研究者詳細 - 冨樫　庸介

MISC - 冨樫　庸介

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腫瘍免疫基礎研究、メカニズム研究から臨床応用まで腫瘍微小環境における疲弊T細胞の特徴(Cancer immunology researches from mechanism researches to clinical applications Exhausted T cell features in the tumor microenvironment)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 83回 S14 - 1 2024年9月

CD276は効果相においてPD-L1と協調的にメラノーマ特異的T細胞の抗腫瘍活性を減弱する

青山和弘, 川島秀介, 佐伯優佳, 川原祐, 松澤高光, 斉藤宜子, 及川綾子, 河津正人, 冨樫庸介, 中村泰大, 川村龍吉, 木庭幸子, 山崎修, 福島聡, 猪爪隆史

日本がん免疫学会総会・日本バイオセラピィ学会学術集会総会合同大会プログラム・抄録集 28回・37回 161 - 161 2024年6月

インターフェロンγシグナルと抗腫瘍免疫応答

川瀬勝隆, 川島秀介, 長崎譲慈, 猪爪隆史, 河津正人, 花澤豊行, 冨樫庸介

日本がん免疫学会総会・日本バイオセラピィ学会学術集会総会合同大会プログラム・抄録集 28回・37回 149 - 149 2024年6月

がん免疫療法の基礎

冨樫庸介

日本皮膚科学会雑誌 134 ( 5 ) 1339 - 1339 2024年5月

肺癌における抗CTLA-4抗体が腫瘍浸潤制御性T細胞に与える影響の解明

冨樫庸介, 渡部智文, 松浦宏昌, 二宮貴一朗

日本呼吸器学会誌 13 ( 増刊 ) 124 - 124 2024年3月

オルガノイド技術を応用した露光部皮膚癌に対する免疫反応を評価するシステムの確立

猪爪隆史, 丸喜明, 松澤高光, 川島秀介, 河津正人, 冨樫庸介

加齢皮膚医学セミナー 18 ( 2 ) 39 - 39 2023年12月

オルガノイド技術を応用した露光部皮膚癌に対する免疫反応を評価するシステムの確立

猪爪隆史, 丸喜明, 松澤高光, 川島秀介, 河津正人, 冨樫庸介

加齢皮膚医学セミナー 18 ( 2 ) 39 - 39 2023年12月

Treg細胞の活性化CTLA-4非依存性免疫抑制によるCTLA-4遮断の不安定な抗腫瘍効果(Disturbed anti-tumor effect of CTLA-4 blockade by activated CTLA-4-independent immunosuppression of Treg cells)

渡部智文, 石野貴雅, 上田優輝, 長崎譲慈, 河田達志, 定平卓也, 岩田健宏, 片山聡, 枝村康平, 小林泰之, 團迫浩方, 荒木元朗, 冨樫庸介

西日本泌尿器科学会総会抄録集 75回 185 - 185 2023年11月

気泡援用集束超音波治療は担がんマウスにおいて強力なアブスコパル効果を誘導する

多田塁, 高橋葉子, 冨樫庸介, 安達禎之, 根岸洋一

日本癌治療学会学術集会抄録集 61回 P54 - 5 2023年10月

気泡援用集束超音波治療は担がんマウスにおいて強力なアブスコパル効果を誘導する

多田塁, 高橋葉子, 冨樫庸介, 安達禎之, 根岸洋一

日本癌治療学会学術集会抄録集 61回 P54 - 5 2023年10月

抗腫瘍免疫におけるインターフェロンγの役割と主要組織適合性遺伝子複合体の発現の重要性(Increasing MHC class I expression is crucial for antitumor immunity among IFNγ signaling pathways)

川瀬勝隆, 川島秀介, 長崎譲慈, 猪爪隆史, 河津正人, 花澤豊行, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 82回 1020 - 1020 2023年9月

CTLA-4の単純な阻害はTreg細胞のCTLA-4以外の免疫抑制機構の活性化を引き起こす(Anti-tumor effects of CTLA-4 blockade are distrubed by activated CTLA-4-independent immunosuppression of Treg cells)

渡部智文, 石野貴雅, 上田優輝, 長崎譲慈, 丸山雄樹, 河田達志, 定平卓也, 岩田健宏, 片山聡, 西村慎吾, 枝村康平, 小林知子, 小林泰之, 團迫浩方, 荒木元朗, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 82回 1380 - 1380 2023年9月

腫瘍浸潤T細胞のシングルセルシークエンス(Single-cell sequencing for tumor-infiltrating T cells)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 82回 1497 - 1497 2023年9月

腫瘍浸潤T細胞のシングルセルシークエンス(Single-cell sequencing for tumor-infiltrating T cells)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 82回 1497 - 1497 2023年9月

川瀬勝隆, 川島秀介, 長崎譲慈, 猪爪隆史, 河津正人, 花澤豊行, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 82回 1020 - 1020 2023年9月

腫瘍微小環境から考えるがん免疫療法

冨樫庸介

日本口腔科学会雑誌 72 ( 2 ) 43 - 43 2023年7月

乳癌免疫療法の課題と展望腫瘍微小環境に基づいた新たな治療戦略

冨樫庸介

日本乳癌学会総会プログラム抄録集 31回 20 - 20 2023年6月

新規/新奇研究による難治性疾患克服への挑戦-だから基礎研究は面白い- 腫瘍微小環境に関する新たな研究

冨樫庸介

日本呼吸器学会誌 12 ( 増刊 ) 38 - 38 2023年3月

CTLA-4の単純な阻害はTreg細胞のCTLA-4以外の免疫抑制機構の活性化を引き起こす

渡部智文, 石野貴雅, 石野貴雅, 上田優輝, 長崎譲慈, 長崎譲慈, 丸山雄樹, 河田達志, 定平卓也, 岩田健宏, 片山聡, 西村慎吾, 枝村康平, 小林知子, 小林泰之, 團迫浩方, 荒木元朗, 冨樫庸介

日本癌学会学術総会抄録集(Web) 82nd 2023年

胸腺腫瘍における抗腫瘍免疫応答の解明

池田英樹, 清水大貴, 岩田剛和, 鈴木拓児, 冨樫庸介

肺癌 62 ( 6 ) 618 - 618 2022年11月

次世代の免疫療法次世代がん免疫療法を目指して

冨樫庸介

日本癌治療学会学術集会抄録集 60回 SSY4 - 4 2022年10月

プレシジョンがん免疫療法の開発に向けた研究

猪爪隆史, 川島秀介, 松澤高光, 松江弘之, 田渕亜希子, 大沼毅紘, 川村龍吉, 島田眞路, 冨樫庸介

日本皮膚科学会雑誌 132 ( 11 ) 2543 - 2543 2022年10月

プレシジョンがん免疫療法の開発に向けた研究

猪爪隆史, 川島秀介, 松澤高光, 松江弘之, 田渕亜希子, 大沼毅紘, 川村龍吉, 島田眞路, 冨樫庸介

日本皮膚科学会雑誌 132 ( 11 ) 2543 - 2543 2022年10月

中型先天性色素性母斑とそこから生じた悪性黒色腫における遺伝子変異状況の比較

保延亜希子, 大沼毅紘, 出口順啓, 島田眞路, 川村龍吉, 坂井和子, 西尾和人, 冨樫庸介, 猪爪隆史

日本皮膚科学会雑誌 132 ( 11 ) 2536 - 2536 2022年10月

その機能がnon-inflamedな腫瘍微小環境を誘導し得る逆説的なネオ抗原の存在(Paradoxical neoantigens; neoantigens can paradoxically induce a non-inflamed tumor microenvironment via gene functions.)

石野貴雅, 上野敏秀, 上田優輝, 間野博行, 石原聡一郎, 加藤直也, 河津正人, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 P - 2171 2022年9月

腫瘍微小環境における制御性T細胞に特徴的な代謝学的チェックポイントの同定(Identification of a distinctive metabolic checkpoint of regulatory T cells in the tumor microenvironment)

熊谷尚悟, 小山正平, 板橋耕太, 冨樫庸介, 吉田達哉, 石井源一郎, 河津正人, 山崎直也, 坪井正博, 谷田部恭, 木下敬弘, 土井俊彦, 設楽絋平, 間野博行, 西川博嘉

日本癌学会総会記事 81回 CES1 - 3 2022年9月

腫瘍微小環境の1細胞解析(Single-cell analyses for the tumor microenvironment)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 IS8 - 4 2022年9月

腫瘍微小環境の1細胞解析(Single-cell analyses for the tumor microenvironment)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 IS8 - 4 2022年9月

その機能がnon-inflamedな腫瘍微小環境を誘導し得る逆説的なネオ抗原の存在(Paradoxical neoantigens; neontigens can paradoxically induce a non-inflamed tumor microenvironment via gene functions.)

石野貴雅, 上野敏秀, 上田優輝, 間野博行, 石原聡一郎, 加藤直也, 河津正人, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 E - 2052 2022年9月

日本癌学会総会記事 81回 CES1 - 3 2022年9月

石野貴雅, 上野敏秀, 上田優輝, 間野博行, 石原聡一郎, 加藤直也, 河津正人, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 E - 2052 2022年9月

石野貴雅, 上野敏秀, 上田優輝, 間野博行, 石原聡一郎, 加藤直也, 河津正人, 冨樫庸介

日本癌学会総会記事 81回 P - 2171 2022年9月

がん免疫療法の現状の課題と今後の期待

冨樫庸介

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 26回 67 - 67 2022年6月

B細胞性リンパ腫におけるPD-L2の生物学的機能と調節機序の解析(Dissecting biological function and regulation of PD-L2 in B-cell lymphoma)

