研究者詳細 - 枝園　和彦

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イレウスを伴った腸管嚢胞様気腫症の1例

安山陽信, 岡田真典, 枝園和彦, 今井智大, 戸田大作, 岡田富朗

日本臨床外科学会雑誌 72 ( 増刊 ) 974 - 974 2011年10月

乳腺紡錘細胞癌の1例

岡田真典, 岡田富朗, 戸田大作, 安山陽信, 枝園和彦, 今井智大

日本臨床外科学会雑誌 72 ( 増刊 ) 735 - 735 2011年10月

有茎性管外発育型空腸GISTの1例

岡田富朗, 安山陽信, 今井智大, 戸田大作, 岡田真典, 枝園和彦

日本臨床外科学会雑誌 72 ( 増刊 ) 925 - 925 2011年10月

原発性肺癌に対する術中迅速リンパ節診断に基づく縮小リンパ節郭清の妥当性

枝園和彦, 豊岡伸一, 宗淳一, 杉本誠一郎, 山根正修, 大藤剛宏, 三好新一郎

General Thoracic and Cardiovascular Surgery 59 ( Supplement ) 521 2011年9月

肺実質切離時におけるVessel sealing system(LigaSure)の有用性

杉本誠一郎, 豊岡伸一, 伊賀徳周, 古川公之, 杉本龍士郎, 田中真, 枝園和彦, 西川仁士, 三好健太郎, 上野剛, 宗淳一, 山根正修, 大藤剛宏, 三好新一郎

Gen Thorac Cardiovasc Surg 59 ( Supplement ) 590 2011年9月

導入療法後切除N2非小細胞肺癌症例における予後因子としての癌幹細胞関連マーカー

枝園和彦, 豊岡伸一, 宗淳一, 杉本誠一郎, 山根正修, 大藤剛宏, 武本充広, 木浦勝行, 三好新一郎

Gen Thorac Cardiovasc Surg 59 ( Supplement ) 486 2011年9月

右骨盤腎を伴った右傍十二指腸ヘルニアの1例

枝園和彦, 久保雅俊, 宇高徹総, 水田稔, 白川和豊

日本腹部救急医学会雑誌 31 ( 6 ) 909 - 911 2011年9月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本腹部救急医学会

症例は50歳代,女性。昼食後に突然腹部激痛が出現し,かかりつけ医を受診後,当院紹介された。受診時,腹部全体に著明な圧痛,筋性防御を認め,右側腹部に腫瘤を触知した。腹部造影CTでは,小腸全体が右側に偏位しており,広範囲な小腸の拡張と腸管壁の造影不良を認めた。また,右腎が骨盤内に存在する変位腎を認めた。内ヘルニアによる絞扼性イレウスと診断し,緊急手術(発症より5時間後)を施行した。開腹所見では,傍十二指腸裂孔に大半の小腸が左側から右側へ嵌入しており,右傍十二指腸ヘルニア嵌頓と診断した。嵌頓小腸は高度の虚血性変化を呈していたが,壊死は認めず,大量小腸切除を回避することが可能であった。術後経過は良好で,21日目に退院した。右骨盤腎を伴った右傍十二指腸ヘルニアは,われわれが検索した限りでは報告がなく,極めてまれな症例であると考えられた。(著者抄録)

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その他リンク： https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2011&ichushi_jid=J02824&link_issn=&doc_id=20111101440012&doc_link_id=10.11231%2Fjaem.31.909&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11231%2Fjaem.31.909&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

治癒切除不能StageIV大腸癌に対する腹腔鏡下手術と開腹手術の比較検討

枝園和彦, 久保義郎, 小畠誉也, 羽藤慎二, 大田耕司, 野崎功雄, 棚田稔, 栗田啓

日本内視鏡外科学会雑誌 16 ( 2 ) 181 - 186 2011年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本内視鏡外科学会

