2024/02/01 更新

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イマイ ヤスタカ
今井 康貴
IMAI Yasutaka
所属
異分野基礎科学研究所 助教(特任)
職名
助教(特任)
外部リンク

学位

  • 博士(工学) ( 2020年5月   京都大学 )

  • 博士(工学) ( 京都大学 )

  • 修士(工学) ( 京都大学 )

研究キーワード

  • ミューオニウム

  • 量子エレクトロニクス

研究分野

  • 自然科学一般 / 半導体、光物性、原子物理

  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする実験

所属学協会

  • 日本物理学会

    2010年10月 - 現在

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論文

  • Single-ion spectroscopy system for the 2S1/2(F= 0) − 2D3/2(F= 2) transition in 171Yb+ 査読

    Yasutaka Imai, Tatsuya Nishi, Masatoshi Nishizaki, Sho Kawajiri, Yuto Muroki, Rikizo Ikuta, Kai Matsumoto, Masao Kitano, Kazuhiko Sugiyama

    Radio Science   51 ( 8 )   1385 - 1395   2016年8月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:American Geophysical Union (AGU)  

    DOI: 10.1002/2016rs006073

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  • 22pBK-6 モード同期Yb:KYWレーザーを用いた1オクターブ光周波数コムによる周波数計測

    三滝 雅彦, 杉山 和彦, 今井 康貴, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   71   831 - 831   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.1.0_831

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  • 2方向からの冷却レーザー照射によるトラップした単一174Yb+の冷却評価

    入江 連, 今井 康貴, 杉山 和彦, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   71   558 - 558   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本物理学会  

    <p>軸対称性をもつPaulトラップにトラップした単一イオンは径方向の運動が縮退しているため、1方向のレーザー冷却では完全には冷却することができない。トラップした単一 ^174^Ybイオンに対して、2方向から冷却レーザーを照射することで、3次元ともレーザー冷却を実現した。本研究では^2^S_1/2_-^2^D_5/2_時計遷移のスペクトルから温度評価を行い、2方向からの冷却レーザー照射による効果を調べた。</p>

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_558

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  • 22pBK-2 Ba^+ ^2S_<1/2>-^2D_<5/2>時計遷移の単一イオン分光

    藤崎 広豊, 今井 康貴, 杉山 和彦, 三滝 雅俊, 西田 圭佑, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   71   827 - 827   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.1.0_827

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  • 19aBA-9 単一^<171>Yb^<+2>S_<1/2^->^2D_<3/2>時計遷移分光(III)

    今井 康貴, 杉山 和彦, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   70   572 - 572   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.70.2.0_572

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  • 24pAG-5 Ba^+ ^2S_<1/2>-^2D_<5/2>時計遷移の分光

    藤崎 広豊, 今井 康貴, 杉山 和彦, 西田 圭佑, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   70   777 - 777   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.70.1.0_777

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  • 24pAG-6 光時計の不確かさ評価に向けた2台目Yb^+イオントラップの作製

    東谷 祥平, 今井 康貴, 杉山 和彦, 北野 正雄

    日本物理学会講演概要集   70   778 - 778   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    DOI: 10.11316/jpsgaiyo.70.1.0_778

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講演・口頭発表等

  • ミューオニウム1S-2S遷移パルスレーザー分光実験およびCWレーザー精密分光実験に向けた研究開発

    今井康貴, 足立泰平, 原秀明, 平木貴宏, 池戸豊, 石田勝彦, Saeid Kamal, 河村成肇, 幸田章宏, Yajun Mao, 増田孝彦, 三部勉, 三宅康博, 宮本祐樹, 大石裕, 大谷将士, 下村浩一郎, Patrick Strasser, 鈴木一仁, 植竹智, 山基真佑, 山崎高幸, 吉田光宏, 吉村浩司, Ce Zhang

    日本物理学会第77回年次大会  2022年3月15日 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • ミューオニウム1S-2S遷移分光に向けた976nm高出力光源の開発