新垣清登, 古屋淳史, 湯淺光博, 斎藤優樹, 田畑真梨子, Marni McClure, 片山琴絵, 冨樫庸介, 井元清哉, 木暮泰寛, 片岡圭亮

日本リンパ網内系学会会誌 62 89 - 89 2022年6月

がん免疫療法のバイオマーカー

冨樫庸介

日本臨床細胞学会雑誌 61 ( Suppl.1 ) 98 - 98 2022年5月

消化器癌における免疫治療と分子標的治療の基礎研究と臨床腫瘍微小環境から考えるがん免疫療法

冨樫庸介

日本消化器病学会雑誌 119 ( 臨増総会 ) A40 - A40 2022年3月

消化器癌における免疫治療と分子標的治療の基礎研究と臨床腫瘍微小環境から考えるがん免疫療法

冨樫庸介

日本消化器病学会雑誌 119 ( 臨増総会 ) A40 - A40 2022年3月

Technology for analyses in cancer immunology

Yosuke Togashi

CANCER SCIENCE 113 2022年2月

Precision Medicine of Cancer Immunotherapy

Yosuke Togashi

CANCER SCIENCE 113 1249 - 1249 2022年2月

【がん免疫療法研究の進歩】免疫チェックポイント阻害薬によるがん免疫応答の制御シングルセル解析を用いた腫瘍微小環境の解明

上田優輝, 冨樫庸介

腫瘍内科 29 ( 2 ) 150 - 156 2022年2月

腫瘍浸潤B細胞の本態解明とその治療応用

冨樫庸介

上原記念生命科学財団研究報告集 36 1 - 5 2022年

TIGIT/CD155axisは炎症性腫瘍微小環境を伴うメラノーマ患者のICI耐性化に関与する

猪爪隆史, 川島秀介, 田渕亜希子, 川村龍吉, 大沼毅紘, 福島聡, 松江弘之, 冨樫庸介

西日本皮膚科 84 ( 6 ) 571 - 571 2022年

腫瘍微小環境とがん免疫療法のバイオマーカー

冨樫庸介

岡山医学会雑誌 133 ( 3 ) 151 - 157 2021年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

腫瘍微小環境の解析から明らかになっている免疫チェックポイント阻害剤の効果予測バイオマーカーについて、以下に分けて概説した。1)PD-L1発現、2)腫瘍組織の遺伝子発現、3)1細胞レベルの解析、4)腫瘍浸潤エフェクターT細胞の1細胞レベルの解析、5)腫瘍微小環境に存在するエフェクターT細胞以外の免疫細胞(制御性T細胞、B細胞、腫瘍関連マクロファージ、骨髄由来抑制細胞)の解析、として述べた。

DOI： 10.4044/joma.133.151

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腫瘍微小環境とがん免疫療法のバイオマーカー

冨樫庸介

岡山医学会雑誌 133 ( 3 ) 151 - 157 2021年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：岡山医学会

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その他リンク： https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2021&ichushi_jid=J00175&link_issn=&doc_id=20211206090001&doc_link_id=10.4044%2Fjoma.133.151&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.4044%2Fjoma.133.151&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

胸部腫瘍(非小細胞肺癌を除く)に対する複合免疫療法を考える(Mechanisms and Application of Immune Checkpoint Inhibitors Against Thoracic Malignancies Other than NSCLC)

冨樫庸介

肺癌 61 ( 6 ) 474 - 474 2021年10月

大腸癌周術期治療の臨床開発と将来展望進行直腸癌に対する化学放射線療法と免疫チェックポイント阻害剤を用いた術前治療

塚田祐一郎, 坂東英明, 稲守宏冶, 冨樫庸介, 結城敏志, 小松嘉人, 本間重紀, 武冨紹信, 植村守, 加藤健志, 若林将史, 佐藤暁洋, 西川博嘉, 伊藤雅昭, 吉野孝之

日本癌治療学会学術集会抄録集 59回 SY2 - 4 2021年10月

大腸癌周術期治療の臨床開発と将来展望進行直腸癌に対する化学放射線療法と免疫チェックポイント阻害剤を用いた術前治療

日本癌治療学会学術集会抄録集 59回 SY2 - 4 2021年10月

胸部腫瘍(非小細胞肺癌を除く)に対する複合免疫療法を考える(Mechanisms and Application of Immune Checkpoint Inhibitors Against Thoracic Malignancies Other than NSCLC)

冨樫庸介

肺癌 61 ( 6 ) 474 - 474 2021年10月

免疫チェックポイント阻害薬の耐性メカニズムを考える

川島秀介, 冨樫庸介

Skin Cancer 36 ( 2 ) 127 - 132 2021年10月

がん免疫療法の個別化医療を目指して

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 80回 [IS10 - 3] 2021年9月

変革する病理学:形態診断から普遍的研究プラットフォームへがん免疫療法の個別化医療を目指して

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 80回 [S10 - 3] 2021年9月

変革する病理学:形態診断から普遍的研究プラットフォームへがん免疫療法の個別化医療を目指して

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 80回 [S10 - 3] 2021年9月

がん免疫療法の個別化医療を目指して

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 80回 [IS10 - 3] 2021年9月

がん免疫とは何か解析手法の基礎

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 80回 [IC3] - [IC3] 2021年9月

【がん微小環境に1細胞レベルで挑む技術革新で見えてきた腫瘍内の細胞と免疫応答の多様性、がん悪性化・治療抵抗性の鍵】(第2章)腫瘍内の免疫・炎症応答多様性とがん微小環境シングルセル解析から迫る腫瘍微小免疫環境の多様性

冨樫庸介, 長崎譲慈

実験医学 39 ( 12 ) 1904 - 1909 2021年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)羊土社

がん免疫療法の有効性が多くのがん種で証明されたが、その治療効果は不十分である。効果予測バイオマーカーやより有効性の高い治療を求めて、抗腫瘍免疫応答の本質を解明するために腫瘍微小環境の解析がさかんに行われているが、免疫細胞は非常に不均一で多様な集団であり、塊(バルク)での解析では本質に迫ることは難しい。そこで、シングルセルレベルでの解析が必要であるが、タンパク質レベルの解析として抗体に蛍光色素をラベルして解析するフローサイトメトリーを代表に、よりマーカーを増やすために金属をラベルした抗体を用いるマスサイトメトリーも使用され、40分子程度までシングルセルレベルで腫瘍微小環境の解析が可能である。さらに網羅的な遺伝子発現をシングルセルレベルで解析できるようにもなっている。また、抗体やMHCマルチマー、抗原ペプチドにオリゴヌクレオチドをラベルしてシークエンスする技術や、T細胞・B細胞受容体配列、オープンクロマチン領域、ゲノム自体も解析することがシングルセルレベルで可能である。加えて、位置情報もシングルセルレベルに近い形で解析できる技術も登場し、次々と腫瘍微小環境に関する新たな知見が明らかになっている。(著者抄録)

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Efficacy predictors of preoperative CRT and consolidation nivolumab in patients with locally advanced rectal cancer

Koji Inamori, Yosuke Togashi, Hideaki Bando, Yuichiro Tsukada, Shota Fukuoka, Ayako Suzuki, Yutaka Suzuki, Daisuke Kotani, Motohiro Kojima, Makoto Fukui, Satoshi Yuki, Yoshito Komatsu, Shigenori Homma, Akinobu Taketomi, Mamoru Uemura, Takeshi Kato, Masaaki Ito, Hiroyoshi Nishikawa, Takayuki Yoshino

ANNALS OF ONCOLOGY 32 S343 - S343 2021年7月

【がん免疫療法の新展開】免疫チェックポイント阻害剤の耐性メカニズムを考える

冨樫庸介

日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会プログラム・抄録集 37回 77 - 77 2021年6月

中型先天性色素性母斑とそこから生じた悪性黒色腫と転移巣における遺伝子変異状況の比較

田渕亜希子, 大沼毅紘, 出口順啓, 島田眞路, 川村龍吉, 坂井和子, 西尾和人, 冨樫庸介, 猪爪隆史

日本皮膚科学会雑誌 131 ( 5 ) 1417 - 1417 2021年5月

がん治療における腫瘍微小環境の解析腫瘍微小環境のシングルセル解析

冨樫庸介

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 25回 74 - 74 2021年5月

CD155/TIGIT axisは免疫チェックポイント阻害剤のinflamed resistanceに関与する

猪爪隆史, 川島秀介, 河津正人, 池原譲, 木庭幸子, 中村泰大, 梅田善康, 川崎朋範, 川村龍吉, 大沼毅紘, 保延亜希子, 冨樫庸介

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 25回 185 - 185 2021年5月

腫瘍局所における代謝機構を介した制御性T細胞の新規PD-1発現機構の解明

熊谷尚悟, 鎌田貴裕, 冨樫庸介, 小山正平, 川添彬人, 河津正人, 青景圭樹, 名嘉眞健太, 吉田達哉, 山崎直也, 大江裕一郎, 坪井正博, 設樂紘平, 間野博行, 西川博嘉

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 25回 92 - 92 2021年5月

中型先天性色素性母斑とそこから生じた悪性黒色腫と転移巣における遺伝子変異状況の比較

田渕亜希子, 大沼毅紘, 出口順啓, 島田眞路, 川村龍吉, 坂井和子, 西尾和人, 冨樫庸介, 猪爪隆史

日本皮膚科学会雑誌 131 ( 5 ) 1417 - 1417 2021年5月

Translational Research using Clinical Samples in Cancer Immunology

Yosuke Togashi

CANCER SCIENCE 112 206 - 206 2021年2月

Translational research of VOLTAGE-A: Efficacy predictors of preoperative chemoradiotherapy and consolidation nivolumab in patients with both microsatellite stable and microsatellite instability-high locally advanced rectal cancer

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 39 ( 3 ) 2021年1月

腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について

種子島時祥, 冨樫庸介, 東公一, 入江拓磨, 木下史生, 柏木英志, 武内在雄, 立神勝則, 江藤正俊, 西川博嘉

日本泌尿器科学会総会 108回 471 - 471 2020年12月

腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について

種子島時祥, 冨樫庸介, 東公一, 入江拓磨, 木下史生, 柏木英志, 武内在雄, 立神勝則, 江藤正俊, 西川博嘉

日本泌尿器科学会総会 108回 471 - 471 2020年12月

臨床検体を用いた腫瘍免疫のトランスレーショナルリサーチ

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 79回 YIA - 9 2020年10月

種子島時祥, 冨樫庸介, 江藤正俊, 西川博嘉

西日本泌尿器科 82 ( 増刊 ) 138 - 138 2020年10月

臨床検体を用いた腫瘍免疫のトランスレーショナルリサーチ

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 79回 YIA - 9 2020年10月

【ゲノム医療時代のがん分子標的薬と診断薬研究「治療」の選択肢を広げる新しい標的、併用療法、横断的・マルチコンパニオン診断薬、リキッドバイオプシー】(第5章)耐性メカニズムとその克服方法免疫チェックポイント阻害剤の耐性メカニズム

