共同研究・競争的資金等の研究 - 井上 良太
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非接触給電システムに適した大容量リッツ線材における導体構造の提案
2025年04月 - 2028年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
担当区分:研究代表者
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伝導冷却超電導コイルを用いた電気自動車向け大容量非接触給電システムの開発
2024年06月 - 2025年02月
特別電源所在県科学技術振興事業における大学等委託研究事業 特別電源所在県科学技術振興事業補助事業
金 錫範, 植田 浩史, 井上 良太
担当区分:研究分担者
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高温超電導線材を用いた交流用大容量撚り線導体の開発
2024年04月 - 2026年03月
中国電力技術研究財団 試験研究 (A)
井上良太
担当区分:研究代表者
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極低温環境下における超電導非接触給電システム向け軟磁性材料の磁気特性評価
2024年04月 - 2025年03月
公益財団法人天野工業技術研究所 2024年度 研究助成金(前期募集)
井上良太
担当区分:研究代表者
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電気自動車用の600kW級非接触給電システム開発の研究
2023年06月 - 2024年02月
特別電源所在県科学技術振興事業における大学等委託研究事業 特別電源所在県科学技術振興事業補助事業
金 錫範, 植田 浩史, 井上 良太
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大容量かつ高効率な非接触給電システムのための電圧分散型オープンコイルの提案
研究課題/領域番号:23H01390 2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
宮城 大輔, 小林 宏泰, 井上 良太
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超電導および並列銅コイルを用いた船舶向け非接触給電システムの基礎研究
2023年02月 - 2024年03月
2022年度 パワーアカデミー研究助成 萌芽研究
米田 昇平, 井上 良太, 石飛 学
担当区分:研究分担者
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超急速充電を実現する高温超電導コイルを用いた鉄道用非接触給電システムの開発
2022年09月
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 官民による若手研究者発掘支援事業(第4回)/マッチングサポートフェーズ
井上良太
担当区分:研究代表者
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地上側コイルの超電導化によるEV用大容量急速非接触給電装置開発の研究
2022年06月 - 2023年02月
特別電源所在県科学技術振興事業における大学等委託研究事業 特別電源所在県科学技術振興事業補助事業
金 錫範, 植田 浩史, 井上 良太
担当区分:研究分担者
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大容量非接触給電システムを実現する完全保護機能を有した交流超電導コイルの開発
研究課題/領域番号:22K14243 2022年04月 - 2025年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
井上 良太
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非接触給電を応用した高温超電導ケーブルの終端接続部における非接触化に関する研究
2021年04月 - 2022年03月
公益財団法人東電記念財団 一般研究
井上良太
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高周波かつ大容量な非接触給電システムに向けた電圧分散型オープンコイルの基礎研究
2021年02月 - 2022年03月
2020年度 パワーアカデミー研究助成 萌芽研究
井上良太,宮城大輔
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熱的安定性を有する高温超電導コイルを用いた鉄道用非接触給電システムの研究
研究課題/領域番号:20K22414 2020年09月 - 2022年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
井上 良太
配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )
熱的に安定な超電導非接触給電システムの基礎技術の確立を目的として,kHz帯における高温超電導(High-temperature superconducting,以下HTSと略す)コイルの発熱と冷媒間の伝熱特性が超電導非接触給電システムへ与える影響について検討した。その結果,HTSコイルの臨界電流値は周波数の増加と共に減少するため,HTSコイルを用いた鉄道用非接触給電システムは,数kHz周辺での動作が適していることを明らかにした。また,幅の狭いHTS線材をコイル径方向に並列配置させたコイル形状を提案し,熱的に安定となる鉄道用非接触給電システムに向けた基本的なコイル形状を明確にした。
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架線フリー化に向けた鉄道用超電導ワイヤレス電力伝送への挑戦
研究課題/領域番号:17J02242 2017年04月 - 2020年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
井上 良太
配分額:2800000円 ( 直接経費:2800000円 )
近年,蓄電池技術の進歩に伴い,架線のフリー化を目指して,鉄道用非接触給電システムの導入が期待されている。その一方,既存のシステムは,数100 kW級の電力を10 kHz程度で伝送するため,1次側および2次側コイルの発熱およびレール等に発生する渦電流損によって伝送効率が低下することが問題となっている。これらを解決する方法としては,動作周波数の低周波化が考えられるが,銅コイルを用いる場合は,低周波化するほど伝送効率の指標であるQ値が低下するため,コイル自身の発熱を抑えて大電力伝送を行うことが難しい。そこで,本年度は,低周波領域(数kHz以下)においてもQ値の低下が少ない高温超電導(HTS)コイルを鉄道用非接触給電システムに適用することを考え,低周波領域における電力伝送特性について検討した。具体的には,鉄道用非接触給電システムにHTSコイルを適用する場合の有効性を評価するため,銅コイルを用いた既存システムの実験結果とHTSコイルを適用する場合の解析結果を比較することにした。1.2 m×0.8 mの空間に約40 kWを給電する場合のHTSコイルの伝送効率は,冷凍機の運転温度に関わらず,90%以上となり,銅コイルの場合よりもコイル自身の発熱を抑制できることがわかった。また,HTSコイルを用いる場合は,動作周波数を既存システムの約10分の1程度に低減できるため,レール等に発生する渦電流損や変換器に発生するスイッチング損失を低減できると考えられる。その一方で,冷凍機の消費電力を含めた効率は,銅コイルを用いる場合の伝送効率よりも低くなることが確認された。このため,HTSコイルに発生する交流損失を低減する必要があることがわかった。