研究者詳細 - 川野　誠司

MISC - 川野　誠司

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Gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomachに対する内視鏡診療の現状と今後の課題

川野誠司, 田中健大, 大塚基之

Gastroenterological Endoscopy 66 ( 9 ) 1663 - 1671 2024年9月

【消化管粘膜下腫瘍のすべて】十二指腸十二指腸粘膜下腫瘍の内視鏡診断

山崎泰史, 岩室雅也, 川野誠司, 田中彰一, 田中健大

消化器内視鏡 36 ( 7 ) 1033 - 1038 2024年7月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)東京医学社

＜文献概要＞はじめに十二指腸において,粘膜下腫瘍(submucosal tumor:SMT)の形態をとる病変はさまざまであるが,そのほとんどは良性病変である。一方,治療対象となる悪性病変も稀ではあるが存在する。両者の鑑別には,色調や大きさ,表面性状に加えて,病変の硬さ(鉗子による感触で評価するcushion signの有無)が重要である。また,EUSによる病変の主座やエコーレベルの評価も鑑別診断の手助けとなる。

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Post Helicobacter pylori時代の内視鏡検診当院における検診の上部消化管内視鏡検査で認めた胃がん症例の検討

岡上昇太郎, 川野誠司, 永原照也

Gastroenterological Endoscopy 66 ( Suppl.1 ) 793 - 793 2024年4月

チエノピリジン誘導体継続下での内視鏡的胃粘膜下層剥離術の安全性の検討

後藤田達洋, 池田結香, 岩藤恭昌, 武澤梨央, 下立雄一, 西村直之, 森脇俊和, 毛利裕一, 松枝和宏, 平井亮佑, 川野誠司, 宮原孝治, 中川昌浩, 竹中龍太, 水野元夫

日本消化器病学会雑誌 121 ( 臨増総会 ) A395 - A395 2024年3月

免疫関連有害事象による胃炎の5例

岩室雅也, 田中健大, 平田翔一郎, 河野吉泰, 川野誠司, 河原祥朗, 大塚基之

Gastroenterological Endoscopy 66 ( 3 ) 266 - 272 2024年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本消化器内視鏡学会

免疫チェックポイント阻害薬投与後の免疫関連有害事象(immune-related adverse events:irAE)として胃病変を呈した5症例(男性1例,女性4例)を経験したので報告する.原疾患は全例が悪性黒色腫であった.内視鏡検査では粗そう粘膜,白色浸出物,発赤,易出血性をそれぞれ4例に認めたほか,浮腫が1例,小潰瘍が1例でみられ,拡大観察を行った4例では腺管構造が消失していた.CT検査では胃前庭部の壁肥厚を1例に認めたが,他の4例では上部消化管に異常所見はみられなかった.治療として全例でプレドニゾロンを用い,自覚症状の改善が得られ,うち3例では内視鏡所見の改善も確認した.上記の内視鏡所見に着目し,irAE胃炎と診断し治療にあたることが重要と考えられた.(著者抄録)

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神経線維腫症の消化管合併症に関する検討

本田真奈美, 岩室雅也, 山崎泰史, 田中健大, 川野誠司, 平岡佐規子, 河原祥朗, 大塚基之

日本消化器病学会雑誌 121 ( 臨増総会 ) A349 - A349 2024年3月

AIを用いた消化器疾患の診断・治療への応用内視鏡画像を用いた早期胃癌の深達度診断支援プログラムの性能

平田翔一郎, 濱田健太, 河原祥朗, 倉岡紗樹子, 内田大輔, 河野吉泰, 岩室雅也, 川野誠司, 大塚基之

日本消化器病学会雑誌 121 ( 臨増総会 ) A36 - A36 2024年3月

下部消化管出血に対する最新の診断、治療、予防下部消化管出血に対して経皮的左心耳閉鎖術を施行した症例の臨床的特徴に関する検討

河野吉泰, 濱田健太, 川野誠司

日本消化管学会雑誌 8 ( Suppl. ) 254 - 254 2024年1月

短期間で急速に進行し、根治外科切除を行うも遠隔転移再発を来した十二指腸癌の一例

渋谷香苗, 河野吉泰, 神尾知宏, 平田翔一郎, 倉岡紗樹子, 稲生祥子, 里見拓也, 松枝克典, 濱田健太, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 高木弘誠, 楳田祐三, 田中健大, 大塚基之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 120回・131回 75 - 75 2023年11月

食道造影での同期性収縮とCTでの食道壁肥厚が診断の一助となったJackhammer esophagusの一例

金晟烈, 里見拓也, 平田翔一郎, 濱田健太, 榮浩行, 杉原雄策, 眞部紀明, 神尾知宏, 平井亮佑, 小橋真由, 亀高大介, 松枝克典, 稲生祥子, 河野吉泰, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 120回・131回 97 - 97 2023年11月

高齢者の食道表在癌・早期胃癌に対する内視鏡治療の適応と問題点後期高齢表在食道癌患者に対する内視鏡治療後長期成績の検討

松枝克典, 川野誠司, 大塚基之

日本消化器病学会雑誌 120 ( 臨増大会 ) A586 - A586 2023年10月

消化管領域における希少疾患に対する内視鏡診療消化管希少疾患 gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach(GAPPS)の2家系の報告