冨樫庸介

実験医学 38 ( 15 ) 2609 - 2616 2020年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)羊土社

免疫チェックポイント阻害剤の有効性が多くのがん種で証明されたが、単剤での効果は50%以下と限定的であることから、その耐性メカニズムの解明が有効性を高めるうえでも重要である。初期耐性に加えて、一度効果がみられたあとに耐性化する獲得耐性も問題となっている。免疫チェックポイント阻害剤は細胞傷害性T細胞を活性化させることで有効性を発揮するため、このT細胞活性化のプロセスが耐性メカニズムを考えるうえでも非常に重要で、それに沿ったような耐性メカニズムがさまざまに報告されている。免疫チェックポイント阻害剤の有効性を高めるためにも、それらを明らかにしたうえで、克服するような新たな治療開発が進められている。(著者抄録)

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免疫チェックポイント阻害剤を含む併用療法の実際免疫チェックポイント阻害剤を含む併用療法におけるバイオマーカー

冨樫庸介

日本呼吸器学会誌 9 ( 増刊 ) 24 - 24 2020年8月

免疫チェックポイント阻害剤を含む併用療法の実際免疫チェックポイント阻害剤を含む併用療法におけるバイオマーカー

冨樫庸介

日本呼吸器学会誌 9 ( 増刊 ) 24 - 24 2020年8月

【がん免疫療法におけるバイオマーカーと新規治療アプローチ】バイオマーカー研究の最先端腫瘍微小環境とがん免疫療法のバイオマーカー

冨樫庸介

腫瘍内科 26 ( 1 ) 10 - 17 2020年7月

Short-term results of VOLTAGE-A: Nivolumab monotherapy and subsequent radical surgery following preoperative chemoradiotherapy in patients with microsatellite stable and microsatellite instability-high locally advanced rectal cancer.

Satoshi Yuki, Hideaki Bando, Yuichiro Tsukada, Koji Inamori, Yoshito Komatsu, Shigenori Homma, Mamoru Uemura, Takeshi Kato, Daisuke Kotani, Shota Fukuoka, Naoki Nakamura, Makoto Fukui, Masashi Wakabayashi, Motohiro Kojima, Yosuke Togashi, Akihiro Sato, Hiroyoshi Nishikawa, Masaaki Ito, Takayuki Yoshino

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 38 ( 15 ) 2020年5月

Translational research of voltage-A1: Efficacy predictors of preoperative chemoradiotherapy and subsequent nivolumab monotherapy in patients with microsatellite-stable locally advanced rectal cancer.

Koji Inamori, Yosuke Togashi, Hideaki Bando, Yuichiro Tsukada, Ayako Suzuki, Yutaka Suzuki, Daisuke Kotani, Shota Fukuoka, Motohiro Kojima, Makoto Fukui, Satoshi Yuki, Yoshito Komatsu, Shigenori Homma, Mamoru Uemura, Takeshi Kato, Masaaki Ito, Hiroyoshi Nishikawa, Takayuki Yoshino

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 38 ( 15 ) 2020年5月

免疫チェックポイント阻害薬がん免疫療法はどうやって効くの?

冨樫庸介

癌の臨床 65 ( 1 ) 23 - 30 2020年2月

VOLTAGE-B study: Nivolumab monotherapy and subsequent curative surgery following preoperative chemoradiotherapy in patients with locally recurrent rectal cancer (LRRC) without previous radiotherapy

Takeshi Kato, Hideaki Bando, Yuichiro Tsukada, Koji Inamori, Mamoru Uemura, Satoshi Yuki, Yoshito Komatsu, Shigenori Homma, Daisuke Kotani, Shota Fukuoka, Takeshi Sasaki, Yuji Nishizawa, Naoki Nakamura, Masashi Wakabayashi, Motohiro Kojima, Yosuke Togashi, Akihiro Sato, Hiroyoshi Nishikawa, Takayuki Yoshino, Masaaki Ito

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 38 ( 4 ) 2020年2月

腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について

種子島時祥, 冨樫庸介, 江藤正俊, 西川博嘉

腎癌研究会会報 ( 50 ) 14 - 14 2020年

腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について

種子島時祥, 冨樫庸介, 江藤正俊, 西川博嘉

腎癌研究会会報 ( 50 ) 14 - 14 2020年

異所性に存在する腫瘍ネオ抗原特異的T細胞クローンの同定方法の開発—Identification of Ectopic Neoantigen-Specific T Cell Clones—2019年度研究奨励金受領報告

冨樫庸介

東京生化学研究会助成研究報告集 35 231 - 234 2020年

【シングルセルゲノミクス組織の機能、病態が1細胞レベルで見えてきた!】(第2章)シングルセル解析によるバイオロジー免疫・がんシングルセルレベルでのT細胞受容体・B細胞受容体解析

冨樫庸介

実験医学 37 ( 20 ) 3414 - 3419 2019年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)羊土社

不均一な集団である免疫細胞の解析は、1細胞レベルでCD4やCD8といったlineageマーカーや既知のPD-1などに対するモノクローナル抗体を利用してフローサイトメトリーといった機器でなされてきた。しかしながら、抗体や色素に依存してしまうため、既知の分子でかつ抗体が存在するものに限られ、解析できるマーカー数にも限界がある。T細胞やB細胞は多様な抗原を認識するために遺伝子再構成や体細胞超突然変異という機構でその受容体の多様性を獲得している。一方で、その多様性がゆえにT細胞受容体(T cell receptor:TCR)やB細胞受容体(B cell receptor:BCR)の解析を正確に行うことは難しく、従来は存在する限られたモノクローナル抗体を利用してフローサイトメトリーで解析する方法や、塊(バルク)の検体をシークエンスして受容体のレパートリー(レパトア)から頻度や多様性で論じる方法しかなかった。これらの方法では多様な受容体のα/β鎖や重/軽鎖を正確にペアで解析することや、どういったTCRやBCRをもつ細胞がどのような表現型を呈しているのか?といったことを正確に解析することは難しかった。ところが、最近の技術革新によってシングルセルシークエンスが可能となり、遺伝子発現だけでなくTCRやBCRも1細胞ずつ解析できるようになった。網羅的な遺伝子発現と一緒に解析することによってクローンごとの表現型も詳細に明らかにできるようになっている。将来的にはさまざまな疾患での病態解明や個別化療法・バイオマーカー開発といった「個別化免疫医療」につながる可能性がある。(著者抄録)

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免疫療法の新規バイオマーカー進行NSCLCにおける可溶性免疫チェックポイント因子の役割(Novel biomarkers for immunotherapies The role of soluble immune-checkpoint factors in advanced NSCLC)

Hayashi Hidetoshi, 茶本健司, 冨樫庸介, 中川和彦, 本庶佑

肺癌 59 ( 6 ) 558 - 558 2019年11月

EGFR-TKIによる腫瘍微小環境の免疫状態の変化

多根健太, 宇田川響, 桐田圭輔, 杉山栄里, 三好智裕, 青景圭樹, 後藤功一, 坪井正博, 冨樫庸介, 西川博嘉

肺癌 59 ( 6 ) 691 - 691 2019年11月

A novel regulatory T Cell-Targeted Immunotherapy by targeting their crucial signal by HSP90 inhibitors

Ayaka Tsuge, Yosuke Togashi, Kohei Shitara, Hiroyoshi Nishikawa

JOURNAL FOR IMMUNOTHERAPY OF CANCER 7 2019年11月

腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について(Immune suppression by PD-L2 against spontaneous and treatment-related antitumor immunity)

種子島時祥, 冨樫庸介, 東公一, 江藤正俊, 西川博嘉

日本癌学会総会記事 78回 P - 2082 2019年9月

一細胞解析によるがん多様性の解明シングルセル解析による腫瘍免疫研究(Tumor heterogeneity at single-cell resolution Single cell analysis for cancer immunology)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 78回 S6 - 2 2019年9月

【がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学】第I部腫瘍免疫応答の基本とその制御メカニズム (第1章)腫瘍免疫応答の正負の調節機構シングルセル解析技術の腫瘍免疫研究への応用 T細胞の解析を中心に

冨樫庸介, 西川博嘉

実験医学 37 ( 15 ) 2461 - 2467 2019年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)羊土社

がん免疫療法の有効性が多くのがん種で証明されたが、治療効果が限定的であることから抗腫瘍免疫応答の本質に迫るための免疫細胞の解析が注目されている。免疫細胞は不均一な集団であり、塊(バルク)での解析では限界がありシングルセルレベルでの解析が必要である。タンパク質レベルの解析では従来から利用されてきた抗体に蛍光色素をラベルして解析するフローサイトメトリーを代表に、さらにマーカーを増やすために金属をラベルした抗体を用いるマスサイトメトリーも使用され、40分子程度までシングルセルレベルでの解析が可能になっている。また網羅的な遺伝子発現をシングルセルレベルで解析できるようにもなり(シングルセルRNAシークエンス)、最大で10,000遺伝子程度まで解析可能になっている。また、抗体やMHCマルチマーにオリゴヌクレオチドをラベルしてシークエンスする技術や、T細胞・B細胞受容体配列、オープンクロマチン領域も解析することがシングルセルレベルで可能となっている。さらには位置情報も含めた解析技術も登場してきて、次々と新たな知見が明らかになっている。(著者抄録)

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腫瘍に発現するPD-L2の免疫抑制機能について

種子島時祥, 冨樫庸介, 江藤正俊, 西川博嘉

腎癌研究会会報 ( 49 ) 37 - 37 2019年7月

『がん免疫療法実用化の時代』〜あなたが抱く基礎・臨床の課題を皆で考える2019〜抗がん剤と免疫療法の併用療法の機序をどう思いますか?

冨樫庸介

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 23回 53 - 53 2019年7月

抗PD-1抗体が著効した進行期メラノーマにおけるTILの機能解析

猪爪隆史, 冨樫庸介, 有安亮, 谷口智憲, 河上裕, 西川博嘉

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 23回 121 - 121 2019年7月

Early safety from an open label Phase I study to evaluate the safety and efficacy of a telomerase-specific oncolytic adenovirus (OBP-301) with pembrolizumab in patients with advanced solid tumors. (EPOC1505)

Takashi Kojima, Toshiyoshi Fujiwara, Yasuhiro Shirakawa, Keisuke Hori, Hiromi Ono, Masako Nakamoto, Nami Hirano, Masashi Wakabayashi, Shogo Nomura, Yosuke Togashi, Hiroyoshi Nishikawa, Akihiro Sato, Atushi Ohtsu, Toshihiko Doi

CANCER RESEARCH 79 ( 13 ) 2019年7月

Regorafenib plus nivolumab in patients with advanced gastric (GC) or colorectal cancer (CRC): An open label, dose-finding, and dose-expansion phase 1b trial (REGONIVO, EPOC1603).

