所属学科・講座など 【 表示 / 非表示

萌芽的・学際的新展開グループ

職名 【 表示 / 非表示

准教授

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

分子生物学

研究分野・キーワード 【 表示 / 非表示

藻類 分子生物学 細胞生物学 ウイルス 環境微生物

研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:大型二本鎖DNAウイルス:多因子・多層制御による宿主感染機序の理解を目指して

    研究課題概要: 当研究は、MimivirusやChlorovirusの例が知られる大型二本鎖DNAウイルス(Giant dsDNA virus, 以下G-DNAV)の感染機序の理解を目的とする。G-DNAVは、300-kb~1.2-Mbというウイルスとしては巨大なdsDNAをゲノムとする。ゲノム上には数百のORFと共に、長い遺伝子間領域、さらに10種類以上のtRNAコード領域等、新奇な特徴が見られる。また、G-DNAV遺伝子の相当数は、感染と宿主の死滅には必要とされないことが知られている。古典的には、ウイルスとは、小さなゲノムに限られた数の遺伝子を持ち、それらをフル活用することで宿主細胞機構を利用して感染・増殖を果たす『半生命体』とされてきた。G-DNAVは、この理解に相反するかのような存在といえる。当研究は、G-DNAVの3大特徴—多数の遺伝子、発現制御領域として機能可能な長い遺伝子間領域配列、ウイルスtRNA—によるウイルス生活環制御機構の解明を目指す。  申請者は、G-DNAVの1種であるHeterosigma akashiwo virus (HaV) と、その宿主である真核性単細胞藻ヘテロシグマの研究を行っている。最近3年間に受給した科研費2課題と私立財団研究助成3課題の成果の一部として、異なる感染症状(感染型)を示す複数の宿主株を確立し、更にHaV全ゲノム配列を解読した。これら申請者独自のリソースを活用して当計画を遂行する。  G-DNAVの3大特徴—多数遺伝子、遺伝子発現制御機構、ウイルスtRNA—に決定される感染制御機構の解明は、G-DNAVというユニークな新奇・半生命体の生物学的理解をもたらすものであり非常に意義深い。

  • 研究課題名:赤潮原因藻ヘテロシグマの環境における増殖ダイナミクスの分子細胞生物学的研究

  • 研究課題名:ウイルス・宿主共存機構:宿主個体群構造ダイナミクスの生理生態学的・数理学的解析

主要業績 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Evolution and Phylogeny of large DNA viruses, Mimiviridae and Phycodnaviridae including newly characterized Heterosigma akashiwo virus.

    掲載誌名:Frontiers in Microbiology2016巻 01942号

    発行年月:2016年11月

    著者氏名(共著者含):Maruyama, F., and Ueki, S.

  • 論文題目名:A unique, highly variable mitochondrial gene with coding capacity of Heterosigma akashiwo, class Raphidophyceae.

    掲載誌名:Journal of Applied Phycology

    発行年月:2017年04月

    著者氏名(共著者含):Higashi A, Nagai S, Salomon P. S. and Ueki S*

  • 論文題目名:Selective growth promotion of bloom-forming raphidophyte Heterosigma akashiwo by a marine bacterial strain.

    掲載誌名:Harmful Algae 60巻 (頁 150 ~ 156)

    発行年月:2016年12月

    著者氏名(共著者含):Higashi, A., Fujitani, Y., Nakayama, N., Tani, A, and Ueki, S.

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氏名

植木 尚子 (ウエキ ショウコ)

UEKI Shoko

所属専攻講座

資源植物科学研究所

職名

准教授

性別

女性

研究室住所

(日)岡山県倉敷市中央2-20-1 資源植物科学研究所

(英)Institute of Plant Science and Resources

メールアドレス

メールアドレス

研究分野・キーワード

(日)藻類 分子生物学 細胞生物学 ウイルス 環境微生物

(英)algal biology molecular biology cell biology virus environmental microbiology

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 大学院名:東京工業大学

    研究科名:生命理工学研究科

    専攻名:バイオサイエンス専攻

    修了課程:博士課程

    修了年月:1997年03月

    修了区分:修了

    所在国:日本国

  • 大学院名:筑波大学

    研究科名:環境科学研究科

    専攻名:環境科学

    修了課程:修士課程

    修了年月:1994年03月

    修了区分:修了

    所在国:日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(理学)