平井亮佑, 川野誠司, 大塚基之

Gastroenterological Endoscopy 65 ( Suppl.2 ) 1906 - 1906 2023年10月

上部良性消化管疾患における最新の内視鏡診断と治療逆行性経口内視鏡的筋層切開術は術後疼痛を緩和する

里見拓也, 濱田健太, 川野誠司

Gastroenterological Endoscopy 65 ( Suppl.2 ) 1856 - 1856 2023年10月

免疫関連有害事象(irAE:immune-related adverse events)による胃炎の5例

岩室雅也, 田中健大, 平田翔一郎, 河野吉泰, 川野誠司, 河原祥朗, 大塚基之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 119回 70 - 70 2023年6月

Helicobacter pylori除菌により寛解し、長期間経過後に再発した胃MALTリンパ腫の一例

稲生祥子, 岩室雅也, 平田翔一郎, 平井亮佑, 倉岡紗樹子, 小橋真由, 岡上昇太郎, 里見拓也, 松枝克典, 濱田健太, 河野吉泰, 川野誠司, 河原祥朗, 大塚基之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 119回 71 - 71 2023年6月

上部消化管内視鏡検査時の苦痛に関する前向き観察研究

神崎洋光, 倉岡沙樹子, 里見拓也, 岡上昇太郎, 濱田健太, 河野吉泰, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 65 ( Suppl.1 ) 900 - 900 2023年4月

鎮静プロトコールに沿った、上部ESDにおける鎮静内容の検討

神尾知宏, 川野誠司, 平井亮佑, 小橋真由, 倉岡紗樹子, 岡上昇太郎, 里見拓也, 松枝克典, 稲生祥子, 河野吉泰, 濱田健太, 岩室雅也, 河原祥朗

Gastroenterological Endoscopy 65 ( Suppl.1 ) 899 - 899 2023年4月

肺高血圧確定診断に至らない三尖弁逆流圧較差(TRPG)軽度高値の意義

高木章乃夫, 竹内康人, 川野誠司

日本門脈圧亢進症学会雑誌 28 ( 3 ) 2022年

チエノピリジン服用者における胃内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の後出血リスクの検討

平井亮佑, 川野誠司, 稲生祥子, 倉岡紗樹子, 岡上昇太郎, 里見拓也, 濱田健太, 河野吉泰, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( Supplement1 ) 2022年

経過中に三重複癌を発症したPeutz-Jeghers症候群の1例

藤原敬士, 藤原敬士, 川野誠司, 山崎辰洋, 友田健, 岩室雅也, 加藤博也, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 119 ( 5 ) 2022年

胃癌と非癌粘膜の白色球状外観(white globe appearance)の差異に関する検討

岩室雅也, 田中健大, 榮浩行, 安部真, 河野吉泰, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( 1 ) 2022年

H.pylori除菌後胃癌と比較した自然除菌後胃癌の特徴

倉岡紗樹子, 川野誠司, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 119 2022年

酢酸亜鉛起因性胃粘膜傷害の1例

岩室雅也, 河野吉泰, 田中健大, 濱田健太, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌(Web) 119 ( 9 ) 2022年

当院における非乳頭部十二指腸表在性腫瘍に対する治療戦略

山崎泰史, 神崎洋光, 岡田裕之, 川野誠司, 河原祥朗

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( Supplement1 ) 2022年

若年者におけるヘリコバクターピロリ除菌治療による腸内細菌叢の変化についての検討

岡上昇太郎, 後藤和義, 倉岡紗樹子, 稲生祥子, 里見拓也, 濱田健太, 河野吉泰, 神崎洋光, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 横田憲治, 岡田裕之

日本ヘリコバクター学会学術集会プログラム・抄録集 28th 2022年

悪性腫瘍悪性リンパ腫びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫

岡田裕之, 川野誠司, 田中健大

日本臨床 80 2022年

左心耳閉鎖術前後の抗血栓療法に伴う消化管出血に関する検討

河野吉泰, 濱田健太, 安部真, 神崎洋光, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌(CD-ROM) 6 ( Supplement (CD-ROM) ) 2022年

発生学的異常小腸憩室症

川野誠司, 岡田裕之

日本臨床 80 2022年

クローン病におけるダブルバルーン内視鏡下逆行性造影の実際

井口俊博, 川野誠司, 平岡佐規子

Gastroenterological Endoscopy (Web) 64 ( 10 ) 2022年

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン内視鏡下バルーン拡張術の有効性の検討

井口俊博, 井川翔子, 安富絵里子, 岡昌平, 川野誠司, 平岡佐規子, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 5 ( Supplement ) 2021年

炎症性腸疾患患者における月経に関連する症状の変化および挙児希望に関わる検討

安富絵里子, 平岡佐規子, 青山祐樹, 井川翔子, 山本峻平, 大森正泰, 山崎泰史, 井口俊博, 衣笠秀明, 川野誠司, 原田馨太, 岡田裕之

日本高齢消化器病学会誌 24 ( 1 ) 2021年

消化管の希少疾患-診療の現状 Gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach(GAPPS)の臨床病理学的特徴

