2024/12/12 更新

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シオタニ タケシ
塩谷 毅
SHIOTANI Takeshi
所属
社会文化科学学域 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 博士(法学) ( 立命館大学 )

研究キーワード

  • 刑事法学

  • Criminal Law

研究分野

  • 人文・社会 / 刑事法学

所属学協会

 

論文

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書籍等出版物

  • 基本刑法Ⅱ各論(第4版)

    2024年12月 

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  • 刑法演習サブノート210問〔第2版〕

    2024年3月 

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  • 基本刑法Ⅱ各論(第3版)

    2023年4月 

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  • ハイブリッド刑法各論(第3版)

    2023年3月 

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  • ハイブリッド刑法総論(第3版)

    2020年4月 

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  • 判例プラクティス刑法Ⅰ総論(第2版)

    ( 範囲: 安楽死関連判例ほか)

    2020年2月 

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  • 基本刑法Ⅰ総論(第3版)

    2019年3月 

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  • 基本刑法Ⅱ各論(第2版)

    2018年4月 

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  • 基本刑法Ⅰ総論(第2版)

    2016年3月 

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  • ハイブリッド刑法総論(第2版)

    2015年5月 

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  • 基本刑法Ⅱ各論

    日本評論社  2014年 

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  • 基本刑法Ⅰ総論

    日本評論社  2012年11月 

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  • ハイブリッド刑法各論(第2版)

    2012年4月 

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  • 判例プラクティス刑法Ⅱ各論

    信山社  2012年 

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  • 判例プラクティス刑法Ⅰ総論

    信山社  2010年 

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  • ハイブリッド刑法総論

    法律文化社  2009年 

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  • ハイブリッド刑法各論

    法律文化社  2009年 

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  • 学習コンメンタール刑法

    日本評論社  2007年 

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  • 被害者の承諾と自己答責性

    法律文化社  2004年  ( ISBN:4589027119

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MISC

  • 傷害罪

    新・コンメンタール刑法(第2版)   2021年2月

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  • 代表名義の冒用と私文書偽造罪

    刑法判例百選Ⅱ各論(第8版)   2020年11月

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  • 危険の引受け

    刑法判例百選Ⅱ総論(第8版)   2020年11月

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  • 「正当行為」ほか

    刑法演習サブノート210問   2020年4月

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  • 危険の引受け

    刑法判例百選Ⅰ総論[第7版]   ( 220 )   120 - 121   2014年

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  • 代表名義の冒用と私文書偽造罪

    刑法判例百選Ⅱ各論[第7版]   ( 221 )   186 - 187   2014年

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  • 人工砂浜管理等業務従事者について埋没事故発生の予見可能性が認められた事例

    平成22年度重要判例解説   ( 1420 )   198 - 199   2011年

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  • 誤想防衛と誤想過剰防衛

    塩谷 毅

    法学教室   ( 359 )   16 - 19   2010年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:有斐閣  

    CiNii Article

    CiNii Books

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  • 誤想過剰避難

    西田典之, 山口厚, 佐伯仁志編

    刑法判例百選Ⅰ総論(第6版)   ( 189 )   66 - 67   2008年

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  • ATM盗撮と建造物侵入罪・業務妨害罪の成否

    塩谷毅ほか多数

    平成19年度重要判例解説   ( 1354号 )   175 - 176   2008年

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  • 脅迫罪の罪質

    西田典之, 山口厚, 佐伯仁志編

    刑法判例百選Ⅱ各論(第6版)   ( 190 )   26 - 27   2008年

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  • 学界回顧 刑法

    松宮孝明, 塩谷毅, 安達光治, 豊田兼彦, 平山幹子, 野澤充

    法律時報   第79巻 ( 第13号 )   66 - 83   2007年

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  • 危険の引受け

    西田典之, 山口厚, 佐伯仁志編

    刑法の争点   78 - 79   2007年

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  • 学界回顧 刑法

    松宮孝明, 塩谷毅, 安達光治, 豊田兼彦, 平山幹子, 野澤充

    法律時報   78巻13号、65-81頁   2006年

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  • 学界回顧 刑法

    松宮孝明, 塩谷毅, 安達光治, 豊田兼彦, 平山幹子, 野澤充

    法律時報   77巻3号、61-74頁   2005年

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  • 自殺関与罪と殺人罪の限界

    塩谷毅

    刑法判例百選Ⅱ各論(第5版)   ( 167 )   6 - 7   2003年4月

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  • 他人の行為の介入と因果関係(1)