Shota Fukuoka, Hiroki Hara, Naoki Takahashi, Takashi Kojima, Akihito Kawazoe, Masako Asayama, Takako Yoshii, Daisuke Kotani, Hitomi Tamura, Yuichi Mikamoto, Ayako Sugama, Masashi Wakabayashi, Shogo Nomura, Akihiro Sato, Yosuke Togashi, Hiroyoshi Nishikawa, Kohei Shitara

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 37 ( 15 ) 2019年5月

Voltage: Investigator-initiated clinical trial of nivolumab monotherapy and subsequent radical surgery following preoperative chemoradiotherapy in patients with microsatellite stable locally advanced rectal cancer.

Takayuki Yoshino, Hideaki Bando, Yuichiro Tsukada, Koji Inamori, Satoshi Yuki, Yoshito Komatsu, Shigenori Homma, Mamoru Uemura, Takeshi Kato, Daisuke Kotani, Shota Fukuoka, Takeshi Sasaki, Yuji Nishizawa, Naoki Nakamura, Masashi Wakabayashi, Motohiro Kojima, Yosuke Togashi, Akihiro Sato, Hiroyoshi Nishikawa, Masaaki Ito

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 37 ( 15 ) 2019年5月

TENERGY: Multicenter phase II study of atezolizumab monotherapy following definitive chemoradiotherapy with 5-FU plus cisplatin in patients with locally advanced esophageal squamous cell carcinoma.

Hideaki Bando, Daisuke Kotani, Takahiro Tsushima, Hiroki Hara, Shigenori Kadowaki, Ken Kato, Keisho Chin, Kensei Yamaguchi, Shun-ichiro Kageyama, Hidehiro Hojo, Masashi Wakabayashi, Miki Fukutani, Yosuke Togashi, Nozomu Fuse, Hiroyoshi Nishikawa, Takashi Kojima

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 37 ( 15 ) 2019年5月

Translational Research for Predictive Biomarkers in Cancer Immunotherapy

Yosuke Togashi

CANCER SCIENCE 109 1225 - 1225 2018年12月

悪性胸膜中皮腫における腫瘍内浸潤リンパ球の検討

塩田哲広, 橋本健太郎, 野原淳, 石床学, 渡邉壽規, 山本喜啓, 新宅雅幸, 杉山栄里, 冨樫庸介, 西川博嘉

肺癌 58 ( 6 ) 555 - 555 2018年10月

新規治療薬時代の術後補助療法の考え方早期がんに対するがん免疫療法手術療法と組み合わせる試み

冨樫庸介

肺癌 58 ( 6 ) 443 - 443 2018年10月

肺がん治療の進歩がん免疫治療のバイオマーカー研究(Advances in treatments for lung cancer Translational Research for Predictive Biomarkers in Cancer Immunotherapy)

冨樫庸介

日本癌学会総会記事 77回 1984 - 1984 2018年9月

脱メチル化阻害薬はMDSにおける腫瘍免疫を増強する(HMAs enhance anti-tumor effects via regulation of tumor immunity in patients with MDS)

湯田淳一朗, 板橋耕太, 冨樫庸介, 山内寛彦, 南陽介, 西川博嘉

臨床血液 59 ( 9 ) 1588 - 1588 2018年9月

免疫プロファイリングによる、濾胞性リンパ腫の予後予測(Immune profiling analysis for prediction of outcome in patients with folliclular lymphoma)

山内寛彦, 湯田淳一朗, 藤岡優樹, 長崎譲慈, 山崎美貴, 冨樫庸介, 南陽介, 西川博嘉

臨床血液 59 ( 9 ) 1503 - 1503 2018年9月

【免疫チェックポイント療法の新潮流】PD-L1を標的とする免疫チェックポイント阻害薬抗PD-1抗体と同じ?違う?

冨樫庸介

医薬ジャーナル 54 ( 8 ) 1831 - 1835 2018年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)医薬ジャーナル社

＜文献概要＞免疫チェックポイント阻害薬として,抗PD-1(programmed cell death 1)抗体であるニボルマブやペムブロリズマブが悪性黒色腫,非小細胞肺がんなどを中心に効果が証明された。さらにPD-1のリガンドであるPD-L1を標的にした抗PD-L1抗体であるアベルマブ,アテゾリズマブ,durvalumabも臨床の現場に登場してきている。抗PD-1抗体との違いとして,共刺激分子であるCD28シグナルの活性化の違いやPD-L2を阻害しないことによる違いなどが想定されているが,臨床効果としては抗PD-1抗体と抗PD-L1抗体とで,そこまで大きな差があるようなデータは示されていない。今後,臨床の現場で使用され,さまざまな知見が蓄積することで症例ごとに使い分けの進むことが期待されている。

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大腸癌における免疫学的な新たな分類と新規がん免疫療法の可能性

冨樫庸介, 稲守宏治, 福岡聖大, 杉山大介, 伊藤雅昭, 西川博嘉

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 22回 83 - 83 2018年7月

腫瘍微小環境と免疫制御腫瘍免疫における制御性T細胞の役割

冨樫庸介

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 22回 44 - 44 2018年7月

【がんは免疫系をいかに抑制するのか免疫チェックポイント阻害剤の真の標的を求めて】新規がん免疫療法研究開発の「狂騒曲」

冨樫庸介

実験医学 36 ( 9 ) 1474 - 1482 2018年6月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)羊土社

がん免疫療法の1つであるPD-1/PD-L1やCTLA-4といった免疫チェックポイントを標的とした薬剤は多くのがんで効果が証明されているが、その効果は満足のいくものでなく、全く無効で副作用だけが出てしまうような症例も存在し、効果予測バイオマーカーやより効果を高める治療方法が求められている。より効果の高い治療をめざして世界中では「狂騒曲」のようにがん免疫療法の開発競争がなされており、細胞傷害性抗がん剤との併用、他の免疫チェックポイントを標的にしたような薬剤や免疫抑制性細胞を標的とした薬剤などが注目されている。しかし、生物学的、特に免疫学的な裏づけに伴うような層別化なしで開発を行うことに限界が生じつつあり、今後は生物学的な特性に基づくような、新しい治療戦略が必要である。(著者抄録)

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Association of gut microbiome with immune status and clinical response in solid tumor patients who received on anti-PD-1 therapies.

Shota Fukuoka, Motooka Daisuke, Yosuke Togashi, Eri Sugiyama, Hibiki Udagawa, Keisuke Kirita, Takahiro Kamada, Akihito Kawazoe, Koichi Goto, Toshihiko Doi, Kohei Shitara, Shota Nakamura, Hiroyoshi Nishikawa

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 36 ( 15 ) 2018年5月

Clinicopathological, genomic and immunological features of hyperprogressive disease during PD-1 blockade in gastric cancer patients.

Yosuke Togashi, Takahiro Kamada, Akinori Sasaki, Yoshiaki Nakamura, Shota Fukuoka, Yasuko Tada, Akihito Kawazoe, Kohei Shitara, Hiroyoshi Nishikawa

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 36 ( 15 ) 2018年5月

An open label phase I study to evaluate the safety and efficacy of OBP-301 with pembrolizumab in patients with advanced solid tumors.

Takashi Kojima, Toshiyoshi Fujiwara, Yasuhiro Shirakawa, Hiromi Ono, Masako Nakamoto, Hiromi Hasegawa, Nami Hirano, Masashi Wakabayashi, Shogo Nomura, Yosuke Togashi, Hiroyoshi Nishikawa, Akihiro Sato, Atsushi Ohtsu, Toshihiko Doi

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 36 ( 15 ) 2018年5月

VOLTAGE: Multicenter phase 1b/II study of nivolumab monotherapy and subsequent radical surgery after preoperative chemoradiotherapy with capecitabine in patients with locally advanced rectal cancer.

Yuichiro Tsukada, Hideaki Bando, Koji Inamori, Shota Fukuoka, Takeshi Sasaki, Yuji Nishizawa, Daisuke Kotani, Motohiro Kojima, Yosuke Togashi, Naoki Nakamura, Tetsuo Akimoto, Yoshito Komatsu, Satoshi Yuki, Shigenori Homma, Yutaka Hatanaka, Yoshihiro Matsuno, Akihiro Sato, Hiroyoshi Nishikawa, Masaaki Ito

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 36 ( 4 ) 2018年2月

腫瘍免疫における制御性T細胞の新たな概念とその制御に基づいた治療応用—Novel Concept of Regulatory T cells in Cancer Immunology

冨樫庸介

SGH cancer research reports = SGHがん研究報告 29 74 - 76 2018年

PD-L1はどのようなタイミングで測定すればよいか? 免疫チェックポイント阻害薬を使用する直前の検体で評価する

冨樫庸介, 西川博嘉

日本医事新報 ( 4881 ) 60 - 61 2017年11月

リキッドバイオプシーに関する現状と展望

西尾和人, 冨樫庸介, 坂井和子

肺癌(Web) 57 ( 6 ) 733 - 738 2017年10月

記述言語：日本語掲載種別：書評論文，書評，文献紹介等出版者・発行元：(NPO)日本肺癌学会

血中循環腫瘍細胞、血中遊離DNA、エクソソームなどの、主に血液由来の液性検体はリキッドバイオプシーと総称される。これらを用いた、腫瘍由来DNAの分子異常の検出は、低侵襲であり複数回の実施が可能であるため、治療選択、モニタリング、proof of conceptのために期待される。デジタルPCR、次世代シーケンサーの登場により、高感度、マルチ解析が可能となり、実用化が近づいた。また低頻度変異アレル検出のための技術革新が進行中である。血中遊離DNAは、遺伝子導入、免疫への作用などの生物学的な働きも明らかになりつつあり、これらの知見は癌治療への応用へとつながる。肺癌領域では、血漿サンプルによるEGFR遺伝子変異検査が追加承認され、実用化された。リキッドバイオプシーは、腫瘍不均一性によるバイアスを克服する手段として期待される。今後はリキッドバイオプシーを用いたモニタリングにより、adaptive treatmentへのパラダイムシフトが訪れる。(著者抄録)

