研究者詳細 - 小原　隆史

MISC - 小原　隆史

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ドナー管理における臓器保護に関する取り組み小児のドナー管理における多臓器不全の経時的変化単施設後方視的観察研究

小原隆史, 塚原紘平, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

移植 59 ( 総会臨時 ) 233 - 233 2024年9月

臓器提供支援事業の現状と課題岡山県の臓器提供施設連携体制構築事業

内藤宏道, 塚原紘平, 湯本哲也, 本郷貴織, 小崎吉訓, 小原隆史, 野島剛, 上田浩平, 飯田淳義, 久村正樹, 安田和広, 中尾篤典

移植 59 ( 総会臨時 ) 231 - 231 2024年9月

移植医療における診療連携(術前、術後管理/集中治療) 岡山大学病院での脳死下臓器提供のプロセスにおける連携と取り組み救急集中治療の立場から

湯本哲也, 小原隆史, 塚原紘平, 内藤宏道, 中尾篤典

移植 59 ( 総会臨時 ) 148 - 148 2024年9月

私(僕)の臨床研究、興味ありませんか? 救急集中治療の現場で臨床医が取り組む「小児」のデータベース研究の可能性

小原隆史, 内藤宏道, 塚原紘平, 本郷貴識, 野島剛, 湯本哲也, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 31 ( Suppl.1 ) S485 - S485 2024年9月

県内の重症小児救急患者に関する集約化の現状と課題

小原隆史, 平岡知浩, 松尾逸平, 塚原紘平

日本小児科学会雑誌 128 ( 7 ) 1004 - 1004 2024年7月

TTM中の温度管理が咬筋にあたえる影響の検討

本郷貴識, 小原隆史, 野島剛, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本脳低温療法・体温管理学会誌 27 ( 1 ) 49 - 49 2024年7月

救命救急センターにおける小児のICU入室数は救急応需に影響するのか?

小原隆史, 塚原紘平, 松尾逸平, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本小児救急医学会雑誌 23 ( 2 ) 267 - 267 2024年7月

amplitude-integrated electroencephalogram(aEEG)によるモニタリングを行った敗血症性ショックの乳児症例

松尾逸平, 小原隆史, 塚原紘平, 竹中暁, 土屋弘樹, 小林勝弘

日本小児救急医学会雑誌 23 ( 2 ) 250 - 250 2024年7月

amplitude-integrated EEG/SEFモードを用いた小児急性脳症の体温管理療法中の脳波変化

小原隆史, 塚原紘平, 内藤宏道, 湯本哲也, 中尾篤典

日本脳低温療法・体温管理学会誌 27 ( 1 ) 47 - 47 2024年7月

来院時低体温症例における甲状腺ホルモンと復温速度の検討

野島剛, 内藤宏道, 本郷貴識, 小原隆史, 小崎吉訓, 薬師寺泰匡, 湯本哲也, 塚原紘平, 久村正樹, 中尾篤典

日本脳低温療法・体温管理学会誌 27 ( 1 ) 45 - 45 2024年7月

法的脳死判定時にCPAPモードを用いた無呼吸テストを実施した小児2例

平岡知浩, 小原隆史, 塚原紘平, 難波宏太, 岡田真澄, 平山隆浩, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本小児科学会雑誌 128 ( 2 ) 361 - 361 2024年2月

救急搬送後にICU入室した高齢者のフレイルによる長期的なQOL/ADLの検討:LIFE Study post-hoc analysis

本郷貴識, 稲葉基高, 對東俊介, 平岡知浩, 小原隆史, 野島剛, 塚原紘平, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本集中治療医学会学術集会(Web) 51st 2024年

当院の救急集中治療室における小児の脳死下臓器提供の時間経過に関する特徴

木口隆, 井上智美, 平岡知浩, 小原隆史, 野島剛, 塚原紘平, 内藤宏道, 中尾篤典

日本集中治療医学会学術集会(Web) 51st 2024年

EICUにおける多職種カンファレンスを科学する

湯本哲也, 本郷貴識, 小原隆史, 野島剛, 上田浩平, 小崎吉訓, 飯田淳義, 青景聡之, 塚原紘平, 内藤宏道, 平山隆浩, 井上智美, 中尾篤典

日本集中治療医学会学術集会(Web) 51st 2024年

アセトアミノフェン中毒におけるプロカルシトニンの有用性

野島剛, 本郷貴識, 小原隆史, 小崎吉訓, 飯田淳義, 湯本哲也, 青景聡之, 塚原紘平, 内藤宏道, 中尾篤典

中毒研究 36 ( 2 ) 207 - 207 2023年7月

救急医療現場における個人的信念に基づく医療行為拒否への対応放射線被曝拒否事例から考える

小出恭大, 湯本哲也, 本郷貴識, 小崎吉訓, 野島剛, 上田浩平, 小原隆史, 飯田淳義, 山本浩継, 青景聡之, 塚原紘平, 内藤宏道, 中尾篤典

日本臨床救急医学会雑誌 26 ( 3 ) 358 - 358 2023年7月

当科における小児急性脳症と体温管理療法の現状

小原隆史, 塚原紘平, 平岡知浩, 本郷貴識, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本脳低温療法・体温管理学会誌 26 ( 1 ) 47 - 47 2023年6月