    塩谷毅

    刑法判例百選Ⅰ総論(第5版)   ( 166 )   24 - 25   2003年4月

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  • 殺人の実行行為と早すぎた構成要件実現

    塩谷毅

    判例セレクト2001   26 - 26   2002年

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講演・口頭発表等

  • 「被害者の危険引受け論」の現在

    日本刑法学会関西部会  2017年 

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  • 被害者の仮定的同意について

    中四国法政学会  2015年10月 

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  • 信頼の原則について

    中四国法政学会  2005年 

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  • 被害者の危険引受けについて

    日本刑法学会  2005年 

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  • 被害者の危険引受けについて

    刑法読書会  2005年 

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  • 被害者の危険引受けについて

    瀬戸内刑事法研究会  2005年 

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  • ローランド・デルクセン論文(in GA1998,592ff..)の紹介

    刑法読書会  2004年 

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  • 刑法と民法の交錯 (本人報告部分)被害者の同意と錯誤理論

    日本刑法学会関西部会  2002年 

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  • 危険引き受けと被害者の自己答責性

    瀬戸内刑事法研究会  2000年 

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  • 被害者の危険引き受け

    日本刑法学会ワークショップ(話題提供報告)  1999年 

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 被害者利用の間接正犯事例における被害者の自己答責性の意義

    研究課題/領域番号:21K01201  2021年04月 - 2025年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    塩谷 毅

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    配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )

    「被害者利用の間接正犯」の問題は、①強制による場合と②欺罔による場合の2つの局面で議論されているが、今年度はまず①強制による場合を検討した。この点、従来は、判例において間接正犯が認められる強制の程度は「絶対的強制かあるいはこれに近い程度のもの」とされてきたが、最決平成16年1月20日刑集58巻1号1頁が「被利用者が他行為の選択可能性がない精神状態に陥っていたか」という新基準を打ち出して以降、判例では新基準が使われるようになっている。この新基準は、間接正犯の根拠付けに関する主要学説のどれと相性がよくて、どれと相性が悪いのかを検討した。
    その結果、現実的危険性説と結果発生の確実性を正犯性メルクマールとする規範的障害説は、従来からの基準と相性がよく、新基準とはあまり整合しないのではないかと思われた。これに対して、広い意味での遡及禁止論(すなわち、自律的決定説や被害者の自己答責性論)は新基準によく適合するようであった。行為支配論は、この説の論者からは新基準は好意的に受け取られているようである。
    間接正犯の根拠付けについて、私は被害者の自己答責性の観点から説明すべきと考えているが、特に、強制による被害者利用の場合には、行為者の強制によって被害者の自己答責能力、特に行動制御能力が失われていたのではないかという点が重要であると考えるに至った。
    この観点から、①前掲最決平成16年1月20日および②神戸地判平成27年11月13日判時2337号97頁と③広島高判昭和29年6月30日高刑集7巻6号944頁を検討した。これらの裁判では、それぞれ被告人は①は殺人未遂の間接正犯、②は殺人の間接正犯、③は自殺教唆とされているが、その結論は被害者の自己答責性の観点からも是認できることを確認した。

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  • 現代型財産犯罪における被害者の自己答責性の意義

    研究課題/領域番号:17730050  2005年 - 2006年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    塩谷 毅

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    配分額:1200000円 ( 直接経費:1200000円 )

    今年度は、背任罪との関連で被害者の自己答責性が有する意義を検討した。たとえば、冒険的取引が失敗して財産上の損害が生じたときに、その行為が事前に本人から与えられた裁量権の範囲内であれば、背任罪にいう任務違反行為には当たらない。この場合に、本人は財産上の損害は生じないだろうと思っていたのであれば、「結果発生に対する認容(同意)まではないが、危険の引き受けはある」ということになる。そうであるなら、「被害者の自己答責性」の観点から、違法性の阻却ではなく、生じた結果を被害者である本人自身に帰属させることによって行為者を不可罰としうる余地があるように思われた。
    また、「北國銀行事件判決(名古屋高判平成13年1月24日)」に関連して、対向的取引相手に対する背任罪の共謀共同正犯の成否についても考察した。そもそも、「背任罪は本人のための事務処理者のみが実行しうる義務犯(身分犯)であると考え、その身分を欠く第三者には、共同正犯や間接正犯は成立し得ない」と解するのが正当であるように思われるが、これと反対の立場に立つ日本の判例や通説を前提とすれば、非身分者による共謀共同正犯の成立範囲をどのように解釈論的に限定するかが問題になる。そのときには、事象において実質的にイニシアチブをとっていた者の自己答責性という観点が重要な意味を持つように思われるが、要件などの具体化は今後の課題である。
    さらに、今年は被害者の自己答責性概念をより精緻化するために、この概念と「信頼の原則」との関連についても研究を行った。その成果は、『神山敏雄先生古稀祝賀論文集』に、「信頼の原則に関する序論的考察」と題する論文として発表した。

