職名 【 表示 / 非表示

助教

研究分野・キーワード 【 表示 / 非表示

再生医療、神経幹細胞、電気刺激、電気生理、小児脳神経外科、術中モニタリング

研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:生体脳に元来備わる神経再生機構の活性化法:電気刺激を用いて

    研究課題概要:

  • 研究課題名:脳深部刺激療法(DBS)でうつ病は治るのか

  • 研究課題名:電気刺激が脳梗塞に及ぼす影響 -再生医療の観点から

主要業績 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Activation of latent precursors in the hippocampus is dependent on long-term potentiation

    掲載誌名:Translational Psychiatry2巻 (頁 e72)

    発行年月:2012年01月

    著者氏名(共著者含):Kameda M, Taylor CJ, Walker TL, Black DM, Abraham WC, Bartlett PF

  • 著書名:Regenerative Medicine for Neurological Diseases with the Use of Electrical Stimulation

    出版機関名:Intech

    発行日:2013年05月

    著者名:

    著書形態:その他

  • 論文題目名:Growing skull fractureに対する手術法の考察および文献的考察

    掲載誌名:神経外傷

    発行年月:2012年02月

    著者氏名(共著者含):

 

写真

氏名

亀田 雅博 (カメダ マサヒロ)

KAMEDA Masahiro

所属専攻講座

医歯薬学総合研究科

職名

助教

性別

男性

研究分野・キーワード

(日)再生医療、神経幹細胞、電気刺激、電気生理、小児脳神経外科、術中モニタリング

(英)regenerative medicine, neural stem cell, electrical stimulation, electrophysiology, pediatrics neurosurgery, intraoperative monitoring

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:医学博士

    学位の分野名:脳神経外科学 (Cerebral neurosurgery)

    学位授与機関名:岡山大学 (Okayama University)

    取得方法:課程

    取得年月:2007年12月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 職務遂行組織:医歯薬学総合研究科

    経歴名:助教 (Assistant Professor)

    職務期間:2012年08月 ~ 継続中

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:生体脳に元来備わる神経再生機構の活性化法:電気刺激を用いて

    キーワード:神経再生

    研究態様:未設定

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2017年04月 ~ 継続中

    専門分野(科研費分類):脳神経外科学

    専門分野(researchmap分類):神経科学

  • 研究課題名:脳深部刺激療法(DBS)でうつ病は治るのか

    キーワード:deep brain stimulation

    研究態様:未設定

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2014年04月 ~ 2017年03月

    専門分野(科研費分類):脳神経外科学

    専門分野(researchmap分類):神経科学

  • 研究課題名:電気刺激が脳梗塞に及ぼす影響 -再生医療の観点から

    キーワード:電気刺激、脳梗塞、再生医療

    研究態様:未設定

    研究制度:科学研究費補助金

    研究期間:2011年04月 ~ 2014年03月

    専門分野(科研費分類):脳神経外科学

    専門分野(researchmap分類):神経科学

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 年度:2019年度

    授業科目:脳神経外科学II(演習・実習)

    担当期間:2019年04月 ~ 2020年03月

    授業形式:

  • 年度:2019年度

    授業科目:脳神経外科学I(講義・演習)

    担当期間:2019年04月 ~ 2020年03月

    授業形式:

  • 年度:2019年度

    授業科目:脳神経外科学II(講義・演習)

    担当期間:2019年04月 ~ 2020年03月

    授業形式:

  • 年度:2019年度

    授業科目:脳神経外科学I(演習・実習)

    担当期間:2019年04月 ~ 2020年03月

    授業形式:

  • 年度:2018年度

    授業科目:脳神経外科学I(講義・演習)

    担当期間:2018年04月 ~ 2019年03月

    授業形式:

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論文(総説以外) 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Characteristics and prognostic factors of Parkinson's disease patients with abnormal postures subjected to subthalamic nucleus deep brain stimulation ( Characteristics and prognostic factors of Parkinson's disease patients with abnormal postures subjected to subthalamic nucleus deep brain stimulation)

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Parkinsonism & Related Disorders ( Parkinsonism & Related Disorders) 57巻 (頁 44 ~ 49)

    発行年月:2018年12月

    著者氏名(共著者含):Okazaki M, Sasaki T, Yasuhara T, Kameda M, Agari T, Kin I, Kuwahara K, Morimoto J, Kin K, Umakoshi M, Tomita Y, Borlongan CV, Date I ( Okazaki M, Sasaki T, Yasuhara T, Kameda M, Agari T, Kin I, Kuwahara K, Morimoto J, Kin K, Umakoshi M, Tomita Y, Borlongan CV, Date I)

