福島邦博, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 36 ( 2 ) 224 - 224 2015.4

福山型先天性筋ジストロフィー患児に対する人工内耳埋め込み術

假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 大道亮太郎, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 118 ( 4 ) 492 - 492 2015.4

当科における急性低音障害型感音難聴の治療と予後の検討

菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 假谷伸, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 118 ( 4 ) 604 - 604 2015.4

当科における成人人工内耳症例の検討埋め込み時65歳以上の術後成績について

前田幸英, 菅谷明子, 長安吏江, 片岡祐子, 假谷伸, 福島邦博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 118 ( 4 ) 587 - 587 2015.4

当科における小児の両側人工内耳症例50例の検討

菅谷明子, 假谷伸, 長安吏江, 片岡祐子, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 36 ( 2 ) 222 - 222 2015.4

複数の難聴遺伝子変異を有したAuditory Neuropathy Spectrum Disorderの1例

内藤智之, 菅谷明子, 假谷伸, 長安史江, 片岡祐子, 前田幸英, 福島邦博, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 36 ( 2 ) 218 - 218 2015.4

言語評価の後に補聴器装用・言語訓練の開始に至った中等度難聴の一例

中川敦子, 菅谷明子, 福島邦博, 前田幸英, 片岡祐子, 藤吉昭江, 長安吏江, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 36 ( 2 ) 232 - 232 2015.4

難聴児に対する特別児童扶養手当等級判定時期に関する検討乳児期にABR90dBnHL無反応であった児の聴力経過より

片岡祐子, 福島邦博, 菅谷明子, 前田幸英, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 117 ( 9 ) 1200 - 1204 2014.9

Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

近年新生児聴覚スクリーニングの普及により、難聴児の多くは生後数ヵ月のうちに診断され、療育を開始している。一方、特別児童扶養手当に関してはオージオメーターによる検査が可能となるまで受給されず、診断から受給までの間に年単位の時間差が生じているのが現状である。われわれは、生後12ヵ月までにABRを実施し、両耳90dBnHLで無反応であった児の聴力経過の検討を行った。その結果、聴覚障害単独の児では特別児童扶養手当に該当するか否かは1歳時点で可能であるが、等級の判定は1歳で慎重な判断が必要であること、また重複障害をもつ児は検査を繰り返し慎重に診断する必要があるが特別児童扶養手当の判定は可能であると判断した。(著者抄録)

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海水浴後に罹患したShewanella putrefaciensによる中耳感染症の1例

藤本将平, 片岡祐子, 馬場雄三, 假谷伸, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 2 ( 3 ) 21 - 21 2014.9

成人期に診断したAuditory Processing Disordersの1例

藤本将平, 假谷伸, 片岡祐子, 前田幸英, 菅谷明子, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 24 ( 4 ) 543 - 543 2014.9

実用コミュニケーション能力検査(CADL)簡易版を用いた補聴器装用効果の検討

長安吏江, 前田幸英, 菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 117 ( 8 ) 1126 - 1131 2014.8

Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

成人の聴覚障害者の補聴器装用効果の指標としては、日本聴覚医学会の補聴器適合指針をはじめ、各種質問紙調査が用いられている。しかし、聴覚障害に伴うコミュニケーション障害を評価するための指標は定まっていない。われわれは、実用コミュニケーション能力検査(Communication ADL Test:CADL)から音声に関する項目を抜粋し、音声ファイルを作成、このCADL簡易版を用いて、当科補聴器外来にて補聴器装用を介入とした前後比較試験を行ったところ、各15の質問項目および総得点で装用後有意な得点の改善がみられた。また、装用後の総得点は補聴器装用耳の語音明瞭度と良好な相関を認め、本検査がコミュニケーション障害のアウトカム指標に応用できる可能性が示唆された。(著者抄録)

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【小児科医の疑問に答える-耳鼻咽喉科の知識】聴覚言語難聴児の人工内耳と補聴器言語発達との関係は?