    今井康貴, 植竹智, 山基真佑, 原秀明, 平木貴宏, 増田孝彦, 宮本祐樹, 吉村浩司, 足立泰平, 池戸豊, 大石裕, 大谷将士, 河村成肇, 幸田章宏, 下村浩一郎, Patrick Strasser, 鈴木一仁, 三部勉, 三宅康博, 山崎高幸, 吉田光宏, Yajun Mao, Ce Zhang, 石田勝彦, Saeid Kamal

    日本物理学会第76回年次大会  2021年3月14日 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 量子イオンビーム(QIB)分光に向けたYbドープファイバーを用いた987nm光の増幅

    今井 康貴, 藤枝 亮, 植竹 智, 笹尾登, 吉村 太彦, 吉村 浩司, 吉見 彰洋, 宮本 祐樹, 増田 孝彦, 原 秀明, 今村 慧, 上垣外 修一, 中川 孝秀, 金井 保之, 市川 雄一, 長友 傑, 本田 洋介, 坂上 和之

    日本物理学会2019年秋季大会  2019年9月10日 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Spectroscopy of the clock transitions of trapped Yb+ towards search for temporal variation of the fine structure constant

    Yasutaka Imai, Yusuke Ueno, Kazuhiko Sugiyama

    The 11th International Workshop on Fundamental Physics Using Atoms (FPUA2019)  2019年3月2日 

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    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

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  • Improvement of single-ion spectroscopy of quadrupole transitions in ytterbium ions towards search for temporal variation of the fine structure constant

    Yasutaka Imai

    The 10th International Workshop on Fundamental Physics Using Atoms (FPUA2018)  2018年1月8日 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • RFトラップに閉じ込めた単一イオンの時計遷移分光で観測される サイドバンドの解析

    今井 康貴, 杉山 和彦, 入江 連, 北野 正雄

    日本物理学会2017年秋季大会  2017年9月22日 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Single-ion spectroscopy of two quadrupole transitions in ytterbium ions towards search for temporal variation of the fine structure constant

    Yasutaka Imai, Kazuhiko Sugiyama, Ren Irie, Masao Kitano

    The 25th International Conference on Atomic Physics (ICAP2016)  2016年7月28日 

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    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

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  • Observation of the Magnetic-Insensitive Clock Transition in the 2S1/2(F=0) - 2D3/2(F=2) Transitions in Single 171Yb+

    Yasutaka Imai, Kazuhiko Sugiyama, Masao Kitano

    2015 URSI-Japan Radio Science Meeting  2015年9月3日 

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    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

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共同研究・競争的資金等の研究

  • レーザー精密分光によるミュー粒子質量の測定

    研究課題/領域番号:21K13944  2021年04月 - 2023年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    今井 康貴

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    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    本研究は、水素様純レプトン原子ミューオニウムの1S-2S遷移の精密分光により、基礎物理定数であるミュー粒子質量の決定精度を向上させることを目標とする。ミュー粒子は強い相互作用(QCD)の影響を受けないため、その物理定数の精密測定は量子電磁力学(QED)のみならず、電弱スケールの新物理の探索へともつながる。現在ミュー粒子に関する基礎物理定数の不確かさは、その質量決定精度に由来する不確かさにより大きく制限されている。近年、著しい進展を見せるレーザー原子分光技術を駆使しミューオニウムの分光を行い、電弱統一および新物理の効果を精密に検証するツールとしての可能性を拓く。
    本研究では、1S-2S遷移精密分光用の244 nm高出力CW励起光源の開発を進め、基本波光源である976 nm高出力光源の開発を行った。これまでに、シミュレーションによるファイバ長、増幅率の試算等を行いYb添加ファイバ増幅器の開発を進め、976 nm光源の高出力化にある程度成功していたが、photodarkening等により増幅器の出力が減衰していく問題が生じていた。今回、母材にりん珪酸塩ガラスを用いたYb添加ファイバを使用することでphotodarkeningを抑制したYb添加ファイバ増幅器を開発し、出力変動を抑えることに成功した。現在、さらなる高出力化に向けた多段化Yb添加ファイバ増幅器の開発を進めており、目標である10 W程度の出力が達成可能であることを確認した。
    また、J-PARCにおいてパルスレーザーを用いたミューオニウム1S-2S分光実験を行い、1S-2S遷移の観測に成功した。

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