DOI： 10.2482/haigan.57.733

Scopus

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Translational research for predictive biomarkers and novel cancer immunotherapies beyond PD-1/PD-L1 blockade therapies

Yousuke Togashi

ANNALS OF ONCOLOGY 28 2017年10月

Gene expression and mutation profiling for cancer of unknown primary

Hidetoshi Hayashi, Shuta Tomida, Yoshihiko Fujita, Yosuke Togashi, Kazuko Sakai, Kazuto Nishio, Kazuhiko Nakagawa

ANNALS OF ONCOLOGY 28 2017年10月

【免疫チェックポイントとがん免疫治療】がん免疫における免疫チェックポイントと免疫抑制細胞

冨樫庸介, 西川博嘉

血液フロンティア 27 ( 11 ) 1511 - 1517 2017年10月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)医薬ジャーナル社

免疫チェックポイント阻害剤は抗腫瘍免疫応答を活性化することで有効性を発揮しており,多くのがんで効果が証明されている。一方で,まったく無効で副作用だけが出てしまうような症例も存在し,より効果を高める治療方法が求められている。抗腫瘍免疫応答の制御・抑制にかかわる細胞として,制御性T細胞,Myeloid-derived suppressor cell,腫瘍関連マクロファージなどが存在し,免疫チェックポイント阻害剤の効果との関連も解析されている。がん細胞はこれらを巧みに利用して免疫系の攻撃から逃避しており,新たな治療標的としても期待されている。(著者抄録)

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まれなEGFR遺伝子変異L861QおよびS768I陽性非小細胞性肺癌に対する最適なEGFR阻害剤の選択

坂野恵里, 冨樫庸介, 中村雄, 千葉眞人, 小林祥久, 林秀敏, 谷崎潤子, 寺嶋雅人, デ・ベラスコ・マルコ A, 坂井和子, 藤田至彦, 光冨徹哉, 西尾和人

日本癌学会総会記事 76回 YSA - 4 2017年9月

FGFR遺伝子異常を有する肺扁平上皮癌の術後再発生存期間に対する影響とマルチキナーゼ阻害薬に対する感受性

西尾和人, 金田裕靖, 谷崎潤子, 坂井和子, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, デベラスコ・マルコ, 藤田至彦, 坂野恵里, 中村雄, 武田真幸, 伊藤彰彦, 光冨徹哉, 中川和彦, 岡本勇

肺癌 57 ( 3 ) 253 - 253 2017年6月

Multicenter phase I/II trial of BBI608 and pembrolizumab combination in patients with metastatic colorectal cancer (SCOOP Study): EPOC1503.

Yasutoshi Kuboki, Akihito Kawazoe, Yoshito Komatsu, Tomohiro Nishina, Eiji Shinozaki, Hiroki Hara, Satoshi Yuki, Miki Fukutani, Natsuko Tsukahara, Hiromi Hasegawa, Nami Hirano, Shogo Nomura, Yosuke Togashi, Hiroyoshi Nishikawa, Akihiro Sato, Atsushi Ohtsu, Takayuki Yoshino

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 35 2017年5月

Clinicopathological features of program death ligand-1 expression with mismatch repair, Epstein-Barr virus status, and cancer genome alterations in metastatic gastric cancer.

Akihito Kawazoe, Kohei Shitara, Yasutoshi Kuboki, Hideaki Bando, Takashi Kojima, Takayuki Yoshino, Atsushi Ohtsu, Atsushi Ochiai, Yosuke Togashi, Hiroyoshi Nishikawa, Toshihiko Doi, Takeshi Kuwata

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 35 2017年5月

Regulatory-T cells (Tregs) in tumor infiltrating lymphocytes (TILs) from patients with advanced gastric cancer (AGC) after chemotherapy containing ramucirumab.

Daisuke Kotani, Yosuke Togashi, Akihito Kawazoe, Toshihiko Doi, Hiroyoshi Nishikawa, Kohei Shitara

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 35 2017年5月

EGFR T790M, L792F, and C797S Mutations as Mechanisms of Acquired Resistance to Afatinib

Yoshihisa Kobayashi, Koichi Azuma, Hiroki Nagai, Young Kim, Yosuke Togashi, Yuichi Sesumi, Masaya Nishino, Masato Chiba, Masaki Shimoji, Katsuaki Sato, Kenji Tomizawa, Toshiki Takemoto, Kazuto Nishio, Tetsuya Mitsudomi

JOURNAL OF THORACIC ONCOLOGY 12 ( 1 ) S1266 - S1267 2017年1月

EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるEGFR-TKI耐性後T790M変異有無によるニボルマブ治療効果と腫瘍微小免疫環境の後向き検討

原谷浩司, 林秀敏, 田中妙, 金田裕靖, 冨樫庸介, 坂井和子, 吉岡弘鎮, 光冨徹哉, 西尾和人, 中川和彦

日本臨床腫瘍学会学術集会(CD-ROM) 15th 2017年

FGFR遺伝子異常を有する肺扁平上皮癌の術後再発生存期間に対する影響とマルチキナーゼ阻害薬に対する感受性

西尾和人, 金田裕靖, 谷崎潤子, 坂井和子, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, デベラスコマルコ, 藤田至彦, 坂野恵里, 中村雄, 武田真幸, 伊藤彰彦, 光冨徹哉, 中川和彦, 岡本勇

肺癌(Web) 57 ( 3 ) 2017年

非小細胞肺がんにおける受容体型チロシンキナーゼ遺伝子変異の機能解析

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 佐藤克明, 水内寛, 坂井和子, 須田健一, 中村雄, 坂野恵里, 林秀敏, デベラス・マルコ, 藤田至彦, 冨田秀太, 光冨徹哉, 西尾和人

近畿大学医学雑誌 41 ( 3-4 ) 20A - 20A 2016年12月

稀なEGFR遺伝子の耐性二次変異(L747S、D761Y、T854A)における各種EGFR-TKIの感受性

千葉眞人, 冨樫庸介, 光冨徹哉, 西尾和人

肺癌 56 ( 6 ) 514 - 514 2016年11月

稀なEGFR遺伝子の耐性二次変異(L747S、D761Y、T854A)における各種EGFR-TKIの感受性

千葉眞人, 冨樫庸介, 光冨徹哉, 西尾和人

肺癌 56 ( 6 ) 514 - 514 2016年11月

EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌で細胞障害性Tリンパ球浸潤が減少する分子学的機序

竹内美子, 冨樫庸介, 杉山栄里, 木島貴志, 熊ノ郷淳, 新谷康, 奥村明之進, 青景圭樹, 菱田智之, 石井源一郎, 坪井正博, 西川博嘉

肺癌 56 ( 6 ) 529 - 529 2016年11月

アファチニブ獲得耐性機序としてのEGFR二次変異T790M、L792F、C797Sの特徴

小林祥久, 東公一, 永井宏樹, 金永学, 冨樫庸介, 瀬角裕一, 西野将矢, 西平守道, 佐藤克明, 千葉眞人, 下治正樹, 富沢健二, 武本智樹, 西尾和人, 光冨徹哉

肺癌 56 ( 6 ) 532 - 532 2016年11月

アファチニブ獲得耐性機序としてのEGFR二次変異T790M、L792F、C797Sの特徴

肺癌 56 ( 6 ) 532 - 532 2016年11月

PTENノックアウトマウス前立腺癌におけるノンコーディングRNAの検討

倉由吏恵, デベラスコ・マルコ, 坂井和子, 藤田至彦, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, 吉川和宏, 西尾和人, 植村天受

日本癌学会総会記事 75回 E - 1029 2016年10月

DDR2 E655K変異タンパク質はユビキチン-プロテアソーム系による分解を受け機能が喪失する

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 坂井和子, 中村雄, 坂野恵里, デベラスコ・マルコ, 藤田至彦, 西尾和人

日本癌学会総会記事 75回 P - 3047 2016年10月

頭頸部または食道扁平上皮癌に対するアファチニブの効果頭頸部扁平上皮癌における活性型発癌性HER4遺伝子変異

中村雄, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, デベラスコ・マルコ, 坂井和子, 藤田至彦, 桶川隆嗣, 濱田傑, 西尾和人

日本癌学会総会記事 75回 P - 2296 2016年10月

PTENノックアウトマウス前立腺癌において選択的スプライシングは頻繁に認められる

デベラスコ・マルコ, 倉由吏恵, 坂井和子, 藤田至彦, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, 吉川和宏, 西尾和人, 植村天受

日本癌学会総会記事 75回 E - 1073 2016年10月

PTENノックアウトマウス前立腺癌におけるノンコーディングRNAの検討

倉由吏恵, デベラスコ・マルコ, 坂井和子, 藤田至彦, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, 吉川和宏, 西尾和人, 植村天受

日本癌学会総会記事 75回 E - 1029 2016年10月

DDR2 E655K変異タンパク質はユビキチン-プロテアソーム系による分解を受け機能が喪失する

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 坂井和子, 中村雄, 坂野恵里, デベラスコ・マルコ, 藤田至彦, 西尾和人

日本癌学会総会記事 75回 P - 3047 2016年10月

頭頸部または食道扁平上皮癌に対するアファチニブの効果頭頸部扁平上皮癌における活性型発癌性HER4遺伝子変異

中村雄, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, デベラスコ・マルコ, 坂井和子, 藤田至彦, 桶川隆嗣, 濱田傑, 西尾和人

日本癌学会総会記事 75回 P - 2296 2016年10月

PTENノックアウトマウス前立腺癌において選択的スプライシングは頻繁に認められる

デベラスコ・マルコ, 倉由吏恵, 坂井和子, 藤田至彦, 冨樫庸介, 寺嶋雅人, 吉川和宏, 西尾和人, 植村天受

日本癌学会総会記事 75回 E - 1073 2016年10月

Tumor-educated plateletsによるliquid biopsyの可能性

冨樫庸介

がん分子標的治療 14 ( 3 ) 357,273 - 274 2016年10月

Analysis of noncoding RNA expression in a mouse model of PTEN-deficient prostate cancer

Marco A. De Velasco, Yurie Kura, Kazuko Sakai, Yuji Hatanaka, Yoshihiko Fujita, Yosuke Togashi, Masato Terashima, Kazuhiro Yoshikawa, Kazuto Nishio, Hirotsugu Uemura

