所属学科・講座など 【 表示 / 非表示

地域医療人材育成講座

職名 【 表示 / 非表示

教授

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

医療社会学

研究分野・キーワード 【 表示 / 非表示

糖尿病 糖尿病性腎症 医学教育 地域医療 Empathy

研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:地域医療教育のアウトカム評価:医学生の共感性及び臨床能力について

    研究課題概要:本研究では岡山大学で平成21年度から導入された地域医療教育が医学生の共感性及び臨床能力に及ぼすアウトカムの評価を行い、アウトカム基盤型の地域医療教育カリキュラム策定への提言を行う。平成25年度の研究成果の概要は以下のとおりである。 ①e-ポートフォリオの解析:平成23 年度より導入したe-ポートフォリオを用いて、地域医療実習における学生の満足度の経時的評価を行い、地域医療実習の初日と最終日を比較して有意に満足度が上昇することが示された。本結果については平成26年度日本医学教育学会大会で発表予定である。 ②医学生の共感性スコアの経時的評価:平成23 年度より、入学時に基礎データとして医学科1 年生全員の共感性スコア(Jefferson Score of Physician Empathy:JSPE 日本語版を使用)を調査しているが、同調査を1 年1 回継続的に行い、データの蓄積及び解析を行った。特に、平成24及び25度入学生のデータ解析については、過去の基礎データと比較してempathyが上昇しており、平成25年度日本医学教育学会大会で発表した(Kataoka H. et al. The impact of professionalism education on first year medical students' empathy.)。 ③医療面接実技試験の評価:平成25年度にOSCEを受けた学生の医療面接試験について解析を行ったところ、地域医療実習を受けた学生のほうが同試験の到達度が上昇していることが示された。本結果については平成26年度日本医学教育学会大会で発表予定である。 ④クリニカルクラークシップにおけるアウトカム評価:総合内科ローテーション時の評価表を用い、5 年次の地域枠学生5 名と一般枠学生で地域医療実習選択者、一般枠学生の3 群で解析を行っている。

  • 研究課題名:女性医師支援の多面的効果の評価:キャリア支援から地域へ

  • 研究課題名:診療参加型実習のアウトカム評価:オンライン症例カードと高機能シミュレータの有用性

主要業績 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Measurement of empathy among Japanese medical students: psychometrics and score differences by gender and level of medical education.

    掲載誌名:Academic Medicine84巻 9号 (頁 1192 ~ 1197)

    発行年月:2009年09月

    著者氏名(共著者含):*Kataoka HU, Koide N, Ochi K, Hojat M, Gonnella JS.

  • 論文題目名:Measurement and correlates of empathy among female Japanese physicians.

    掲載誌名:BMC Medical Education12巻 1号 (頁 48 ~ )

    発行年月:2012年06月

    著者氏名(共著者含):Kataoka HU, Koide N, Hojat M, Gonnella JS

  • 論文題目名:共感と医療について(エンパシースケールを中心に)

    掲載誌名:日本内科学会雑誌101巻 7号 (頁 2103 ~ 2107)

    発行年月:2012年07月

    著者氏名(共著者含):片岡仁美

 

写真

氏名

片岡 仁美 (カタオカ ヒトミ)

KATAOKA Hitomi

特記事項

USUI Hitomi(旧姓)による投稿論文あり

所属専攻講座

医歯薬学総合研究科

職名

教授

性別

女性

研究分野・キーワード

(日)糖尿病 糖尿病性腎症 医学教育 地域医療 Empathy

(英)Diabetes Diabetic nephropathy Medical education Primary care Empathy

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 学校名:岡山大学

    学校の種類:大学

    学部名:医学部

    学科名:医学科

    卒業年月:1997年03月

    卒業区分:卒業

    所在国:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 大学院名:岡山大学

    研究科名:医学研究科

    専攻名:内科学第三講座

    修了課程:博士課程

    修了年月:2003年03月

    修了区分:修了

    所在国:日本国

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 職務遂行組織:医歯薬学総合研究科

    組織名:地域医療人材育成講座

    経歴名:教授 (Professor)

    職務期間:2010年05月 ~ 継続中

  • 職務遂行組織:岡山大学病院

    組織名:卒後臨床研修センター

    経歴名:講師 (Senior Assistant Professor)