川野誠司, 赤穂宗一郎, 倉岡紗樹子, 小橋真由, 岡上昇太郎, 里見拓也, 濱田健太, 安部真, 河野吉泰, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

月刊消化器・肝臓内科 10 ( 3 ) 2021年

食道病変を有するMALTリンパ腫の1例

岡上昇太郎, 岩室雅也, 松岡賢市, 田中健大, 里見拓也, 濱田健太, 榮浩行, 安部真, 河野吉泰, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 114回 71 - 71 2020年11月

腹部内臓動脈瘤に対する血管内治療に際して発症した十二指腸潰瘍の2例

河井裕介, 岩室雅也, 岡上昇太郎, 里見拓也, 濱田健太, 安部真, 榮浩行, 河野吉泰, 山崎泰史, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 114回 73 - 73 2020年11月

女性に発症した食道扁平上皮癌の臨床病理学的特徴に関する検討

松枝真由, 川野誠司, 岡上昇太郎, 里見拓也, 岡本雄貴, 大林由佳, 濱田健太, 馬場雄己, 榮浩行, 安倍真, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 田邊俊介, 白川靖博, 藤原俊義, 田中健大, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 117 ( 臨増大会 ) A693 - A693 2020年10月

Linked Color Imaging(LCI)はH.pylori除菌前後の胃粘膜の色調変化(びまん性発赤の改善)を強調する

榮浩行, 里見拓也, 岡上昇太郎, 岡本雄貴, 大林由佳, 馬場雄己, 濱田健太, 安部真, 神崎洋光, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 62 ( Suppl.1 ) 1291 - 1291 2020年8月

胃消化管間葉系腫瘍のFDG-PET検査所見に関する解析

岡上昇太郎, 岩室雅也, 岡本雄貴, 大林由佳, 濱田健太, 馬場雄己, 榮浩行, 安部真, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之, 田中健大

日本消化器病学会雑誌 117 ( 臨増総会 ) A242 - A242 2020年7月

胃粘膜萎縮の有無と内視鏡的胃ランタン沈着様式に関する検討

岩室雅也, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 62 ( 6 ) 684 - 690 2020年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本消化器内視鏡学会

【背景・目的】内視鏡的な胃ランタン沈着様式と胃粘膜萎縮の関係を明らかにする。【方法】胃ランタン沈着症症例の内視鏡所見を後ろ向きに解析した。【結果】ヘリコバクター・ピロリ未感染の4症例のうち3例で白色病変を認め、びまん性白色病変が体部後壁と小彎に優位に分布していた。萎縮性胃炎を認める10症例のうち9例で白色病変を認めた。萎縮を伴う領域では前庭部(5例)、角部(5例)に白色病変がみられる頻度が高く、環状白色病変と顆粒状白色病変がみられた。また体部の萎縮領域にも3例で白色病変がみられ、内訳は環状1例、顆粒状1例、びまん性1例であった。胃ランタン沈着は、非萎縮粘膜では体部後壁〜小彎のびまん性白色病変として捉えられた。萎縮粘膜では、前庭部〜角部に環状白色病変または顆粒状白色病変を呈する症例が多かった。【結論】内視鏡的な胃ランタン沈着様式は萎縮の有無によって異なると考えられた。(著者抄録)

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胃神経鞘腫はPET検査で中リスク胃GISTと同程度の高集積を呈する

岡上昇太郎, 岩室雅也, 田中健大, 馬場雄己, 榮浩行, 安部真, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本内科学会雑誌 109 ( Suppl. ) 190 - 190 2020年2月

消化管悪性リンパ腫の診断における内視鏡下生検を用いたFlow Cytometry法の有用性

岩室雅也, 表静馬, 田中健大, 馬場雄己, 榮浩行, 安部真, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 4 ( Suppl. ) 314 - 314 2020年1月

胃粘膜萎縮の有無と内視鏡的胃ランタン沈着様式に関する検討

岩室雅也, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 62 ( 6 ) 2020年

食道上皮性腫瘍と診断された好酸球性食道炎の3例

大林由佳, 神崎洋光, 岡上昇太郎, 岡本雄貴, 馬場雄己, 濱田健太, 榮浩行, 安部真, 岩室雅也, 川野誠司, 田中健大, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 112回 148 - 148 2019年11月

全身性エリテマトーデス患者に発症した小腸原発悪性リンパ腫の1例

馬場雄己, 岩室雅也, 川野誠司, 安富絵里子, 岡昌平, 井口俊博, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111回 87 - 87 2019年5月

早期胃がんの内視鏡治療後にダビガトラン起因性食道炎を呈した1例

岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

内科 123 ( 3 ) 465 - 468 2019年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)南江堂