小児の院外心停止における医師の病院前救急診療は神経学的転帰を改善する

小原隆史, 湯本哲也, 塚原紘平, 野島剛, 本郷貴識, 松本尚美, 頼藤貴志, 中尾篤典, 内藤宏道

日本集中治療医学会雑誌 30 ( Suppl.1 ) S422 - S422 2023年6月

集中治療領域での嚥下障害

本郷貴識, 小原隆史, 野島剛, 上田浩平, 青景聡之, 塚原紘平, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 30 ( Suppl.1 ) S269 - S269 2023年6月

体温管理療法中の温度管理が筋萎縮にあたえる影響の検討

本郷貴識, 小原隆史, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本脳低温療法・体温管理学会誌 26 ( 1 ) 48 - 48 2023年6月

つなぐいのち～小児脳死下臓器ドナー管理小児脳死下臓器ドナー管理の特徴当センターでの経験から

小原隆史, 内藤宏道, 塚原紘平, 野島剛, 上田浩平, 本郷貴識, 小崎吉訓, 山本浩継, 青景聡之, 湯本哲也, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 30 ( Suppl.1 ) S283 - S283 2023年6月

つなぐ命と気持ち～脳死移植における集中治療の役割～潜在的なドナーの認知から移植外科医につなげるところまで終末期の児童に対し「臓器移植の情報提供」を含めた選択肢提示を行うために当院の体制作りと現状

塚原紘平, 小原隆史, 野島剛, 上田浩平, 本郷貴識, 小崎吉訓, 山本浩継, 飯田淳義, 青景聡之, 湯本哲也, 内藤宏道, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 30 ( Suppl.1 ) S331 - S331 2023年6月

aEEGモニタリングが診断・薬物調整に有用であったFIRESの一例

小原隆史, 平岡知浩, 山本浩継, 塚原紘平

日本小児救急医学会雑誌 22 ( 2 ) 292 - 292 2023年6月

脳死の状態判断に補助検査として脳血流シンチグラフィを施行した1例

庵谷紘美, 内藤宏道, 小原隆史, 青景聡之, 塚原紘平, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 29 ( Suppl.1 ) 667 - 667 2022年11月