    学位の分野名:生命理工学 (Other)

    学位授与機関名:東京工業大学 (Tokyo Institute of Technology)

    取得方法:課程

    取得年月:1997年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 職務遂行組織:資源植物科学研究所

    経歴名:准教授 (Associate Professor)

    職務期間:2017年09月 ~ 継続中

  • 職務遂行組織:資源植物科学研究所

    経歴名:助教 (Assistant Professor)

    職務期間:2011年09月 ~ 2017年08月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 所属(勤務)先:ニューヨーク州立大学生化学・細胞生物学部 (State University of New York at Stony Brook)

    経歴名:リサーチアシスタントプロフェッサー (Research Assistant Professor)

    経歴期間:2007年07月 ~ 2011年08月

  • 所属(勤務)先:ニューヨーク州立大学生化学・細胞生物学部 (State University of New York at Stony Brook)

    経歴名:研究員 (Researcher)

    経歴期間:2000年04月 ~ 2007年06月

  • 所属(勤務)先:ニューヨーク州立大学生化学・細胞生物学部 (State University of New York at Stony Brook)

    経歴名:日本学術振興会特別研究員 (Postdoctoral Fellowships of Japan Society for the Promotion of Science)

    経歴期間:1998年09月 ~ 2000年03月

  • 所属(勤務)先:東京工業大学生命理工学部

    経歴名:日本学術振興会特別研究員

    経歴期間:1997年04月 ~ 1998年09月

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • ゲノム微生物学会 /  日本国 ( 2016年01月 ~ 継続中 )

  • 日本微生物生態学会 (Japan Society of Microbiral Ecology)  /  日本国 ( 2015年01月 ~ 継続中 )

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 分子生物学 (Molecular biology)

  • 生態・環境 (Ecology/environment)

  • 環境動態解析 (Environmental dynamic analysis)

  • 応用分子細胞生物学 (Applied molecular cell biology)

専門分野(researchmap分類) 【 表示 / 非表示

  • 微生物学・ウィルス学一般

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:大型二本鎖DNAウイルス:多因子・多層制御による宿主感染機序の理解を目指して

    キーワード:大型二本鎖DNAウイルス

    研究態様:個人研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2015年04月 ~ 継続中

    専門分野(科研費分類):分子生物学

    専門分野(researchmap分類):ウイルス学

  • 研究課題名:赤潮原因藻ヘテロシグマの環境における増殖ダイナミクスの分子細胞生物学的研究

    キーワード:赤潮原因藻 (Bloom forming algae)

    研究態様:国内共同研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2014年04月 ~ 継続中

    専門分野(科研費分類):水産学一般

    専門分野(researchmap分類):微生物学・ウィルス学一般

  • 研究課題名:ウイルス・宿主共存機構:宿主個体群構造ダイナミクスの生理生態学的・数理学的解析

    キーワード:藻類ウイルス

    研究態様:国内共同研究

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2014年04月 ~ 継続中

    専門分野(科研費分類):生態・環境

    専門分野(researchmap分類):微生物学・ウィルス学一般

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 年度:2018年度

    授業科目:植物環境微生物学演習

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:生物資源科学特別研究

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:植物-ウイルス/細菌相互作用

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:植物環境微生物学演習

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

  • 年度:2017年度

    授業科目:Advances in Plant Stress Scien

    担当期間:2017年04月 ~ 2018年03月

    授業形式:

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担当授業科目(その他) 【 表示 / 非表示

  • 年度:2015年度

    科目名:Advances in Plant Stress Sciences

    担当期間:2015年10月 ~ 2016年01月

 

論文(総説以外) 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Evolution and Phylogeny of large DNA viruses, Mimiviridae and Phycodnaviridae including newly characterized Heterosigma akashiwo virus.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Frontiers in Microbiology2016巻 01942号

    発行年月:2016年11月

    著者氏名(共著者含):Maruyama, F., and Ueki, S.