菅谷明子

小児科診療 77 ( 7 ) 869 - 876 2014.7

Language：Japanese Publisher：(株)診断と治療社

難聴の早期発見および早期介入の浸透により、難聴児の療育環境は近年飛躍的に向上している。しかし、難聴児が補聴器や人工内耳の装用を行ったとしても、依然としてその言語発達には多くの課題が残されていることが、筆者らの調査で明らかとなった。言語発達の遅れは難聴児の学校生活や社会生活に多くの支障をきたし、結果的にQOLの低下をもたらす。これを予防するために、言語発達を経時的にフォローし、適切な介入を行う必要がある。(著者抄録)

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当科で経験したBOR症候群の家族例

菅谷明子, 福島邦博, 前田幸英, 片岡祐子, 西崎和則

日本遺伝カウンセリング学会誌 35 ( 2 ) 80 - 80 2014.5

岡山大学耳鼻咽喉科における補聴器外来の現況高齢者の補聴に関連して

前田幸英, 菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 117 ( 4 ) 535 - 535 2014.4

岡山県における軽度・中等度難聴児補聴器助成事業実施状況の検討

片岡祐子, 福島邦博, 前田幸英, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 117 ( 4 ) 494 - 494 2014.4

【小児難聴Update】小児遺伝性難聴

菅谷明子, 福島邦博

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 86 ( 2 ) 140 - 146 2014.2

Language：Japanese Publisher：(株)医学書院

＜POINT＞先天的な難聴の約半数は遺伝子が関与するため,難聴の原因として念頭に置く必要がある。幼小児の難聴の原因を明らかにすることの意義は,児の難聴の今後の経過や予後などの将来を予見し,その児に適した療育・治療方針を決定することにある。難聴の診断には詳細な家族歴の聴取,家系図の作成,聴力像の把握が必須である。また,遺伝学的検査も重要な役割を果たすが,実施にあたっては十分な遺伝カウンセリングが不可欠である。こうした難聴の診療には遺伝診療部門との連携が必要となる。(著者抄録)

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当科での盲聾症候群5症例の臨床、遺伝子診断

前田幸英, 福島邦博, 片岡祐子, 菅谷明子, 西崎和則

Otology Japan 23 ( 4 ) 604 - 604 2013.10

岡山県において先天性風疹症候群により難聴をきたした症例の検討

浦口健介, 前田幸英, 片岡祐子, 菅谷明子, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 23 ( 4 ) 766 - 766 2013.10

【検査結果をどう読むか?】聴覚領域の検査乳幼児聴力検査

菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博

JOHNS 29 ( 9 ) 1497 - 1499 2013.9

顔面神経麻痺、外耳道腫脹を契機に発見された急性リンパ性白血病再発症例

前田幸英, 假谷伸, 福島邦博, 片岡祐子, 菅谷明子, 西崎和則

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊135 ) 74 - 74 2013.7

視神経萎縮を伴った進行性感音難聴の1家系例

菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 前田幸英, 西崎和則

日本遺伝カウンセリング学会誌 34 ( 2 ) 64 - 64 2013.5

進行性難聴家系の未発症児に対する遺伝カウンセリング経験

片岡祐子, 菅谷明子, 福島邦博, 前田幸英, 西崎和則

日本遺伝カウンセリング学会誌 34 ( 2 ) 53 - 53 2013.5

言語習得期前高度難聴に続発した言語発達障害を有する就学児への体系的言語指導を用いた多施設共同介入試験

菅谷明子, 福島邦博, 笠井紀夫, 藤吉昭江, 高橋吾郎, 中川尚志, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 116 ( 4 ) 427 - 427 2013.4

視神経萎縮を伴った進行性感音難聴の1家系例

福本晶, 菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 長安吏江, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 116 ( 4 ) 533 - 533 2013.4

乳児期にABRにて90dB無反応であった児の聴力経過

片岡祐子, 福島邦博, 菅谷明子, 前田幸英, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 116 ( 4 ) 475 - 475 2013.4

補聴器装用効果のアウトカム指標

菅谷明子, 福島邦博

耳鼻咽喉科臨床 106 ( 4 ) 372 - 373 2013.4

岡山県に導入された新生児聴覚スクリーニングの効果の検証

福島邦博, 菅谷明子, 片岡祐子, 前田幸英, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 116 ( 4 ) 474 - 474 2013.4

The difference between auditory method and auditory-visual method in hearing impaired children for the Japanese language development

NAKAZAWA Misao, SUGAYA Akiko, KASAI Norio, FUKUSHIMA Kunihiro

33 ( 3 ) 247 - 251 2012.12

【難病への取り組み】小児難聴に対する取り組み岡山から全国への発信

片岡祐子, 福島邦博, 菅谷明子, 西崎和則

岡山医学会雑誌 124 ( 2 ) 155 - 159 2012.8

難聴児における言語発達中間群の特徴について

菅谷明子, 福島邦博, 笠井紀夫, 藤吉昭江, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 33 ( 2 ) 150 - 150 2012.6

発見が遅れた難聴児に対する人工内耳装用効果および言語指導について

藤吉昭江, 福島邦博, 長安吏江, 菅谷明子, 笠井紀夫, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 33 ( 2 ) 126 - 126 2012.6