CANCER RESEARCH 76 2016年7月

Alternative splicing is a frequent event in mouse PTEN-deficient prostate cancer

Marco A. De Velasco, Yurie Kura, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Yosuke Togashi, Masato Terashima, Kazuhiro Yoshikawa, Kazuto Nishio, Hirotsugu Uemura

CANCER RESEARCH 76 2016年7月

大腸粘液癌の分化度による臨床病理学的・分子生物学的な相違

吉岡康多, 冨樫庸介, 筑後孝章, 小北晃弘, 寺嶋雅人, 水上拓郎, 坂井和子, 所忠男, 肥田仁一, 西尾和人, 奥野清隆

日本外科学会定期学術集会抄録集 116回 OP - 5 2016年4月

非小細胞肺がんにおける受容体型チロシンキナーゼ遺伝子変異の機能解析

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 佐藤克明, 水内寛, 坂井和子, 須田健一, 中村雄, 坂野恵里, 林秀敏, デベラスコマルコ, 藤田至彦, 冨田秀太, 光冨徹哉, 西尾和人, 寺嶋雅人

近畿大学医学雑誌 41 ( 3-4 ) 20A - 20A 2016年

世代別(第1,2,3)EGFR-TKIの耐性化機構

冨樫庸介, 西尾和人

がん分子標的治療 14 ( 2 ) 237 - 243 2016年

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)メディカルレビュー社

上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子の活性型変異(exon 19欠失変異もしくはexon 21 L858R変異など)を有する非小細胞肺がん(NSCLC)ではEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)が著効する。しかしながら、大多数はいずれ耐性化してしまい、その機序としては2次変異としてゲートキーパー変異であるexon 20のT790M変異が50%程度関与する。そこで、T790M変異を有する場合でも阻害できる第2・3世代EGFR-TKIが開発されてきた。第2世代EGFR-TKIは、T790M変異を有する場合の臨床効果は限定的であるが、ほかのヒト上皮成長因子受容体(HER)ファミリーを阻害できる効果や稀な変異(exon 18変異、S768I変異、L861Q変異)への効果が期待されている。第3世代EGFR-TKIは、T790M変異を有する場合でも有効性が証明されているが、新たな耐性変異であるC797S変異がすでに報告されている。それぞれのEGFR-TKIの特徴を理解することで、より効果的な使い分け、すなわち「EGFR遺伝子変異肺がんの個別化医療」が可能となるであろう。(著者抄録)

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Afatinib activity against head-and-neck or esophageal squamous cell carcinoma: Significance of activating oncogenic HER4 mutations in head-and-neck squamous cell carcinoma

Y. Togashi, Y. Nakamura, S. Tomida, H. Hayashi, M. A. de Velasco, K. Sakai, Y. Fujita, S. Hamada, K. Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 26 97 - 97 2015年12月

An activating ALK gene mutation in ALK IHC-positive/FISH-negative non-small cell lung cancer

Yosuke Togashi, Hiroshi Mizuuchi, Kazuko Sakai, Eri Banno, Hidetoshi Hayashi, Marco de Velasco, Yoshihiko Fujita, Shuta Tomida, Tetsuya Mitsudomi, Kazuto Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 26 73 - 73 2015年11月

EGFR and HER2 signals play a salvage role in MEK1-mutated gastric cancer after MEK inhibition

Takuro Mizukami, Yosuke Togashi, Shunsuke Sogabe, Marco A. de Velasco, Kazuko Sakai, Yoshihiro Fujita, Shuta Tomida, Takako Eguchi Nakajima, Narikazu Boku, Kazuto Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 26 129 - 129 2015年11月

Comparison of various EGFR tyrosine kinase inhibitors (TKIs) for tumors with exon 18 mutations of the EGFR gene

Tetsuya Mitsudomi, Yoshihisa Kobayashi, Yosuke Togashi, Hiroshi Mizuuchi, Kenichi Suda, Kazuto NIshio

ANNALS OF ONCOLOGY 26 83 - 83 2015年11月

Integrative algorithm to determine the metastatic carcinoma tissue of origin using next generation sequencing (NGS)

Hidetoshi Hayashi, Shuta Tomida, Yosuke Togashi, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Junji Tsurutani, Issei Kurahashi, Takayasu Kurata, Kazuhiko Nakagawa, Kazuto Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 26 86 - 86 2015年11月

非小細胞肺がんにおけるDDR2変異の機能解析

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 坂井和子, 佐藤克明, 須田健一, 水上拓郎, 坂野恵里, 中村雄, De Velasco Marco, 藤田至彦, 冨田秀太, 光冨徹哉, 西尾和人

日本癌学会総会記事 74回 P - 2223 2015年10月

EGFR exon18変異肺癌の治療戦略 afatinibとneratinibに対する高感受性

小林祥久, 冨樫庸介, 谷田部恭, 水内寛, 朴将哲, 近藤千晶, 須田健一, 富沢健二, 樋田豊明, 西尾和人, 光冨徹哉

日本癌学会総会記事 74回 E - 1176 2015年10月

非小細胞肺がんにおけるDDR2変異の機能解析

寺嶋雅人, 冨樫庸介, 坂井和子, 佐藤克明, 須田健一, 水上拓郎, 坂野恵里, 中村雄, De Velasco Marco, 藤田至彦, 冨田秀太, 光冨徹哉, 西尾和人

日本癌学会総会記事 74回 P - 2223 2015年10月

EGFR exon18変異肺癌の頻度と各世代EGFR-TKIに対する奏効率の違い

小林祥久, 冨樫庸介, 谷田部恭, 水内寛, 朴将哲, 近藤千晶, 下治正樹, 佐藤克明, 須田健一, 富沢健二, 武本智樹, 樋田豊明, 西尾和人, 光冨徹哉

肺癌 55 ( 5 ) 454 - 454 2015年10月

Kinases and lung cacer 非小細胞肺癌における受容体チロシンキナーゼ遺伝子変異の探索と機能解析・問題点

冨樫庸介, 水内寛, 林秀敏, 小林祥久, 中川和彦, 光冨徹哉, 西尾和人

肺癌 55 ( 5 ) 367 - 367 2015年10月

EGFR exon18変異肺癌の治療戦略 afatinibとneratinibに対する高感受性

小林祥久, 冨樫庸介, 谷田部恭, 水内寛, 朴将哲, 近藤千晶, 須田健一, 富沢健二, 樋田豊明, 西尾和人, 光冨徹哉

日本癌学会総会記事 74回 E - 1176 2015年10月

Fibroblast growth factor 9 gene amplification can induce resistance to anti-EGFR therapy in colorectal cancer

T. Mizukami, Y. Togashi, E. Banno, M. Terashima, M. A. De Velasco, K. Sakai, H. Hayashi, Y. Fujita, S. Tomida, T. Eguchi Nakajima, N. Boku, A. Ito, K. Nakagawa, K. Nishio

EUROPEAN JOURNAL OF CANCER 51 S46 - S46 2015年9月

Receptor tyrosine kinase mutations in non-small cell lung cancer

H. Hayashi, Y. Togashi, M. Terashima, K. Sakai, H. Mizuuchi, Y. Kobayashi, K. Suda, K. Nakagawa, K. Nishio, T. Mitsudomi

EUROPEAN JOURNAL OF CANCER 51 S601 - S601 2015年9月

Clinicopathological and genetic differences between low-grade and high-grade colorectal mucinous adenocarcinoma

Y. Togashi, Y. Yoshioka, T. Chikugo, M. Terashima, T. Mizukami, H. Hayashi, K. Sakai, M. De Velasco, S. Tomida, Y. Fujita, K. Okuno, K. Nishio

EUROPEAN JOURNAL OF CANCER 51 S390 - S390 2015年9月

EGFR Exon 18 Mutations in Lung Cancer: Molecular Predictors of Sensitivity to Afatinib or Neratinib but Not to Other EGFR-TKIs

Yoshihisa Kobayashi, Yosuke Togashi, Yasushi Yatabe, Hiroshi Mizuuchi, Park Jangchul, Chiaki Kondo, Masaki Shimoji, Katsuaki Sato, Kenichi Suda, Kenji Tomizawa, Toshiki Takemoto, Toyoaki Hida, Kazuto Nishio, Tetsuya Mitsudomi

JOURNAL OF THORACIC ONCOLOGY 10 ( 9 ) S177 - S178 2015年9月

活性型ALK遺伝子変異を有するALK免疫染色陽性/FISH陰性のまれな肺腫瘍

冨樫庸介, 寺嶋雅人, 坂井和子, 林秀敏, 西尾和人, 水内寛, 小林祥久, 光冨徹哉

肺癌 55 ( 4 ) 304 - 304 2015年8月

FGF9 gene amplification can induce resistance to anti-EGFR therapy in colorectal cancer

Takuro Mizukami, Yosuke Togashi, Eri Banno, Masato Terashima, Marco A. de Velasco, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Shuta Tomida, Takako Eguchi Nakajima, Narikazu Boku, Kazuto Nishio

CANCER RESEARCH 75 2015年8月

Melanoma transition is frequently accompanied by a loss of cytoglobin, a putative tumor suppressor, in melanocytes

Yoshihiko Fujita, Satoshi Koinuma, Marco De Velasco, Bolz Jan, Yosuke Togashi, Masato Terashima, Hidetoshi Hayashi, Takuya Matsuo, Kazuto Nishio

CANCER RESEARCH 75 2015年8月

Activin signal promotes cancer progression and is involved in cachexia in a subset of pancreatic cancer

Yosuke Togashi, Akihiro Kogita, Hiroki Sakamoto, Hidetoshi Hayashi, Masato Terashima, Marco A. de Velasco, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Shuta Tomida, Masayuki Kitano, Masatoshi Kudo, Kazuto Nishio

