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氏名

木浦 勝行 (キウラ カツユキ)

KIURA Katsuyuki

メールアドレス

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所属部局

岡山大学病院

所属学科・講座

呼吸器・アレルギー内科

専門分野

内科学,胸部腫瘍学,呼吸器病学,臨床腫瘍学

職名

教授

科研費細目番号 【 表示 / 非表示

  • 7204(胸部腫瘍学) , 9999(臨床腫瘍学)

研究課題 【 表示 / 非表示

  • 実用研究

    胸部腫瘍学,特に進行肺癌を専門としており,難治性がんの代表である“進行肺癌の根治を目指す”をグループの合言葉に,呼吸器外科,放射線科と密接な連携を保ちつつ,数多くの医師主導の臨床試験,治験に積極的に取り組んでいます。臨床試験のスパンは10年をこえるものもあり,地道な作業であります。1998年に臨床第I/II相試験が行われ,2000年に開始された第III相試験で検証され,最終症例が登録されて5年後に論文化され,わが国のガイドラインに現在掲載されています。この成績は無作為化比較試験で検証された世界で最長の生存期間中央値を示しています。臨床の成果は,短期間で反映させにくいのですが,臨床試験を早期に完遂させることを目標に臨床研究中核病院に恥じない成果をだしつつあると自負しております。

  • 基礎研究

    世界で唯一のII型肺胞上皮で発癌状況を観察できる遺伝子改変マウスを樹立(国内特許保有)しており,EGFRに関する研究を中心に,今後も継続して行っていきたいと考えています。

  • 基礎研究

    抗癌剤,分子標的薬の耐性株を樹立し,耐性機序の研究を進めるとともに耐性打破の研究を展開しています。

研究キーワード 【 表示 / 非表示

放射線同時併用化学療法, EGFR遺伝子改変マウス,獲得耐性

代表的な研究成果 【 表示 / 非表示

Alk 融合遺伝子陽性肺癌の第一選択薬であるアレクチニブに対する薬剤耐性株を世界で最初に樹立し、その耐性機序を明らかにした。
Cancer Res. 2016;76(6):1506-16.
EGFR遺伝子改変マウスを樹立し,分子標的化学予防という概念を示した。SP-Cプロモーターを利用し変異型EGFR遺伝子変異をマウスII型肺胞上皮に発現させたという特徴を有した世界で最初の系であり,発癌機序の解析から新規治療薬の開発まで発展性は広い。
Cancer Sci., 99(9):1747-53, 2008;Cancer Res., 69(17):7088-95, 2009
局所進行肺非小細胞癌に対するシスプラチン・ドセタキセル療法同時併用放射線療法の開発し,その有用性を無作為化第III相試験で検証した(日本肺癌学会のガイドラインに採用)
Br J Cancer, 89(5):795-802, 2003; J Clin Oncol., 28(20):3299-306, 2010

研究連携について 【 表示 / 非表示

Okayama Lung Cancer Study Group (OLCCSG)の代表
Chugoku Shikoku Lung Cancer Network (CS Network)の代表
として,多くの多施設共同研究を展開中です。

基礎研究は大学院生の学位とかぶらなければ原則OKです。

ひとこと 【 表示 / 非表示

あくまでも,cure-orirented treatmentを探索するための基礎研究,臨床研究,橋渡し研究であり,再現性を持って進行肺癌を治癒に導けるのは我々のグループ,研究室であると信じて,診療と研究を行っています。また,浜崎幸男先生,木村郁郎先生,上岡博先生に続いて4人目の会長として岡山の地で日本肺癌学会学術集会を開催する予定です。

代表的な論文 【 表示 / 非表示

  • 論文題目名:Triple combination chemotherapy with cisplatin, docetaxel, and irinotecan foradvanced non-small cell lung cancer: a phase I/II trial

    記述言語:英語

    掲載種別:学術雑誌

    掲載誌名:J Thorac Oncol2巻 1号 (頁 44 ~ 50)

    発行年月:2007年01月

    著者氏名(共著者含):Kiura K, Takigawa N, Segawa Y, Tabata M, Shibayama T, Gemba K, Bessho A,Fujimoto N, Takata I, Hotta K, Fujiwara K, Tokuda Y, Kuyama S, Shinkai T, UeokaH, Tanimoto M

    共著区分:共著