症例は78歳男性で、心房細動に対してdabigatranを内服中である。2年前に2ヶ所の胃腺腫を指摘され、以後は定期的に内視鏡検査を行い経過観察中であった。腺腫の増大を認め、生検でgroup 4と判定されたため内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行した。DabigatranはESD前日および当日のみ休薬し、ESD翌日より内服を再開した。術後経過に問題はなく、ESDの7日後に上部消化管内視鏡検査を実施したところ、中部〜下部食道にび漫性に白色の膜様物の付着を認めダビガトラン起因性食道炎と診断した。Dabigatran内服は継続し、十分な飲水量での服用と内服後30分の臥位を避けるよう指導した。また、ESD後の潰瘍底はフィブリンで被覆されており、出血や露出血管は認めなかったため、クリニカルパスに従ってESD 8日後に退院となった。

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高齢者における早期胃癌に対するESD非治癒切除症例の検討

岡本雄貴, 後藤田達洋, 濱田健太, 馬場雄己, 大林由佳, 榮浩行, 安部真, 神崎洋光, 岩室雅也, 川野誠司, 田中健大, 河原祥朗, 岡田裕之

日本高齢消化器病学会誌 21 ( 2 ) 6 - 13 2019年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(NPO)日本高齢消化器病学会

胃内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection:ESD)非治癒切除症例の治療方針決定のためのスコアリングシステム(eCura system)が報告された。75歳以上の高齢者に対して当科で施行した早期胃癌に対するESD361例のうち非治癒切除66例を対象とし、追加切除群(A群)22例と経過観察群(B群)44例の2群に分類、治療成績、長期予後を比較検討した。予後栄養指数(prognostic nutritional index:PNI)≦40は有意にB群で多く、治療成績はA群で有意に深達度SM2以深、脈管侵襲が多かった。経過観察選択の因子として多変量解析ではPNI≦40、eCura system<5点が挙げられた。長期予後は観察期間中央値49ヵ月、A群/B群の5年生存率:76/80%で原病死は認めず、PNI≦40、eCura system<5点の高齢者非治癒切除症例については経過観察も一つの選択肢となることが示唆された。(著者抄録)

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消化管神経内分泌腫瘍の臨床病理学的特徴

神崎洋光, 筑木隆雄, 岡田裕之, 岡本雄貴, 大林由佳, 馬場雄己, 濱田健太, 安部真, 後藤田達洋, 岩室雅也, 原田馨太, 川野誠司

日本消化器病学会雑誌 116 ( 臨増総会 ) A269 - A269 2019年3月

インフリキシマブにより臨床的寛解を得たにも関わらず,突然に回腸腸間膜穿通をきたしたクローン病の一例

安富絵里子, 井口俊博, 岡昌平, 平井麻美, 山崎泰史, 衣笠秀明, 高原政宏, 川野誠司, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之, 高橋一剛, 近藤善太, 田中健大

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 111th 2019年

クローン病の内視鏡スコア変化予測には血清Alb値が有用である

井口俊博, 平岡佐規子, 安富絵里子, 平井麻美, 岡昌平, 山崎泰史, 杉原雄策, 衣笠秀明, 高原政宏, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 61 ( Supplement2 ) 2019年

葛西手術後にも消化管出血を繰り返した先天性胆道閉鎖症術後の一例

石田正也, 川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 濱田健太, 馬場雄巳, 榮浩行, 後藤田達洋, 安部真, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 平岡佐規子, 岡田裕之, 河原祥朗, 楳田祐三, 八木孝仁

日本消化器病学会四国支部例会プログラム・抄録集 111th 2019年

胃型粘液形質発現を示した十二指腸腺腫内癌の1例

池田愛璃, 岩室雅也, 大林由佳, 濱田健太, 山崎泰史, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 菊地覚次, 藤原俊義, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 110回 140 - 140 2018年12月

緊急内視鏡の現状と課題 On going OGIBに対する緊急ダブルバルーン内視鏡の現状と安全な鎮静法の検討

川野誠司, 岡本雄貴, 馬場雄己, 井口俊博, 岡田裕之

日本消化器病学会中国支部例会・日本消化器内視鏡学会中国支部例会プログラム・抄録集 110回・121回 79 - 79 2018年12月

【知っておきたい十二指腸病変】十二指腸非乳頭部隆起性病変十二指腸リンパ腫の診断

岡田裕之, 田中健大, 岩室雅也, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 高田尚良, 吉野正

胃と腸 53 ( 12 ) 1587 - 1594 2018年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)医学書院

＜文献概要＞十二指腸リンパ腫は組織型によって特徴的な内視鏡像を呈する例も多い.過半数を占める濾胞性リンパ腫は,十二指腸下行脚の白色調のびまん性小顆粒状所見が特徴的であり,小腸病変も高率に併存するため,小腸内視鏡検査も施行すべきである.びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫は潰瘍型が多いが,隆起型や混在型もみられる.MALTリンパ腫はMLP(multiple lymphomatous polyposis)型,隆起型が多く,Helicobacter pylori感染陽性例では除菌により寛解に至る例も多い.マントル細胞リンパ腫は診断時既に進行期であることが多く,また,消化管にも広範囲に分布していることが多い.十二指腸ではMLP型を呈しているものが多い.