    職務期間:2008年08月 ~ 2010年04月

  • 職務遂行組織:医歯薬学総合研究科

    組織名:医療教育統合開発センター

    経歴名:助教 (Assistant Professor)

    職務期間:2005年08月 ~ 2008年07月

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本医学教育学会 /  日本国 ( 2009年01月 ~ 2011年12月 )

    役職・役割名:情報基盤開発委員会委員

    活動期間:2009年01月 ~ 2011年12月

    活動内容:医学教育白書の編纂など

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 医療社会学 (Medical sociology)

専門分野(researchmap分類) 【 表示 / 非表示

  • その他の医学

  • 医学総論一般

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 医師

  • ECFMG Certification

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:地域医療教育のアウトカム評価:医学生の共感性及び臨床能力について

    キーワード:ポートフォリオ 共感性 医学教育 地域医療

    研究態様:機関内共同研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2014年04月 ~ 2016年03月

    専門分野(科研費分類):医療社会学

    専門分野(researchmap分類):その他の医学

  • 研究課題名:女性医師支援の多面的効果の評価:キャリア支援から地域へ (Evaluation of various effects of career support for female physicians : Career development and contribution to the community)

    キーワード:キャリア支援 医学・薬学教育 地域医療 女性医師 生涯教育

    研究態様:機関内共同研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2010年04月 ~ 2011年03月

    専門分野(科研費分類):医療社会学

    専門分野(researchmap分類):その他の医学

    研究内容:岡山大学では平成19年度より女性医師支援制度を導入し、平成23年度末で67名の女性医師が復職した。女性医師支援が医療現場にもたらしたアウトカムの評価及び女性医療人支援の地域医療貢献に果たす役割について明らかにする。

    (1)本学の女性医師支援制度のアウトカム評価

    1)復帰支援制度の利用に関する調査

    対象:復帰支援制度を利用した女性医師の受け入れを行った診療科の上司・同僚201名。

    方法:質問紙による意識調査を施行。

    結果:回収率は64.1%。回答者の属性は男性153人(76.1%)、女性46人(22.9%)、30-39歳が113人(56.2%)と過半数を占め、上司110名(54.7%)同僚90名(44.7%)であった。「復帰支援制度を知っている」と回答したのは174人(86.6%)であった。本制度の有用度について、「復帰医師にとって有用である」と回答したのは175人(87.1%)であった。また、「職場にとって有用である」と回答したのは153人(75.6%)であった。「復帰医師のキャリア形成に役立つ」と回答したのは141人(70.6%)であった。一方で、「制度に甘えている復帰医師が目立つ」と回答したのは23人(11.5%)であった。また、「復帰医師は自らの職務遂行のみならず職場への貢献ができている」と回答したのは99人(49.2%)であった。岡山大学病院の復帰支援制度は制度利用者のみならず、職場の上司、同僚からも高い評価を得ていると考えられた。一方で、真に復帰医師のキャリア形成を促すために更なる工夫が必要であることも示唆された。

    2)新規導入した病棟保育士制度に関する実効性評価

    平成23年度より小児科病棟に導入した病棟保育士制度に関する実効性評価を行った。

    (2)本学の女性医師支援制度の他施設への適用と汎用性評価

    地域拠点病院における女性医師支援制度の導入準備として事前評価、啓蒙活動を行った。

  • 研究課題名:診療参加型実習のアウトカム評価:オンライン症例カードと高機能シミュレータの有用性 (Evaluation of Clinical Clerkship in Medical School: OnlineStudent Log and Simulation as effective evaluation tool.)

    キーワード:シミュレーション教育 医学教育 卒後臨床研修 多職種間教育 実習評価 診療参加型実習

    研究態様:個人研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2008年04月 ~ 2009年03月

    専門分野(科研費分類):医療社会学

    専門分野(researchmap分類):医学総論一般

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 年度:2018年度

    授業科目:プロフェッショナリズムⅣ

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:プロフェッショナリズムI

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:プロフェッショナリズムⅢ

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:プロフェッショナリズムⅡ

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:質的研究論

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

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担当授業科目(その他) 【 表示 / 非表示

  • 年度:2015年度

    科目名:早期体験実習

    担当期間:2016年04月 ~ 2017年03月

    講義内容またはシラバス:「「医師の卵として未来の私を考える」-自分を見つめる、ロールモデルに出会う」

  • 年度:2016年度

    科目名:研究方法論基礎

    担当期間:2016年04月 ~ 2017年03月

    講義内容またはシラバス:女性研究者論

  • 年度:2015年度

    科目名:老年医学・緩和医療 特論Ⅱ

    担当期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    講義内容またはシラバス:高齢者総合診療

  • 年度:2015年度

    科目名:研究方法論基礎

    担当期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    講義内容またはシラバス:女性研究者論

  • 年度:2015年度

    科目名:医療政策・地域医療学

    担当期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    講義内容またはシラバス:「地域医療とは何だろうか?」