組織の体制整備による持続可能な「臓器提供」

塚原紘平, 平岡知浩, 薬師寺泰匡, 小原隆史, 小崎吉訓, 野島剛, 湯本哲也, 山本浩継, 青景聡之, 内藤宏道, 中尾篤典

日本救急医学会雑誌 33 ( 10 ) 847 - 847 2022年10月

前頸部の腫脹によるICP上昇に対し厳密な体位保持が有用であった重症頭部外傷の小児例

小原隆史, 塚原紘平, 山本浩継, 内藤宏道, 中尾篤典

日本小児救急医学会雑誌 21 ( 2 ) 287 - 287 2022年6月

日本外傷学会データバンクを用いた熱傷症例の検討

野島剛, 内藤宏道, 小原隆史, 小崎吉訓, 上田浩平, 塚原紘平, 中尾篤典

熱傷 48 ( 1 ) 38 - 39 2022年3月

当院高度救命救急センターにおける小児の熱傷と感染に関するまとめ

小原隆史, 塚原紘平, 野島剛, 上田浩平, 山本浩継, 内藤宏道, 中尾篤典

熱傷 48 ( 1 ) 41 - 41 2022年3月

経気管切開孔アプローチにて気道異物を摘出した乳児例

小原隆史, 永芳真理子, 余湖直紀, 水足佐知子, 武藤雄一郎, 浅井栄敏, 平井克樹

人工呼吸 39 ( 1 ) 63 - 67 2022年

記述言語：日本語出版者・発行元：一般社団法人日本呼吸療法医学会

小児の気道異物に対する検査・治療は硬性気管支鏡を用いることが多く、気管切開や開胸術まで至ることは稀である。症例は1歳4カ月男児。みかんを食べた直後に心肺停止となり当院に搬送された。気管挿管、アドレナリン投与により心拍再開。胸部CTで左主気管支に異物を認め、果実や薄皮による気管閉塞を疑ったが、呼吸状態は安定しており、心停止後の集中治療を優先した。第2病日、左肺の無気肺を認め、第3病日には突発的な酸素化と一回換気量の低下が出現した。ファイバースコープにて黄白色の異物を確認したが、頻回の酸素化低下をきたすため、硬性気管支鏡での経口的アプローチでは気道確保が困難と判断し、気管切開を先行し、気管孔から鉗子付き鼻咽頭ビデオスコープを用いてみかんの種を摘出した。経気管孔的アプロ―チは、気管支の観察・摘出処置において操作性が良く、異物除去の有意義な一選択肢となり得る。

DOI： 10.50903/jsrcm.39.1_63

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コロナ禍における面会制限は脳死下臓器提供に影響を与えたか? 岡山大学病院高度救命救急センターの経験から

萩原万瀧, 塚原紘平, 中村俊介, 小崎吉訓, 小田裕太, 小原隆史, 上田浩平, 野島剛, 山本浩継, 山田太平, 青景聡之, 藤崎宣友, 内藤宏道, 中尾篤典

移植 56 ( 総会臨時 ) O25 - 1 2021年9月

神経集中治療〜脳と全身管理のコラボレーション〜小児急性脳症バンドルによる神経学予後改善への挑戦

塚原紘平, 小原隆史, 山本浩継, 野島剛, 上田浩平, 小崎吉訓, 藤崎宣友, 青景聡之, 内藤宏道, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 28 ( Suppl.2 ) 257 - 257 2021年9月

PCASに対する脳保護療法:TTMの普及とスタンダード来院時アンモニア値に搬送時間を加味した院外心停止患者の予後予測

野島剛, 内藤宏道, 小崎吉訓, 小原隆史, 山本浩継, 藤崎宣友, 青景聡之, 塚原紘平, 山田太平, 中尾篤典

日本集中治療医学会雑誌 28 ( Suppl.2 ) 223 - 223 2021年9月

ラット小腸移植モデルを使った水素含有生理食塩水の管腔内投与による臓器保護効果の検討

山本浩継, 小原隆史, 青景聡之, 井川卓朗, 内藤宏道, 中尾篤典

移植 56 ( 総会臨時 ) O26 - 5 2021年9月

一酸化炭素遊離分子(CORM)管腔内投与による小腸移植グラフト保存への新しいアプローチ

小原隆史, 山本浩継, 青景聡之, 内藤宏道, 中尾篤典

移植 56 ( 総会臨時 ) O26 - 4 2021年9月

重症頭部外傷診療の明日高度救命救急センターでの小児重症頭部外傷の現状と課題

塚原紘平, 小原隆史, 山本浩継

日本小児救急医学会雑誌 20 ( 2 ) 265 - 265 2021年5月

小児の重症外傷に対する治療小児科医が重症外傷診療に関わる意義とは?

小原隆史, 吉元和彦, 寺住恵子, 余湖直紀, 武藤雄一郎, 林田和之, 平井克樹

日本小児救急医学会雑誌 20 ( 2 ) 267 - 267 2021年5月

幼児期の睡眠不足は学童期のケガのリスクとなる(21世紀出生児縦断コホート研究)

小原隆史, 塚原紘平, 山本浩継, 松本尚美, 頼藤貴志, 内藤宏道, 中尾篤典

日本小児科学会雑誌 125 ( 2 ) 224 - 224 2021年2月

非特定警戒地域における新型コロナウイルス流行下の小児救急搬送の状況変化

小原隆史, 塚原紘平, 上田浩平, 内藤宏道, 頼藤貴志, 中尾篤典

日本小児救急医学会雑誌 20 ( 1 ) 70 - 72 2021年2月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本小児救急医学会

(目的)Coronavirus disease 2019(COVID-19)の流行期、非特定警戒都道府県である岡山市の小児救急搬送の現状を検討した。(方法)2019・2020年の2〜5月に同市消防局内で、転院を除いた18歳未満を対象に後方視的観察研究を行った。(結果)4、5月の搬送数は前年比の半数以下、発熱を有する搬送も減っていた。重症例に変化はなく、軽症・中等症の減少が顕著であった。属性に違いはなく、搬送時間に差は認めなかった。(結論)平時から小児医療体制が確立しており、COVID-19の感染数も少なかったため、体制は適切に保たれていたが、引き続き今後に対する備えが重要である。(著者抄録)

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岡山市消防局の救急活動時間におけるCOVID-19の影響