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Efficacy of dural sealant system for preventing brain shift and improving accuracy in deep brain stimulation surgery ( Efficacy of dural sealant system for preventing brain shift and improving accuracy in deep brain stimulation surgery)

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Neurologia medico-chirurgica (Tokyo) ( Neurologia medico-chirurgica (Tokyo)) 58巻 5号 (頁 199 ~ 205)

    発行年月:2018年05月

    著者氏名(共著者含):Sasaki T, Agari T, Kuwahara K, Kin I, Okazaki M, Sasada S, Shinko A, Kameda M, Yasuhara T, Date I ( Sasaki T, Agari T, Kuwahara K, Kin I, Okazaki M, Sasada S, Shinko A, Kameda M, Yasuhara T, Date I)

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Electrical stimulation enhances migratory ability of transplanted bone marrow stromal cells in a rodent ischemic stroke model ( Electrical stimulation enhances migratory ability of transplanted bone marrow stromal cells in a rodent ischemic stroke model)

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Cellular Physiology and Biochemistry ( Cellular Physiology and Biochemistry) 46巻 1号 (頁 57 ~ 68)

    発行年月:2018年03月

    著者氏名(共著者含):Morimoto J, Yasuhara T, Kameda M, Umakoshi M, Kin I, Kuwahara K, Kin K, Okazaki M, Takeuchi H, Sasaki T, Toyoshima A, Tajiri N, Agari T, Borlongan CV, Date I ( Morimoto J, Yasuhara T, Kameda M, Umakoshi M, Kin I, Kuwahara K, Kin K, Okazaki M, Takeuchi H, Sasaki T, Toyoshima A, Tajiri N, Agari T, Borlongan CV, Date I)

    共著区分:共著

  • 論文題目名:Long-term potentiation enhances neuronal differentiation in the chronic hypoperfusion model of rats ( Long-term potentiation enhances neuronal differentiation in the chronic hypoperfusion model of rats)

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Frontiers in Aging Neuroscience ( Frontiers in Aging Neuroscience)

    発行年月:2018年02月

    著者氏名(共著者含):Takeuchi H, Kameda M, Yasuhara T, Sasaki T, Toyoshima A, Morimoto J, Kin K, Okazaki M, Umakoshi M, Kin I, Kuwahara K, Tomita Y, Date I ( Takeuchi H, Kameda M, Yasuhara T, Sasaki T, Toyoshima A, Morimoto J, Kin K, Okazaki M, Umakoshi M, Kin I, Kuwahara K, Tomita Y, Date I)

    共著区分:共著

    DOI:Feb 15;10:29 DOI: 10.3389/fnagi.2018.00029

  • 論文題目名:リハビリテーションは神経保護・神経新生に影響を与える.

    記述言語:日本語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:神経外傷40巻 1号 (頁 63 ~ 65)

    発行年月:2017年09月

    著者氏名(共著者含):安原隆雄、田尻直輝、亀田雅博、大熊 佑、守本 純、金 恭平、馬越通有、伊達 勲

    共著区分:共著

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 題目:高齢者パーキンソン病に対する脳深部刺激療法─review─

    記述言語:日本語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:Geriatric Neurosurgery30巻 (頁 47 ~ 51)

    出版機関名:

    発行年月:2018年03月

    著者氏名(共著者含):佐々木達也、安原隆雄、亀田雅博、上利 崇、伊達 勲

    共著区分:共著

  • 題目:リハビリテーションが神経保護・神経新生を増幅する.

    記述言語:日本語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:脳卒中39巻 5号 (頁 396 ~ 399)

    出版機関名:

    発行年月:2017年09月

    著者氏名(共著者含):安原隆雄、亀田雅博、菱川朋人、伊達 勲

    共著区分:共著

  • 題目:数値流体力学(CFD)を用いた片側顔面痙攣の神経血管圧迫部位における圧迫血管の局所血行力学

    記述言語:日本語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:脳神経外科速報26巻 (頁 56 ~ 66)

    出版機関名:

    発行年月:2016年01月

    著者氏名(共著者含):佐藤 透、小野田恵介、伊達 勲、市川智継、上利 崇、亀田雅博、神原啓和、西田あゆみ

    共著区分:共著

  • 題目:てんかんに対する再生医療の現況

    記述言語:日本語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:小児の脳神経40巻 5号 (頁 361 ~ 367)