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担当授業科目

  • 刑法各論II (2024年度) 1・2学期  - 木10

  • 刑法各論a (2024年度) 第4学期  - 木7~8

  • 刑法各論bc (2024年度) 1・2学期  - 木7~8

  • 演習 (2024年度) 3・4学期  - 木10

  • 演習II (2024年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 現代刑法論 (2024年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習1 (2024年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習2 (2024年度) 特別  - その他

  • 現代犯罪法学演習1 (2024年度) 前期  - 木3

  • 現代犯罪法学1 (2024年度) 後期  - 木3

  • 課題演習1(法政理論専攻) (2024年度) 前期  - その他

  • 課題演習3(法政理論専攻) (2024年度) 前期  - その他

  • 刑法入門 (2023年度) 第4学期  - 火7~8

  • 刑法総論 (2023年度) 3・4学期  - 木10

  • 刑法総論ab (2023年度) 3・4学期  - 木7~8

  • 法政基礎演習 (2023年度) 第1学期  - 水10

  • 演習II (2023年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 現代刑法論 (2023年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習1 (2023年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習2 (2023年度) 特別  - その他

  • 現代犯罪法学演習2 (2023年度) 後期  - 木3

  • 現代犯罪法学2 (2023年度) 前期  - 木3

  • 社会文化学基礎論1 (2023年度) 前期  - 金4

  • 課題演習1(法政理論専攻) (2023年度) 前期  - その他

  • 課題演習2(法政理論専攻) (2023年度) 後期  - その他

  • 刑法各論a (2022年度) 第1学期  - 木7~8

  • 刑法各論bc (2022年度) 3・4学期  - 木7~8

  • 演習 (2022年度) 3・4学期  - 木10

  • 演習II (2022年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 現代刑法論 (2022年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習1 (2022年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習2 (2022年度) 特別  - その他

  • 現代犯罪法学演習1 (2022年度) 後期  - 木3

  • 現代犯罪法学1 (2022年度) 前期  - 木3

  • 社会文化学基礎論1 (2022年度) 前期  - 金4

  • 社会文化学基礎論2(法学系) (2022年度) 後期  - 金4

  • 課題演習1(法政理論専攻) (2022年度) 前期  - その他

  • 課題演習2(法政理論専攻) (2022年度) 後期  - その他

  • 課題演習3(法政理論専攻) (2022年度) 後期  - その他

  • 刑法入門 (2021年度) 第2学期  - 火7~8

  • 刑法総論ab (2021年度) 3・4学期  - 木7~8

  • 刑法総論ab (2021年度) 3・4学期  - 木7~8

  • 日本法政事情IIa (2021年度) 第2学期  - 火5~6

  • 演習II (2021年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 演習II (2021年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 演習II (2021年度) 1~4学期  - 木3~4

  • 現代刑法論 (2021年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習1 (2021年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習2 (2021年度) 特別  - その他

  • 現代犯罪法学演習2 (2021年度) 後期  - 木3

  • 現代犯罪法学2 (2021年度) 前期  - 木3

  • 刑法各論I (2020年度) 1・2学期  - 水10

  • 刑法各論II (2020年度) 3・4学期  - 水10

  • 刑法各論a (2020年度) 第1学期  - 木7,木8

  • 刑法各論b (2020年度) 第3学期  - 木7,木8

  • 刑法各論c (2020年度) 第4学期  - 木7,木8

  • 演習 (2020年度) 3・4学期  - 木10

  • 演習II (2020年度) 1~4学期  - 木3,木4

  • 現代刑法論 (2020年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習1 (2020年度) 特別  - その他

  • 現代刑法論演習2 (2020年度) 特別  - その他

  • 現代犯罪法学演習1 (2020年度) 後期  - 木3

  • 現代犯罪法学1 (2020年度) 前期  - 木3

  • 社会文化学基礎論2(法学系) (2020年度) 後期  - 金4

  • 課題演習1(法政理論専攻) (2020年度) 前期  - その他

  • 課題演習2(法政理論専攻) (2020年度) 後期  - その他

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