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胃・十二指腸へのランタン沈着症の特徴

岩室雅也, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.2 ) 2140 - 2140 2018年10月

非乳頭部十二指腸腺腫に対する治療戦略

神崎洋光, 山崎泰史, 菊池覚次, 西崎正彦, 岩室雅也, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 115 ( 臨増大会 ) A699 - A699 2018年10月

食道アカラシアバルーン拡張術およびHeller-Dor手術施行後の下部食道運動異常に対しPOEM(peroral endoscopic myotomy)が著効した1例

杉原雄策, 原田馨太, 加藤諒, 山内健司, 高嶋志保, 山崎泰史, 井口俊博, 高原政宏, 川野誠司, 平岡佐規子, 眞部紀明, 大塚文男, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 130 ( 2 ) 67 - 71 2018年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

症例は80歳代男性で、約60年前に嚥下障害を発症し、食道アカラシアと診断されていた。約15年前に症状が悪化し、食道アカラシアバルーン拡張術を2回施行された。一旦は症状が改善したが、5年前に再度悪化をきたし、Heller-Dor手術を施行された。症状は改善していたが、1年前より嚥下障害と嘔吐が出現した。アカラシアバルーン拡張術およびHeller-Dor手術を施行後、新たに発生した下部食道の運動異常と、それに伴う逆流が、症状再発の原因と診断し、経口内視鏡下筋層切開術(POEM)を施行した。下部食道の運動異常は消失し、バリウムの逆流も認めなかった。経過は良好で、術後4病日に退院となった。現在まで、症状の悪化や再発はきたしていない。

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その他リンク： https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J00175&link_issn=&doc_id=20180806220002&doc_link_id=10.4044%2Fjoma.130.67&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.4044%2Fjoma.130.67&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

【IBDの類縁疾患を知り、鑑別する!】8番染色体異常(trisomy 8)を伴う骨髄異形成症候群に合併する多発潰瘍性腸炎

川野誠司, 平岡佐規子, 岡田裕之

IBD Research 12 ( 2 ) 98 - 103 2018年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)先端医学社

近年8番染色体異常(trisomy 8)が関与する骨髄異形成症候群と腸管ベーチェット病(BD)様多発潰瘍の合併症例の報告が増加し、その臨床像が明らかとなってきてきている。とくに腸管病変の内視鏡画像の詳細な検討がなされるようになったきたことで通常の腸管BDとの相違点が指摘されるようになり、独自の疾患概念として認識されつつある。一方でいまだ確立された治療方針は存在せず、予後も不良なのが現状である。消化器内科医は本疾患を疑った場合、血液内科医や膠原病内科医などと協力して正確に診断し、適切な対処をおこなう必要があるとともに、今後新たな治療法についても検討していく必要がある。(著者抄録)

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On going OGIBに対する安全な緊急ダブルバルーン内視鏡止血術成功への取り組み

川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 榮浩行, 安部真, 後藤田達洋, 河野吉泰, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 686 - 686 2018年4月

非乳頭部十二指腸腫瘍に対するUnderwater EMR

山崎泰史, 神崎洋光, 川野誠司, 竹中龍太, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 60 ( Suppl.1 ) 844 - 844 2018年4月

食道顆粒細胞腫と食道平滑筋腫の診断における超音波内視鏡検査の有用性

岩室雅也, 田中健大, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化器病学会雑誌 115 ( 臨増総会 ) A322 - A322 2018年3月

超高齢者の早期胃癌に対するESDの安全性と有効性に関する検討

後藤田達洋, 川野誠司, 岡本雄貴, 馬場雄己, 大林由佳, 安部真, 河野吉泰, 神崎洋光, 岩室雅也, 田中健大, 河原祥朗, 岡田裕之

日本高齢消化器病学会誌 20 ( 2 ) 57 - 63 2018年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(NPO)日本高齢消化器病学会

高齢化社会の進展とともに85歳以上の超高齢者に対し胃ESDを行う機会が増加している。2009年9月から2016年6月に75歳以上の高齢者に対して当科でESDを施行した早期胃癌340例を対象とし、高齢者群(75歳以上85歳未満)、超高齢者群(85歳以上)の2群に分類し、両群における安全性と有効性を比較検討した。併存疾患、麻酔関連合併症発生率、偶発症発生率において両群間に有意差は認めず、85歳以上の超高齢者においてもESDの安全性が示唆された。病理組織学的な根治性評価および3年生存率において有意差はなく、ESDの有効性に関して超高齢者においても良好な成績が得られていた。胃ESDは超高齢者においても高齢者と同等の安全性、有効性が期待される。(著者抄録)

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非乳頭部十二指腸腫瘍に対する浸水下内視鏡治療

山崎泰史, 神崎洋光, 川野誠司, 竹中龍太, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化管学会雑誌 2 ( Suppl. ) 213 - 213 2018年2月

適応拡大前後における院内紹介例からみた小腸カプセル内視鏡施行内容の検討- 院内への啓発活動にむけて-

川野誠司, 岩室雅也, 井口俊博, 杉原雄策, 原田馨太, 平岡佐規子, 岡田裕之

岡山医学会雑誌 130 ( 3 ) 2018年

On going OGIBに対する安全な緊急ダブルバルーン内視鏡止血術成功への取り組み

川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 榮浩行, 安部真, 後藤田達洋, 河野吉泰, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 河原祥朗, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 60 ( Supplement1 ) 2018年