上田浩平, 小原隆史, 野島剛, 小崎吉訓, 藤崎宣友, 塚原紘平, 山田太平, 尾迫貴章, 青景聡之, 内藤宏道, 中尾篤典

日本救急医学会雑誌 31 ( 11 ) 1368 - 1368 2020年11月

COVID19パンデミック下における搬送用エアロゾルボックスの検証

塚原紘平, 内藤宏道, 稲葉基高, 小崎吉訓, 小原隆史, 野島剛, 上田浩平, 藤崎宣友, 中尾篤典, 青井純子, 藤森隆史

日本救急医学会雑誌 31 ( 11 ) 1376 - 1376 2020年11月

小児傷病者の病院前救護と診療における課題小児におけるドクターヘリ,ドクターカーによる病院前救急診療の現状

余湖直紀, 小原隆史, 武藤雄一郎, 平井克樹

日本臨床救急医学会雑誌 23 ( 3 ) 349 - 349 2020年8月

当院小児救命救急センター開設後の小児院外心停止症例の検討

武藤雄一郎, 横山智美, 小原隆史, 余湖直紀, 高木祐吾, 平井克樹, 右田昌宏

日本小児救急医学会雑誌 18 ( 2 ) 247 - 247 2019年6月

小児重症患者の長距離搬送における航空機動衛生隊との協力体制とその有益性

小原隆史, 平井克樹, 山田浩平, 加納恭子, 市坂有基, 武藤雄一郎, 西原卓宏, 右田昌宏

日本小児科学会雑誌 123 ( 2 ) 454 - 454 2019年2月

二相性脳症における早期治療介入基準についての比較検討及びその活用

市坂有基, 小原隆史, 平井克樹, 三浦義文, 大平智子, 武藤雄一郎, 右田昌宏

日本小児救急医学会雑誌 17 ( 3 ) 396 - 400 2018年10月

記述言語：日本語出版者・発行元：(一社)日本小児救急医学会

【目的】二相性脳症早期治療介入基準作成のため、脳症に関連する複数の基準を比較検討する。【対象と方法】2012年1月〜2015年12月に当院小児集中治療室へ入室した複雑型熱性けいれんまたは二相性脳症77例に対し、3つの急性脳症予測基準「重症熱性けいれん基準(Nagase et al.2013)」、「けいれん重積型急性脳症予測スコア(Tada et al.2015)」、「Glasgow Coma Scale(GCS)によるけいれん重積型脳症の基準(天笠ら2016)」を用い、診療録から後方視的に早期治療介入対象の選択妥当性を比較検討した。【結果】Nagaseらの基準では感度100%、特異度70.2%、Tadaらの基準では感度90.0%、特異度89.6%、天笠らの基準では感度90.0%、特異度95.5%であった。【結論】当科の症例では天笠らの基準が最も鋭敏に、治療を要した二相性脳症患者を判別できた。(著者抄録)

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保育士が自動体外式除細動器で救命できたカテコラミン誘発多形性心室頻拍

田邉のぞみ, 西原卓宏, 小原隆史, 山下貴大, 三浦義文, 武藤雄一郎, 小松なぎさ, 平井克樹, 右田昌宏, 八浪浩一

日本小児科学会雑誌 121 ( 12 ) 1987 - 1994 2017年12月

記述言語：日本語出版者・発行元：(公社)日本小児科学会

5歳2ヵ月男児。7ヵ月検診で不整脈を指摘され、上室性期外収縮と診断されたが、家族の判断で受診を中断していた。精神運動発達遅滞にて他院フォロー中であり、保育所での水遊び中に突然脱力し意識消失したため、保育士が速やかに心肺蘇生を行い、保育所に設置していた自動体外式除細動器(AED)を使用した。救急隊到着時には洞調律に復帰していたが、来院時の心電図では心房細動、心室性期外収縮の頻発と二方向性心室頻拍を認め、カテコラミン誘発多型性心室頻拍と診断してプロプラノール、フレカイニドの内服を開始し、不整脈は軽快した。また、後日行われた遺伝子検査でリアノジン受容体遺伝子の新規変異(p.Ile4926Met)が確認された。本症例では保育士によるAEDの迅速な使用により、後遺症なく救命することができた。全ての保育所・幼稚園でのAED設置および心肺蘇生法の普及が必要と考えられた。

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母体ZnT2遺伝子変異に基づく低亜鉛母乳による亜鉛欠乏性皮膚炎

小原隆史, 小松なぎさ, 逸村直也, 神戸大朋, 武藤雄一郎, 西原卓宏, 平井克樹, 右田昌宏

日本小児科学会雑誌 120 ( 11 ) 1649 - 1656 2016年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：(公社)日本小児科学会

