研究者詳細 - 藤森　和博

最適な基本波負荷を持つ第2高調波出力発振器

中根貴史, 佐薙稔, 高橋伸悟, 亀井龍, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 105 ( 60 ) 43 - 48 2005年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

ミリ波のような高い周波数において高出力を得るために第2高調波出力発振器の最適な基本波負荷インピーダンスについて検討した。まず、周波数2逓倍器において、用いたFETの近似された等価回路モデルと作製した逓倍器の特性測定により、第2高調波出力が最大となる基本波負荷リアクタンスを求めた。次に、基本波発振周波数が6GHzである第2高調波出力発振器において、基本波負荷インピーダンスの虚部を同じFETを用いる逓倍器の最適値と等しくすることで、27mWの高調波出力及び26%のドレーン効率を得た。

高アイソレーションなマイクロストリップ線路プローブ対を持つ進行波型導波管電力分割/合成器

田中恵祐, 佐薙稔, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 105 ( 60 ) 37 - 42 2005年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

マイクロストリップ線路プローブ対を持つ進行波型導波管電力分割/合成器について検討した。導波管に挿入したマイクロストリップ線路プローブと導波管の短い絞り部とからなり、広帯域な特性を持つ分割/合成ユニットを縦続接続することにより、分割/合成器を構成する。ユニット中の対となる分岐ポート間のアイソレーションは分岐マイクロストリップ線路を近づけ、チップ抵抗で接続することで高くできる。X帯での実験により、試作した4分割/合成器が広帯域な分割特性と分岐ポート間の高いアイソレーションを持つことを示した。

C-2-55 マイクロストリップ線路プローブを用いた進行波型導波管電力分割/合成器(C-2. マイクロ波B(受動デバイス), エレクトロニクス1)

田中恵祐, 佐薙稔, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会総合大会講演論文集 2005 ( 1 ) 88 - 88 2005年3月

C-2-54 高さの低いラジアル線路を用いた広帯域な多分岐電力分割器(C-2. マイクロ波B(受動デバイス), エレクトロニクス1)

江國純範, 佐薙稔, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会総合大会講演論文集 2005 ( 1 ) 87 - 87 2005年3月

FDTD法における無限地板上アンテナの放射パターン計算法の検討

藤森和博, 道下尚文, 新井宏之

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 104 ( 560 ) 53 - 58 2005年1月

誘電体内に素子を装荷した軸対称型ファブリペロー多素子発振器

佐薙稔, 沖哲也, 中西信人, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会論文誌 2005年

第2高調波発生に適した基本波インピーダンスを持つ発振器

中根貴史, 佐薙稔, 亀井龍, 藤森和博, 野木茂次

2005信学総大, 講演論文集エレクトロニクス, Mar. 1 49 - 49 2005年

小電力受電レクテナ用整流回路のFDTD解析

鳥丸雄祐, 藤森和博, 佐薙稔, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 104 ( 283 ) 5 - 10 2004年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

本稿では,FDTD法を用いてショットキーダイオードを実装したマイクロ波帯小電力受電レクテナ用整流回路の解析を行い,電圧波形および電流分布により高い高周波-直流(RF-DC)変換効率を得るためのパラメータについて検討を行っている.さらに,FDTD法によって得られた結果を負荷抵抗電圧の測定値と比較することにより本解析の有効性を確認している.

十字型切込みによる円偏波パッチアンテナの小型化

坂本秀一, 藤森和博, 佐薙稔, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス 104 ( 212 ) 87 - 92 2004年7月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

本報告では,十字型切込みを装荷した円偏波用パッチアンテナの小型化について論じている.測定結果と解析結果を比較することで,解析モデルおよび解析方法として採用したFDTD法の妥当性を評価し,FDTD法を用いてパッチアンテナに装荷したノッチおよび十字型切込みの長さによるアンテナの小型化について定量的に検討を行っている.結果として,長さ12mmのノッチを装荷した場合には約60%,長さ12mmの十字型切込みを層化した場合には約50%の大きさに小型化できることを示している.さらに,ノッチや十字型切込みを装荷することにより高次モードの共振が現れ,この共振が装荷したノッチ,十字型切込みが励振され発生することを明らかにしている.