【急性感音難聴の最新治療戦略】急性感音難聴の治療戦略髄膜炎と急性感音難聴

菅谷明子, 福島邦博

JOHNS 28 ( 5 ) 795 - 798 2012.5

Language development of prelingually deafened children with cochlear implant

SUGAYA Akiko, FUKUSHIMA Kunihiro, KASAI Norio, KATAOKA Yuko, MAEDA Yukihide, NAGAYASU Rie, TOIDA Naomi, OMORI Shuhei, NISHIZAKI Kazunori

55 ( 2 ) 126 - 131 2012.4

CADL(実用コミュニケーション検査)による補聴器装用効果の検討

前田幸英, 菅谷明子, 福島邦博, 片岡祐子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 115 ( 4 ) 494 - 494 2012.4

「小学生の読み書きスクリーニング検査(STRAW)」で低値を示す聴覚障害児のプロフィール

福島邦博, 笠井紀夫, 菅谷明子, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 115 ( 4 ) 492 - 492 2012.4

【小児の耳鼻咽喉科108の疑問】聴覚難聴の原因で多いのは?

菅谷明子, 福島邦博

JOHNS 28 ( 3 ) 288 - 290 2012.3

聴覚スクリーニング検査の有用性と科学的根拠 (特集いわゆる"正常新生児"の理想のケアをめざして)

菅谷明子, 福島邦博

周産期医学 42 ( 2 ) 225 - 229 2012.2

軽度および中等度難聴児における就学期における言語発達の検討

片岡祐子, 福島邦博, 菅谷明子, 前田幸英, 西崎和則

Otology Japan 21 ( 4 ) 738 - 738 2011.10

難聴児の療育方針別の言語発達の違いについて

菅谷明子, 中澤操, 笠井紀夫, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 21 ( 4 ) 742 - 742 2011.10

人工内耳装用児の日本語統語構造の獲得年齢についての検討

藤吉昭江, 笠井紀夫, 菅谷明子, 福島邦博, 西崎和則

Otology Japan 21 ( 4 ) 740 - 740 2011.10

両側人工内耳装用児の聴取と発音明瞭度の継時的変化

問田直美, 大森修平, 福島邦博, 片岡祐子, 菅谷明子, 西崎和則

Audiology Japan 54 ( 5 ) 369 - 370 2011.9

【点耳薬の上手な使い方update】点耳抗菌薬は細菌の耐性化を引き起こすか

菅谷明子, 西崎和則

ENTONI ( 132 ) 55 - 60 2011.9

Language：Japanese Publisher：(株)全日本病院出版会

点耳抗菌薬は耳鼻咽喉科診療の中で頻用される薬剤である。点耳薬中の抗菌薬は、局所で用いるために全身投与された場合に比較して病巣では高濃度となる。このため、細菌が薬剤に耐性を獲得する前に殺菌すること、全身への影響が少なく病巣以外の細菌叢に影響を及ぼさないことなどにより、全身投与よりも細菌の耐性化を引き起こす可能性は低いと考えられる。このような理由から、幅広い菌種に適応があるキノロン系点耳抗菌薬は耳漏を伴う中耳・外耳疾患に対して第一選択になる治療法と考えられるが、キノロン系点耳抗菌薬が臨床効果を示さない小児の難治性中耳炎の報告が散見されるようになっている。点耳抗菌薬の安易な使用は耐性化を引き起こす危険性があるため、抗菌薬の適正な使用、抗菌薬の使用を抑制するためのワクチン接種など国をあげての薬剤耐性化防止対策が必要だと考えられる。(著者抄録)

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当院で人工内耳手術を施行した児の言語発達の特徴

菅谷明子, 福島邦博, 笠井紀夫, 片岡祐子, 前田幸英, 長安吏江, 問田直美, 大森修平, 西崎和則

Audiology Japan 54 ( 5 ) 513 - 514 2011.9

岡山県の軽度および中等度難聴児の補聴器購入費用助成に向けての取り組み軽度および中等度難聴児の補聴の現状と助成事業導入

片岡祐子, 福島邦博, 菅谷明子, 前田幸英, 増田游, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 114 ( 8 ) 731 - 736 2011.8

Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

新生児聴覚スクリーニング検査の普及にしたがい、軽度・中等度難聴児も早期に診断され、早期に補聴器を装用し、療育を開始するケースが増加している。しかしながら、現在の障害者自立支援法では、身体障害者には該当しない軽度・中等度難聴者は、補聴器購入に際して公的援助が受けられないため、全額自費で購入するか、補聴器装用を断念せざるを得ないのが現状である。この是正を求め、「岡山県難聴児を支援する会」は、平成21年9月岡山県議会に「軽度および中等度難聴児に対する補聴器購入費用助成に関する陳情書」を提出し、平成22年4月より「岡山県難聴児補聴器交付事業」が開始された。事業導入に至った経緯、概要を報告する。(著者抄録)

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【外来小児科医が知るべき子どもの聴覚障害】新生児聴覚スクリーニングの現状と問題点

菅谷明子, 福島邦博

外来小児科 14 ( 2 ) 119 - 124 2011.7

人工内耳手術を施行した進行性および遅発性難聴症例の検討

片岡祐子, 福島邦博, 前田幸英, 菅谷明子, 長安吏江, 増田游, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 114 ( 6 ) 557 - 561 2011.6

Language：Japanese Publisher：(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

新生児聴覚スクリーニング検査導入以後、乳児期および幼児期早期に難聴の確定診断がされ、療育が行われる例が増加した。しかし、乳幼児期に難聴が進行する児や、新生児期には難聴が認められなかったにもかかわらず遅発性に難聴を発症した児が存在することが報告され、その割合は難聴児の4-30%に及ぶとされている。進行性および遅発性難聴児の中に、難聴の危険因子を予見できない児が少数ながら存在することも明らかになっている。今回われわれは1998年4月から2007年3月までに出生した岡山県在住の小児で、2008年4月までに当院で人工内耳埋込み術を行った45例の中から乳幼児期に進行性および遅発性難聴が認められた10例(人工内耳装用児中の22.2%)を抽出し、新生児期に危険因子をもたないと考えられていた6例について詳細に検討した。6例中3例では、難聴進行後に画像検査にて前庭水管拡大症が発見されたが、他の3例の原因は不明であった。対象数は少ないが、新生児期に難聴の危険因子をもたない半数に画像検査で前庭水管拡大症が発見されたことにより、可能な限り画像検査を行うことが難聴増悪の早期発見の点から望ましいと考えられた。また、進行性難聴や新生児聴覚スクリーニング検査にパスした場合でも乳幼児期に遅発性難聴となる可能性があることを念頭に置き、就学前までは定期的な聴覚検査や現在自治体で行われている健診における聴覚に関する質問事項や検査の充実なども考慮すべきである。(著者抄録)

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先天性高度聴覚障害児に対する日本語言語発達評価方法

笠井紀夫, 菅谷明子, 福島邦博

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊131 ) 60 - 60 2011.6

当院における再手術・追加手術を要した小児の人工内耳症例

菅谷明子, 福島邦博, 片岡祐子, 前田幸英, 笠井紀夫, 平井美紗都, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 32 ( 2 ) 186 - 186 2011.5

急性乳様突起炎を契機に発見された真珠腫性中耳炎の1例

松本淳也, 菅谷明子, 片岡祐子, 福島邦博, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 32 ( 2 ) 205 - 205 2011.5

聴児および聴覚障害児における構文発達の検討

藤吉昭江, 田口智子, 笠井紀夫, 長安吏江, 菅谷明子, 福島邦博, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 32 ( 2 ) 199 - 199 2011.5

内山下小学校難聴学級の50年

平井悠, 福島邦博, 菅谷明子, 前田幸英, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 32 ( 2 ) 129 - 129 2011.5

軽度・中等度難聴児に対する「岡山県難聴児補聴器交付事業」導入1年間の実施状況

片岡祐子, 菅谷明子, 福島邦博, 前田幸英, 西崎和則

小児耳鼻咽喉科 32 ( 2 ) 193 - 193 2011.5

中耳洗浄液CTP検出により術前診断が可能であった外リンパ瘻例

片岡祐子, 池園哲郎, 福島邦博, 結縁晃治, 濱田浩司, 菅谷明子, 前田幸英, 西崎和則

日本耳鼻咽喉科学会会報 114 ( 4 ) 390 - 390 2011.4

Vertigo and vestibular functions of two patients with EVA

SUGAYA Akiko, MAEDA Yukihide, KATAOKA Yuko, HIRAI Misato, FUKUSHIMA Kunihiro, NISHIZAKI Kazunori

31 ( 3 ) 299 - 306 2010.12

抗真菌薬長期投与により救命し得た侵襲型蝶形骨洞真菌症の1症例

野山和廉, 折田頼尚, 菅谷明子, 平井美紗都, 三木健太郎

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊128 ) 120 - 120 2010.6

回転性めまいをきたした小児前庭水管拡大症の2例

菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 平井美紗都, 福島邦博, 西崎和則

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊128 ) 117 - 117 2010.6

IL-1受容体アンタゴニストが感音難聴の治療に奏功したクリオピリン関連症候群の1例

平井美紗都, 菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 假谷伸, 福島邦博, 西崎和則

耳鼻咽喉科臨床補冊 ( 補冊128 ) 109 - 109 2010.6

前庭機能検査を施行した小児の前庭水管拡大症の2例.

