2024/12/02 更新

写真a

フカヤ ユリ
深谷 優梨
FUKAYA Yuri
所属
環境生命自然科学学域 助教
職名
助教
外部リンク

研究分野

  • 自然科学一般 / 磁性、超伝導、強相関系  / 超伝導理論

経歴

  • 岡山大学   大学院環境生命科学研究科   助教

    2024年4月 - 現在

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • University of Salerno   Postdoctoral Fellow

    2021年6月 - 2024年3月

      詳細を見る

    国名:イタリア共和国

    researchmap

  • 京都大学   基礎物理学研究所   特定研究員

    2021年4月 - 2021年5月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 名古屋大学   大学院工学研究科応用物理学専攻   日本学術振興会特別研究員PD

    2020年4月 - 2021年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 名古屋大学   大学院工学研究科応用物理学専攻   日本学術振興会特別研究員DC2

    2019年4月 - 2020年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

 

論文

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究

  • 空間反転対称性のない多軌道系における異軌道間電子対によるトポロジカル超伝導の理論

    研究課題/領域番号:19J11865  2019年04月 - 2021年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    深谷 優梨

      詳細を見る

    配分額:1700000円 ( 直接経費:1700000円 )

    当年度に行った研究は、空間反転対称性の破れた3軌道模型/スピン1重項・s波超伝導体接合におけるJosephson電流を理論的に計算したことである。3軌道模型において、スピン軌道相互作用及び空間反転対称性の破れによって異軌道間で電子対を形成することが可能であり、そのペアがスピン3重項状態のトポロジカル超伝導状態となる「異軌道間トポロジカル超伝導」を考える。Josephson電流は、一般にフーリエ級数展開で記述される。今回の研究では、超伝導ペアが時間反転対称性を破っていないため、Josephson電流はsin項のみで記述される。また、超伝導ペアのスピン状態が同じであればsinの第1次の項が有限となるが、異なるとsinの第1次項はゼロとなる。本研究では、スピン軌道相互作用によって3軌道模型においてスピン1重項状態であるペア振幅が誘起されるため、(100)接合におけるJosephson電流はsinの第1次項から記述される。この(100)方向のJosephson電流は、多軌道の効果によって、3軌道模型側の化学ポテンシャルが増大するとsinの第1次の項の符号が変化することが明らかになった。その一方で、(110)方向のJosephson電流はスピン1重項のペア振幅の異方性によって、sinの第1次項がゼロとなることを明らかにした。
    本研究の最後に、最大Jospehosn電流の温度依存性を計算した。3軌道模型において、ゼロエネルギー表面状態があれば、最大Josephson電流は低温で増大する。
    本研究はPhysical Review Bに出版済みである。

    researchmap

 

担当授業科目

  • プログラミング (2024年度) 3・4学期  - 水1~2

  • プログラミング (2024年度) 3・4学期  - 水1~2

  • プログラミング1 (2024年度) 第3学期  - 水1~2

  • プログラミング2 (2024年度) 第4学期  - 水1~2

  • 工学基礎実験実習 (2024年度) 1・2学期  - 火5~8

  • 特別研究 (2024年度) その他  - その他

  • 表現技法1(電気電子系) (2024年度) 前期  - その他

  • 表現技法2(電気電子系) (2024年度) 後期  - その他

▼全件表示