肝移植後も消化管出血を繰り返した先天性胆道閉鎖症の一例

石田正也, 川野誠司, 岡本雄貴, 大林由佳, 濱田健太, 馬場雄己, 榮浩行, 後藤田達洋, 安部真, 井口俊博, 神崎洋光, 岩室雅也, 平岡佐規子, 岡田裕之, 河原祥朗, 楳田祐三, 八木孝仁

日本消化器病学会中国支部例会プログラム・抄録集 110th 2018年

早期胃癌に対するLCI(linked color image)とAIM色素を併用した画像強調内視鏡(IEE)の有用性

河原祥朗, 神崎洋光, 河野吉泰, 後藤田達洋, 岩室雅也, 榮浩行, 大林由佳, 馬場雄己, 川野誠司, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 59 ( Suppl.2 ) 2132 - 2132 2017年9月

小腸浸潤によるイレウスを契機に診断された急性骨髄性白血病(M4Eo)の1例

住居優一, 新谷大悟, 近藤英生, 川野誠司, 谷口恒平, 白石雄太郎, 池内一廣, 山本宜和, 塩手康弘, 山本和彦, 今城健二

臨床血液 58 ( 5 ) 545 - 545 2017年5月

当院における小児消化器内視鏡の現状と偶発症

尾山貴徳, 野田卓男, 谷守通, 納所洋, 谷本光隆, 川野誠司, 原田馨太, 加藤博也, 岡田裕之

日本小児外科学会雑誌 53 ( 3 ) 782 - 782 2017年5月

A Nationwide Multicenter Study on Adverse Events Associated With a Patency Capsule: Additional Survey for the Japanese Association for Capsule Endoscopy-Oriented Appropriate Use Survey for Patency Capsule (J-Pop) Study

Teppei Omori, Kenji Watanabe, Naoki Ohmiya, Fumihito Hirai, Masanao Nakamura, Takashi Kagaya, Shiro Oka, Keiji Ozeki, Seiji Kawano, Kazeo Ninomiya, Konosuke Nakaji, Masaki Iimuro, Osamu Handa, Daisuke Tokuhara, Tamotsu Sagawa, Takahiro Wakamatsu, Shingo Kato, Akihiro Araki, Yuji Koike, Shinichi Hashimoto, Tomohiko Mannami, Shingo Higaki, Mari Hayashida, Yukinori Sameshima, Daisuke Hasegawa, Katsutoshi Tokushige, Toshiyuki Matsui

GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 85 ( 5 ) AB294 - AB294 2017年5月

胃・十二指腸粘膜へのランタン沈着症における内視鏡像の検討

岩室雅也, 岩室雅也, 神崎洋光, 川野誠司, 河原祥朗, 田中健大, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( 6 ) 2017年

クローン病小腸狭窄病変に対するダブルバルーン小腸内視鏡逆行性造影の有用性の検討

岡崎倫子, 井口俊博, 平岡佐規子, 竹井大介, 高嶋志保, 原田馨太, 川野誠司, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy (Web) 59 ( Supplement1 ) 2017年

適応拡大前後の院内紹介例からみた小腸カプセル内視鏡啓蒙の必要性

川野誠司, 井口俊博, 岡田裕之

Gastroenterological Endoscopy 58 ( Suppl.2 ) 1947 - 1947 2016年10月

肝移植と門脈圧亢進症肝移植予定患者における門脈圧亢進症性小腸炎の検討前向きコホート研究の結果から

川野誠司, 高木章乃夫, 安中哲也, 楳田祐三, 八木孝仁, 岡田裕之

日本門脈圧亢進症学会雑誌 22 ( 3 ) 101 - 101 2016年8月

Current Status of Treatment Strategy for Sporadic Non-Ampullary Duodenal Adenoma: Japanese Multicenter Retrospective Observation Trial

Hiromitsu Kanzaki, Hiroyuki Sakae, Tatsuhiro Gotoda, Yoshiyasu Kono, Kou Miura, Masaya Iwamuro, Masahide Kita, Seiji Kawano, Yoshiro Kawahara, Hiroyuki Okada

GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 83 ( 5 ) AB324 - AB324 2016年5月

Efficacy for the Recognition of Early Gastric Cancer Using Linked Color Imaging (LCI), the Novel Image Enhanced Endoscopy in Terms of the Value of Color Difference

Hiromitsu Kanzaki, Yoshiro Kawahara, Hiroyuki Sakae, Tatsuhiro Gotoda, Yoshiyasu Kono, Kou Miura, Masaya Iwamuro, Masahide Kita, Seiji Kawano, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S889 - S890 2016年4月

Fecal Immunochemical Test Versus Fecal Calprotectin for Prediction of Mucosal Healing in Crohn's Disease

Toshihiro Inokuchi, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Asuka Nakarai, Yuusaku Sugihara, Masahiro Takahara, Keita Harada, Seiji Kawano, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S991 - S991 2016年4月