    出版機関名:

    発行年月:2016年06月

    著者氏名(共著者含):安原隆雄、上利 崇、亀田雅博、佐々木達也、近藤聡彦、伊達 勲

    共著区分:共著

著書 【 表示 / 非表示

  • 著書名:神経内視鏡治療 スタート&スタンダード

    記述言語:日本語

    著書種別:著書

    出版機関名:メジカルビュー社

    発行日:2019年01月

    著者名:亀田雅博、伊達 勲

    著書形態:共著

    担当部分:脳室内腫瘍生検と摘出─スタンダード編─

  • 著書名:第32回微小脳神経外科解剖研究会 講演集

    記述言語:日本語

    著書種別:その他

    出版機関名:メッド

    発行日:2018年10月

    著者名:安原隆雄、黒住和彦、亀田雅博、菱川朋人、大野充昭、武田吉正、小見山高明、大杉博幸、大塚愛二、伊達 勲

    著書形態:共著

    担当部分:微小脳神経外科解剖をリアルに理解する─臨床応用解剖の意義─

  • 著書名:新NS NOW No.13 脳室を征服する─アプローチとテクニックの王道─

    記述言語:日本語

    著書種別:著書

    出版機関名:メジカルビュー社

    発行日:2018年03月

    著者名:亀田雅博、伊達 勲

    著書形態:共著

    担当部分:神経内視鏡による第三脳室底開窓術

  • 著書名:Regenerative Medicine for Neurological Diseases with the Use of Electrical Stimulation

    記述言語:英語

    著書種別:著書

    出版機関名:Intech

    発行日:2013年05月

    著者名:

    著書形態:その他

学会等における発表 【 表示 / 非表示

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第48回日本脳卒中の外科学会学術集会:STROKE 2019

    開催場所:横浜

    開催期間:2019年03月

    題目又はセッション名:頭蓋内深部海綿状血管腫に対する手術アプローチ

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第48回日本脳卒中の外科学会学術集会:STROKE 2019

    開催場所:横浜

    開催期間:2019年03月

    題目又はセッション名:運動野直接刺激の測定頻度を増やしたPrecise MEP monitoring

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第42回日本脳神経外傷学会

    開催場所:淡路

    開催期間:2019年03月

    題目又はセッション名:慢性期頭部外傷患者に対する細胞移植治療の治験参加経験

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第20回日本正常圧水頭症学会

    開催場所:大阪

    開催期間:2019年02月

    題目又はセッション名:シャント感染予防のためのAntibiotic-impregnated cathetersの使用

  • 会議区分:国内会議

    発表の種類:学会発表

    会議名称:第29回日本間脳下垂体腫瘍学会

    開催場所:大阪

    開催期間:2019年02月

    題目又はセッション名:トルコ鞍部・近傍病変における高解像度鏡視下手術

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 研究種目名:基盤研究(C)

    研究題目:生体脳に元来備わる神経再生機構の活性化法:電気刺激を用いて

    研究期間:2017年04月 ~ 2020年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:本研究では, 我々がこれまで研究してきた電気刺激療法 (Shinko A, et al., PLoS One. 2014, Kameda M & Taylor CJ, et al., Transl Psychiatry 2012, Morimoto T, et al., Cell Transplant. 2010, Baba T, et al., STROKE 2009) を行うことで, 内因性の神経幹細胞を活性化させ, 脳が元来備え持つ組織修復作用を効果的に誘導することを目的としている.
    全身麻酔下に両側頸動脈を露出させたのち, 両側頸動脈を永久結紮させ慢性低灌流モデルを作成した. 一般的にこのモデルは, 軽度認知機能障害や血管性認知症モデルとして扱われている. モデル作成後の亜急性期より高頻度電気刺激を与えたところ, 海馬歯状回における神経新生が促進していた. 高頻度刺激を与えることで, proliferationは促進したが, その中でもLTPが誘発された群ではneuronal differentiationも促進していた. ただし, この電気刺激効果は慢性期に実施しても同様の効果を得ることができなかった.
    このように虚⾎負荷(慢性低灌流)後の⽣体がもつ組織修復作⽤を, ⾼頻度刺激さらにはLTPを誘発させることでより効率的に誘導させることができると判明した。本研究のclinical fieldへの反映としては、軽度認知障害や⾎管性認知症といったものの進⾏増悪の予防には、早期からのLTPを誘発させるようなactivityを継続実施することが重要と考えた。