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教育活動に関する受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:最優秀指導医賞

    受賞年月:2016年03月

    授与機関:岡山大学卒後臨床研修センター研修医

教科書、教材等 【 表示 / 非表示

  • 年度:2014年度

    教科書,教材等の種類:教科書出版

    大学教育教材開発:医療経済学・地域医療学(岡山大学版教科書):「地域医療とはなんだろうか.医療政策・地域医療学」

教育活動に関する報道等 【 表示 / 非表示

  • 年度:2009年度

    報道の種類:テレビ

    教育活動報道:2009年6月 日経Medical:心をつかむプログラムで「勝ち組」を目指す case1 岡山大病院
    2009年7月 Japan Medicine:連載企画 女性医師の増加と医師不足16『レベル別短期訓練で女性医師を後押し-弾力的時短制度など活用し34人が復職-』
    2009年8月 最新医療経営 Phase3:ワイド特集 次世代を担う50人の大胆提言
    自分たちの見据える医療の行く先はここだ!『女性のライフステージにあったキャリア支援の推進』
    2009年8月 KSB瀬戸内海放送:『KSBスーパーJチャンネル』-きょうの特集 「ママさん産婦人科医の復職を支援」-
    2009年9月 Japan Medicine:岡山大病院卒後臨床研修プログラム 大幅変更でフルマッチにも期待、専門性高い研修、応募は定員の2倍以上に

 

論文(総説以外) 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Emotional intelligence and its effect on pharmacist and pharmacy students with autistic-like traits

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:American Journal of Pharmaceutical Education81巻 4号 (頁 144 ~ 164)

    発行年月:2017年05月

    著者氏名(共著者含):Yuji Higuchi,Masatoshi Inagaki*,Toshihiro Koyama*,Yoshihisa Kitamura*,Toshiaki Sendo*,Maiko Fujimori,Hitomi Kataoka*,Chinatsu Hayashibara,Yosuke Uchitomi,Norihito Yamada*

    共著区分:共著

    DOI:10.5688/ajpe81474

  • 論文題目名:Exploring autistic-like traits relating to empathic attitude and psychological distress in hospital pharmacists.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Int J Clin Pharm37巻 6号 (頁 1258 ~ 1266)

    発行年月:2015年10月

    著者氏名(共著者含):Higuchi Y, Uchitomi Y, Fujimori M, Koyama T, Kataoka H, Kitamura Y, Sendo T, Inagaki M

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Extracurricular activities to promote English skills at Okayama University Medical School.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:J Med Eng Educ14巻 3号 (頁 113 ~ 116)

    発行年月:2015年10月

    著者氏名(共著者含):Mahmood S, Obika M, Miyoshi T, Kataoka HU

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Nurturing the Art of Professionalism in Japanese Medical Students at Okayama University Medical School.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:International Journal of School and Cognitive Psychology2巻 2号

    発行年月:2015年06月

    著者氏名(共著者含):Mahmood S, Obika M, Teshigawara S, Kawabata T, Kataoka HU

    共著区分:単著

  • 論文題目名:Medical Students’Opinion of a Web-based Module to Teach Clinical Reasoning and Knowledge.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:General Medicine16巻 2号 (頁 76 ~ 83)

    発行年月:2015年06月

    著者氏名(共著者含):Stein G, Tokunaga H, Ando H, Obika M, MiyoshiT, Tokuda Y, NoguchiY, Kataoka H, Terasawa H

    共著区分:共著

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 題目:女性医師支援8年間の経験と今後の課題

    記述言語:日本語

    掲載種別:商業雑誌

    掲載誌名:整形・災害外科59巻 3号 (頁 261 ~ 266)

    出版機関名:

    発行年月:2016年03月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

  • 題目:日本の行政による男女共同参画の取り組み

    記述言語:日本語

    掲載種別:商業雑誌

    掲載誌名:治療97巻 12号 (頁 1681 ~ 1685)

    出版機関名:

    発行年月:2015年12月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

  • 題目:各食前の(超)速効型インスリンの補充.インスリン治療の第一選択は.II インスリン治療 Trend and Traditionalism.2型糖尿病の薬物治療—Trend(かわること) and Traditionalism(かわらないこと).

