共同研究・競争的資金等の研究 - 篠原 陽子
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職業科学者コミュニティの価値と面白さを擬似体験できる科学探究ゲームの原理の開発
研究課題/領域番号:24K0641306 2024年04月 - 2028年03月
科学研究費-文科省(基金) 基盤研究(C)
担当区分:研究分担者
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職業科学者コミュニティの価値と面白さを擬似体験できる科学探究ゲームの原理の開発
研究課題/領域番号:24K06413 2024年04月 - 2028年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
稲田 佳彦, 篠原 陽子, 中川 征樹, 李 キョンウォン, 清田 哲男
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
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持続可能な衣生活の構築にかかわる実践的研究
研究課題/領域番号:21K02604 2021年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
篠原 陽子
配分額:910000円 ( 直接経費:700000円 、 間接経費:210000円 )
本研究は,持続可能な衣生活を構築するために,被服学(家政学)の視点から,生活者の衣生活と関連する持続可能な開発目標(SDGs)を整理し,衣生活における今日的課題の解決をめざすとともに,その成果をもとに,子どもたちの持続可能な生活を実現するために,小・中・高等学校家庭科衣生活領域のESD教育内容を開発する実践的研究である.本研究は次の4段階で進める.1. 生活者の衣生活(被服行動)にかかわる持続可能な開発目標(SDGs)を整理する.2. 1を基に持続可能な衣生活の実践に向けた衣生活管理シートを開発・実践する.3. 1,2を踏まえた小中高等学校家庭科衣生活領域のESD教育内容を開発する.4. 研究全体を総括し,課題や限界を整理する.
研究初年度の2021年度は,研究計画に従い,①被服学の国内外の学術書・学術雑誌,関連する資料を調査・収集した.②収集した資料を整理し,質的データ分析の手法によりまとめた.③関連する研究動向を把握するために日本教科教育学会第47大会(オンライン開催)に参加して資料を収集すると共に,ここまでの成果「持続可能な衣生活における被服管理―洗濯にかかわる環境負荷認識とAHPによる洗剤の選定―」を発表した.また,SDGsを達成するためのESDについて,家庭科と他の教科との架橋の在り方について考察し,「学びを広げる教科の架け橋 教科架橋型教科教育実践学の構築 第8章 家政教育の視点から見た教科架橋型教科教育実践学」兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科共同研究プロジェクト(W)研究グループ,九州大学出版会(2021年)を分担執筆した.初年度の研究により,家庭科におけるSDGs・ESDについて基礎データを蓄積することができた. -
米国環境教育スタンダードを基盤とするESDを視点とした家庭科カリキュラム開発研究
研究課題/領域番号:17K04788 2017年04月 - 2022年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
佐藤 園, 篠原 陽子
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
本研究は、我が国の教育改革で学校・教科教育に求められたカリキュラム編成・授業構成の課題を解決する示唆を得るために、①環境教育先進国と言われる米国で開発された環境教育・ESDのプログラム・指導資料等の収集・分析から、我が国の家庭科に導入可能な方法論を析出し、②その方法論に基づき、米国環境教育Standardsを基盤とした系統性・体系と我が国の新学習指導要領に示された教育内容との整合性を持つ「衣生活学習のカリキュラムと教授書による授業」を開発し、③小・中・高等学校の家庭科授業実践による有効性の検証を通して、④家庭科独自の見方・考え方の獲得を目指す「ESDを視点とした小・中・高等学校家庭科衣生活学習のカリキュラム・授業」開発とその方法論の探求を目的とする。
研究3年目となる本年度は、計画に従い、平成29・30年度の研究成果を2020年8月に米国で開催される国際家政学会で発表するための要旨作成・エントリーを行い、採択された。また、平成24~28年度科学研究費を得て開発した大学の教養教育科目「ESDを視点とした授業科目(生活と環境)」の成果を、岡山大学で開催されたESD国際会議でポスター発表した。さらに、これまで科学研究費を得て行ってきた家庭科教育内容開発研究に関して、愛知県で開催された第2回教科教育国際会議でシンポジストとして報告した。
昨年度開発した小学校の授業を、2020年3月に岡山県の公立小学校で実践する計画であったが、新型コロナウイルスによる休校措置により、授業を行うことができなかった。また、3月にドイツで開催予定であった国際家政学会リーダーズミーティングに参加し、研究に必要な資料等を収集する予定にしていたが、新型コロナウイルスにより海外渡航が難しく、参加を見送った。 -
研究課題/領域番号:15K04438 2015年04月 - 2020年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
篠原 陽子
配分額:1170000円 ( 直接経費:900000円 、 間接経費:270000円 )
(1) 持続発展教育(ESD)家庭科衣生活領域教育内容開発研究:衣生活と環境との関わりを明らかにし,「水環境の理解と環境に配慮した衣生活」と「環境や気候変化の理解と環境に配慮した衣生活」に関する教育内容開発を行った.持続性,科学的な視点をもった意思決定が可能となる教育内容を提案することができた.