菅谷明子, 前田幸英, 片岡祐子, 平井美紗都, 福島邦博, 西﨑和則

小児耳鼻咽喉科 31 ( 3 ) 101 - 108 2010

当科で経験した頸部交感神経鞘腫の3例

菅谷明子, 折田頼尚, 三木健太郎, 中井貴世子, 平井美紗都, 園部紀子

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 81 ( 1 ) 65 - 70 2009.1

Language：Japanese Publisher：(株)医学書院

交感神経由来が疑われる頸部神経鞘腫は術前の画像所見から由来神経を確定するのは困難であるが、術後にホルネル徴候が出現すると患者のQOLが低下するため、手術に際しては慎重な手術操作が求められる。今回、術前の画像所見から迷走神経由来もしくは交感神経由来の神経鞘腫が考えられた3例(27歳女、36歳男、63歳女)を経験した。手術は3例とも神経機能を温存しつつ腫瘍を確実に摘出する目的で被膜間摘出術を施行したが、術後に交感神経由来と思われるホルネル徴候が全例に出現し、2例ではその後改善したが、1例は現在も残存している。このことから、交感神経由来が疑われる神経鞘腫では被膜間摘出術によっても術後に神経脱落症状を呈する場合があることに留意し、術前に十分なインフォームド・コンセントを行う必要があると考えられた。

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めまいが初発症状であった巨大小脳動静脈奇形例

平井美紗都, 折田頼尚, 菅谷明子, 妹尾一範, 結縁晃治

耳鼻咽喉科臨床 101 ( 10 ) 759 - 764 2008.10

Language：Japanese Publisher：耳鼻咽喉科臨床学会

21歳女。浮動性めまいで当院内科にて投薬を受けるが改善せず、頭痛、嘔気を訴えて当科を紹介受診した。頭位眼振検査で方向交代性上向性眼振、頭位変換眼振検査で水平性眼振を認めたが、脳神経症状は認めず、末梢性めまい症として治療を開始した。症状は改善せず、めまい感は増悪した。追跡眼球運動検査(ETT)でsaccadicを認め、視運動性眼振検査(OKP)で解発が低下し、左向き刺激では緩徐相と急速相の区別がつかない異常パターンを認めた。以上より中枢病変を疑い、頭部MRIにて右小脳半球のほぼ全域と中部から一部左小脳半球にかけて未破裂動静脈奇形(AVM)を認めた。AVMの一部は右前庭神経核とその近傍にも及んでいた。頭部MRAにより右の複数の小脳動脈から血管が流入し、背側の静脈洞に流出する所見を認めたが、CTでは出血は認めなかった。病巣が脳幹部に及んでいるため外科的治療、血管塞栓術は困難と判断して経過観察とした。

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一側性多発性耳下腺多形腺腫症例の検討

折田頼尚, 三木健太郎, 菅谷明子, 浜家一雄

口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology 21 ( 1 ) 84 - 84 2008.8

正中下口唇下顎骨舌切断法にて摘出した左舌根部乳頭状嚢胞腺癌の1例

菅谷明子, 井口郁雄, 綾田展明, 江草憲太郎, 堀康高, 三木健太郎, 折田頼尚

岡山済生会総合病院雑誌 39 52 - 57 2007.12

Language：Japanese Publisher：岡山済生会総合病院

70歳代女性。患者は舌根部の腫瘤を主訴とした。受診時、左舌根部に2cm大の白色の潰瘍を伴う腫瘍が認められた。また、頸部MRIでは左舌根部筋層内に境界明瞭な腫瘍がみられ、T1にて低信号、T2にて等信号を呈していた。頸部リンパ節には転移はみられなかったが、生検の結果、左舌根部に発生した乳頭状嚢胞腺癌と診断され、正中下口唇下顎骨舌切断法による腫瘤摘出術が行なわれた。その結果、術後は機能障害は特にみられず、術後6ヵ月時点で再発・転移を認めず、経過は良好である。

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