同軸-コニカル-ラジアル線路変換部を持つ広帯域な電力分割/合成器

江國純範, 佐薙稔, 田中恵祐, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 104 ( 46 ) 65 - 71 2004年5月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

マイクロ波高出力個体増幅器を実現する方法の1つとして電力分割-合成系があるが、これに必要となる広帯域かつ低損失な特性を持つ電力分割/合成器として、同軸-コニカル-ラジアル線路変換部を持つ円筒形電力分割/合成器について検討した。分割/合成器は同軸-コニカル-ラジアル変換部を持つ中心部と、ラジアル線路中に同軸プローブを挿入した周辺部からなる。中心部と周辺部を電磁界シミュレータを用いて個別に広帯域設計し、それらを接続して分割/合成器を構成する。設計した12分割/合成器を製作し、反射が-20dB以下となる比帯域が68.9%という広帯域な特性を実現した。

GaAsFETを用いたマイクロ波帯低雑音増幅器のFDTD解析

C-2-65 マイクロストリップ線路プローブを用いた進行波型電力分割器(C-2.マイクロ波B(受動デバイス))

佐薙稔, 江國純範, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会総合大会講演論文集 2004 ( 1 ) 100 - 100 2004年3月

SBC-1-9 小電力受電レクテナ用整流回路の高効率化(SBC-1.宇宙太陽発電所とマイクロ波電力伝送)

植田雄祐, 藤森和博, 野木茂次, 佐薙稔

電子情報通信学会総合大会講演論文集 2004 ( 1 ) "S - 17"-"S-18" 2004年3月

C-2-66 同軸-コニカル-ラジアル線路変換部を持つ多分岐電力分割器の広帯域設計(C-2.マイクロ波B(受動デバイス))

江國純範, 佐薙稔, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会総合大会講演論文集 2004 ( 1 ) 101 - 101 2004年3月

第2高調波を放射する能動フェーズドアレーアンテナ

佐薙稔, 矢野健治, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会論文誌 2004年

B-1-199 プレスヘリカルアンテナの FDTD 解析

森本晋也, 藤森和博, 野木茂次, 佐薙稔, 山林正明

電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2003 ( 1 ) 199 - 199 2003年9月

鳥丸雄祐, 藤森和博, 野木茂次

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 102 ( 579 ) 49 - 54 2003年1月

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会

本報告では,FDTD法と回線シュミレーションを直接結合させる計算方法に着目し,GaAsFETを用いたマイクロ波帯低雑音増幅器の特性および計算方法について検討を行っている.FDTD法によって得られた解析結果を回路シュミレータによる解析結果および測定結果と比較することで,本計算方法の有効性を確認している.また,FDTD法での緑流バイアスの印加方法,Sパラメータを得るための計算手順について検討を行っている.

Broadband Conical-Radial Line Power Divider Incorporating Coaxial Branch Probes

M.Sanagi, T.Hayashi, K.Fujimori, S.Nogi

Asia-Pacific Microwave Conference Proc. 2003年

Propagation characteristics in tunnels including base station antenna

K Fujimori, H Arai

ELECTRONICS AND COMMUNICATIONS IN JAPAN PART I-COMMUNICATIONS 84 ( 4 ) 1 - 10 2001年

記述言語：英語出版者・発行元：SCRIPTA TECHNICA-JOHN WILEY & SONS

The measured results and the results of analysis by the ray tracing method in a real tunnel are compared. The propagation characteristics considering the radiation pattern of an antenna placed inside the tunnel are estimated. By comparison of the measured and analyzed results, the effectiveness and validity of the ray tracing method are shown. The propagation loss and fading in the tunnel are discussed. Further, the propagation characteristic is estimated by considering the radiation pattern of the base station antenna for the tunnel booster system. The analysis demonstrates that the dual radiation pattern is effective for the base station antenna. The variation of the covered area when the radiation pattern is varied is studied. (C) 2000 Scripta Technica.

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