CANCER RESEARCH 75 2015年8月

活性型ALK遺伝子変異を有するALK免疫染色陽性/FISH陰性のまれな肺腫瘍

冨樫庸介, 寺嶋雅人, 坂井和子, 林秀敏, 西尾和人, 水内寛, 小林祥久, 光冨徹哉

肺癌(Web) 55 ( 4 ) 2015年

固形がんの分子標的薬 II.各論がん分子標的治療の臨床キナーゼ阻害剤とその耐性化機構

冨樫庸介, 西尾和人

日本臨床 73 ( 8 ) 1323 - 1329 2015年

診断の進歩 1.シークエンス技術の発展と肺癌のdriver oncogene

冨樫庸介, 西尾和人

Annual Review 呼吸器 2015 133 - 140 2015年

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)中外医学社

肺癌は全癌の中で世界的に最も頻度の高い死亡原因である.従来進行肺癌は非常に予後不良であったが,driver oncogeneであるepidermal growth factor receptor(EGFR)遺伝子変異やanaplastic lymphoma kinase(ALK)融合遺伝子が発見され,それぞれEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI),ALK阻害剤といった分子標的薬の登場により予後も改善しつつある.またシークエンス技術の発展,次世代シークエンサーが登場したことで,がんの全ゲノム解読が実現可能となり,これまで明らかにされていなかった新しいがん関連遺伝子の発見が急激な勢いで進んでいる.肺癌領域でもROS1,RET,NTRK1遺伝子といった新たなdriver oncogeneが治療標的分子として次々と発見され,今後はさらに治療標的に基づく個別化治療が進んでいくと考えられる.(著者抄録)

J-GLOBAL

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新規ALK阻害剤であるアレクチニブはMET阻害剤との併用で効果が高まる

冨樫庸介, 林秀敏, 寺嶋雅人, 坂井和子, 藤田至彦, 冨田秀太, 中川和彦, 西尾和人

肺癌 54 ( 5 ) 403 - 403 2014年10月

Homozygous deletion of the activin A receptor, type IB gene is associated with an aggressive cancer phenotype in pancreatic cancer

Yosuke Togashi, Hiroki Sakamoto, Hidetoshi Hayashi, Masato Terashima, Marco A. de Velasco, Yoshihiko Fujita, Yasuo Kodera, Kazuko Sakai, Shuta Tomida, Masayuki Kitano, Masatoshi Kudo, Kazuto Nishio

CANCER RESEARCH 74 ( 19 ) 2014年10月

CHRONIC NICOTINE EXPOSURE MEDIATES RESISTANCE TO EGFR-TKI IN EGFR-MUTATED LUNG CANCER VIA EGFR SIGNAL

Hidetoshi Hayashi, Yosuke Togashi, Kunio Okamoto, Soichi Fumita, Masato Terashima, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Shuta Tomida, Kazuhiko Nakagawa, Kazuto Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 25 2014年10月

MEK INHIBITORS ARE EFFECTIVE AGAINST GASTRIC CANCER CELL LINES WITH ONCOGENIC MEK1 GENE MUTATIONS

Yosuke Togashi, Shunsuke Sogabe, Hiroaki Kato, Masato Terashima, Hidetoshi Hayashi, Kazuko Sakai, Yoshihiko Fujita, Shuta Tomida, Takushi Yasuda, Kazuto Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 25 2014年10月

喫煙によるニコチン曝露はEGFR遺伝子変異陽性肺がんにおいてEGFR-TKIの耐性因子である

林秀敏, 冨樫庸介, 岡本邦男, 田中妙, 文田壮一, 新谷亮多, 清川寛文, 坂本洋一, 寺嶋雅人, de Velasco Marco A., 坂井和子, 藤田至彦, 冨田秀太, 加藤元一, 中川和彦, 西尾和人

肺癌 54 ( 5 ) 626 - 626 2014年10月

低酸素はALK融合遺伝子を有するH3122肺癌細胞株のALK阻害剤に対する耐性化を誘導する

冨樫庸介, 林秀敏, 寺嶋雅人, 坂井和子, 藤田至彦, 冨田秀太, 中川和彦, 西尾和人

肺癌 54 ( 5 ) 470 - 470 2014年10月

メラノサイトからメラノーマへの移行は、しばしばがん抑制因子であるサイトグロビンの発現低下を伴う(Cytoglobin, a putative tumor suppressor, is frequently lost in melanocyte during melanoma transition)

藤田至彦, 鯉沼聡, デベラスコ・マルコ, ボルツ・ヤン, 富樫庸介, 寺嶋雅人, 林秀敏, 松尾拓哉, 西尾和人

日本癌学会総会記事 73回 P - 3066 2014年9月

MEK遺伝子変異を有する胃がんに対するMEK阻害剤の有効性(MEK inhibitor for gastric cancer with MEK1 gene mutations)

冨樫庸介, 加藤寛章, 林秀敏, 寺嶋雅人, デベラスコ・マルコ, 坂井和子, 藤田至彦, 冨田秀太, 安田卓司, 西尾和人

日本癌学会総会記事 73回 P - 2349 2014年9月

KIAA1199はグリコーゲンホスホリラーゼキナーゼβサブユニットと結合してグリコーゲンの分解さらには細胞生存を亢進する(KIAA1199 interacts with PHKB and promotes glycogen breakdown and cancer cell survival)

寺嶋雅人, 藤田至彦, 冨樫庸介, 坂井和子, 冨田秀太, 西尾和人

日本癌学会総会記事 73回 P - 2211 2014年9月

冨樫庸介, 西尾和人

日本臨床 72 ( 増刊2 最新がん薬物療法学 ) 697 - 700 2014年2月

MEK1遺伝子変異を有する胃がん細胞株に対するMEK阻害剤の有効性と臨床サンプルの検討

冨樫庸介, 曽我部俊介, 加藤寛章, 寺嶋雅人, 林秀敏, 林秀敏, 坂井和子, 藤田至彦, 冨田秀太, 安田卓志, 西尾和人

日本臨床腫瘍学会学術集会(CD-ROM) 12th 2014年

次世代シークエンサーによるがんゲノム解析

冨樫庸介, 西尾和人

月刊呼吸器内科 26 ( 2 ) 141 - 146 2014年

個別化医療の実現に向けて 1.分子標的治療の実用化とコンパニオン診断

西尾和人, 坂井和子, 富樫庸介

臨床病理レビュー特集 ( 153 ) 23 - 27 2014年

記述言語：日本語出版者・発行元：臨床病理刊行会

次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析の臨床応用が進んでいる。全ゲノム、エクソーム解析により、新規標的分子が同定され、発見された標的分子に対する治療法の開発も行われている。一方、ターゲッテドシークエンシングの診断薬としての応用がすすめられている。本技術をマルチ診断薬として開発することは、がん治療、特に、分子標的薬のコンパニオン診断の実用化にとり重要であり、個別化医療に直結する。(著者抄録)

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新技術の呼吸器への応用を考えるゲノム解析技術と呼吸器

冨樫庸介, 西尾和人

Lung Perspectives 22 ( 4 ) 401 - 407 2014年

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)メディカルレビュー社

ゲノム解析技術は「速く大量に」を目標に技術革新が進み、今日の次世代シークエンサー(NGS)が発展してきた。NGSの配列決定速度の向上は目覚ましく、低価格化も進み、さまざまな分野で革新的な成果を収めつつある。呼吸器分野においては、特に腫瘍分野で肺癌の新たな治療標的となりうる変異や融合遺伝子が次々に発見されている。呼吸器に関わる感染症分野、さらにはマイクロバイオームの分野でもその利用が進んでいる。また、クリニカルシークエンスというNGSの臨床現場への応用が始まりつつあり、今後は臨床現場での新たな検査のツールとなることが期待されている。(著者抄録)

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免疫チェックポイント阻害療法のバイオマーカー

冨樫庸介, 西尾和人

がん分子標的治療 12 ( 1 ) 76 - 79 2014年

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)メディカルレビュー社

T細胞における免疫チェックポイント分子は、自己に対する免疫反応を調整する重要なメカニズムである。腫瘍組織がこのメカニズムを利用することで、免疫監視機構から逃避している特性が明らかになってきた。そのような分子を標的とした治療法が免疫チェックポイント阻害療法であるが、特に近年CTLA-4分子やPD-1分子に対する抗体治療の有効性が報告されている。これらの治療は過剰な免疫反応による有害事象を高頻度で誘発する一方で、長期生存する症例も報告されているため、そのような患者を選択するためのバイオマーカーが求められている。(著者抄録)

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ORAOV1 IS AMPLIFIED IN ESOPHAGEAL SQUAMOUS CELL CANCER AND RELATED TO TUMOR GROWTH AND POORLY DIFFERENTIATED TUMOR

Y. Togashi, T. Arao, H. Kato, K. Matsumoto, M. Terashima, H. Hayashi, Y. Fujita, T. Yasuda, H. Shiozaki, K. Nishio

ANNALS OF ONCOLOGY 24 2013年11月

PHASE II STUDY OF BEVACIZUMAB AND ERLOTINIB IN PATIENTS WITH NON-SQUAMOUS NON-SMALL LUNG CANCER THAT IS REFRACTORY OR RELAPSED AFTER 1-2 PREVIOUS TREATMENT (BEST STUDY)

Kazuhiro Yanagihara, Shiro Tanaka, Miyuki N. Niimi, Katsuhiro Masago, Yosuke Togashi, Hiroki Nagai, Young Hak Kim, Junichi Nikaidou, Masataka Hirabayashi

JOURNAL OF THORACIC ONCOLOGY 8 S560 - S560 2013年11月

間質性疾患の画像所見を有する患者における体幹部定位放射線治療査読

植木奈美, 松尾幸憲, 冨樫庸介, 久保武, 澁谷景子, 飯塚裕介, 平岡真寛

肺癌 53 ( 5 ) 554 - 554 2013年10月

非小細胞肺癌(非扁平上皮癌)に対する2次・3次治療としてのエルロチニブ/ベバシズマブ併用療法・第II相試験

柳原一広, 金永学, 真砂勝康, 冨樫庸介, 阪森優一, 平林正孝, 二階堂純一

肺癌 53 ( 5 ) 678 - 678 2013年10月

【乳がん】研究編乳がんのバイオマーカー

冨樫庸介, 西尾和人

クリニシアン 60 ( 10 ) 889 - 894 2013年10月

NGSによる極微量検体を用いたmultiplex mutation analysisの最適化(Optimization of multiplex mutation analysis based on minimum amount of lung cancer specimen)