    記述言語:日本語

    掲載種別:商業雑誌

    掲載誌名:糖尿病診療マスター13巻 6号 (頁 481 ~ 485)

    出版機関名:

    発行年月:2015年06月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

  • 題目:地域医療教育とその可能性.日本の地域医療教育イノベーション

    記述言語:日本語

    掲載種別:その他

    掲載誌名:ジェネラリスト教育コンソーシアム7巻 (頁 52 ~ 64)

    出版機関名:

    発行年月:2015年04月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

  • 題目:女性医師支援を通じて地域の医療に貢献する-MUSCAT プロジェクトの活動と今後-

    記述言語:日本語

    掲載種別:商業雑誌

    掲載誌名:病院72巻 6号 (頁 462 ~ 464)

    出版機関名:

    発行年月:2013年06月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

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学会等における発表 【 表示 / 非表示

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第19回日本医学英語教育学会 (19th Japan Society for Medical English Education)

    開催期間:2015年07月

    題目又はセッション名:Challenges Faced by Japanese Medical Students Preparing for the USMLE Step 2 CS Exam

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第47回日本医学教育学会大会 (47th Japan Society of Medical Education)

    開催期間:2015年07月

    題目又はセッション名:One year follow-up of junior residents’ empathy using The Jefferson Scale of Empathy

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第47回日本医学教育学会大会 (47th Japan Society of Medical Education)

    開催期間:2015年07月

    題目又はセッション名:Effects of community-based medical education and medical interview sessions with standardized patients on OSCE results

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第47回日本医学教育学会大会 (47th Japan Society of Medical Education)

    開催期間:2015年07月

    題目又はセッション名:Close Observation and Participation in Problem Based Learning at Okayama University Medical School

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第47回日本医学教育学会大会 (47th Japan Society of Medical Education)

    開催期間:2015年07月

    題目又はセッション名:English Medical Interview Seminars for Medical Students and Resident Doctors at Okayama University Hospital

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 研究種目名:萌芽研究

    研究題目:医学生・研修医・指導医の共感性に関する探索研究

    研究期間:2013年04月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:東京医科大学の医学生―医師のキャリア形成の過程において共感性の推移を明らかにする目的で、まずは2012年の4月~5月にかけて、東京医科大学の全医学生、東京医科大学病院の全初期研修医および後期研修医、臨床系の指導医を対象にJSPE日本語版を配布した。

    その結果、医学部1年生 96名、2年生 92名、3年生 104名、4年生計109名、5年生 83名、6年生 63名、初期研修医1年目33名、初期研修医2年目32名、後期研修医1 ~3年目26名、指導医70名から結果が得られた。各平均点は順に102.9±15.3、101.9±13.6、104.0±13.3、99.2±18.0、106.5±13.9、104.8±14.2、109.6±13.5、103.5±12.3、106.5±8.4、105.6±12.4であった。医学部4年生との比較では臨床実習が始まった5年生と臨床研修が始まった初期研修医1年目が有意に高値であったが、医学部1年生と比較して指導医まで有意な変化は認められなかった。この横断的調査の結果より、臨床の現場に出たときには共感性が高くなる傾向はあるものの、基本的には指導医になっても共感性は高くならず、「共感性はそれほど重要ではない」というHidden curriculumが存在している可能性が示唆された。

    この結果を踏まえ2013年の4月~5月にかけて、同様の調査を医学生と初期研修医に実施した。2年連続の縦断調査の結果については現在検討中である。

  • 研究種目名:基盤研究(C)

    研究題目:地域医療教育のアウトカム評価:医学生の共感性及び臨床能力について

    研究期間:2013年04月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:本研究では岡山大学で平成21年度から導入された地域医療教育が医学生の共感性及び臨床能力に及ぼすアウトカムの評価を行い、アウトカム基盤型の地域医療教育カリキュラム策定への提言を行う。平成25年度の研究成果の概要は以下のとおりである。

