研究者詳細 - 伊原木　聰一郎

MISC - 伊原木　聰一郎

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BIOLOGY TOPICS セツキシマブ抵抗性口腔癌への基礎研究戦略

小野喜章, 河合穂高, 長塚仁, 伊原木聰一郎

BIO Clinica 39 ( 8 ) 670 - 675 2024年7月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)北隆館

上皮成長因子受容体(EGFR)標的抗体薬セツキシマブは,口腔癌治療に用いる分子標的薬であるが,奏功率の低さや耐性の出現など治療抵抗性が課題である。口腔癌進展におけるEGFRやセツキシマブの分子機序について理解し,基礎的研究による問題解決が必要である。細胞外小胞(EV)は癌治療抵抗性を制御する重要な因子として注目されており,EVベースの治療・診断など,臨床応用に向けた研究開発が進んでいる。本稿では,著者らのこれまでの研究をもとに,セツキシマブ抵抗性口腔癌の新規的分子機序やEVとの関わりについて概説する。(著者抄録)

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口腔前庭拡張術を併用した前後2分割Le Fort I型骨切り術を施行した1例

増井正典, 西山明慶, 竜門省二, 吉田国弘, 吉岡徳枝, 柚鳥宏和, 穴田理嵯, 上岡寛, 伊原木聰一郎

日本顎変形症学会雑誌 34 ( 2 ) 195 - 195 2024年5月

口腔扁平上皮癌に対する骨髄由来間葉系幹細胞の役割

佐能彰, 河合穂高, 高畠清文, 中野啓介, 長塚仁, 伊原木聰一郎

頭頸部癌 50 ( 2 ) 217 - 217 2024年5月

上顎癒合不全の自然治癒を認めたLe Fort I型骨切り術後Floating Maxillaの2症例

西山明慶, 國定勇希, 竜門省二, 小野喜章, 吉岡徳枝, 伊原木聰一郎

日本顎変形症学会雑誌 34 ( 2 ) 167 - 167 2024年5月

細胞外小胞と銅輸送経路調節を介した頭頸部癌におけるシスプラチン耐性機序の解明

小川辰雄, 小野喜章, 小畑協一, 國定勇希, 奥井達雄, 伊原木聰一郎

頭頸部癌 50 ( 2 ) 159 - 159 2024年5月

下顎頭の運動制限を伴う顔面非対称症例でLe Fort I骨切術と下顎枝垂直骨切術を行い運動制限が改善した一例

竹本史子, 植田紘貴, 西山明慶, 伊原木聰一郎, 上岡寛

日本顎変形症学会雑誌 34 ( 2 ) 177 - 177 2024年5月

高齢者の顎関節脱臼に関する臨床的検討

岸本晃治, 後藤拓朗, 宮下志織, 戸田知美, 井下祐里, 高橋弥生, 宮脇木綿子, 伊原木聰一郎

三豊総合病院雑誌 44 4 - 9 2023年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：三豊総合病院

【目的】高齢化が進む三豊及びその周辺地区では,顎関節脱臼を起こす高齢者は多いと推察される。今回,顎関節脱臼を起こして当科に紹介された高齢患者の特徴を明らかにするために臨床的検討を行なったので治療経過を含めて報告する。【方法】2021年4月から2023年3月までの2年間で,顎関節脱臼を起こして当科に紹介された高齢患者17例について臨床的に検討を行なった。【結果および考察】年齢は平均85.9歳で,85歳以上が半数以上を占めた。また性別は女性が男性の2倍以上(男女比1:2.4)を占めた。脱臼様式は両側性と習慣性がそれぞれ15例(88.2%)と多く認められた。既往疾患は脳血管障害が12例(70.6%)と最も多く,次に認知症6例(35.3%),循環器疾患5例(29.4%)と続き,Performance Status 3以上が14例認められた。これらの患者の発症契機は不明であったが,咀嚼筋の拘縮・弛緩がベースにあり,欠伸や咳反射による大開口が原因と推測された。治療は自己整復できた2例を除き15例に徒手整復を試み,12例は一旦整復に成功し,必要に応じて顎バンデージを装着した。そして,家族の同意が得られた4例に顎関節自己血注入療法を施行した結果,その後の再脱臼は認められなかった。しかし,残りの3例は整復できず,全身状態が不良で家族からの治療継続の希望もなく,それ以上の治療を断念せざるを得なかった。【結論】高齢者の顎関節脱臼は,両側性で習慣性に起こる症例が大半を占め,脳血管障害や認知症の患者に多く認められた。徒手整復と顎バンデージによる開口制限に加え,顎関節自己血注入療法は有効な治療法であったが,患者の全身状態と家族の意志が治療の継続に大きく影響した。(著者抄録)

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口腔外科受診を契機に診断・治療に至った舌咽神経痛の1例

木村拓紀, 小野喜章, 福嶋輝保, 小畑協一, 國定勇希, 伊原木聰一郎

日本口腔科学会雑誌 72 ( 4 ) 254 - 254 2023年12月