冨田秀太, 坂井和子, 藤田至彦, 寺嶋雅人, 富樫庸介, デベラスコ・マルコ, 光冨徹哉, 中川和彦, 西尾和人

日本癌学会総会記事 72回 458 - 458 2013年10月

肺癌生物像に基づいた、新しい肺癌治療の戦略 EGFR遺伝子変異を有する肺癌においてβカテニンを阻害することでEGFR-TKIの効果が増強する

冨樫庸介, 林秀敏, 寺嶋雅人, 藤田至彦, 坂井和子, 冨田秀太, 中川和彦, 西尾和人

肺癌 53 ( 5 ) 397 - 397 2013年10月

肺癌定位放射線治療における金マーカー留置の初期経験

中村清直, 植木奈美, 松尾幸憲, 飯塚裕介, 宮城健, 溝脇尚志, 平岡真寛, 冨樫庸介

Japanese Journal of Radiology 31 ( Suppl.I ) 57 - 57 2013年2月

シスプラチンによる腎障害を反映する尿中バイオマーカーとしてのkidney injury molecule‐1およびmonocyte chemotactic protein‐1

新家遥, 池見泰明, 蓼原昌美, 松原和夫, 富樫庸介, 金永学, 三嶋理晃, 増田智先

日本薬学会年会要旨集(CD-ROM) 133rd ROMBUNNO.29P-PM02S 2013年

食道扁平上皮癌で高頻度に増幅しているORAOV1遺伝子は腫瘍増大と低分化な組織型に関与している

冨樫庸介, 荒尾徳三, 加藤寛章, 松本和子, 寺嶋雅人, 林秀敏, 藤田至彦, 安田卓司, 塩崎均, 西尾和人

日本臨床腫瘍学会学術集会(CD-ROM) 11th 2013年

ペプチド療法の臨床試験におけるバイオマーカーの探索

西尾和人, 冨樫庸介, 中川和彦, 山上裕機, 大橋靖雄

日本がん免疫学会総会プログラム・抄録集 17th 2013年

肺小細胞癌に合併した傍腫瘍性Guillain-Barre症候群の一例

中奥由里子, 菱澤美貴, 藤本大智, 冨樫庸介, 奥田千幸, 真砂勝泰, 植村健吾, 猪原匡史, 岡伸幸, 三嶋理晃, 高橋良輔

末梢神経 23 ( 2 ) 349 - 350 2012年12月

進行期非小細胞癌による癌性胸水に対するベバシズマブ包含化学療法の有効性

藤本大智, 真砂勝泰, 冨樫庸介, 奥田千幸, 阪森優一, 金永学, 三嶋理晃

肺癌 52 ( 5 ) 698 - 698 2012年10月

【肺がん分子標的薬の個別化医療-基礎と臨床】新たな肺癌の治療標的分子

冨樫庸介, 西尾和人

Medical Science Digest 38 ( 9 ) 384 - 387 2012年8月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)ニュー・サイエンス社

肺癌は全癌の中で世界的に最も頻度の高い死亡原因である。従来進行肺癌は非常に予後不良であったが、近年ではEGFR-TKIといった分子標的薬の登場により予後も改善しつつある。さらにALKやROS1、RET遺伝子といった有望な新たな治療標的分子も発見され、今後はさらに治療標的に基づく個別化治療が進んでいくと考えられる。本稿では肺癌の新たな治療標的分子・分子標的薬をまとめるとともに、米国での腫瘍組織バンキングや次世代シークエンサーも含めた今後の展望についても言及した。(著者抄録)

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EGFR遺伝子変異検査に供する細胞診検体保存方法に関する検討

白波瀬浩幸, 城戸貴之, 松田耕一郎, 羽賀博典, 金永学, 真砂勝泰, 冨樫庸介, 三嶋理晃

日本呼吸器学会誌 1 ( 増刊 ) 238 - 238 2012年3月

Monocyte Chemotactic Protein‐1(MCP‐1)の薬剤性腎障害を反映する尿中バイオマーカーとしての有用性評価

新家遥, 中川俊作, 池見泰明, 桂敏也, 富樫庸介, 金永学, 三嶋理晃, 市村隆治, BONVENTRE Joseph V, 増田智先

臨床薬理 42 ( Supplement ) S240 2011年10月

進行非小細胞肺癌患者におけるEGFR遺伝子変異と全身性炎症反応との関係

冨樫庸介, 真砂勝泰, 阪森優一, 金永学, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 510 - 510 2011年10月

脳転移の治療中枢神経転移を有する非小細胞肺癌患者におけるerlotinibの血清と髄液濃度の相関関係の検討

冨樫庸介, 真砂勝泰, 福土将秀, 奥田千幸, 阪森優一, 金永学, 桂敏也, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 364 - 364 2011年10月

2nd line以降の既治療非小細胞肺癌に対するベバシズマブ併用療法の臨床的検討

阪森優一, 金永学, 奥田千幸, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 563 - 563 2011年10月

扁平上皮癌を除く進行非小細胞肺癌に対するCBDCA+PEM併用療法の第II相試験(KTORG0902)

金永学, 平林正孝, 冨樫庸介, 平野勝也, 富井啓介, 真砂勝泰, 金田俊彦, 吉松昭和, 大塚浩二郎, 三尾直士, 冨岡洋海, 鈴木雄二郎, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 397 - 397 2011年10月

T790Mを有するgefitinib耐性非小細胞肺癌に対してerlotinibを使用しその濃度を測定した2症例

藤本大智, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 阪森優一, 金永学, 三嶋理晃, 福土将秀, 桂敏也

肺癌 51 ( 5 ) 569 - 569 2011年10月

間質性肺炎合併肺小細胞癌患者の予後の検討

奥田千幸, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 半田知宏, 谷澤公伸, 阪森優一, 金永学, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 403 - 403 2011年10月

京大病院呼吸器内科病棟で塩酸モルヒネ持続注射が用いられた終末期肺癌患者のレトロスペクティブ解析

金永学, 冨樫庸介, 奥田千幸, 阪森優一, 真砂勝泰, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 5 ) 408 - 408 2011年10月

エルロチニブの母集団薬物動態と副作用に関する薬理ゲノム解析

福士将秀, 池見泰明, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 金永学, 三嶋理晃, 桂敏也

臨床薬理 42 ( Suppl. ) S229 - S229 2011年10月

PROGNOSTIC SIGNIFICANCE OF SYSTEMIC INFLAMMATORY RESPONSE AND EPIDERMAL GROWTH FACTOR RECEPTOR GENE STATUS IN PATIENTS WITH ADVANCED NON-SMALL CELL LUNG CANCER

Yosuke Togashi, Katsuhiro Masago, Yuichi Sakamori, Young Hak Kim, Michiaki Mishima

JOURNAL OF THORACIC ONCOLOGY 6 ( 6 ) S1012 - S1013 2011年6月

Population pharmacokinetics and pharmacogenomics of erlotinib: Effect of drug exposure on treatment outcomes in Japanese patients with non-small cell lung cancer.

M. Fukudo, Y. Ikemi, Y. Togashi, K. Masago, Y. H. Kim, T. Mio, M. Mishima, K. Inui, T. Katsura

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 29 ( 15 ) 2011年5月

Gefitinibとerlotinibの毒性の違い

冨樫庸介, 真砂勝泰, 阪森優一, 金永学, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 2 ) 141 - 141 2011年4月

Pemetrexed投与による肝障害の検討

阪森優一, 金永学, 奥田千幸, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 2 ) 141 - 142 2011年4月

Pemetrexedが長期にわたり有効であった粘液産生型気管支肺胞上皮癌の1例

奥田千幸, 金永学, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 阪森優一, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 51 ( 2 ) 146 - 146 2011年4月

肺腫瘍中枢神経転移を有する非小細胞肺癌患者におけるerlotinibの血清と髄液濃度の相関関係の検討

冨樫庸介, 真砂勝泰, 福土政秀, 金永学, 三尾直士, 桂敏也, 乾賢一, 三嶋理晃

日本呼吸器学会雑誌 49 ( 増刊 ) 131 - 131 2011年3月

非小細胞肺癌患者におけるエルロチニブの体内動態と副作用に関する母集団解析

福土将秀, 池見泰明, 寺田智祐, 桂敏也, 乾賢一, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 金永学, 三尾直士, 三嶋理晃

臨床薬理 41 ( Suppl. ) S228 - S228 2010年11月

ランダムパターンを呈する彌漫性肺内転移とEGFR遺伝子変異との関連性についての検討

冨樫庸介, 真砂勝泰, 久保武, 金永学, 阪森優一, 三尾直士, 富樫かおり, 三嶋理晃

肺癌 50 ( 5 ) 527 - 527 2010年10月

進行非小細胞肺癌悪性胸水貯留例におけるエルロチニブ及び代謝産物の薬物動態

真砂勝泰, 冨樫庸介, 金永学, 阪森優一, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 50 ( 5 ) 712 - 712 2010年10月

EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌の中枢神経系転移に対するEGFRチロシンキナーゼ阻害剤の有効性の検討

冨樫庸介, 真砂勝泰, 金永学, 阪森優一, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 50 ( 5 ) 536 - 536 2010年10月

バンコマイシンが奏効せず、リネゾリドが有効であったMRSA肺炎の検討

重松三知夫, 冨樫庸介, 今村拓也, 佐竹範夫

住友病院医学雑誌 ( 37 ) 64 - 64 2010年7月

甲状腺乳頭癌の上皮成長因子受容体遺伝子変異

入佐薫, 真砂勝泰, 阪森優一, 冨樫庸介, 金永学, 三尾直士, 三嶋理晃

肺癌 50 ( 1 ) 95 - 96 2010年2月

進行非小細胞肺癌透析症例におけるerlotinibの血中薬物動態

冨樫庸介, 真砂勝寛, 入佐薫, 金永学, 三尾直士, 三嶋理晃, 福土将秀, 寺田智祐, 乾賢一

肺癌 50 ( 1 ) 96 - 97 2010年2月

非小細胞肺癌患者におけるエルロチニブとその活性代謝物OSI-420の臨床薬物動態解析

福土将秀, 冨樫庸介, 真砂勝泰, 寺田智祐, 桂敏也, 金永学, 三尾直士, 三嶋理晃, 乾賢一

日本薬物動態学会年会講演要旨集 25 ( 0 ) 107 - 107 2010年

バンコマイシンが奏効せずにリネゾリドが有効であったMRSA肺炎の検討

冨樫庸介, 重松三知夫, 今村拓也, 佐竹範夫

日本呼吸器学会雑誌 47 ( 増刊 ) 293 - 293 2009年5月

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<冨樫 庸介>

MISC - 冨樫 庸介

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