【目的】治癒切除不能StageIV大腸癌の原発巣切除に対する腹腔鏡下手術の安全性、妥当性を検討した。【対象・方法】StageIV大腸癌の原発巣切除のうち、1995年4月～2007年8月の腹腔鏡補助下大腸切除術(以下、LAC)14例と、2006年3月から2007年12月の開腹大腸切除術(以下、OC)21例をretrospectiveに比較した。【結果】LAC群で有意に年齢が高かったが、性別、BMI、手術時間および術後合併症に差を認めなかった。術中出血量、術後の離床および化学療法開始までの日数はLAC群で有意に良好であった。1・2年生存率は両群間に差を認めなかった(p=0.26)。【結論】治癒切除不能StageIV大腸癌の原発巣切除に対するLACは、OCと比較して術後経過が良好で早期に化学療法を開始できることより、よい適応と考えられた。(著者抄録)

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食道神経鞘腫の2例

枝園和彦, 野崎功雄, 小畠誉也, 大田耕司, 久保義郎, 棚田稔, 栗田啓

日本消化器外科学会雑誌 43 ( 11 ) 1106 - 1111 2010年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本消化器外科学会

食道腫瘍の中でもまれな神経鞘腫を2例経験したので報告する.症例1は66歳の女性で,検診の上部消化管造影X線検査にて異常を指摘された.画像検査では胸部中部食道に5.0cm大の粘膜下腫瘤を認めた.食道由来の間葉系腫瘍を疑い,開胸食道切除術を施行した.免疫組織学的検討の結果,良性の食道神経鞘腫と診断した.症例2は56歳の男性で,同様に検診の上部消化管X線検査にて異常を指摘され当院を受診した.画像検査所見では胸部下部食道に3.2cm大の粘膜下腫瘍を認めた.食道粘膜下腫瘍の診断のもと,胸腔鏡下粘膜下腫瘤核出術を施行した.術前に挿入したS-B tubeによる圧出法を併用した.免疫組織学的検討の結果,良性の食道神経鞘腫と診断した.食道神経鞘腫に対し切除が行われた本邦文献報告例は,自験例を含めても26例に過ぎず,文献的考察を加えて報告する.(著者抄録)

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その他リンク： https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2010&ichushi_jid=J01117&link_issn=&doc_id=20101111120003&doc_link_id=10.5833%2Fjjgs.43.1106&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.5833%2Fjjgs.43.1106&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

甲状腺腫瘍を合併し同時切除した卵巣甲状腺腫の3例

枝園和彦, 西山慶子, 増田紘子, 野上智弘, 池田宏国, 枝園忠彦, 平成人, 土井原博義

日本臨床外科学会雑誌 71 ( 増刊 ) 603 - 603 2010年10月

術前補助療法進行非小細胞肺癌に対する導入化学放射線療法

枝園和彦, 豊岡伸一, 武本充広, 宗淳一, 山根正修, 大藤剛宏, 堀田勝幸, 頼冠名, 瀧川奈義夫, 田端雅弘, 木浦勝行, 三好新一郎

肺癌 50 ( 5 ) 472 - 472 2010年10月

薬物療法を受ける乳癌患者に対する生殖機能相談支援システムの構築

枝園忠彦, 中塚幹也, 枝園和彦, 西山慶子, 増田紘子, 野上智弘, 池田宏国, 平成人, 土井原博義

日本癌治療学会誌 45 ( 2 ) 766 - 766 2010年9月

FDG集積亢進を認めた成人小腸間膜リンパ管腫の1切除例

枝園和彦, 久保義郎, 小畠誉也, 野崎功雄, 棚田稔, 栗田啓

日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 71 ( 4 ) 1056 - 1060 2010年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：日本臨床外科学会