Oxidative Stress Controlling Agents Are Effective for NSAIDs-Induced Small Intestinal Injuries

Yoshiyasu Kono, Akinobu Takaki, Seiji Kawano, Hiroyuki Okada

GASTROENTEROLOGY 150 ( 4 ) S693 - S693 2016年4月

Overt on going OGIBに対する緊急小腸内視鏡施行例の検討

川野誠司, 井口俊博, 河野吉泰, 三浦公, 神崎洋光, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 河原祥朗, 岡田裕之

日本消化管学会総会学術集会プログラム・抄録集 12th 2016年

クローン病小腸狭窄病変に対する小腸内視鏡下バルーン拡張術の有効性の検討

井口俊博, 川野誠司, 平岡佐規子, 高嶋志保, 河野吉泰, 竹井大介, 半井明日香, 杉原雄策, 原田馨太, 岡田裕之, 岡田裕之

日本消化管学会総会学術集会プログラム・抄録集 12th 2016年

原発性小腸癌34例の治療成績

秋元悠, 那須淳一郎, 岩室雅也, 神崎洋光, 堤康一郎, 喜多雅英, 川野誠司, 原田馨太, 加藤博也, 平岡佐規子, 河原祥朗, 八木孝仁, 大塚文男, 岡田裕之

日本病院総合診療医学会雑誌 9 ( 1 ) 23 - 29 2015年10月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本病院総合診療医学会

当院の原発性小腸癌患者34例の治療成績を解析した。原発部位は十二指腸29例、空腸3例、回腸1例、空腸または回腸1例、臨床病期はStage I 11例、Stage II 5例、Stage III 6例、Stage IV 12例。治療内容は、Stage Iでは内視鏡的切除5例と手術6例、Stage II/Stage IIIでは全例手術、Stage IVでは化学療法のみが3例、化学療法+原発巣切除が3例、原発巣切除+転移巣切除が4例、緩和治療が2例で、5年生存率はStage I/IIが80%、Stage IIIが33%、Stage IVが39%であった。(著者抄録)

CiNii Article

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【消化管原発悪性リンパ腫】濾胞性リンパ腫の長期経過

岡田裕之, 岩室雅也, 高田尚良, 田中健大, 近藤英生, 河原祥朗, 川野誠司, 喜多雅英, 神崎洋光, 吉野正

消化器内視鏡 27 ( 5 ) 804 - 810 2015年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)東京医学社

消化管濾胞性リンパ腫の治療への奏効率は高い。再燃も比較的高率に認められるが長期予後が得られている。watch and wait例も相当数認められ、一部は増悪しているが生存率への影響は少ない。本邦における多施設共同研究では、Lugano臨床病期stage I、II1 125例において、経過観察期間中央値40ヵ月(6〜148ヵ月)で原病死例はなく、6例(5%)が増悪した(初期治療:watch and wait 3例、rituximabを含んだ多剤併用化学療法2例、rituximab単独1例)。5年全生存率および無増悪生存率は100%および93%であった。生命予後を規定するのは、びまん性大細胞型リンパ腫への転化であり、転化率は10〜17%/5年、転化後の全生存率は中央値1.2〜4年と報告されている。限局期例が多い消化管濾胞性リンパ腫での検討は、いまだ不十分である。(著者抄録)

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Fecal Immunochemical Test Versus Fecal Calprotectin for Prediction of Mucosal Healing in Crohn's Disease

Toshihiro Inokuchi, Jun Kato, Sakiko Hiraoka, Shiho Takashima, Daisuke Takei, Asuka Nakarai, Yuusaku Sugihara, Seiji Kawano, Keita Harada, Hiroyuki Okada, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 148 ( 4 ) S451 - S451 2015年4月

【小腸粘膜傷害の診断と治療の最前線】小腸粘膜傷害の診断に対する小腸内視鏡の有用性と限界

川野誠司, 岡田裕之, 井口俊博, 秋田光洋, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 那須淳一郎, 河原祥朗, 山本和秀

消化管の臨床 19 17 - 21 2014年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：うず潮フォーラム事務局

小腸粘膜傷害を認めた非腫瘍性疾患のうち、慢性疾患を中心に内視鏡像から(1)縦走潰瘍、(2)小病変(びらん、アフタ)、(3)輪状潰瘍に分類し、小腸内視鏡の有用性と限界について検討した。クローン病とNSAIDs起因性小腸粘膜傷害は、(1)〜(3)すべての像を呈する場合があり、常に鑑別診断として念頭に置いておく必要がある。一方で、輪状潰瘍を呈する疾患では確定診断不能な症例を経験した。今後、このような症例を重ねて検討を追加していくと同時に、各疾患の病態や治療についてもさらなる検討を必要とすると考えられた。(著者抄録)

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Stage I and II Follicular Lymphoma With Gastrointestinal Involvement: Long-Term Follow-up of No Initial Therapy

Hiroyuki Okada, Katsuyoshi Takata, Yoshiro Kawahara, Junichiro Nasu, Seiji Kawano, Masahide Kita, Takao Tsuzuki, Minoru Matubara, Keisuke Hori, Hiromitu Kanzaki, Sayo Kobayashi, Tadashi Yoshino, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 144 ( 5 ) S761 - S762 2013年5月