5ヵ月女児。完全母乳栄養で体重増加は良好であったが、生後2ヵ月頃から鼻唇溝や四肢の関節部を中心に浸潤性紅斑や膿痂疹様の病変が出現、近医の皮膚科にてアトピー性皮膚炎の診断でステロイド外用剤塗布が行われるも、症状は改善せず、皮疹は肛門周囲まで拡大して後頭部の脱毛も出現した。低出生体重児および早産児に加え、完全母乳栄養児であることから亜鉛欠乏性皮膚炎を疑われ、著者らの施設へ紹介受診となった。初診時、口周囲や鼻唇溝を中心に浸潤性紅斑や膿痂疹様の病変を認め、肘・膝・肛門周囲にも同様の皮膚炎が確認された。また、後頭部には紅斑と脱毛を認めた。血液検査では血清亜鉛濃度の著明な低下とALP低値を認めたが、その他は正常値であった。しかし、低亜鉛母乳の可能性を考え、母親からの採血を行なったところ、血清亜鉛濃度は正常であったものの、母乳中の亜鉛濃度は低く、両者の乖離を認めた。母体ZnT2遺伝子の解析を行なった結果、c.652C>Tのヘテロ接合性変異が認められ、Transient neonatal zinc deficiency(TNZD)と診断された。以後、亜鉛製剤内服と亜鉛化軟膏の外用にて皮膚症状は改善した。

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急性脳症早期治療介入基準についての比較検討および活用について

市坂有基, 小原隆史, 平井克樹, 三浦義文, 大平智子, 武藤雄一郎, 右田昌宏

日本小児救急医学会雑誌 15 ( 2 ) 181 - 181 2016年6月

母体ZnT2遺伝子変異による低亜鉛母乳にて亜鉛欠乏性皮膚炎を発症した一例

小原隆史, 小松なぎさ, 武藤雄一郎, 西原卓宏, 平井克樹, 右田昌宏

日本小児科学会雑誌 120 ( 2 ) 238 - 238 2016年2月

シートベルト非装着やチャイルドシート不適正使用による小児頸髄損傷3例

大平智子, 小原隆史, 武藤雄一郎, 平井克樹, 西原卓宏, 小松なぎさ, 右田昌宏

日本小児科学会雑誌 120 ( 1 ) 61 - 65 2016年1月

記述言語：日本語出版者・発行元：(公社)日本小児科学会

シートベルト関連(後部座席シートベルト非装着、チャイルドシート肩ベルト非装着)の自動車事故による小児頸髄損傷の3症例を報告した。症例1(13歳男児)。入院時、頭部CTで歯突起骨折、環軸椎脱臼骨折がみられ、頸部MRIではC1-2にかけて頸髄損傷が認められた。緊急手術にて後方固定術(C1-2)ほか、PICUにて鎮静鎮痛、人工呼吸管理を行なったところ、術後3日目以後、抜管となり一般病棟へ転棟となった。そして、術後13日目には立位や歩行が可能となったが、右上肢不全麻痺は残存し、術後29日目にリハビリ目的で転院となった。症例2(1歳7ヵ月女児)。前医で胸腹部・頭頸部CTおよび頸髄MRIにて頸椎脱臼骨折による頸髄損傷ほか、次いで両下肢麻痺、右腸骨骨折、左急性硬膜外血腫と診断され、気管挿管後に全身管理目的で著者らの施設へ紹介となった。以後、PICUに入室し鎮静鎮痛、人工呼吸管理が施行され、第17病日目には呼吸状態の安定が確保されるとともに、意識レベルも改善し、一般病棟へ転棟となった。尚、患者は両上肢は自発運動良好であったが、下肢は完全麻痺状態であり、最終的は第58病日目にリハビリ専門病院へ転院となった。症例3(10歳女児)。頸部・胸腹部CTにて環椎後頭関節脱臼、外傷性くも膜下出血、脳腫脹がみられ、PICU管理となったが、瞳孔散大は持続し循環は不安定であり、2日後に死亡となった。

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当院における小児急性脳症の治療の変遷と予後に関する比較検討

三浦義文, 平井克樹, 小原隆史, 市坂有基, 大平智子, 武藤雄一郎

日本集中治療医学会雑誌 23 ( Suppl. ) 797 - 797 2016年1月

急性脳症小児急性脳症の治療と予後の検討当院における方針の決定と治療の変遷

三浦義文, 平井克樹, 小原隆史, 市坂有基, 大平智子, 武藤雄一郎

日本集中治療医学会雑誌 23 ( Suppl. ) 286 - 286 2016年1月

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