  • 研究種目名:基盤研究(C)

    研究題目:生体脳に元来備わる神経再生機構の活性化法:電気刺激を用いて

    研究期間:2017年04月 ~ 2020年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:本研究では, 我々がこれまで研究してきた電気刺激療法 (Shinko A, et al., PLoS One. 2014, Kameda M & Taylor CJ, et al., Transl Psychiatry 2012, Morimoto T, et al., Cell Transplant. 2010, Baba T, et al., STROKE 2009) を行うことで, 内因性の神経幹細胞を活性化させ, 脳が元来備え持つ組織修復作用を効果的に誘導することを目的としている.
    全身麻酔下に両側頸動脈を露出させたのち, 両側頸動脈を永久結紮させ慢性低灌流モデルを作成した. 一般的にこのモデルは, 軽度認知機能障害や血管性認知症モデルとして扱われている. モデル作成後の亜急性期より高頻度電気刺激を与えたところ, 海馬歯状回における神経新生が促進していた. 高頻度刺激を与えることで, proliferationは促進したが, その中でもLTPが誘発された群ではneuronal differentiationも促進していた. ただし, この電気刺激効果は慢性期に実施しても同様の効果を得ることができなかった.
    このように虚⾎負荷(慢性低灌流)後の⽣体がもつ組織修復作⽤を, ⾼頻度刺激さらにはLTPを誘発させることでより効率的に誘導させることができると判明した。本研究のclinical fieldへの反映としては、軽度認知障害や⾎管性認知症といったものの進⾏増悪の予防には、早期からのLTPを誘発させるようなactivityを継続実施することが重要と考えた。

  • 研究種目名:基盤研究(B)

    研究題目:中枢神経系疾患における神経新生とうつ症状:細胞移植、電気刺激、リハビリによる治療

    研究期間:2017年04月 ~ 2020年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:平成29年度は、当初の予定通りの研究が進んだと言える。まず、うつ病モデルラットとしてWistar Kyoto rat(WKY)を本研究では用いた。WKYにおいて、うつ症状を行動学的に健常ラット (Wistar rat: WY) と比較して確認した。続いて、BrdU (bromodeoxyuridine) の腹腔内投与を用いて、神経新生の程度を両群において比較した。WKYでは、有意に海馬の神経新生が抑制されていて、これはうつ症状に関連があると示された (Kin K et al. Behav Brain Res 2017)。続いて、WKYに対する、一過性中大脳動脈閉塞による脳梗塞作製を行った。過去の文献から、WKYには虚血耐性があることが報告されており、なかなか均一な脳梗塞が誘導されなかったが、WKYにおいて、脳梗塞後、うつ症状が悪化することが示された。ただ、150分、180分、210分と虚血時間を延ばすと梗塞範囲が拡大するものの、死亡率も高くなるため、研究の遂行が困難であると判断し、現在、WKYに対する両側頚動脈結紮による低灌流モデルを作製し、研究を行っている。一部うつ症状の悪化が示されている。パーキンソン病に対しては、新しい電気刺激システムを用いて脊髄刺激・迷走神経刺激を行っていて、行動学的・組織学的検討を行っている。刺激条件の設定が極めて重要であり、現在、最適化された刺激条件をそれぞれ脊髄刺激・迷走神経刺激において、設定中である。

  • 研究種目名:基盤研究(B)

