氏名
李 璟媛 (イ キョンウォン)
LEE Kyoungwon
李 璟媛 (イ キョンウォン)
LEE Kyoungwon
教育学研究科
教育学部 家政教育講座
家族社会学
教授
基礎研究
子どものしつけと虐待に関する日韓比較研究
日本と韓国では、年々児童虐待が増加しており、その中でしつけと称する虐待も増加している傾向である。本研究では、児童虐待が増える背景を分析し、家族や子育てなどにおいて多くの共通点を持つ日韓の比較を通して、児童虐待を防止するとともにその家族を支援するための対策を考究する研究を行っている。
基礎研究
ひとり親家族の子ども支援に関する日韓比較研究
さまざまな背景によるひとり親家族が増えている日韓において、ひとり親家族の子どもの生活を保障するために家庭、学校、地域はどのように関わることができるか、またどのように連携することができるかについて、子どもの視点から追及している。
基礎研究
子育て・子育ちのジェンダー関係と社会的ネットワークに関する日韓比較研究
家族の多様化とグローバル資本主義のもとでの格差拡大を視野に入れて、子育て・子育ちをめぐるジェンダー関係と社会的ネットワークに関する実態と意識について、日韓の地方都市を中心として研究を行っている。
1.「性別役割分業の維持メカニズム―「経済的責任者としての夫」という役割意識」『比較家族史研究』15:93-114,2000(単)
2.「どこまでが「しつけ」でどこからが「虐待」なのか―実態調査に基づく推定の試み―」『宮崎大学教育文化学部紀要(芸術・保健体育・家政・技術)』7:1-19,2002(共)
3.「韓国大学生にみられるひとり親家族に対する意識」,『日本家政学会誌』62(7):425-435,2011(共)
4.「韓国のひとり親家族における子どもと非養育親との関係―親と子のインタビュー調査から」『社会分析』39:101-118,2012(単)
5.「しつけと虐待に関する認識と実態―未就学児の保護者調査に基づいて」『日本家政学会誌』63(7):379-390,2012(共)
6.「未就学児の父親におけるしつけと虐待に関する認識と経験―2000年と2010年の2つの調査に基づいて」『比較家族史研究』28:88-118,2014(共)
論文題目名:夫婦における性別役割分業意識と実態―刈谷市に居住する夫婦ペア調査に基づいて
記述言語:日本語
掲載種別:大学紀要
掲載誌名:社会学雑誌34号 (頁 21 ~ 39)
発行年月:2018年07月
著者氏名(共著者含):李璟媛
共著区分:単著
論文題目名:岡山大学教育学部家政教育講座における『中等家庭科内容論』の実践と『教科内容構成力』の育成―教科教育と教科内容の統合を目指す家庭科カリキュラム構築の試み
記述言語:日本語
掲載種別:大学紀要
掲載誌名:研究集録167号 (頁 61 ~ 77)
発行年月:2018年02月
著者氏名(共著者含):佐藤園,河田哲典,李璟媛,関川華,篠原陽子
共著区分:共著
論文題目名:未就学児の父親におけるしつけと虐待に関する認識と経験―2000年と2010年の2つの調査に基づいて
記述言語:日本語
掲載種別:学術雑誌
掲載誌名:比較家族史研究28巻 (頁 88 ~ 118)
発行年月:2014年03月
著者氏名(共著者含):李璟媛・津村美穂
共著区分:共著
論文題目名:教員養成課程の大学生における児童虐待に関する意識
記述言語:日本語
掲載種別:学術雑誌
掲載誌名:教職実践学論集15巻 (頁 13 ~ 26)
発行年月:2014年03月
著者氏名(共著者含):上本めぐみ、李璟媛
共著区分:共著
論文題目名:離別によるひとり親家庭で育った大学生のライフストーリー
記述言語:日本語
掲載種別:学術雑誌
掲載誌名:日本家政学会誌65巻 1号 (頁 27 ~ 36)
発行年月:2014年01月
著者氏名(共著者含):上野顕子、李璟媛
共著区分:共著