内視鏡検査にて診断された小腸原発悪性リンパ腫の検討

川野誠司, 岡田裕之, 井口俊博, 秋田光洋, 喜多雅英, 原田馨太, 平岡佐規子, 那須淳一郎, 河原祥朗, 吉野正, 山本和秀

日本消化器病学会雑誌 110 2013年

Efficacy and Long-Term Follow-up of Helicobacter pylori Eradication Therapy and Radiation Therapy as a Secondary Treatment for Localized Gastric Mucosa-Associated Lymphoid Tissue Lymphoma

Hiroyuki Okada, Yoshiro Kawahara, Junichiro Nasu, Seiji Kawano, Takao Tsuzuki, Masahide Kita, Minoru Matubara, Keisuke Hori, Sayo Kobayashi, Daisuke Kawai, Takehiro Tanaka, Tadashi Yoshino, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 142 ( 5 ) S215 - S215 2012年5月

Stage I and II Follicular Lymphoma With Gastrointestinal Involvement: Long-Term Follow-up of No Initial Therapy

Hiroyuki Okada, Katsuyoshi Takata, Yoshiro Kawahara, Masahumi Inoue, Seiji Kawano, Takao Tsuzuki, Masahide Kita, Keisuke Hori, Daisuke Kawai, Sayo Kobayashi, Junichiro Nasu, Tadashi Yoshino, Kazuhide Yamamoto

GASTROENTEROLOGY 140 ( 5 ) S874 - S874 2011年5月

内視鏡上はDieulafoy潰瘍の形態を呈した空腸AVMの1例

吉野杏奈, 竹本浩二, 川野誠司, 井口俊博, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

消化管の臨床 15 91 - 94 2010年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：うず潮フォーラム事務局

症例は18歳、男性。3歳の頃に黒色便がみられたが、自然に軽快したために経過観察となった。2008年10月3日より黒色便、ふらつきを認めたために近医受診した。血液検査上Hb5.3g/dLと著明な貧血を認めたために当院紹介受診となった。上部消化管出血を疑い、同日に緊急上部消化管内視鏡検査を施行したが、出血源は認めなかった。翌日に経口的ダブルバルーン小腸内視鏡検査(double balloon endoscopy:DBE)を施行したところ、Treitz靱帯より約30cmの上部空腸に拍動性の出血を有する露出血管を認め、Dieulafoy潰瘍と診断し、クリップにて止血術を施行した。止血術後は再出血を来すことなく推移している。その後に行った腹部血管造影では、上腸間膜動脈の空腸枝にAVシャントを介して門脈系に還流する拡張した血管を認め、arteriovenous malformation(AVM)と診断した。今回我々は、内視鏡上はDieulafoy潰瘍の形態を呈した空腸AVMからの出血と診断した1例を経験したので報告する。(著者抄録)

J-GLOBAL

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術後再建腸管を有する胆道疾患症例におけるダブルバルーン内視鏡の使用経験

川野誠司, 石田悦嗣, 河本博文, 原田亮, 加藤博也, 平尾謙, 水野修, 小川恒由, 山本和秀

胆道 23 ( 5 ) 734 - 739 2009年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：日本胆道学会

従来は内視鏡治療が困難とされていた術後再建腸管を有する胆道疾患症例でダブルバルーン内視鏡を用いた治療を経験し、その有用性と問題点について検討した。対象は2008年1月から2008年9月までに当科に入院した術後再建腸管を有する胆道疾患5症例で再建方式はRoux-en-Y 3例、Billroth II法2例であった。スコープはフジノン社製EC450-BI5を使用し、内視鏡挿入とERCPでそれぞれに精通した術者が交代して行った。5症例すべてにおいて処置可能であり、重篤な偶発症は認めなかった。術後の観察期間は平均8ヵ月と短いが、胆管炎の再燃などは現在まで認めていない。術後再建腸管を有する胆道疾患症例においてダブルバルーン内視鏡を用いた検査処置は安全かつ有用であることが示唆された。(著者抄録)

CiNii Article

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ダブルバルーン小腸内視鏡にて止血し得た空腸Dieulafoy潰瘍の1例

竹本浩二, 川野誠司, 吉野杏奈, 井口俊博, 関博之, 友田健, 窪田淳一, 三好健司, 今川敦, 谷口英明, 平良明彦, 柘野浩史, 藤木茂篤

Gastroenterological Endoscopy 51 ( Suppl.1 ) 878 - 878 2009年4月

Efficacy and long-term outcome of radiation therapy for gastric mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma

Hiroyuki Okada, Yoshiro Kawahara, Ryuta Takenaka, Satoru Yagi, Seiji Kawano, Masafumi Inoue, Daisuke Tanioka, Takao Tuzuki, Keisuke Hori, Mitsuhiro Takemoto, Kouichi Ichimura, Tadashi Yoshino

GASTROENTEROLOGY 132 ( 4 ) A640 - A640 2007年4月

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