    共著区分:共著

    DOI:doi: 10.3389/fmicb.2016.01942

  • 論文題目名:A unique, highly variable mitochondrial gene with coding capacity of Heterosigma akashiwo, class Raphidophyceae.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Journal of Applied Phycology

    発行年月:2017年04月

    著者氏名(共著者含):Higashi A, Nagai S, Salomon P. S. and Ueki S*

    共著区分:共著

    DOI:10.1007/s10811-017-1142-2

  • 論文題目名:A hypervariable mitochondrial protein coding sequence associated with geographical origin in a cosmopolitan bloom-forming alga, Heterosigma akashiwo

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Biology Letters

    発行年月:2017年04月

    著者氏名(共著者含):Higashi A, Nagai, S, Seone S., and Ueki S

    共著区分:共著

    DOI:10.1098/rsbl.2016.0976

  • 論文題目名:Selective growth promotion of bloom-forming raphidophyte Heterosigma akashiwo by a marine bacterial strain.

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Harmful Algae 60巻 (頁 150 ~ 156)

    発行年月:2016年12月

    著者氏名(共著者含):Higashi, A., Fujitani, Y., Nakayama, N., Tani, A, and Ueki, S.

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Mitochondrial genome sequences of four strains of bloom-forming raphidophyceae, Heterosigma akashiwo

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Genome Announcements

    発行年月:2016年12月

    著者氏名(共著者含):Ogura, Y., Nakayama, N, Hayashi, T., and Ueki, S.

    共著区分:共著

    DOI:10.1128/genomeA.01288-16

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 題目:藻類ブルーム動態とホロビオーム

    記述言語:日本語

    掲載種別:学会誌

    掲載誌名:生物工学会誌

    出版機関名:

    発行年月:2017年11月

    著者氏名(共著者含):

    共著区分:単著

学会等における発表 【 表示 / 非表示

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称: 2017環境微生物学系学会合同年会

    開催場所:東北大学

    開催期間:2017年08月

    題目又はセッション名:赤潮原因藻ヘテロシグマのミトコンドリア・ゲノム上に存在する水域特異的な超可変領域配列についての研究

  • 会議区分:国際会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:8th Aquatic Virus workshop

    開催場所:Plymouth, Devon, UK

    開催期間:2016年07月

    題目又はセッション名:Whole Genome sequence of Heterosigma akashiwo virus 53

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 研究種目名:基盤研究(B)

    研究題目:ウイルス・宿主共存機構:宿主個体群構造ダイナミクスの生理生態学的・数理学的解析

    研究期間:2014年04月 ~ 2017年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:ウイルスは、自己複製過程で宿主の生理機能を妨げ、多くの場合死滅させる一方で、ウイルスの種としての存続には宿主の存続が不可欠である。このような逆説的な関係にあるウイルスと宿主の共存はいかにして可能となるのか?本研究では、赤潮原因藻ヘテロシグマとそのウイルスをモデルとして、ウイルスの宿主感染過程の分子細胞レベルでの解析と、その結果に基づいた個体群感染過程の数理学的解析により、ウイルス・宿主共存機構の解明をめざす。自然環境中では、死滅型、非感染型、排除型、潜在型といった異なる感染型を持つヘテロシグマ株が個体群を形成し、ウイルスはその混合個体群に感染する。このような混合個体群が宿主・ウイルス共存に果たす役割を検証するために、各感染型宿主のウイルス感染過程の生理学的解析を行い、その情報に基づいて、混合個体群へのウイルス感染過程の数理モデルを構築する。本研究は宿主・ウイルスの生理生態と環境中における個体群としての動態の関係を解明する上で重要な知見を与える。