    ①e-ポートフォリオの解析:平成23 年度より導入したe-ポートフォリオを用いて、地域医療実習における学生の満足度の経時的評価を行い、地域医療実習の初日と最終日を比較して有意に満足度が上昇することが示された。本結果については平成26年度日本医学教育学会大会で発表予定である。

    ②医学生の共感性スコアの経時的評価:平成23 年度より、入学時に基礎データとして医学科1 年生全員の共感性スコア(Jefferson Score of Physician Empathy:JSPE 日本語版を使用)を調査しているが、同調査を1 年1 回継続的に行い、データの蓄積及び解析を行った。特に、平成24及び25度入学生のデータ解析については、過去の基礎データと比較してempathyが上昇しており、平成25年度日本医学教育学会大会で発表した(Kataoka H. et al. The impact of professionalism education on first year medical students' empathy.)。

    ③医療面接実技試験の評価:平成25年度にOSCEを受けた学生の医療面接試験について解析を行ったところ、地域医療実習を受けた学生のほうが同試験の到達度が上昇していることが示された。本結果については平成26年度日本医学教育学会大会で発表予定である。

    ④クリニカルクラークシップにおけるアウトカム評価:総合内科ローテーション時の評価表を用い、5 年次の地域枠学生5 名と一般枠学生で地域医療実習選択者、一般枠学生の3 群で解析を行っている。

  • 研究種目名:基盤研究(C)

    研究題目:被災地等における街づくりと連動した地域包括ケアの確立方策

    研究期間:2012年04月 ~ 2015年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:この研究の目的は、被災地や中山間地域等において、医療、介護等のサービスを適切に提供する「地域包括ケア」の体制を地方自治体と連携しながら構築していくための方策を明らかにすることである。

    平成25年度においては、東日本大震災の被災地である岩手県について「県立病院経営委員会」に委員長として参画するとともに行政や学識経験者等からヒアリングを行い、医療・介護の復興状況をフォローし、関係者と意見交換した。同県では、陸前高田市、大槌町、山田町の県立病院が全壊するなど甚大な被害をこうむったが、各病院の移転・建設計画がまとまるなど着実に医療分野の復興が行われている。

    第二に、岡山市で、市役所、保健医療科学院の有識者らと介護特区におけるデイサービス事業の調査に関する意見交換を行い、これからの方向づけを行った。高梁市において、超高齢化と人口減の中での地域包括ケアの在り方を議論する委員会の委員長として、報告書を取りまとめた。倉敷市、赤磐市、笠岡市、真庭市の今後の人口動向を踏まえて、地域包括ケアの在り方を考察し、市議会議員、地元のボランティア、一般の市民、行政の担当者と意見交換を行った。

    第三に、こうした活動の成果を取りまとめるため、『医療経済学・地域医療学』という書籍を刊行する(2014年5月発刊予定)。同著では、「地域医療の本質とは何か」「地域医療の課題と解決方策」「訪問診療専門クリニックの活動状況」「医療政策における地域医療の位置づけ」「マクロ経済における医療・介護の意義」などについて論じた。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 資金名称:厚生労働科学研究費補助金

    研究題目:女性医師キャリア支援モデル普及推進事業

    研究期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:厚生労働省

  • 資金名称:厚生労働科学研究費補助金

    研究題目:女性医師キャリア支援モデル普及推進事業(女性医師のさらなる活躍を応援するシンポジウム)

    研究期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:厚生労働省

  • 資金名称:文部科学省補助金

    研究題目:未来医療研究人材養成拠点形成事業

    研究期間:2014年04月 ~ 2018年03月

    資金支給機関:文部科学省

学内競争的資金(学長裁量経費等) 【 表示 / 非表示

  • 年度:2015年度

    研究期間:2015年04月 ~ 2016年03月

    研究費名:国立大学改革強化推進補助金 大学機能強化戦略経費

    課題名:60分授業・クォーター制の導入に対応した教育効果の向上を目的としたカリキュラム開発経費

寄付金・講座・研究部門 【 表示 / 非表示

  • 寄附金名称:地域医療人材育成講座

    寄附者名称:岡山県

    寄附年月:2015年09月