    研究題目:中枢神経系疾患における神経新生とうつ症状:細胞移植、電気刺激、リハビリによる治療

    研究期間:2017年04月 ~ 2020年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:平成30年度も順調に研究が進んだと言える。特筆すべきは、カプセル化細胞移植による、うつ病モデルラットに対する治療効果を示すことができたことである。(Kin K, et al. Mol Pshychiatry 2018) カプセル化骨髄幹細胞移植により、うつ病モデルラット脳内の神経新生が増幅され、うつ病様行動も改善を示した。そのメカニズムの一つとして、カプセル化細胞移植によって、脳内の神経栄養因子や成長因子濃度が上昇し、シグナルが活性化されたことも明らかにすることができた。また、リチウムとセロトニン再取り込み阻害剤の併用療法による治療効果メカニズムについても検討を進めた。(投稿中)パーキンソン病モデルラットに対する電気刺激研究においても、脊髄硬膜外刺激、迷走神経刺激両社によって明らかな治療効果が行動学的、組織学的に示されており、現在論文執筆中であり、次年度には掲載が見込まれる。特に、小型・持続電気刺激が可能であり、刺激調整も可能な電気刺激システムを用いており、極めて臨床での電気刺激に近似した実験系を確立したことは意義深い。一方で、脳梗塞モデルラットにおけるうつ様行動の解析は、厳しい状況にあると言える。うつ病モデルとして用いているWistar Kyoto ratは虚血耐性があり、均一な脳梗塞を作製することが難しく、そのために、うつ病様行動にも相当なばらつきが出てしまうことが明確になった。Wistar Kyoto ratにおける両側頚動脈閉塞による低灌流モデルでは明確なうつ様行動に与える影響が得られなかった。現在、Wistar ratを用いた脳梗塞モデルを用いて、うつ病様行動の解析を現在行っており、神経新生との関与を検討している。

  • 研究種目名:基盤研究(B)

    研究題目:中枢神経系疾患における神経新生とうつ症状:細胞移植、電気刺激、リハビリによる治療

    研究期間:2017年04月 ~ 2020年03月

    資金支給機関:文部科学省

    研究内容:平成29年度は、当初の予定通りの研究が進んだと言える。まず、うつ病モデルラットとしてWistar Kyoto rat(WKY)を本研究では用いた。WKYにおいて、うつ症状を行動学的に健常ラット (Wistar rat: WY) と比較して確認した。続いて、BrdU (bromodeoxyuridine) の腹腔内投与を用いて、神経新生の程度を両群において比較した。WKYでは、有意に海馬の神経新生が抑制されていて、これはうつ症状に関連があると示された (Kin K et al. Behav Brain Res 2017)。続いて、WKYに対する、一過性中大脳動脈閉塞による脳梗塞作製を行った。過去の文献から、WKYには虚血耐性があることが報告されており、なかなか均一な脳梗塞が誘導されなかったが、WKYにおいて、脳梗塞後、うつ症状が悪化することが示された。ただ、150分、180分、210分と虚血時間を延ばすと梗塞範囲が拡大するものの、死亡率も高くなるため、研究の遂行が困難であると判断し、現在、WKYに対する両側頚動脈結紮による低灌流モデルを作製し、研究を行っている。一部うつ症状の悪化が示されている。パーキンソン病に対しては、新しい電気刺激システムを用いて脊髄刺激・迷走神経刺激を行っていて、行動学的・組織学的検討を行っている。刺激条件の設定が極めて重要であり、現在、最適化された刺激条件をそれぞれ脊髄刺激・迷走神経刺激において、設定中である。

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 資金名称:かなえ医薬振興財団助成

    研究題目:電気刺激療法を用いた中枢神経疾患に対する治療戦略 ―脳梗塞、パーキンソン病、うつ病への応用を目指して

    研究期間:2015年01月 ~ 2016年03月

    資金支給機関:民間財団等

    研究内容:パーキンソン病に対する脳深部刺激療法の治療効果は確立したものとなっているが、そのメカニズムに関してはまだ不明な点も多い。また、最近では諸外国において、うつ病への脳深部刺激療法の応用の報告もみられるが、scientificなメカニズムについては未解明な部分が多々ある。本研究は、脳梗塞、パーキンソン病、うつ病といった中枢神経疾患に対する電気刺激療法の治療効果をより科学的に解明することを目標とする。

 

診療活動・医療支援 【 表示 / 非表示

  • 年度:2017年度

    治験,臨床研究の実績:(観察研究:早期承認)頭蓋骨縫合早期癒合症に対する最適な手術術式の検討:研究責任者
    (観察研究:早期承認)脳動脈瘤クリッピング手術における一時遮断の許容時間に関する研究:研究責任者
    (観察研究:早期承認)深部脳腫瘍に対するViewsite併用手術の有用性の判定:研究分担者
    (観察研究:早期承認)脳深部刺激療法におけるDuraSealⓇの有用性:研究分担者
    (観察研究:早期承認)微小電極記録の単一神経活動から得られた視床下核の体部位局在の同定:研究分担者
    (観察研究:早期承認)パーキンソン病患者の姿勢異常の臨床的特徴と治療予後予測因子:研究分担者
    (観察研究:早期承認)トルコ鞍部病変に対する経蝶形骨洞手術後の低Na血症についての検討:研究分担者
    (観察研究:迅速審査)一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND):研究分担者