  • 研究種目名:新学術領域研究

    研究題目:ゲノム情報に基づく新規生合成システムの探索およびデザイン

    研究期間:2016年06月 ~ 2021年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:多くの生物のゲノム情報が容易に入手可能となり、ゲノムマイニング(遺伝子探索)により様々な天然物の生 合成遺伝子を取得し、その生合成系を再構築することで天然物の生産が可能となりつつあります。次のブレーク スルーは、この生合成マシナリーを如何に活用するかという点であり、本研究領域では、生合成の「設計図を読 み解く」から、さらに「新しい設計図を書く」方向に飛躍的な展開を図ります。すなわち、天然物構造多様性の遺 伝子・酵素・反応の視点からの精密解析に基づき、新たに生合成工学や合成生物学の世界最先端の技術基 盤を確立することで、生合成システムの合理的再構築による複雑骨格機能分子の革新的創成科学を新たな学 術領域として展開することを目的とします。

  • 研究種目名:新学術領域研究

    研究題目:大型二本鎖DNAウイルス:多因子・多層制御による宿主感染機序の理解を目指して

    研究期間:2015年04月 ~ 2017年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:本研究計画は、大型二本鎖DNAウイルス(G-DNAV)の宿主感染機序の分子レベルでの理解を目的として立案した。当計画では、G-DNAVの1種、Heterosigma akashiwo virus(HaV)と、その宿主である赤潮原因単細胞藻ヘテロシグマをモデルとして感染過程の詳細な解析を行う。G-DNAVの最大の特徴は、多数のウイルス因子と複雑なゲノム構造である。本計画は、G-DNAVゲノムに見いだされる新奇な特徴が、その生活環をいかに支配・決定しているかについての分子・細胞生物学的理解を目指す。

  • 研究種目名:萌芽研究

    研究題目:赤潮原因藻ヘテロシグマの環境における増殖ダイナミクスの分子細胞生物学的研究

    研究期間:2014年04月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:本研究では、西日本近海で頻繁に発生する『赤潮』の形成過程の生物学的ダイナミクスを環境生態学的側面と細胞生物学的側面の双方から解明する。赤潮の正体は、植物プランクトンの爆発的異常増殖である。ヘテロシグマ(学名Heterosigma akashiwo, 以下Haと略す)は、このような赤潮原因藻の一種であるが、その異常増殖を引き起こす要因はいまだに特定されていない。申請者は、最近、Haに随伴する細菌の分離に成功し、なかでもAltererythrobactarがHaの増殖を大幅に加速することを見出した。この知見に基づき、(1) これまでに勘案されてこなかった、随伴細菌という新しい因子を取り入れて、Haの爆発的増殖の原因を明らかにすること、(2)異常増殖の原因遺伝子群を特定し、そのメカニズムを分子レベルで解明することを計画している。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 資金名称:住友財団 環境研究助成

    研究題目:赤潮発生メカニズムの環境微生物学的理解を目指した研究 (Charactrization of the role of symbiotic bacterium of Heterosigma akashiwo during formation of harmful algal bloom)

    研究期間:2013年11月 ~ 2015年05月

    資金支給機関:民間財団等

    研究内容:本研究は、環境微生物学的見地からの赤潮発生メカニズムの解明を目標としている。赤潮は、ある種の植物プランクトンの異常増殖に起因するが、そのメカニズムは未だに謎である。本研究は、赤潮原因藻のうちでもヘテロシグマという種のプランクトンに着目し、ヘテロシグマ赤潮の発生メカニズムを明らかにすることを目標としている。本研究によって得られた知見は、効率的な赤潮防除対策の確立に多大な貢献をするものと期待している。

受託研究受入実績 【 表示 / 非表示

  • 研究題目:チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用

    受託研究区分:一般受託研究

    研究期間:2018年04月 ~ 2023年03月

    相手先機関名:JICAおよびJST

    研究内容:チリ共和国では、近年大規模な赤潮が発生し、チリ第二の産業である水産業にに大きな被害を与えている。本研究では、チリ沿海でも特に赤潮が問題になっている水域をフィールドとして、赤潮動態予測の指標となる微生物を特定することを目的としている。得られた知見に基づき、赤潮発生・収束メカニズムに関する新規知見の獲得とともに、赤潮動態予測技術開発・実証を目指す。赤潮動態予測システムを運用し、漁業従事者への情報提供を行う。産官学連携により、科学的根拠に基づく赤潮対策ガイドラインを策定し、チリ政府への施策提言を行う。