症例は71歳,女性.腹部違和感を主訴に近医を受診したところ,画像検査にて腹腔内腫瘤を指摘され,当院を受診された.当院で行った腹部超音波,MRI,CT検査では,小腸に接して5cm大の多房性嚢胞性病変を認め,PET-CT検査にてFDGの集積亢進を認めた.小腸間膜悪性腫瘍の可能性も考え,開腹手術を行った.開腹所見では,回腸末端より125cm口側の小腸間膜内に4.5×3.5cm大の軟らかい腫瘍を認めた.腫瘍は小腸と接しており,約17cmの小腸部分切除を伴う腫瘍切除術を行った.腫瘍は多房性嚢胞性病変で,嚢胞内腔には血液が充満していた.病理組織学的には,嚢胞壁の内腔は1層の扁平な細胞に裏打ちされていた.免疫染色上,D2-40陽性で,小腸間膜リンパ管腫と診断した.成人小腸間膜リンパ管腫は比較的稀な疾患で,文献的考察を加え報告する.(著者抄録)

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すりガラス状陰影(GGO)を伴う小型肺野病変の画像所見および病理所見に関する検討

枝園和彦, 山下素弘, 岡崎幹生, 末久弘, 澤田茂樹

日本呼吸器外科学会雑誌 24 ( 3 ) 583 - 583 2010年4月

肺癌pN2症例におけるFDG-PETによるN因子診断能と予後予測能

岡崎幹生, 山下素弘, 枝園和彦, 末久弘, 澤田茂樹

日本呼吸器外科学会雑誌 24 ( 3 ) 640 - 640 2010年4月

肺癌術後follow-upの有用性の検討

沢田茂樹, 末久弘, 枝園和彦, 岡崎幹生, 山下素弘

日本呼吸器外科学会雑誌 24 ( 3 ) 515 - 515 2010年4月

肺動静脈瘻に辺縁帯B細胞リンパ腫(BALToma)を合併した1例

枝園和彦, 山下素弘, 岡崎幹生, 末久弘, 澤田茂樹

日本呼吸器外科学会雑誌 24 ( 3 ) 527 - 527 2010年4月

肉腫様変化および神経内分泌腫瘍への分化を伴った低分化型肝細胞癌の1例

多田龍平, 大田耕司, 枝園和彦, 豊崎良一, 土手秀明, 末久弘, 岩村喜信, 小畠誉也, 野崎功雄, 久保義郎, 棚田稔, 栗田啓, 高嶋成光, 寺本典弘

愛媛医学 29 ( 1 ) 49 - 50 2010年3月

StageIV大腸癌に対する腹腔鏡下手術と開腹術の比較検討

枝園和彦, 久保義郎, 小畠誉也, 羽藤慎二, 大田耕司, 野崎功雄, 棚田稔, 栗田啓

日本内視鏡外科学会雑誌 14 ( 7 ) 325 - 325 2009年12月

臨床の実際イレウスで発症した乳癌小腸転移に対し手術を行った一例

脇直久, 枝園和彦, 前田宏也

外科治療 101 ( 5 ) 629 - 633 2009年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：永井書店

71歳女。約7年前に右C領域乳癌に対し乳房温存術+腋窩リンパ節郭清を施行し、3年前に肺転移、1年前に大動脈リンパ節転移、仙骨転移、2ヵ月前には脳転移を認めて全脳照射を施行した。イレウス症状の出現で加療入院し、腹痛、嘔気、右鎖骨上リンパ節を触知、LDHおよびCEAの上昇を認め、腹部・骨盤CTで少量の腹水、肝転移、大動脈リンパ節腫大を認めるが播種様結節は認めず、小腸の狭窄部位を認めた。経鼻胃管の保存的加療で症状は一時的に消失したが、経口摂取で再度イレウス状態となり、消化管造影で狭窄部位での造影剤流出は認めず経口摂取困難と判断した。全身状態も良く、イレウス解除術目的の審査腹腔鏡施行で播種、腹水は認めず、小腸の癒着もなく下腹部小切開で開腹してTreitz靱帯から160cmの部位の腫瘍を切除した。病理所見より、壁全層に大小の充実性胞巣から成る腫瘍増生を認め、乳癌の小腸転移と診断した。経口摂取を開始し摂取量も徐々に増えたが術後1ヵ月より著明な全身倦怠感、呼吸状態も悪化し、多量の胸水貯留を認めてドレナージを行うが改善せず、術後40日目に死亡した。

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