(2) SDGs と被服学:衣生活における現代的課題として,持続可能な衣生活創造のために,生活者にLCAの考え方が必要と考え,LCIワークシートを開発し学生を対象に実施した.学生は自らの衣生活管理の必要性を自覚するとともに,LCIの必要性を認識した.生活者の衣生活に対するLCAの有効性が確認された. -
米国スタンダードの分析によるESDを視点とした家庭科環境教育に関する教育内容開発
研究課題/領域番号:24531132 2012年04月 - 2017年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
佐藤 園, 越宗 久美子, 尾崎 史紗, 松本 佳子, 原田 省吾, 平田 美智子, 信清 亜希子, 仁紫 紘子, 渡部 友紀子, 須山 幸洋, 小島 恵, 篠原 陽子
配分額:5200000円 ( 直接経費:4000000円 、 間接経費:1200000円 )
本研究は、環境先進国と言われる米国で、1980年以降、若者の学力低下を克服するために行われた教育改革の中で開発された環境教育と家庭科のNational Standardsと、それに基づき作成された各州の多様なCurriculum Standardsの収集・分析を通して、環境教育に一貫した体系性を与え、その中での家庭科の環境教育の内容・実践の位置づけを構築するための理論の探求とそれを具現化するESDを視点とする家庭科の教育内容・授業開発を行った。
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家庭科における持続可能な衣生活と水環境を基軸にしたESDの授業開発
研究課題/領域番号:23730835 2011年 - 2012年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
篠原 陽子
配分額:910000円 ( 直接経費:700000円 、 間接経費:210000円 )
中学校,高等学校家庭科における持続可能な衣生活について,水環境を基軸にして考えるESDの授業を開発した.授業では,実態データによる環境負荷の把握,洗剤の使用量の意味を科学的に理解するとともに,生徒が自分の生活行為である「洗濯」が水環境に与える影響を客観的に認識する.資源・環境に配慮した生活が必要であることを科学的に理解するための教育内容を構成した.授業実践ならびにその検証が今後の課題である.
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生活排水中の界面活性剤の除去に関する教材開発
2005年 - 2006年
科学研究費補助金
資金種別:競争的資金
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非イオン界面活性剤の簡易定量法の開発と除去に関する研究
2004年 - 2005年
その他の研究制度
資金種別:競争的資金
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感性品質に対する評定の個人差の分析
研究課題/領域番号:12680108 2000年 - 2001年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
藤原 康晴, 篠原 陽子, 福井 典代
配分額:1500000円 ( 直接経費:1500000円 )
衣服の感性品質のうち,フィット感を取りあげ,その評定の個人差を分析した.衣服のフィット感には,着用状態での衣服のゆとり量,つまり,衣服の仕上げ寸法と着用者の身体寸法の差が大きく影響する.本研究では,1)既製服の仕上げ寸法の実態,2)いくつかの上衣を対象にフィットすると判定されるサイズのバスト部のゆとり量の算出,3)デザインによる上衣のバスト部の仕上げ寸法の見え方の違いを測定することによってフィット感の個人差を検討した.まず,市販されている既製服のバスト部の仕上げ寸法の実態をフィット性を必要とするサイズ表示9ARおよびフィット性を必要としないサイズ表示Mの衣服それぞれ3種について調査した.その結果,特に,後者に該当する衣服については,バスト部の仕上げ寸法がメーカーによって大きく異なっていた.次に,デザインが同じでサイズのみ異なる衣服を女子学生に試着してもらい,フィットすると判定されたサイズの衣服のバスト部のゆとり量をいくつかの服種別に測定した.その結果,フィット性を必要とするブラウス,プルオーバーの平均値はそれぞれ7.3cm,2.4cm,フィット性を必要としないセーター,トレーナー,ポロシャツの平均値はそれぞれ-11.9cm,32.0cm,8.9cmであった.これらの衣服についてのゆとり量を個人別に分析したところ,ゆとり量の比較的大きなサイズを選定する者と,逆に小さなサイズを選定する者があることがわかった.
以上に述べたように,既製服の仕上げ寸法には,かなり大きなバリエーションがあり,また,着用者によってフィットすると判定されるゆとり量が異なっている.しかし,消費者のなかには,メーカーによって仕上げ寸法が異なるというごく当たり前のことに不満を持っている者が相当数あることがわかっている.これらの実態から,既製服のサイズ選定に関する消費者教育の必要性を痛感し,その教材作成への取組を計画している. -
学校教育現場で活用できる実験教材の開発
資金種別:競争的資金